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気鋭の評論家荻上チキさんと大人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの共著。『暮しの手帖』の好評連載が1冊にまとまりました。本書は、荻上さんのエッセイとヨシタケさんのイラストで、ひとつのテーマを二人の視点から解き明かす新感覚エッセイです。生きづらさにつながる「~すべきだ」「~らしく」という言葉や、もやっとした不安。『みらいめがね』は、そんな思いにとらわれた心をほぐし、世の中を見る目を変えていきます。連載時の15話に加えて、ヨシタケさんの傑作あとがきマンガが付いています。
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Posted by ブクログ
悲観的じゃない語り口で、社会のロクでもない部分やご自身が受けたイジメや、病気、ご離婚のエピソードをまとめられているので、打ちひしがれることなく(むしろ楽しく)、読むことができるエッセイ集。
きっとヨシタケシンスケさんのイラストも効いていますね。
マイノリティや多様性を、押しつけがましくない空気感で伝えていく、ご自身の使命をわかっていらっしゃって素敵です。
巻末のヨシタケさんのあとがきも素晴らしかったです。
「いろんなめがねがあるのだ、と。自分のめがねはあるていど、自分で選ぶことができるのだ。
【本文より引用】
・めがねを掛け替えれば、生活の見え方はぐんと変わる。
・「あの人って〇〇だよねー」と他人を査定するような噂話が苦手だ。
・大統領選で、ヒラリー・クリントンは負けた。ヒラリーは敗北を受け入れ、「私たちはガラスの天井を打ち破れなかったが、近いうちに誰かが成し遂げてくれる。全ての少女たち。自分の価値と強さを疑わないでほしい。」と語りかけた。
・なんだかんだで「知る」という体験に心躍るのが自分なのだ。
・そんなもんだ、仕方ない、を学ぶのが学校だった。
・無理に学校に行くよりも大事なことはある。世界は楽しい、自分は生きる価値があると思ってほしい。
・「語り直し」を必要としている時、誰と、あるいは何とつながるのかによって、その後の歩き方が変わる。
・何もかもに、その考えを押し付けるな。何も知らないくせに、勝手に噂するな。何もしないくせに、土足で踏み荒すな。何も疑わないままに、そこから査定するな。こうやって生きているんだ、何が悪い。
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