あらすじ
夢の中だけでも王子様に会いたい。
大学寮で同室になった二人の男。
かたやアメフト界の貴公子。
こなたツラのいい陰キャ。
だが、二人には壮絶な秘密があり……。
『とらドラ!』『砕け散るところを見せてあげる』著者最高傑作!
なんか言えや。そう思うのと同時に、なんかすげーな。とも思う。
伸びかけてモサつく黒髪も、無個性を極めた細い黒縁の眼鏡も、無難を通り越して投げやりな服装も、
とにかく目に見える情報のすべてが叫ぶみたいに陰キャ感を主張している。のに、
顔が。顔面が。とんでもなく、整っている。
そいつはとても陰キャっぽいまま、それでもとても美しいものとして、この部屋の左側に存在している。
正反対の男子2人の出会いが、すべてを変える。
【目次】
第一話 出会い
第二話 討伐
第三話 「は?」
第四話 カレーの王子さま
第五話 おやすみ
第六話 最後の討伐
装画 冨士原 良
装幀 川谷康久
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「マンガの主人公のようなキャラクターが魅力的で、コミカルな場面とシリアスな展開のギャップに終始引き込まれました。青春の爽やかさとサスペンスの緊張感が共存する奥深い物語で、結論、最高に面白かったです!」
Posted by ブクログ
面白くてすぐに読み終わった!
笑いあり、友情あり、でもシリアスな場面もある。一冊でとっても楽しめました。
柴波と丹生という正反対の2人の友情物語。2人がそれぞれ抱えている過去を主軸に物語が進んでいきます。
前半は、思わず笑ってしまう場面が多くコミカルな展開だったのですが、後半につれ、笑いも残りつつのシリアスな場面も増えてきます。そんな感じで物語が進むので、こちらも飽きることがなく物語に入り込むことができ読む手が止まりませんでした。
また、2人の他にも登場する寮生達がいいキャラをしていて、より一層2人が引き立てられていたように感じます。
熱い友情物語を読むと、なんだかとても羨ましい気持ちになります。
個人的には、終始、早く続きが読みたい!となる小説でした。手に取って良かった!また時間が経ったら読み直したい。
Posted by ブクログ
前半、コミカルな表現でまるで漫画を読んでいるようなワクワクがあり楽しく読めました。
しかし、最終章からの展開はそれまでの時系列をなぞりながらも全く別の視点から話が描かれており、日常かと思われた景色が一変する、驚きと緊張感で本にのめり込むように引き込まれました。
この緊張感がむしろ『恐怖』を感じさせて、夢中に読めるのに、一旦、手を止めて本を閉じ、最後を読むのに一日置いたくらい、楽しみに最後を大切に読めました。
小説を読むのが久しぶりだったのですが、登場人物が限られていたので読みやすかったです。