【感想・ネタバレ】あなたは、誰かの大切な人のレビュー

あらすじ

メキシコを代表する建築家の邸までやってきたのは、かつてのビジネスパートナーの「目」になるためだった──建築事務所を営むキャリア女性の生き方を描いた『皿の上の孤独』を含む、六つの小さな幸せのストーリー。

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Posted by ブクログ

短編集。40代独身女性が主人公の話が何本かあり、自分も40代なので話に入っていくことができた。この年にもなると親の介護、友達、病気、仕事etc
色々あるが、すぐ近くにいる大切な人と過ごす時間を大切にしたい。

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2025年11月14日

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audible 。人は孤独になれる空間を必要としている、という言葉に共感する。やりたいことが見つかっている時は一人で充分だと。
家族はもちろん必要だけど。

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2025年10月18日

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私は誰かに大切にされているのかな?と一度は考えたことがあると思う

恋愛でも、友人関係でも、家族関係でも。

それは相手に気持ちを求めたとしても、自分と同じような気持ちが帰ってくるとは限らなかったから

でも、誰もが誰かを大切に思うからこそ人は自分を大切にできて「1人じゃない」と思える

「独り」になることは決してない。あなたは、誰かの大切な人

タイトル通りそう思わせてくれる一冊でした。

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2025年08月24日

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会社の同僚にオススメされて読んだ本。
短編集は普段手に取らないので、オススメされていなかったら読まなかっただろう一冊、とても面白かった。

それぞれの話の主人公は全員働いている独身女性なんですが、だからこそ色々な人生があることが分かりやすく伝わり、その中で様々な角度から「愛情」を説いてくるような作品になっています。
ミステリーとかだと「つまりこういうことだったのか!」と正解のような真実を知るところに面白味がある側面がありますが、「まぁ正解かどうかはこの際どうでもいいじゃない」と語りかけるような真実と向き合う主人公達の姿を通じて、自分の心が少し解きほぐされるような温かい気持ちになりました。

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2025年08月03日

購入済み

やわらかな女流小説

読後にやわらかな気持ちになれます。一話目と二話目は人目につかない自室などで読むことをオススメします。

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2020年01月23日

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原田マハさんの短編集。どの物語も結末は読者自身が補うような形で終わる。
人気があるのは「無用の人」なのかな。映画になったみたいだし。個人的には「最後の伝言」が好きかな。通勤途中だったにもかかわらず、涙が出てしまった。
「必要な人」ではなく「大切な人」、似てるようで違う。必要な人は、生き方次第で変わるけど、大切な人は、いつの間にかそこにいてずっと変わらない。

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2025年11月04日

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大切な人に会えるうちに感謝を伝えなきゃいけないよね、って強く思わせるお話で、1話終わる度に自分の人生を振り返りたくなったよ

特に「無用の人」の話が胸いたくなりました
これ映画化されるんですね!知らなかった~

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2025年11月02日

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短編集はあまり好きじゃないけど、原田マハさんの作品だから読んでみた。
長編の読み応えとかはもちろん無いけど、どれも余韻が心地よい作品だった。
どれも女性が主人公で、40代以上の年齢で、自分より年上だけど、悩みとかリアルで、近い未来にこういうことで悩むんだろうなと思って、色々考えさせられた。
でも、最後救いがあるというか、それでも前を向いて歩いていく姿がそれぞれのお話で描かれていて、心強いというか、救われた。

両親と仲が良いわけでは無いけど、それでも、これからの人生後悔しないように、付き合っていきたいと感じた。

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2025年11月02日

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 人と人とのふれあい、気持ちの揺れを活写する、作品集。

 各作品に共通しているのは、「親と子」「死」「美術」。

 映画にしたら…と思うような美しい風景と登場人物の心情がわかる。

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2025年10月29日

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昼休みの職場で読んでいたら目頭に熱いものがぐっ。これは職場で読んじゃいけないヤツだ…。人が人を大切にするお話はどれも温かくて、疲れていた心がほぐされた。大切な人が居るっていいね。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

メキシコ料理の話が多い印象
読み終わってすぐにタコスを作った

アボガドって木だったんだ
考えた事もなかった

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

みんな誰かの大切な人。
大切の人と過ごす時間が尊くて、一日一日を大事に生きたいと思った。
今日を生きた。だから、明日も生きよう。

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2025年09月22日

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クリムトの表紙と本の題名、あと原田マハさんに惹かれて本を購入。所々、涙腺緩くなりました。「あなたは誰かの大切な人」みんな誰かの大切な人だと思います。

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2025年09月16日

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これまで読んだ著者の小説の中で、アーティストやその作品の登場があまりない作品だが、色々な生き方をしている、それぞれの主人公の女性が抱えている状況や、家族・恋人との関係を少しほろ苦く、でも優しく、人生にとって大切なことは何なのかをさりげなく教えてくれる短編小説集。

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2025年09月15日

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特別大きな事件が起こるわけでもドラマチックな展開があるわけでも無いが、どういうわけか心に残る短編集。サクッと読み終えてしまった。

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2025年08月28日

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最後まで自身のことを分かってくれる人がいないまま終わってしまう寂しさを恐れていたが、少しだけ救われた気がした。

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2025年08月13日

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解説を見て気づいた以下。

主人公はみな、未婚で自立した女性。
「いま」に至った過去を誰ひとり悔やんではいない。
あくまで自分で選択した道を自分で歩んできた。
でも、そんな彼女たちも、「誰か」を大切に思い、見返りを求めるでもない、思いを通わせた行動を取っている。
そして、「誰か」からも、大切に思われている表現が節々に読み取れた。

誰かに依存することなく、自他を尊重して生きていく。その過程で誰かを大切と感じ、誰かから大切に思われる。気づかないうちに「大切」の循環が生まれているんだな、みな、誰かの必要条件なんだなと思った本。

忙しい日々、どれだけここに立ち戻れるだろう。

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2025年11月29日

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6話の短編集だったが、どの話しもあまりパンチがなく、モヤモヤが残った感じで、すぐに忘れてしまいそうな内容だった。
ただ、「最後の伝言」に出てきた、イケメンだけで自分勝手な浮気男だけは嫌な印象がすごく残った。妻が病気で入院してもどこかで遊んでいて帰って来ず、更に告別式にも顔を出さない。最後に現れて号泣すると、この男を肯定するかのような終わり方に少しイラっとしてしまった。

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2025年11月17日

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一人で生きていく人生に、ふと寂しさを募らせた時、背中を力強く押してくれる言葉、「あなたは、誰かの大切な人」。そう思えるだけで、自信を持って生きていけるような気がする。相手にだけでなく、自分にその言葉を投げかけることで、苦しいこと、辛いことも乗り越えていける。そんなメッセージを感じる一冊だった。

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2025年11月10日

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あまり心に余裕がないときに読んでしまったら、
大切な人を失うことを想像してとても辛くなってしまって、一回読むのをやめた。
心に余裕が戻ってきたので再開。
私にとっては少しつらいベースな短編集でした。

バラガン邸、わたしも行きたいな。

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2025年10月24日

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孤独、しんみりとした短編集が多いが、大切な人の存在が心を満たしてくれると感じる内容ではあった。穏やかな話で少し物足りないが、未来に微かな希望を感じることはできた。

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2025年10月20日

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疲れてるのかな⁈題名に惹かれて読みました(笑)
短編集、どれも優しい話だけどどこか寂しい話。

身近にいる大切な人、大切な関係。
普通に過ごしているとその大切さに気付けずにすごしてしまう。その人との時間は無限に続くわけではないのにね。

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2025年10月18日

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Audibleで聴読。
短編小説なので読みやすく、心温まる話が多かった。原田マハさんの本でよくあるような美術系のフィクションの話とは異なるので、そちらが読みたい場合は、本書は非推奨。

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2025年10月15日

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現状はなにも変わってないような?
大切な誰かが心の中にいたり、自分が誰かの心の中にいたりを意識して、前向きに進んでいくような話?
あまりパンチがなくてどの話も印象が薄いです。
家族が亡くなったり病気になったことをきっかけに気づいたり考えたりしていて、うんまぁそうだよねとしか思わずこれは何も響かなかった。
でも原田マハ推しなので星3。(贔屓)

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

イスラム教、ムスリムが素晴らしいってすいませんがありえない。フィクションだと固定観念抜きで読んでもやっぱりそこはSF小説並みに現実とかけ離れてて共感できない。海外に住んだ経験があるのでそこから覚めてしまった。イスタンブールの現地でお世話になったイスラム教の人がたまたまいい人だったといって素晴らしい宗教と解釈するのはおかしい。女性に対してはとくに酷い宗教ですよ。原田マハさんの作品はどれも好きでハズレがないので、個人的にこれだけはイマイチだった。

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2025年10月09日

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オーディブルにて。たくさん書かれているのに、アンソロジーでは読んだことがあるかもしれないけれど、一冊はたぶん初めてになる著者さん。美術系の方というイメージがあり、美術系に明るくないのでなんとなく敬遠していた。この短篇集でも、学芸員として働く人が出ている。全ての話が、「誰か思う人がいる」ことのありがたさ、幸福について、書かれている。

『無用の人 Birthday Surprise』がよかった。五十歳、未婚、美術館勤務。孤独死した父から届いた謎の鍵。母に疎まれ、疎遠だった父。父はいったいどんな人だったのか。その他、老いた母を思う話あり、そんな話が染みてしまうのは、たぶん、自分がそういう年齢になっているからなんだろう。

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2025年09月30日

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わたしはまだ孤独とは向き合いたくないみたいだなー、とおもった 救いというよりもわたしにとっては現実を見させられる苦しい話というか、ただ優しいだけではなかった

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

無用の人が心に刺さりすぎて抜けず、頭がぼんやりしてしまいます。
切なくて苦しいのにどこかあたたかい、幻想的ではなくリアリティがしっかりあるのに読んでるこちらの背中を摩ってくれるようなお話に出会えました。
でもやっぱり無用の人、納得がいかず、星3です……!とても素敵だったけど…!お父さんへの感情移入が止まらないので…!

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

海外での話も多く、風景を想像して「素敵だろうなぁ」「行ってみたいなぁ」と思いながら読み進めた。"あなたは、だれかの大切な人"がそっと優しく書かれていてよかった。

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2025年09月12日

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仕事ややらないといけないことを優先してしまい、ついつい後回しにしてしまう本当は大切な家族や友人のことを思い出しました。仕事や距離を言い訳についつい後回しにしてしまっている本当は仕事よりも大事な人たち。先日、その後回しにしていた大事な人たちと集まる機会があり、後回しにしていた申し訳なさとやっぱり大切だという思いを感じました。大切な人がいなくなってから後悔しては遅いのだなと感じたので仕事や距離を言い訳にせず、たくさん思い出を作っておこうと思わせてくれる一冊でした。全て女性が主人公の短編集でしたが男性もぜひ。

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2025年08月12日

Posted by ブクログ

自分は30代に入っても1人気ままにいて寂しさとか感じない人間だからなぁ…笑
でもそれは親も元気に過ごしてるからかなぁ。

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2025年08月10日

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