【感想・ネタバレ】あなたは、誰かの大切な人のレビュー

あらすじ

メキシコを代表する建築家の邸までやってきたのは、かつてのビジネスパートナーの「目」になるためだった──建築事務所を営むキャリア女性の生き方を描いた『皿の上の孤独』を含む、六つの小さな幸せのストーリー。

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Posted by ブクログ

二十代に手にした一つの額縁は、時を経るごとに、どこかしっくりこなくなった。あの時は、この額縁の中に私の人生を描くと悟ったのに。あれから二十年経ち、私はその額縁を手放し、全く新しい額縁を手に入れた。それはとても質素に見えるけれど、大らかで、この外側にも描いてもいい、と言われているかのような器の大きさがある。そう、人生は必ずしも額縁の中に描き切れるとは限らないほど未知の可能性を備えている。一度決めたことで私を縛らず、行くと決めたときにその一歩を踏み出す勇気を信じること。それは私自身を信じるとゆうこと。私自身を大切な人だと認識すること。それは孤独と隣り合わせかもしれない。でも、私にしか描けない、色とりどりの絵でもある。

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2026年01月21日

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年末年始にこれ読めてよかったな、
もういなくなった私の両親も、遠く離れていった友人も、今も近くにいてくれる友人も大切な人も、わかりあえなかったとしても誰かが真意や気持ちに寄り添ってくれるだけで、寄り添おうとしてくれるだけで、こんなにありがたくてあったかい
原田マハさん初めて読んだけど文章すごくすき
月夜のアボガドと最後の話が繋がっててよかった、月夜のアボガドと無用の人すきでした

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2026年01月20日

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じんわりとあったかい。特にお気に入りは皿の上の孤独と、無用の人。バラガン邸に行くこと、夢に追加。誰かと心を交わした感覚や記憶、たとえ今そばにいなかったとしても、それがあるってことが宝物で自分だけのもの。絶対に奪われないもの。歳を重ねることにそんな思い出が増えていくばかりで、ノスタルジックになったりぎゅっと寂しくなる時があるけど、だからこそ今を大切にしないといけないんだよね。今は絶対に終わりが来る。出し惜しみなく自分の気持ちを大切に。

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2026年01月16日

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ネタバレ

読みながら、亡くなった父や、一人暮らしの母、最近病気していると連絡をくれた友達のことを考えた。大切な人を、大切にしたいと願いながら、後回しにしてきた私。理由はいろいろある。けれど、言い訳でしかないのだ。
その人とお別れすれば、やはり後悔は出てくる。あのとき、こうしていれば。ただ会うだけでも、一度でも多く会えていれば。

原田マハさんの作品に出てくる美術系のものは、やはり気になってしまって、作品を、今回は建築物も、検索してこの人が見ていたのはここか、と思いながら読む。
美術作品が好きなことは、両親が私にくれたギフトだ。自分の心を動かすような作品や自然にもっと触れてみたい。自分にとって大切なことにも気づかせてもらった。

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2026年01月04日

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短編集。40代独身女性が主人公の話が何本かあり、自分も40代なので話に入っていくことができた。この年にもなると親の介護、友達、病気、仕事etc
色々あるが、すぐ近くにいる大切な人と過ごす時間を大切にしたい。

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2025年11月14日

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audible 。人は孤独になれる空間を必要としている、という言葉に共感する。やりたいことが見つかっている時は一人で充分だと。
家族はもちろん必要だけど。

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2025年10月18日

購入済み

やわらかな女流小説

読後にやわらかな気持ちになれます。一話目と二話目は人目につかない自室などで読むことをオススメします。

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2020年01月23日

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初めて原田マハの本を読んだけど、文章が柔らかくてとても温かい気持ちになった。タイトルが読み終わった後にすごい沁みたし、自分も誰かの大切な人になれてるといいな、なりたいな。そう感じる本だった。
引き続き原田マハ作品を読んでいきたい、そう思える本。

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2026年01月24日

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「誰か」それには「自分自身」も含まれているな

CMで「ひとりは好き 孤独は嫌い」ってフレーズがあるけれど、孤独は嫌いなのかな、こわいなのかな、さみしいなのかな

はたまたその人は本当に孤独なのかな

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2026年01月22日

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家族や友だちや同志 身近でありながら、なかなか気持ちを理解するには難しい

でも、実はすれ違っているだけで、きちんと相手のことを想っているんだなと思える短編集

原田マハさんらしく、随所に描かれる風景が絵画を観ているようで、小説を読みながら絵を鑑賞している感覚だった。

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2026年01月11日

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もうすぐ40歳になる。一度読んだはずの本を、友人にプレゼントされたので今読むべき本なのだと思いもう一度読む。でも、全てが新鮮で、40歳になる自分の記憶力の低下に怯えるとともに、この作品をもう一度初めてのような感覚で読めるなんて幸せだとも感じる。

私は誰かの大切な人。自分は大いなる存在にも、小さな自分という存在にも、愛されて今ここにいることを忘れないでいたい。

それはきっと、苦手なあの人も、素敵なあの人も、孤独なあの人も一緒。

そう思うと毛嫌いしている相手も、少し愛しく思えるかな。そんな視点はどこかにずっと持っていたい。

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2026年01月09日

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2026年3冊目。
短編はあんまり好みではないのだけど、大好きな作家さんなので読んでみた。
マハさん本人の経験が描写されているお話があったり、たくさんマハさんの本を読んできたからこそ、より楽しく読めた気がする。
大人になり、親の老後や介護、看取ることなど想像しなくてはいけなくなってきたため、自分だったらどう選択するべきか、、と考えるきっかけにもなった。
また、誰かとステータスなど比較してしまう敏感な年代だからこそ、たくましく生きる女性たちが輝いて見えた。

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2026年01月07日

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原田マハさんは「さいはての彼女」とこれのみ。
作者の経験と才能が詰め込まれているな。40代〜の女性、独身、自立、アートな世界。どの作品も心地よい読後感があった。旅をしたくなった。

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2025年12月15日

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久々の原田マハさん。
「誰かとのつながり」がテーマの短編集。
親子・夫婦・友人・同僚、いろいろな関係が描かれていて、どれも「この人がいてよかった」と単純な締め方になっていない。
それでいて、各話を読み終わった後にはじんわりとした温かさが残る。
話の端々に見られるマハさんらしい“マハ節”にくすっとするところもあり。
「あー面白かった!」ではなく、しんみり染みてくる感じの、味のある作品。

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2025年12月14日

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原田マハさんの短編集。どの物語も結末は読者自身が補うような形で終わる。
人気があるのは「無用の人」なのかな。映画になったみたいだし。個人的には「最後の伝言」が好きかな。通勤途中だったにもかかわらず、涙が出てしまった。
「必要な人」ではなく「大切な人」、似てるようで違う。必要な人は、生き方次第で変わるけど、大切な人は、いつの間にかそこにいてずっと変わらない。

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2025年11月04日

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大切な人に会えるうちに感謝を伝えなきゃいけないよね、って強く思わせるお話で、1話終わる度に自分の人生を振り返りたくなったよ

特に「無用の人」の話が胸いたくなりました
これ映画化されるんですね!知らなかった~

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2025年11月02日

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短編集はあまり好きじゃないけど、原田マハさんの作品だから読んでみた。
長編の読み応えとかはもちろん無いけど、どれも余韻が心地よい作品だった。
どれも女性が主人公で、40代以上の年齢で、自分より年上だけど、悩みとかリアルで、近い未来にこういうことで悩むんだろうなと思って、色々考えさせられた。
でも、最後救いがあるというか、それでも前を向いて歩いていく姿がそれぞれのお話で描かれていて、心強いというか、救われた。

両親と仲が良いわけでは無いけど、それでも、これからの人生後悔しないように、付き合っていきたいと感じた。

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2025年11月02日

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 人と人とのふれあい、気持ちの揺れを活写する、作品集。

 各作品に共通しているのは、「親と子」「死」「美術」。

 映画にしたら…と思うような美しい風景と登場人物の心情がわかる。

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2025年10月29日

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昼休みの職場で読んでいたら目頭に熱いものがぐっ。これは職場で読んじゃいけないヤツだ…。人が人を大切にするお話はどれも温かくて、疲れていた心がほぐされた。大切な人が居るっていいね。

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2025年10月26日

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色々な生き方がある6つの短編集。
一回きりの人生で何を得て何を諦めるか、
その中で自分を探していく、
主人公の女性たちをかっこいいと感じた。

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2026年01月27日

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なんだか旅に出たくなるような話が多くて、母が作ってくれた梅干しだったり、自分の目で見ることだったり、波打ち際だったり、夕陽だったり

些細なものを美しいと思えるような短編集だった。

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2026年01月27日

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各短編を読み終わった後に、タイトルを思い出してそうだよね、って思うのを繰り返した。
ただ、ちょっとだけ読みづらかった。

短編の中では、波打ち際の二人、が好きだった。母と、老いていった祖母の関係を思い出したし、これから訪れる私と母の関係もどうなってくのかな、と少し不安になった。けど、二人ですごす時間を母に返していくっていう言葉はしっくりきた。

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2026年01月25日

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いずれも女性の視点で描かれる、母や父や友人などの死が深く影響を及ぼす6つの短編集。私は「髪結いの亭主」が妻の稼ぎで働かずに暮らしている夫を指す俗語だとは知らなかった。時代の変化を感じる言葉だ。若くはない女性主人公の視点で描かれる両親や友人の死は私にとってもあまりにもリアルで、読んでいて苦しくも寂しくも感じた。メキシコ料理おいしそうだった。ワカモレっていいな~。作ってみたい。トルティーヤチップスにつけて食べるのが主流なんだろうけど、チップスの見た目があまりにもお菓子だから、夕食とかにしてもいいのかなあと思ってる(いいんだろうけど)。『緑陰のマナ』で出てきたマナはQuizKnockの企画「闇鍋クイズ」で出てきたなあと思いだした。

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2025年12月30日

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どの短編にも一貫して登場する、力強く独立し、常識や女らしさにとらわれず自由に生きていく女性像が印象的でした。また、様々な国の文化が登場し読み手の私も海外を旅行しているような、外国の人と親しくなって非日常の世界を味わっているようなワクワクと不思議な感覚がありました。原田マハさんの思うかっこいい女性とは、父親や夫、彼氏からは精神的にも経済的にも自立していて、しかし家族や友人に対しての愛情は大切にする、そんな人物なのかなと思います。死や病気、離婚などの「別れ」の出来事も多く登場していて生きることから逃げず、まっすぐ向き合わなくてはならないと後ろ指をさされた気分でした。私が特に好きだったお話は「月夜のアボカド A gift from Esters kitchen」です。エスターの天真爛漫な性格や故郷のように温かく穏やかなメキシコ、おいしそうなトルティーヤが登場して読んでいて自然と、にこにこできました。

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2025年12月21日

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この物語に、このタイトルをつける原田マハさんのセンスに脱帽。わたしも強くて、美しくて、好きなものに真っ直ぐ進んでいける女性になりたいと思えた。

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2025年12月11日

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解説を見て気づいた以下。

主人公はみな、未婚で自立した女性。
「いま」に至った過去を誰ひとり悔やんではいない。
あくまで自分で選択した道を自分で歩んできた。
でも、そんな彼女たちも、「誰か」を大切に思い、見返りを求めるでもない、思いを通わせた行動を取っている。
そして、「誰か」からも、大切に思われている表現が節々に読み取れた。

誰かに依存することなく、自他を尊重して生きていく。その過程で誰かを大切と感じ、誰かから大切に思われる。気づかないうちに「大切」の循環が生まれているんだな、みな、誰かの必要条件なんだなと思った本。

忙しい日々、どれだけここに立ち戻れるだろう。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

6話の短編集だったが、どの話しもあまりパンチがなく、モヤモヤが残った感じで、すぐに忘れてしまいそうな内容だった。
ただ、「最後の伝言」に出てきた、イケメンだけで自分勝手な浮気男だけは嫌な印象がすごく残った。妻が病気で入院してもどこかで遊んでいて帰って来ず、更に告別式にも顔を出さない。最後に現れて号泣すると、この男を肯定するかのような終わり方に少しイラっとしてしまった。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

一人で生きていく人生に、ふと寂しさを募らせた時、背中を力強く押してくれる言葉、「あなたは、誰かの大切な人」。そう思えるだけで、自信を持って生きていけるような気がする。相手にだけでなく、自分にその言葉を投げかけることで、苦しいこと、辛いことも乗り越えていける。そんなメッセージを感じる一冊だった。

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

あまり心に余裕がないときに読んでしまったら、
大切な人を失うことを想像してとても辛くなってしまって、一回読むのをやめた。
心に余裕が戻ってきたので再開。
私にとっては少しつらいベースな短編集でした。

バラガン邸、わたしも行きたいな。

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2025年10月24日

Posted by ブクログ

孤独、しんみりとした短編集が多いが、大切な人の存在が心を満たしてくれると感じる内容ではあった。穏やかな話で少し物足りないが、未来に微かな希望を感じることはできた。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

疲れてるのかな⁈題名に惹かれて読みました(笑)
短編集、どれも優しい話だけどどこか寂しい話。

身近にいる大切な人、大切な関係。
普通に過ごしているとその大切さに気付けずにすごしてしまう。その人との時間は無限に続くわけではないのにね。

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2025年10月18日

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