あらすじ
深夜ラジオを聴いていると、パーソナリティの声以外に、誰かわからない人の笑い声が聴こえてくる時がある。それは構成作家の笑い声である。パーソナリティの伴走者ともいえる構成作家の証言をもとに、『伊集院光の深夜の馬鹿力』『ウンナンのANN』『コサキン』『オードリーのANN』などなど、90年代を中心に深夜ラジオの舞台裏を語り尽くす。昔よく聴いていた番組を思い出したり、そんなことがあったんだと番組の過去に驚いたり。これを読むと、ラジオをもっと好きになる。
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Posted by ブクログ
構成作家やパーソナリティ等にロングインタビューを行った本作。
人選に著者の好みがあるようだが,ラジオ愛はどの人からも感じられており,読んでいてほっこりしました。文体も読みやすく,事前調査もしっかりとされているので文章のお手本のように読めました。
Posted by ブクログ
ラジオの構成作家にスポットを当てた力作。冒頭の藤井青銅さんのようにテレビで仕事をご一緒した方の話も面白いが、全く知らない人の話もまた面白い。
テレビとラジオでは「構成作家」という概念自体がちょっと違っているようだ。
勉強になる。
Posted by ブクログ
手にとって読んでみたものの、それほどラジオを聴いていないので紹介されている番組が全くわからなかった。一之輔のラジオをテーマにしたエッセイの方がのめり込んで読めたな。
数々のラジオの構成作家さんの話がインタビューを交えながら紹介されているのだが自分の若い時代とシンクロするわけでもなく印象が薄まっていく。しかしやはり深夜ラジオという、心の拠り所になるような空間はいつの時代もあるのはいいものだなと思う。今後聴くときはこの人たちの仕事に思いを馳せながら聴いてみようと思う。
Posted by ブクログ
まさに構成作家は「パーソナリティの横でよく笑ってるおじさん」という印象しかなかったため、具体的にそれぞれがどういう経歴でどのような仕事をしているのかが知れて、終始へーーが止まらなかった。
※2021年3月現在で聴いてるラジオ・ポッドキャスト等
ファーストサマーウイカのANN0
ラランド ツキの兎
グランジPARK
さらば青春の光のタダバカ
Posted by ブクログ
自分のラジオ歴を振り返りながら読んだ。
といっても10年程の歴史なので、それより前の番組についてはわからないところが多かった。
でも、なんであの人たちがラジオの中ではスターなのか、みたいなところを知れたと思う。
作家さんたちは縁の世界で仕事してるんだな。
ラジオ好きが加速した。
Posted by ブクログ
深夜ラジオは昔のコサキンくらいしかなじみがないけど、
網羅的にその時の状況などが分かって面白かった。
構成作家のインタビューがメインなので、
より具体的で、ディープな話が多く、
俯瞰しつつも、濃い内容で読み応えあり。
面白いというか、当時を深く知る本という感じ。