王妃の帰還 新装版

王妃の帰還 新装版

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

『BUTTER』で世界中を魅了する著者が贈る
最高に愛おしいガールズ青春小説!
学園の王妃(プリンセス)はお城に
帰ることができるのか――

滝沢さんを再び王妃に――
少女たちの革命が始まった!

聖鏡女学園中等部に通うノリスケこと範子は2年B組の頂点に君臨する姫グループのトップ・滝沢さんを心の中で「王妃」と呼んでいた。
しかし、クラスで起きた腕時計事件で王妃は失脚。範子の地味グループに迎え入れたものの、我がままな彼女の振る舞いに気疲れするばかり。
穏やかな日常を取り戻すため、範子たちはある作戦を立てることにするが……。
誰だって、誰かの大事なプリンセスなのだ。

柚木麻子の物語に登場する人たちが、今すぐ、あなたの友達になる。
彼女たちはあなたの味方だ。だって、柚木麻子はずっと、
作品を通して女の子たちの背中を押してきた作家だからだ。
―――瀧井朝世(ライター・解説より)
カバーを一新した新装版登場!

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王妃の帰還 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    女子中学生の人間模様がフランス王朝になぞらえつつ描かれている。
    そうだった、女子ってこの頃からヒエラルキーが明確にあって、どこのグループに所属するか、ときに「悪魔のような」こともやってのけながら人間関係ができていた。この物語ほどの劇的な展開は経験していないけど、その心理描写がとてもリアルで、先を読むのが楽しかった。

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    書店でこういう系読みたいなーってなって買った本だけど、自分が想像してたより何十倍も面白くて何十倍も深みのある本だった!!

    世界観と語り口が面白すぎてぐいぐい読み進めてしまうし、展開の面白さが抜群!!

    これ本当に中学校で起こってることだよな??って何回も疑問に思ってしまうくらい、大人な考え方というか自分の理解度が高い人が多くて尊敬の気持ちが湧いたなぁ

    でもこの主人公を含むグループがそうってだけで、他の人たちはどうしようもなく子供らしくてそこのギャップも面白かった!

    物語が終盤に向かうにつれてそれが少しずつ逆転してる部分もあったけど、最終的には全員が言いようのない青春の輝きを放っててラストはもはやスタンディングオベーションしたい気分になる!

    このところ美しい世界観の本を割と読んでたから久しぶりにおもしろさ120%の本読めて最高だった!!

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    あらすじに惹かれて読みました。
    女子校のヒエラルキーをフランス革命になぞらえているところが面白かったです。
    butterしか読んでないのですが二つの作品は似ていると思いました。
    カリスマとの出会い、カリスマの解体、自分を含めて取り巻く環境が変化して全見える世界がガラッと変わってしまう感覚。
    すごく好きです。

    0
    2026年04月29日

    購入済み

    中高一貫のカトリック系女子校の中学のとあるクラスでの人間関係に関する物語です。クラスの一軍のプリンセスの権威が失墜し、地味グループが嫌々彼女と行動をともにしますが一軍に戻そうと奮闘するお話です。フランス革命に例えられていましたが、クラス内の不和は国家間の戦争のように複雑です。
    作中で起こる人間関係の悩みの経験がある人は多くいるのではないかと思います。大人が読んでも面白いですが、中学生のときに読んでいたらもっと共感していたでしょう。

    #カッコいい #憧れる #共感する

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    話の展開もはなくて、
    フランス革命時代と結びつく感じも
    とても楽しかったです。
    この話の続きが読みたいです!

    0
    2026年04月10日

    Posted by ブクログ

    カースト最上位の学園の王妃がある事件により地位を失い、所謂地味なグループに所属することになる。
    そんな物語のスタートから、クラス内でコロコロ変わる人間関係を追いかけながら思春期の女の子たちの成長を描く小説。本当に、中学生のころに読みたかったなあ。

    思春期の女の子同士の人間関係ってどうしてあんなにも拗れるんだろう。
    今思えばどうして、と思うことで毎日苦しんでいた。
    学校生活のことはもう鮮明には覚えていないけど、友達と衝突した時の記憶や、ギスギスしていた空気感、学校に行きたくない朝の気持ち、仲直りをした後の世界の全てが味方になったような気持ち、そのあたりはやっぱりまだ思い出せる。狭い狭い人間関係が世界の全てだった。そして私は、多分上手くやれていない方だった。
    自分より上だと思っている女の子達には愛想笑いをし、適切に距離を取り、聞かれたことにだけ答える。でも自分より下だと思っている女の子達には横柄な態度を取っていたと思う。おざなりにしたこともある。たくさん傷つけ、私もまた誰かによって傷ついていた。

    学生時代の人間関係を思い出すと暗澹たる気持ちになるくらい、本当に上手くやれていなかった。でも、私が憧れていた女の子たちも、当時見下していた(酷いね)女の子たちも、みんなそれぞれに悩み、不安を抱えて、なんとか集うことで身を保っていたんだろうなあと思う。
    大人になって世界が広がると、また別の苦しみはあるけれど、この頃の狭い世界特有の苦しみから逃げる方法はいくらでもあるということがよく分かる。でもその時はその世界が全てだからそんなことを言ったって響かない。
    それでも私はあの頃の私をちょっとだけ認めてあげられるようになったし、あの頃のあの子をちょっとだけ許せたような気がする。

    0
    2026年03月13日

    Posted by ブクログ

    同じクラスや同じグループにいて、友達の誰かへの憧れとか、あの子のベストフレンドになりたいとか、誰と誰が仲が良いとか気になったり、そういうのってすごいあったなと思い出した。
    女性同士のグループって、何歳になっても中学生の頃のように色々あると聞いた。その時は「へー、そうなんだ」と面白がっていたけど、そんなことの面白さとか大変さとか、不思議さとか、そんなことが柚木麻子さんの小説にはいっぱい詰まっている。そして、それを表現することがとても上手。
    そういう意味で個性的で独特の作家さんであるともいえるし、本当に女同士の友情って素敵だよねって読んでいて思わせてくれる作家さんだと思う。

    0
    2026年03月06日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い

    「スクールカースト」をシャッフルして、垣根を壊して、風通しを良くする物語。東京の女子校の中学生の生活なんて全く分からないけれど、自分にもあった中学生という期間を思い出しながら楽しく読めた。

    著者は中学生が読むことを想定して書いたそうだが、当時者である時期に読んでいたら共感で死にそうになったのではないだろうか。

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    まさか女子中学生の青春物語に浪漫を感じる日がくるなんて。すごく面白かった!女の子は誰もが主人公だ、なんてよく言った話だが、革命を起こすのもまた少女なのだ。青春小説と銘打つには勿体無い!

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    女子中学生のとあるクラス
    グループによるカーストに右往左往する少女たち

    家にお金があるとか、見た目が美しいかとか大人たちの決めた基準に子供は振り回される、、みたいな文言があったけど、1番容姿で人を判断してるのは主人公じゃないの?とモヤモヤした

    ここまでのカースト制度があるクラスも珍しいなとは思ったけど楽しく読ませて頂きました

    0
    2026年10月05日

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