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Posted by ブクログ
駅のホームからバラバラ死体を線路に投げ、札束をばら撒いた後、自ら電車に飛び込んだ謎の男。
この男は誰で、バラバラ死体は誰なのか…。
この事件を埼玉県警捜査一課の刑事・氷室と浦和署の滝坂が捜査する。
男の足跡を追ううちに3年前の爆破予告事件が、奇妙に繋がっていることに気づき、そこには複雑に絡み合う人が次々と発覚していく。
少しずつ、少しずつ、ピースがかちりと埋まっていく度に唸りたくなる気持ちが湧き上がる。
真相が明らかになるにつれ、恨む気持ちもわかるのだが、自分の命を投げ打ってでもやり遂げる周到な計画に執念や怖気を感じた。
氷室の警察官になった経緯や母親への恐怖も気になった。
滝坂が上手くフォローをしていたが、これからどうなるんだろうと…桜の季節にはまた思い出してしまうのだろうか。
Posted by ブクログ
初読みの作家さん。
犯人の動機や関係者がどこで繋がるのか気になって一気読みしました。面白かった。
ただ、浦和に土地勘がない人にはピンとこない点が多いので、万人受けはしないかな~。
作者は県民でもあるけど、ピンポイントに地名を指定してくるあたりが読んでいて面白かった点でもある。
ちなみに、題名の『桜葬』は、さいたま市の花であるさくら草とかけているのかな?と思う。
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バラバラ殺人を犯した犯人はどんな人物だったのか?
それを捜査する刑事の氷室(主人公)にも暗い過去があり、訳アリのキャラ設定も面白い。
キッカケは2020年にさかのぼる。
それぞれの悪意のある行動がキッカケになり、不運を招いた結果、3年後のバラバラ殺人事件へと繋がる。
他人の幸せを悪意で邪魔してはいけない。
話の回収の仕方もモヤモヤせず良かった。
Posted by ブクログ
男は駅のホームからバラバラ死体を線路に投げ、札束をばら撒き、自ら電車に飛び込んだ。
男の足跡を追う氷室刑事は、バラバラ殺人事件と3年前に起きた爆破予告事件に奇妙な繋がりがあることに気づく…。
煽り文通りのノンストップ・ミステリでした。
猟奇的な事件にかなりの衝撃を受けるものの、地道な捜査で着実に真相に近づいていく王道の警察小説です。
加害者、被害者の人脈を辿っていき登場する人物はそこも繋がっていたの?!と思うほど、関係が明らかになるにつれ散りばめられていた伏線の多さに驚きました。
生きていく上で感じる"理不尽"にどのように対峙するのか…選んだ道が警察官か犯罪者なのかは極論としても、何かのきっかけでその境界線を越えることは誰にでもあり得るのだと目の当たりにしました。
これ程緻密な計画を完遂した東郷の執念と根性を労いたくなる気持ちもあります。
ただ、東郷が鉄道を止めたことによって再び理不尽に見舞われる人がいたとしたら、それでも復讐を成し遂げる人間の業の深さを考えさせられました。
地方民の私は首都圏の地名や交通にあまりピンとこないので、土地勘があればもっとイメージしやすいのになあ…といつも歯軋りしながら読んでます。笑
やりきれなさが残ると分かっていても、こうしたセンセーショナルなお話をつい手に取ってしまい、読後ぼんやりするルーティンを抜け出せません…。
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