ユーザーレビュー 燃える氷華 斎堂琴湖 第27回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 主人公は大宮署の刑事・蝶野未希51歳。 別居中の夫・隼人は交通課勤務。 二人の間には息子がいたが何者かに冷蔵庫に閉じ込められ死亡。 犯人が逮捕されないまま17年の月日が流れた。 そして起きたドライアイス連続殺人事件。 両者の間に何らかの関係がある...続きを読むのは確実だが犯人像はなかなか見えて来ない。 いくつもの要素が複雑に絡み合い、誰が誰を操っているのか知りたくて一気読み。 終盤は怒涛の展開で二度三度と衝撃を受けた。 ただ劇画調の装丁が残念。 クールなデザインの方が作品を表現出来た様に思う。 Posted by ブクログ 斎堂琴湖のレビューをもっと見る