斎堂琴湖の作品一覧

「斎堂琴湖」の「燃える氷華」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 燃える氷華
    3.1
    1巻1,870円 (税込)
    大宮署の刑事・未希は17年前に息子を亡くした。廃工場の冷蔵庫に閉じこめられて死んだのだ。犯人は捕まっていない。ある日、大宮駅前で車の爆破事件が発生。被害者は息子の葬儀を執り行なった男だった。さらに数日後、その同僚だった男もまた、大宮駅前で刺殺される。17年前の事件が、時を超えて動き出した――未希は捜査にのめり込むが、思いがけない出来事が彼女を襲う。第27回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作!

ユーザーレビュー

  • 燃える氷華

    Posted by ブクログ

    新人さんとは思えないんですが。スッキリ柱の通ったプロットに破綻は一切ないストーリー。最後の数ページで全部ひっくり返るのは、ページ数の多くなる(だろう)次作で改善してもらうとして、これはシリーズ化して欲しいなあ。ハルくんを主人公に。期待してます。読んでない方、ぜひ!

    0
    2025年07月25日
  • 燃える氷華

    Posted by ブクログ

    読み易いとは言えない文章表現。自分の読解力のなさかもしれない。頭の中で映像がイメージできにくかった。
    主人公はアラフィフの女性刑事。離婚はしてないが別居中の夫がいる。彼も警察官。女性刑事のバディは夫と警察学校の同期だった刑事、何かと好意をアピールして来る。この3人の関係性を中心にストーリーが展開していく。女性刑事はかつて自分の小学生の息子を事件で亡くしていた。その犯人は未だに見つかっていなかった。
    ある日、駅前で車ごと男が爆死させられた。その男は自分の息子の葬儀を取り扱った葬儀会社の人間だった。未解決事件と現在の事件がリンクして一気に捜査の糸は絡まっていく。
    貧困のシングルマザーに近づき、美味

    0
    2024年08月08日
  • 燃える氷華

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大宮署の刑事・蝶野未希の息子遥希は、17年前、廃工場の冷蔵庫に閉じこめられて死んだ。一緒に遊んでいた二人の友達のうち、一人は行方不明。一人は親の都合で外国に行った。犯人は捕まっていない。その後刑事から交通課に異動した夫・隼人と入れ替わりに刑事になり、事件を忘れるように言う夫と別居する。
    ある日、未希は、同期で県警刑事の宇月と大宮駅前で発生したドライアイスを使った車の爆破事件に遭遇。被害者は、遥希の葬儀を執り行った葬儀社の社員で独立して葬儀社を営む三上だった。因縁を感じた未希は、息子の事件との関係を探り始める。


    女性の生きづらさを背景にしつつ、真犯人の歪んだ愛情と復讐心を描く。さまざまな親子

    0
    2024年06月02日
  • 燃える氷華

    Posted by ブクログ

    被害者の特定において、名刺だけで検死の報告等が描かれない冒頭に違和感。主人公ここまで動けるのか、警察内部で?の疑問に、ここまで人間関係を絡ませる必要が?

    0
    2024年05月25日
  • 燃える氷華

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    題材
    ・警察

    テーマ
    ・どれだけ困難が襲いかかろうとも、走り続ける

    最も伝えたかったこと
    ・息子の死を抱えながらも、警察官として生きる主人公の姿

    何が新しいのか
    ・熟女&女性警察官

    キャッチコピーは何か
    ・「大切なのものは永遠に戻らない。刑事にしがみつくしかなかった」

    その他(心に残ったことなど)
    ・著者と同年代の主人公(故に世代特有の部分が台詞や行動に反映されている)
    ・最後の章で途端に冷めた。無理にすべてを繋げなくても……と思った。

    0
    2024年05月19日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!