グロリアソサエテ

グロリアソサエテ

2,310円 (税込)

11pt

大正十三年、宗教哲学者の柳宗悦が住む京都の家で女中奉公をはじめた少女サチ。ある日、河井寛次郎という陶芸家が柳家に来訪する。英国帰りの陶芸家・濱田庄司も同席し、男たちはすぐに意気投合した。彼らは共に小道具市を巡り、「下手物」すなわち日用の品に自由な美を見出し、それらを「民藝」と名付けた。薄汚れた古布や、埃にまみれた陶磁器に感嘆し、その美を世に提唱する三人の姿に驚かされるサチ。佳き品々に満ちた柳家での暮らしと、美を愛する人々との出会いを経て、彼女自身もやがて「民藝」に魅せられていく。百年前の京都で、新たな美「民藝」の世界を切り開いた人々の情熱と輝きの日々を描く歴史長編。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

グロリアソサエテ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    民藝の作品そのもののように
    健やかで、伸びやかで、ほのぼのとあたたかい気持ちになれる
    登場人物。

    柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、
    民藝に興味があり、その名は知っていたけれど、
    より深く、立体的に、この人たちのことを
    知ることができた。

    その妻たちも、強く、明るく、たのもしい。
    人生という地図を、

    0
    2026年03月01日

    Posted by ブクログ

    「民藝」という言葉は知っていても、実際にどういったものかは考えた事がなかった。
    民衆の工藝。
    とてもいい呼び方だ。
    奥さまの人柄とパワフルさに元気をもらえる。

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    鑑賞するために造られた工芸品ではなく、
    普段使いのために、日常生活のために造られた
    品々を民藝品と呼びます。

    明治、大正の頃は、これらの民藝品はそれこそ
    日常で使われていましたが、昭和に入ってから
    電化や自動化、そして大量生産によって瞬く間に
    消えゆく運命にありました。

    しかしその民藝品に価値を

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    民藝の名付け親といえば柳宗悦さんと仲間たち
    彼の家に女中奉公することになったサチ目線で描かれている。
    大正から昭和にかけての時代背景、美味しいごはんと柳家の日常がありありと描かれていてすごく良かった。
    特にごはんがほんとに美味しそうに書かれていてお腹がすく(笑)
    デザイナーである長男の宗理さんのシン

    0
    2026年01月16日

    Posted by ブクログ

    大正時代、柳宗悦の家で奉公をしていたサチが主人公。「民藝」についてのストーリーかと思いきや、それだけではなく柳宗悦や奥様、そこでの生活が話の主。京都の風景も良し、サチがばあやや奥様と作る食事も美味しそう。今で言う丁寧な暮らしとはこのことだと思った。幸太郎さんとの関係も少し寂しくはあったけれどほっこり

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    日々の暮らしを飾る、美しい手仕事から稼業として生み出された民藝の品々。その目利きの親分が、こんなにわがままで銭勘定ができない、やりたい放題の家長だったとは。奥さんに同情してしまうが、余計なお世話だろうな。
    「なぜ日本は、よその国を自分の国にしてしまったの?」「それは欲しかったからでしょう。」「なぜ、

    0
    2026年02月23日

    Posted by ブクログ

    大正末期に勃興した「民藝運動」。提唱した柳宗悦、河井寬次郎、濱田庄司の三人が登場して、日本史の授業を思い出した。
    物語は女中サチの目線で描かれていて、日常生活がベースとなっているので、その歴史上の人達に一気に親近感が増した。
    そして、史実に基づいた部分と創作の部分がちょうどいいバランスで書かれていて

    0
    2026年02月17日

    Posted by ブクログ

    もし、この家へのお手伝いが出来たなら、何と面白き出来事であろうか。と、考え出来た小説というか、それ考えついたのが、流石也。

    0
    2026年02月06日

    Posted by ブクログ

    民藝に邁進する男性たちと支える女性たち。和風と洋風。いろんなものが渦巻いている小説だった。行動力の塊のような奥さまが素敵。

    0
    2026年02月10日

    Posted by ブクログ

     日常の美しさが描かれた小説です。
    洗濯をして、料理をして、買い物に行き、掃除をする。働く。景色や、音楽、器や布を愛す。たくさんの色、匂い、音を感じられる作品でした。
     芸術品ではない雑貨の美しさを賞賛することにより、市井の人々の素晴らしさに気付かされる、誇りがもてるように感じられました。(私はこん

    0
    2026年01月30日

グロリアソサエテ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川書店単行本 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

朝井まかて のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す