グロリアソサエテ

グロリアソサエテ

2,310円 (税込)

11pt

大正十三年、宗教哲学者の柳宗悦が住む京都の家で女中奉公をはじめた少女サチ。ある日、河井寛次郎という陶芸家が柳家に来訪する。英国帰りの陶芸家・濱田庄司も同席し、男たちはすぐに意気投合した。彼らは共に小道具市を巡り、「下手物」すなわち日用の品に自由な美を見出し、それらを「民藝」と名付けた。薄汚れた古布や、埃にまみれた陶磁器に感嘆し、その美を世に提唱する三人の姿に驚かされるサチ。佳き品々に満ちた柳家での暮らしと、美を愛する人々との出会いを経て、彼女自身もやがて「民藝」に魅せられていく。百年前の京都で、新たな美「民藝」の世界を切り開いた人々の情熱と輝きの日々を描く歴史長編。

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グロリアソサエテ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「下手物(げてもの)」として軽んじられてきたふだん使いの品々に美を見出し、「民藝」と名づけて世に出した柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司の交わりを、柳家の女中サチの視線を通して描いた作品。

    民藝が大好きなわたしにとって、柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司の3人はまさに神。プラス、女中さんモノも好きなので、読む

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    【民藝】を主催した柳宗悦の家に「ねえや」として奉公したさっちゃんの目を通して語られる、柳宗悦家族と民藝を取り巻く人々の昭和初期までのお話。
    去年だったかな…民藝の美術館で展示会があって、民の中から生まれる美を楽しんだので、その精神が生きている世界での暮らしが楽しめた。
    経済的な事は与り知らない…と公

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    『青姫』に続いて2冊目の朝井まかてさん。
    『青姫』で心をわしづかみにされた記憶も新しい。
    こちらも素晴らしい作品だった。

    大正から昭和へ。今の私たちからみれば女性は窮屈な時代と思われるが、奥様もサチ子も優しくしたたかに生き、魅力に溢れている。
     「ごまかさないで生きるのよ。」
    信念を貫くことはいつ

    0
    2026年03月02日

    Posted by ブクログ

    民藝の作品そのもののように
    健やかで、伸びやかで、ほのぼのとあたたかい気持ちになれる
    登場人物。

    柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、
    民藝に興味があり、その名は知っていたけれど、
    より深く、立体的に、この人たちのことを
    知ることができた。

    その妻たちも、強く、明るく、たのもしい。
    人生という地図を、

    0
    2026年03月01日

    Posted by ブクログ

    「民藝」という言葉は知っていても、実際にどういったものかは考えた事がなかった。
    民衆の工藝。
    とてもいい呼び方だ。
    奥さまの人柄とパワフルさに元気をもらえる。

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    鑑賞するために造られた工芸品ではなく、
    普段使いのために、日常生活のために造られた
    品々を民藝品と呼びます。

    明治、大正の頃は、これらの民藝品はそれこそ
    日常で使われていましたが、昭和に入ってから
    電化や自動化、そして大量生産によって瞬く間に
    消えゆく運命にありました。

    しかしその民藝品に価値を

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    民藝の名付け親といえば柳宗悦さんと仲間たち
    彼の家に女中奉公することになったサチ目線で描かれている。
    大正から昭和にかけての時代背景、美味しいごはんと柳家の日常がありありと描かれていてすごく良かった。
    特にごはんがほんとに美味しそうに書かれていてお腹がすく(笑)
    デザイナーである長男の宗理さんのシン

    0
    2026年01月16日

    Posted by ブクログ

    大正時代、柳宗悦の家で奉公をしていたサチが主人公。「民藝」についてのストーリーかと思いきや、それだけではなく柳宗悦や奥様、そこでの生活が話の主。京都の風景も良し、サチがばあやや奥様と作る食事も美味しそう。今で言う丁寧な暮らしとはこのことだと思った。幸太郎さんとの関係も少し寂しくはあったけれどほっこり

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    大正から昭和初期に「日用の美」「下手ものの美」を提唱する民藝運動を立ち上げた柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司(作者は彼らを「奇跡の3人」の呼ぶ)らの交わりと宗悦一家の生活をねえやサチの目を通して描く。

    それまでの美術界からは見向きもされなかった朝鮮の陶磁器や木喰仏、無名の職人によって作られた下手物に日

    0
    2026年03月18日

    Posted by ブクログ

    「民藝」を生み出した柳宗悦とその仲間、生活ぶりを、女中のサッちゃんが語る物語。当時の日本の空気が伝わってくる情景描写はまかて氏ならでは。サラダを「サラド」等、より実際の発音に近いカタカナ表記がモダンさを一層感じさせる。あるものでサッとこしらえる料理の描写も素晴らしい。

    家中物で溢れようが、お金をど

    0
    2026年03月16日

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