8つの完璧な殺人

8つの完璧な殺人

雪嵐の日、ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。マルコムは10年ほど前、もっとも利口で、もっとも巧妙で、もっとも成功確実な殺人が登場する犯罪小説8作を選んで、ブログにリストを掲載していた。ミルン『赤い館の秘密』、クリスティ『ABC殺人事件』、ハイスミス『見知らぬ乗客』、アイルズ『殺意』……。捜査官によると、そのリストの“完璧な殺人”の手口に似た殺人事件が続いているという。犯人は彼のリストに従って殺しているのか? 著者のミステリーへの愛がふんだんに込められた、謎と企みに満ちた傑作長編!/解説=千街晶之

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8つの完璧な殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    9つのミステリー作品のネタバレを含むミステリー。
    頑張って半分は先に読んだけど、半分は手に入らなかったので諦めましたが、読んでおいてよかった。
    犯人も、殺害方法も、ちゃんとネタバレしてくる。
    読むのに覚悟がいる作品だけど、予習して多分、すごく面白かった。ピーター・スワンソン次回作も楽しみ…

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    ミステリ作家がよくやる、名作ミステリのオマージュ。複雑な構成であるながら名作リスペクトもあって面白かった。グウェンさんもっと出てきてほしかったかも‥!

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    犯罪小説8編を「完璧な殺人」のリストとしてブログに書いた書店のマルコム。
    ある日FBIの捜査員が訪ねてきて、リストの通りに殺人が起きていると言う。
    果たして犯人は。

    ステキな作家さんに出会ってしまった。
    途中で、もしかするとこの展開は…と思ったけれど、そこからの二転三転は読めなかった。
    思いもか

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    8つの古典ミステリーを巡る連続殺人。
    穏やかに暮らすミステリー専門書店の店主が、その8つのミステリーを「完全殺人ベスト8」としてブログに発表していたため、犯人と疑われてしまう。自ら解決すべく調べ始める店主だったが、意外な展開を見せ始め、次第に明らかになる過去や心の闇に引き込まれる。

    古典ミステリー

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    ミステリー専門の書店を経営するマルコムの元に、FBIの女性捜査官グウェンが訪ねてくる。彼が昔ブログに載せた、完璧な殺人による犯罪小説のリストに基づき、本当の殺人が行われているのではないかというのだ。その小説は下記の8殺。おっと冊の変換が。。。

    ①A・A・ミルン「赤い館の秘密」
    ②アントニイ・バーク

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    ミステリー愛に満ちた、上質なストーリー展開。
    だんだんと真実が明かされる。

    身近にありそうな犯罪の恐怖感が楽しめる。

    0
    2024年07月01日

    Posted by ブクログ

    読後すっきりしない感はあるが、

    本の扉に書かれている『著者のミステリーへの愛がふんだんにこめられ、謎と企みに満ちた』作品だった。

    読後、じっくりかみしめる感じ。

    0
    2024年06月26日

    Posted by ブクログ

    「そしてミランダを殺す」の著書ピーター・グライムズスワンソンの新作であるということで、読んでみた。8つの実際のミステリーの模倣犯だろうかと思いつつ読み進めた。この中のアガサクリスティーは読んだことがあるが、その他「見知らぬ乗客」を読んだことがなく、今度読みたいと思う。

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    ミステリー専門書店主マルコムがブログに完璧な殺人が綴られているミステリー小説8作のリストを掲載した。
    FBI捜査官グウェンからリストになぞらえた殺人事件が続いていることを告げられたマルコムは半信半疑ながらも事件を探っていく。。
    作中にはアガサ・クリスティやハイスミスなど様々な作家の作品が登場します。

    0
    2024年02月05日

    Posted by ブクログ

    普段読んでいるミステリーとは異なる印象。
    ミステリー愛読者が執筆したミステリー、という説明がしっくりくる。
    ああこれリストに掲載された8作全てを読んでいたら、もっと面白かったかもしれないなあ。
    マルコムが語る各作品の説明や各事件に対する解釈もなかなか興味深い。
    そして迎えるあのラスト。
    とても良い。

    0
    2024年07月10日

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