骨灰

骨灰

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

大手デベロッパーのIR部に勤務する松永光弘は、自社の高層ビル建設現場の地下へ調査に向かっていた。目的は、その現場についての『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。異常なまでの乾燥と、嫌な臭気を感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く――。地下に眠る怪異が、日常を侵食し始める。恐怖の底に誘う衝撃のホラー巨編!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    骨灰
  • タイトルID
    :
    20133642
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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骨灰 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    SFの人がホラー小説書いてる!と衝動買いしました。

    ホラー小説のお手本のような綺麗な進行で、あっという間に話が進みます。無駄は極限まで削がれています。さすがです。

    今作の怪異の強大さは天災のように扱われます。そこが結構生々しくて好きです。成仏してくれ!とかの次元では無いです。
    日常の中に避けようのない怪異が、嵐のようにぶつかってくる。これは自分にも起こるんじゃないか?なんて錯覚させられます。

    普段歩いている東京の見る目が変わります。
    ホラーだけで収まらず、壮大な人間讃歌となっているところも良いです。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    ホラーというジャンルを手に取ることがほとんどなかったのですが、この作品をきっかけにホラーもいいなと思うように。
    スピーディにどんどん悪い状況に陥っていくところに、ページをめくる手が止まらなくなった。

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    現代テイストなホラーに仕上がっており、働くサラリーマンの苦労も伝わってくる面白い作品でした。
    デジタル化した現代のなかで、読者の怖がらせ方も工夫しているのも印象的で、今後ジャパニーズホラーの可能性を広げる作品でもあると思いました。

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    冲方丁の描く現代ホラー作品。
    主人公は家庭も円満で希望に溢れ、仕事も野心と活力が充実している幸せなサラリーマン男性。
    そんな彼と家族が少しずつ非日常に侵されていき、理不尽を理解しようと狂気に染まっていく過程に怖さを感じた。

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    勝手に、もっとお化けお化けしたホラーかと思っていたが、主人公がじわじわと狂っていく様がありし日のジャパニーズホラーのようで怖かった

    ラストの淡々と行なわれていく儀式がまた怖い

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    よく意味の分からない描写もあったけど、最後は一気読みした。

    お金が無くなっていくところにクラクラしているとこが一番感情移入したわ笑

    0
    2026年03月21日

    Posted by ブクログ

    【短評】
    第169回直木賞候補に選出された冲方丁(うぶかたとう)による長編ホラー。
    なかなかにチューニングが合わず、物語に没入する迄に相応の時間を要した。しかしながら、一旦物語に入り込んでしまえば、精神を蝕まれるが如き濃密な読書を堪能することが出来た。

    大手ディベロッパーのIR部に籍を置く松永光弘(まつながみつひろ)は、渋谷再開発地区の地下深くで祭祀場めいた「穴」を発見する。這々の体で「穴」から帰還した光弘だが、その日を境に彼の日常が歪み始める。謎の渇き。骨を焼くような嫌な匂い。聴こえる筈の無い声。「穴」から這い出た何かが現実が侵食する。

    「そう来たか」という着想がお見事。本著のタイトルでもある「骨灰」が示す忌まわしさに思わず身震いする。地面が気味悪く感じるというのは稀有な体験だ。
    主人公が正気を失っていく様が緻密に描写されるため、中てられる類の作品だ。正気と狂気の変わり目が掴めない程、静かに巧みに「あちら側」に連れて行かれる感覚は凄いと思った。
    他方、段々と迫ってくる類の怪異かつ光弘が割と理知的な人間であるため、序盤になかなかのめり込めず、正直に言えばやや退屈だった。「堕ちて」からはぐいと惹き込まれ、ラストシークエンス等は眼が離せなかったので、そこだけが惜しまれる。

    【気に入った点】
    ●「渇き」の描写が見事。「骨を焼く」というのは凡そ想像しうる乾燥の最上位だと思う。主人公に移入する類の作品につき、不思議と喉が渇く作品である。
    ●終始全てが信頼できない不安定な感覚が付き纏う。アイツもコイツも何か怪しいのである。それでいて「主人公が何かを間違っている」ことが確かに感じられるため、どうにも腰の座りが悪いのだ。気持ちが悪いのだ。

    【気になった点】
    ●感情移入に時間を要した。正直に言えば、理由は定かではない。上手く言語化が出来ない。序盤に限った話ではあるが、ここ最近の読書で最も眼が滑ったように感じた。他に類を見ない怪異であるため、どういう立場で臨めば良いか、測りかねていたというところか。

    現実が凌辱されていく様を緻密な筆致で描く一冊。得体の知れない恐怖を感じているのも一興だろう。

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    めっっちゃ怖かったーーーー
    ホラーの長編は初読でしたがこんなにじっくりと丁寧に風景や心情、登場人物の機微が分かって本当にゾクゾクした。
    寝る前に読んでたらめちゃくちゃ悪夢を見ました。
    それ程こわかった...。でも面白かったー!

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    まさかこんなに面白くなるとは思いもしませんでした。めっちゃ面白かった〜
    最初は建築現場で起きた異常に対応する可哀想な社員の話なのかな?と気が載らなかったけど、原さんが出てきて、謎の空間とは?となった瞬間に一気に面白くなりました!そこからノンストップで祟りについて描かれていき、全体像がわかる頃には物語は終盤に…でも全然飽きなくて、主人公の光弘を応援しながら読み切りました。
    お化けっていうよりは祟り的な怖さ。ホラー好きにはおすすめです!

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    渋谷再開発と言えば東急。主人公の勤務先は東急をイメージしたのかなあなんて、ストーリーと関係ないところで、まず思いました。序盤は得体の知れない怖さからくる居心地の悪さを感じました。こういうよくわからないものが、自分の家に入ってきたらと思うと、読んでいても人ごとではない気がします。途中からは、家だけでなく、家族、本人にまで影響を及ぼしと、先が気になる展開に!だんだんと生活が壊されていく様子が怖いなあと思いました。

    0
    2025年09月13日

骨灰 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    骨灰
  • タイトルID
    :
    20133642
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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