菜の花の沖(三)

菜の花の沖(三)

作者名 :
通常価格 712円 (648円+税)
紙の本 [参考] 770円 (税込)
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作品内容

蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人びとを酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺にせまる大国ロシアの足音を聞きながら、それをも隠し続けた。漸くにして嘉兵衛が巨船を作り上げ、憧れのかの地を踏んだころから、情勢は意外な展開をみせ始めた。幕府が東蝦夷地の経営に乗り出したのだ。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
シリーズ
菜の花の沖シリーズ
ページ数
432ページ
電子版発売日
2015年07月03日
紙の本の発売
2000年09月
サイズ(目安)
1MB

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菜の花の沖(三) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年06月10日

    大型船「辰悦丸」を入手した嘉兵衛。いよいよ蝦夷地へ。高田屋嘉兵衛の生涯を描く全6巻中の第3巻。

    いよいよ嘉兵衛は辰悦丸を完成させ憧れの蝦夷地へ。そこは松前藩がアイヌ人を搾取する地。一方、ロシアの進出を恐れる江戸幕府。密かに蝦夷地を幕府直轄にすべく調査を開始。嘉兵衛は理想に燃える幕府の官吏たちに心を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月17日

    2014.10.15
    当時は未知の地であったろう、蝦夷。圧政を強いられていて蝦夷を救いたいという役人のあつい思い。貧窮している幕府財政も原因であろうが、蝦夷を直轄地とすることになった。船を手に入れたことで、より自由になり、自分の意思で動き始めた嘉兵衛。政治にも関わることとなるのだが、それは次の話。雄...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月06日

    蝦夷地での活発な展開が広がる。又兵庫県が主な舞台の中心地なので、情景が思い起こし易い。だって、兵庫県生まれですから。

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    Posted by ブクログ 2013年12月31日

    念願の北前航路を就航させて、商いを拡大させていく。さらに幕臣との出会いで蝦夷にさらに深く関わっていくことになり、ロマンを感じる。話がさらに大きくなっていくようで、今後の展開がとても楽しみ。年末に高田屋嘉兵衛さんという人物に出会て、とても嬉しい。

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    Posted by ブクログ 2013年03月31日

    読んだきっかけ:古本屋で50円で買った。

    かかった時間:7/2-7/22(21日くらい)

    あらすじ: 蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人々を酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺に迫る大国ロシアの足音を聞きながら、それを隠し続けた。漸くにして嘉兵衛が巨船を作...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月25日

    この物語のテーマがよく見える巻でした。世の中は商売や諸事のことで人の上下関係を作りたがる。だけど、本来人に上下などないっていうことを主人公を通して強く感じれました。自分も世の中のそういうところに従わない気持ちを持とう。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    主人公の高田屋嘉兵衛はいよいよ独立。自身の船で松前に初めて向かう。
    本の半分以上は、司馬遼太郎の恒例の脱線、というか時代背景の説明に費やされる。
    当時の蝦夷地(北海道)を管理していた松前藩は権益にあぐらをかき、蝦夷(アイヌ)を搾取していたのみならず、藩運営ならびにアイヌ虐待の内情を幕府に対して隠ぺい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月10日

    嘉兵衛の商売が軌道に乗り始め、大船を造り、念願の蝦夷入りをし、そこでカルチャーショックを受けて帰って来るまでの話。嘉兵衛はたびたび郷土主義を離れた大局的なものの考え方を持っていることが書かれているが、本巻においてはこれから心持ちとしては「蝦夷の人となる」と発言している。思うに、虐められて郷土を飛び出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月24日

    いよいよ、嘉兵衛は自らの巨船で蝦夷(北海道)に渡る。当時の蝦夷における松前藩及び幕府の対応についての記述は興味深い。
    既に、幕府(田沼意次)がロシアという外圧を意識し始めていた。

    司馬遼太郎の小説は、所々に史実及びその考察が入る。
    ・朝鮮は中国以上の儒教国家になり、20世紀初頭になるまで貨幣がなく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年06月29日

    あらすじ(裏表紙より)
    エトロフ島は好漁場であったが、すさまじい潮流が行く手を妨げ、未開のままだった。しかし幕府は北辺の防備を固めるため、ここに航路を確立する必要を痛感して、この重要で困難な仕事を嘉兵衛に委ねた。彼の成功は、蝦夷人にも幕府にも大きな利益をもたらすであろう。が、すでにロシアがすぐとなり...続きを読む

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菜の花の沖 のシリーズ作品 1~6巻配信中

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1~6件目 / 6件
  • 菜の花の沖(一)
    712円(税込)
    江戸後期、淡路島の貧家に生れた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起し、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく…。沸騰する商品経済を内包しつつも頑なに国をとざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた快男児の生涯を雄大な構想で描く。
  • 菜の花の沖(二)
    712円(税込)
    海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要はかぎりなくあった。そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴たてて往き来している。海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の届くものではない。が、彼はようやく一艘の船を得た、永年の夢をとげるには、あまりに小さく、古船でありすぎたが…。
  • 菜の花の沖(三)
    712円(税込)
    蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人びとを酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺にせまる大国ロシアの足音を聞きながら、それをも隠し続けた。漸くにして嘉兵衛が巨船を作り上げ、憧れのかの地を踏んだころから、情勢は意外な展開をみせ始めた。幕府が東蝦夷地の経営に乗り出したのだ。
  • 菜の花の沖(四)
    743円(税込)
    エトロフ島は好漁場であったが、すさまじい潮流が行く手を妨げ、未開のままだった。しかし幕府は北辺の防備を固めるため、ここに航路を確立する必要を痛感して、この重要で困難な仕事を嘉兵衛に委ねた。彼の成功は、蝦夷人にも幕府にも大きな利益をもたらすであろう。が、すでにロシアがすぐとなりのウルップ島まで来ていた。
  • 菜の花の沖(五)
    712円(税込)
    ロシアは、その東部の寒冷地帯の運営を円滑にするために、日本に食糧の供給を求めた。が、幕府が交易を拒絶したことから、報復の連鎖反応が始まった。ロシア船が北方の日本の漁場を襲撃すれば、幕府も千島で測量中のロシア海軍少佐を捕縛する。商人にすぎない嘉兵衛の未来にも、両国の軋轢が次第に重くのしかかってくる…。
  • 菜の花の沖(六)
    722円(税込)
    突然の災厄が、嘉兵衛を襲った。彼自身がロシア船に囚われ、遠くカムチャツカに拉致されたのだ。だが彼はこの苦境の下で、国政にいささかの責任もない立場ながらもつれにもつれたロシアと日本の関係を独力で改善しようと、深く決意したのである、たとえどんな難関が待ち受けていようとも…感動の完結篇。

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