菜の花の沖(二)

菜の花の沖(二)

作者名 :
通常価格 712円 (648円+税)
紙の本 [参考] 770円 (税込)
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作品内容

海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要はかぎりなくあった。そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴たてて往き来している。海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の届くものではない。が、彼はようやく一艘の船を得た、永年の夢をとげるには、あまりに小さく、古船でありすぎたが…。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
432ページ
電子版発売日
2015年07月03日
紙の本の発売
2000年09月
サイズ(目安)
1MB

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菜の花の沖(二) のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年05月30日

    高田屋嘉兵衛の生涯を描いた全6巻中の第2巻。中古の船を得た嘉兵衛は船乗りとして日本海を北上、海に躍り出る。

    江戸時代後期、士農工商の身分からは外れた船乗りはコメとは別の貨幣経済の立役者である。身分制度の足枷から抜け出た嘉兵衛、1巻で切ない場面が多かった分、2巻は広い海へ躍り出る開放感が素晴らしい。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月13日

    嘉兵衛が淡州へ帰り、律蔵さんに対して生涯の大恩人じゃ、と思うところが好き。こんな聖人のような人に支えられた嘉兵衛は幸せ者だな。

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    Posted by ブクログ 2014年10月10日

    2014.10.10
    商人としての嘉兵衛が書かれており、用船をしている現在の自分の仕事と全く同じ事情であり、面白い。また日本の各地域の特色も垣間見ることができ興味深い。

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    Posted by ブクログ 2014年03月31日

    表紙絵が、2000年9月刊行のものと絵柄が違うが、内容的には代わりがないように思う。自分が購入したのは、2012年2月5日刊行の第10冊である。主人公の嘉兵衛は、未だ下働きをしながら湊の流通品の流れを勉強する事になる。樽廻船が、交易品の主な流通手段であり。松前からの日本海周りの流通品が莫大な富を齎し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月02日

    江戸時代後期に現れた快男児高田屋嘉兵衛の物語。二巻では着々とステップを上がる話。江戸時代の日本について特に商品経済の発達を知ることができ、この動きが農本主義との矛盾を産み、やがて幕末に繋がると感じました。

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    Posted by ブクログ 2013年03月31日

    読んだきっかけ:古本屋で50円で買った。

    かかった時間:6/15-7/2(17日くらい)

    あらすじ: 海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要は限りなくあった。そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴立てて行き来している。海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月17日

    いよいよ船持ちになりました。故郷の人達とも和解するところはさらっと書いていたが、人間大きくないと許せないよね。えらい!次巻はいよいよ大きな船を作らせて船出かな。

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    Posted by ブクログ 2010年04月22日

    北風の湯に松右衛門と多くの出会いに恵まれ、材木を冬筏で運んだりして次第に名を上げた嘉兵衛。もち船を得た嘉兵衛は淡路の弟たちを呼び寄せ教育し、運にも恵まれ蝦夷地に行くための手配が進んでいく。鰹節にとても拘るくだりがなかなか愉快です。

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    Posted by ブクログ 2019年01月04日


    徐々にのしがっていくところ。

    リスクをとって = 生命をかけて、そして、やりきらんと、物語は先には進まんのですな。

    そして、クルーを弟にすればいいかっていうところ、なかなか味わい深い。

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    Posted by ブクログ 2012年09月14日

     淡路島の貧家に生まれた高田屋嘉兵衛は古船ではあるが、念願叶って一艘の船を得る。一旗上げて故郷に帰る嘉兵衛ではあるが、過去には1年間の期限付きで村八分になり、網本の娘と駆け落ちして所帯をもつという悲しい出来事があった。そんな過去に悩まされる本人とは裏腹に、村民はいたって友好的である。それに加えて、庄...続きを読む

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菜の花の沖 のシリーズ作品 1~6巻配信中

※予約作品はカートに入りません

1~6件目 / 6件
  • 菜の花の沖(一)
    712円(税込)
    江戸後期、淡路島の貧家に生れた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起し、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく…。沸騰する商品経済を内包しつつも頑なに国をとざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた快男児の生涯を雄大な構想で描く。
  • 菜の花の沖(二)
    712円(税込)
    海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要はかぎりなくあった。そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴たてて往き来している。海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の届くものではない。が、彼はようやく一艘の船を得た、永年の夢をとげるには、あまりに小さく、古船でありすぎたが…。
  • 菜の花の沖(三)
    712円(税込)
    蝦夷地の主・松前藩は、アイヌの人びとを酷使して豊富な海産物を独占していたが、この内実を他に知られるのを恐れ、北辺にせまる大国ロシアの足音を聞きながら、それをも隠し続けた。漸くにして嘉兵衛が巨船を作り上げ、憧れのかの地を踏んだころから、情勢は意外な展開をみせ始めた。幕府が東蝦夷地の経営に乗り出したのだ。
  • 菜の花の沖(四)
    743円(税込)
    エトロフ島は好漁場であったが、すさまじい潮流が行く手を妨げ、未開のままだった。しかし幕府は北辺の防備を固めるため、ここに航路を確立する必要を痛感して、この重要で困難な仕事を嘉兵衛に委ねた。彼の成功は、蝦夷人にも幕府にも大きな利益をもたらすであろう。が、すでにロシアがすぐとなりのウルップ島まで来ていた。
  • 菜の花の沖(五)
    712円(税込)
    ロシアは、その東部の寒冷地帯の運営を円滑にするために、日本に食糧の供給を求めた。が、幕府が交易を拒絶したことから、報復の連鎖反応が始まった。ロシア船が北方の日本の漁場を襲撃すれば、幕府も千島で測量中のロシア海軍少佐を捕縛する。商人にすぎない嘉兵衛の未来にも、両国の軋轢が次第に重くのしかかってくる…。
  • 菜の花の沖(六)
    722円(税込)
    突然の災厄が、嘉兵衛を襲った。彼自身がロシア船に囚われ、遠くカムチャツカに拉致されたのだ。だが彼はこの苦境の下で、国政にいささかの責任もない立場ながらもつれにもつれたロシアと日本の関係を独力で改善しようと、深く決意したのである、たとえどんな難関が待ち受けていようとも…感動の完結篇。

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