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Posted by ブクログ 2023年12月31日
▼2巻。嘉兵衛は乞食のような放浪民から兵庫で「船員さん」になる。まだまだ貧しい。ところが優秀である。フリーの特殊技能者としてごりごり出世する。このあたり、農村の秩序のなかで陰湿にいじめられていた前史に比べて、実に爽快に実力主義です。このあたりは、現代でも同じでしょう。なんであれ商売や生産や、工事や料...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月30日
高田屋嘉兵衛の生涯を描いた全6巻中の第2巻。中古の船を得た嘉兵衛は船乗りとして日本海を北上、海に躍り出る。
江戸時代後期、士農工商の身分からは外れた船乗りはコメとは別の貨幣経済の立役者である。身分制度の足枷から抜け出た嘉兵衛、1巻で切ない場面が多かった分、2巻は広い海へ躍り出る開放感が素晴らしい。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月31日
表紙絵が、2000年9月刊行のものと絵柄が違うが、内容的には代わりがないように思う。自分が購入したのは、2012年2月5日刊行の第10冊である。主人公の嘉兵衛は、未だ下働きをしながら湊の流通品の流れを勉強する事になる。樽廻船が、交易品の主な流通手段であり。松前からの日本海周りの流通品が莫大な富を齎し...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月31日
読んだきっかけ:古本屋で50円で買った。
かかった時間:6/15-7/2(17日くらい)
あらすじ: 海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要は限りなくあった。そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴立てて行き来している。海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の...続きを読む
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