あらすじ
次代クレストマンシーとして城で教育を受けているキャット少年は、あるとき、近くの村に住むマリアンという少女と知りあった。
マリアンの一族は代々続く魔女の家系で、一族の長であるマリアンの祖母は最近、近隣の別の一族と対立しているらしい。
祖母の屋根裏に長年置かれていた卵をマリアンから譲ってもらったキャットが、苦労して孵したところ、現れたのは思いがけない生き物だった。
一方マリアンは、祖母の引き起こした魔女同士の魔法を駆使した争いに巻きこまれてしまい…?
「魔法のファンタジーを書かせたら第一人者」「ファンタジーの女王」と評価の高い、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表連作「大魔法使いクレストマンシー」の一作。
クレストマンシー城と近隣の村に、魔法の生き物や不思議な機械も登場!
『魔女と暮らせば』で活躍したキャット少年のその後を知りたい、という読者の声に応えて書かれた、にぎやかに展開する楽しい物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
同シリーズ「魔女と暮らせば」の主人公、キャットのその後の物語。お馴染みの登場人物や新しい人物も出てきて、今後の人間関係がどうなるか楽しみな要素もありました。子供たちは理不尽な大人たちに振り回されることもありますが、そういった大人たちを魔法でかるーくお仕置きしつつ、救ってくれる大人もいるので、笑って終われるところがあるのがこのシリーズの魅力だと思います。キャットが少し頼もしくなっていて驚きました。ただ、作者が亡くなってしまったので、このシリーズの新作を読むことができなくなると思うと残念でなりません。
Posted by ブクログ
1番好きなキャラ・キャットが活躍するってだけでハイテンションでした。
大きな力を持っていてそれにうぬぼれることなく、素直で好奇心旺盛でいたずらっ子らしくて、小さなことにも耳をかしどんな生き物に対しても敬意をしめすキャット。
子供の話に耳を貸さない大人たち。いつも真実に一番近い子供たち。紐を解きほぐしていくように真実が明かされる書き方。いたずらっぽくカラフルな魔法の数々。
相変わらずのわがままっぷりで、それでもみんなから溢れんばかりの愛を注がれるクリストファー。いざっという時、やっぱり頼りになるパパ・クリストファー。
本当、にぎやかで色が飾られたお話でした。
Posted by ブクログ
面白かった!!!
キャットはクリストファーの次に好きなキャラクターだし、魔女と暮らせばのキャラクターがたくさん出てきて楽しめた。
これは買おうかしら。
Posted by ブクログ
キャットの成長した姿が見られたし、
いつもよりいろんな種類の動物が出てきたのが楽しかった
クレストマンシー城の周りのことは気になっていたし。
シリーズ既刊とはなんかちょっと違う雰囲気なような気がした
ここまで書かれたら、キャットがクレストマンシーになってる話とか、もっと読みたくなる!
クリストファーと魔法の旅の次に好きかも。
Posted by ブクログ
(「BOOK」データベースより)
次代クレストマンシーとして城で教育を受けているキャット少年は、あるとき、近くの村に住むマリアンという少女と知りあった。マリアンの一族は代々続く魔女の家系で、一族の長であるマリアンの祖母は最近、近隣の別の一族と対立しているらしい。祖母の屋根裏に長年置かれていた卵をマリアンから譲ってもらったキャットが、苦労して孵したところ、現れたのは思いがけない生き物だった。一方マリアンは、祖母の引き起こした魔女同士の魔法を駆使した争いに巻きこまれてしまい…?「魔法のファンタジーを書かせたら第一人者」「ファンタジーの女王」と評価の高い、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表連作「大魔法使いクレストマンシー」の一作。クレストマンシー城と近隣の村に、魔法の生き物や不思議な機械も登場!『魔女と暮らせば』で活躍したキャット少年のその後を知りたい、という読者の声に応えて書かれた、にぎやかに展開する楽しい物語。
Posted by ブクログ
シリーズの中でクレストマンシー同様、大好きなキャッツのその後。
なんかキャッツが性格よくなったような気がします。容姿端麗で、大魔法使いで、動物にもなつかれて地気もよくて… どれだけすごいの
シリーズを全部読み直したくなります。
この方の訳がとても好き。
クラーチをどうするか、キャットがクラーチ自身に聞いてくださいと言った後で、「ぼくの。キャットは、ぼくの」って言葉が可愛すぎる…!
続きが早く出て欲しいです。
Posted by ブクログ
やっぱりこのシリーズは、自分の身近にいる大人が間違っている事をする時があるし、自分にとっていいことを教えてくれるわけではない。と、言っているような気がします。
それと、間違えた大人がいたら、よそに助けを求めることも重要とも言っているような……。
Posted by ブクログ
子どもたちが、みんな仲良くなっていて嬉しかったです。
森の道でおじいさんに作ってもらった料理がおいしそうで。
というか、もう、グリフィンの赤ちゃんがかわいすぎてかわいすぎて、うちの犬が思い浮かばれました。
乱闘の辺りが面白くって、最後の部分も好き。あぁもう続きは読めないんだななぁと思うと何とも悲しくなってしまう。
Posted by ブクログ
大魔法使いクレストマンシーシリーズの一作。
『魔女と暮らせば』のその後のキャット少年の物語です。
いつものような魔法の派手さはなかったんじゃないかなーと思いますが、大人になったクリストファーの素がちょっと見えたり、キャットの成長っぷりが見えたりして面白かったです。
色々な生き物たちが登場するのも魅力的!佐竹美保さんの絵が相変わらずステキですv
『魔女と暮らせば』から読むのをオススメします!
ファンタジー好きな方は是非
Posted by ブクログ
大魔法使いクレストマンシーシリーズの最新刊(だけど2009年)。「魔女と暮らせば」(「魔女集会通り26番地」のタイトルも捨てがたい)のキャットが主人公のお話。新しいメンバーと懐かしいメンバーが入り乱れ、様々な事件と魔法が入り乱れ、まさにDWJ。こま切れに読んでも訳が分からなくてちっとも面白くないんだけど、中盤あたりからは渦に巻き込まれるようにして最終ページまでめくることになる。
いつかシリーズ全部並べて時系列に読んでいきたいものだわ。
Posted by ブクログ
次代クレストマンシーとして城で教育を受けているキャット少年は、あるとき、近くの村に住むマリアンという少女と知りあった。マリアンの一族は代々続く魔女の家系で、一族の長であるマリアンの祖母は最近、近隣の別の一族と対立しているらしい。祖母の屋根裏に長年置かれていた卵をマリアンから譲ってもらったキャットが、苦労して孵したところ、現れたのは思いがけない生き物だった。一方マリアンは、祖母の引き起こした魔女同士の魔法を駆使した争いに巻きこまれてしまい
Posted by ブクログ
人の名前多すぎ!!
でもクレストマンシーシリーズの魔法って
ほどよく使いにくそうで素敵です。
久しぶり過ぎて前作以前の記憶がないけど、
「私はクレストマンシー城のものです!」って叫ぶところは
ずっとずっと覚えてて、懐かしかったな…
Posted by ブクログ
最初はその世界になかなか馴染めなかったけど、あとは一気に読めた。キャットが最初に登場した作品はクレストマンシーの中でも一番好きな作品だったのでまたキャットにあえてうれしかった。
Posted by ブクログ
クレストマンシーシリーズ
今のところ読んだクレストマンシーの中では一番好き
おばあちゃんが強烈過ぎて
おじいちゃんが霞のような人で
キャラクターがとても生き生きとしてる。
Posted by ブクログ
大魔法使いクレストマンシーシリーズ。主人公は次期クレストマンシー候補のキャット。
もう一人の主人公といえるのがマリアン。彼女はこっそりと魔法を悪用している町に住む少女で、痴呆気味のおばあさんと暮らしている。機械技師になりたい兄はクレストマンシー城に密偵として送り込まれるがクリストファーの息子ロジャーと意気投合して飛行機を作ったり、ジュリアとジャネットがほしがった馬のシラクーザがキャットと心が通うようになったり。わくわくするような日常、古きものを解放する冒険だ。マリアンはきっとキャットにとってのいい伴侶になりそうだし、今後の展開にも期待が持てそう。
Posted by ブクログ
ダイアナさんにしては珍しく全部が全部救われたわけではない終わり方。というか、最近悪役に容赦なく見えるのは自分の感性が変わったせいなんだろうか。まあ実際同情できる罪状ではないんだけど。
魔法が実在する並行世界だと、キリスト教の在り方も随分変わると思うんだけど、その辺どうなんだろう。ピンホーのお役目とその真相は好みだったけど、ちょっともやもや。
ジャネットの出番が少なかったのと、アイリーン姫の物語が伏線でも何でもなかったのが意外でした。マリアンは多分あのまま書くのをやめちゃうんだろうなあ。
クラーチは文句なしに可愛かったです。ミリーの活躍が多くて満足。
Posted by ブクログ
久しぶりのクレストマンシー! 私の原点はこれなんだ。
しかも時系列が、魔女と暮らせばの続き。キャットがなかなか活躍して楽しかった。
やはりミリーさん凄い。クレストマンシーは彼女を嫁に出来て果報者である。