ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    とても良かったです。
    『宙わたる教室』の続編。
    伝説と言われる東新宿定時制高校の科学部が、新たなメンバーにより、新たな伝説を作る。
    科学に青春をかけた熱い物語でした。
    科学部に集うメンバーが、またまた個性豊かだが、それぞれ苦悩を抱えている。
    しかし、科学的な悩みを打ち破り、人生の悩みも乗り越えて行こうとする個の強さ、仲間がいることの強さを満喫できた。
    何度も目頭が熱くなった。

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    2026年06月20日
  • コメンテーター

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    伊良部先生シリーズの新刊が出ていることに、旅先でふと立ち寄った本屋さんの平積みで気付き、即購入して読み切りました!
    空中ブランコで、初めて小説を読みながら声を出して笑った当時のことを思い出しつつ、今回も楽しく読める内容だと感じました。
    コロナ禍真っ只中、今の世の中からほんの少し前の、
    本当に居るんだろうなと思わされるような登場人物達のお話で、場面のイメージを持ちやすいです。

    最初はいつものような伊良部ドクターの荒療治に振り回されつつも、次第に主人公達が自ら気付きを得たり、受け入れながら困難を乗り越えていく様子に、笑えつつも心があったまる感覚がありました。

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    2026年06月20日
  • 多類婚姻譚

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    それぞれ色んな生き方があるなぁと。
    今の時代結婚がすべてじゃない、本の中に「男性が結婚をして良いことあるのか」みたいなところがあったけど確かにとも思った。女性にも限らずだけど。
    いまは女性も働いてる時代だから、人生において仕事が大事な人はそっちの道を行くだろうし、家庭が欲しければそちらに行く。
    でも私の人生において仕事を優先順位の1番に置くことは絶対にないし絶対家庭が欲しいとも思ってない。そこがとても悩み。今後の人生において。でも家庭が欲しいのかな。

    結婚=幸せとは限らない、絶対に。
    女性は女性なりの不満や意見があって男性にも男性の考えや感じ方がある。それぞれが相手を大事にしようとしていても

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    2026年06月20日
  • 最後の一色 下

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    最後は壮絶。

    “五郎と忠興” 一瞬 上手く収まるのかと思ったが そこは戦国時代。壮絶な最後が待っていた。
    五郎の垣間見せた優しさが 仇となる。
    思わず 涙する。非情な時代なのだ。

    「主要参考文献」100冊以上 
    これらの文献を駆使して物語を作り進めていく著者に感嘆する。おかげで “五郎と忠興”の臨場感あふれる戦いが リアルに。

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    2026年06月20日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    両親から愛を受けずに育ったくすかが、新を産み、愛を持って育てるに至ったのは、本当に奇跡のように思う。くすかも新も、暗闇に落ちなかったのは、あの音楽があったからで、本当にあの人の歌には、それだけの力があっただろうなと思った。

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    2026年06月20日
  • まどろみの星たち

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    どの子もかわいくて、夢中で読んだ。
    保育園で働く人たちがみんな素敵だった。
    子どもを預かる覚悟のようなものを持っていた。
    子育てって、子どもはかわいいし楽しいけど、大変で失うものも多い。
    子育て真っ最中の頃を思い出してしまった。

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    2026年06月20日
  • 方舟

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    これはかなりの傑作でした。
    どんでん返しと言われると身構えて、大したこと無いオチだとがっかりするけど、これは想像を越えてました。

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    2026年06月20日
  • 斜め45度の処世術

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    「はじめに」も「おわりに」も含め、最初から最後までずっと面白かった!!!
    淡々と話す小川哲さんの声がずっと聞こえる
    そのテンション感でひねくれてて面白いことばっか言ってくるから笑っちゃう

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    2026年06月20日
  • 岬

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    ネタバレ

    めっちゃ良かった!!
    ずっと積読していて、今回が中上健次の作品読むの初めてだが、魅力に気づけた。

    舞台は和歌山県南部、田舎の貧困が蔓延っている狭い集落が主な舞台。どうやら、いわゆる被差別部落を描いているそうなのだが、あまり部落の歴史に対して知識がなかったのでわからなかった。戦後の混乱期のことも結構出てくるので、そういう時代だったのかなあとか思ってしまった。まあ中上自身も、部落というものを解放しよう!みたいな社会的意義を小説内で表現したいのではないく、その部落で起きる物語や人間ドラマを描きたいのだと感じるが。

    そんな集落では、戦後の混乱や貧困のせいで人間関係がドロドロだ。腹違いの兄弟がいるの

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    2026年06月20日
  • オリエント急行の殺人

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    ネタバレ

    初めて読むタイプのミステリーだった。
    登場人物をアメリカ人とかイギリス人とか呼ぶから誰のことか分からなくて読みづらいなあと思ってたけどそれでも面白かった。

    途中のポアロの友人と医者の頭の中が面白かった。

    オリエント急行を調べたら豪華すぎてビックリした。1泊70万とか300万?くらいするらしい。
    一生体験できないだろうなあと思ってるから本当に小説で体験できるのは楽しい。

    解説で有栖川有栖があまりミステリーを読んでない初心者の時に読んで欲しいと言っててまさにそうだなと思った。

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    2026年06月20日
  • 龍の守る町

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    他人の命を助ける仕事は助けられなかった罪悪感と後悔がつきまとうのだと普通に生活していると分からない心情と何も思わずに通り過ぎていた消防署、そして時には出動する前のサイレンにうるさいなぁと思っていた自分を何も考えていなかったなぁと心が沈む。
    そして黒宮さんの話には最近怪談を読んでいたどの本よりも怪談すぎて鳥肌が立つ。
    怪談と思っていない話に折り込まれると怖さが増すのかも。
    家族と仕事と災害復旧と感動、そして怪談を含んだ話だった。

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    2026年06月20日
  • 春にして君を離れ

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    苦しかった。
    私とは違う、とは思いつつ、母親として日々3人の子どもを育てている身としては身につまされる思い。
    子どもを育てていかないと、生活していかないと、将来を考えないと、という思いが痛いほどわかる。
    ジョーンに対して、旦那があまりにも不誠実だ。ジョーンだって独りよがりなところがあるけれど、それに対し子どもたちとコソコソ共通の敵みたいにして陰口を叩くところ、浮気不倫はもってのほか。
    「病めるときも健やかなるときも」と結婚式で誓ったのに。
    とある夫婦愛の物語を読んだばかりで大号泣したばかりで、寒暖差に風邪引きそうです。
    自分を見つめ直すことって本当に難しいし、そのうえ自分を変えることって本当に

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    2026年06月20日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    日常の小さな幸せを見つけようと思わせてくれる作品でした。
    なにか特別なことがなくても、人生は続いていて、小さなあたたかい幸せで満ち溢れていると感じました。

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    2026年06月20日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    芦川さんのように、人は善意であることが当然というような人を見ると、腹が立つと同時に羨ましく眩しいなと思う。こういう表裏一体の感情は誰もが抱えているものであると思う。
    社会に蔓延る、口には出さずに不文律で保たれている空気感というか演じている感みたいなものがいい感じに炙り出されており、どこか心がざわつく。

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    2026年06月20日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上

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    ネビュラ賞にローカス賞、SFが読みたい2025年1位、そして星雲賞と国内外のSF小説の勲章を総ナメにしたR.F.クァンの『バベル』
    SFファンなら絶対読むべき一冊です

    ここでふと思ったんですけど、もうひとつのSFの世界的文学賞ヒューゴー賞は受賞してないのね
    こいつも受賞してたらSF三冠だったのにと思ったら、なにやらすごい不祥事が起きていたようなんよね

    ヒューゴー賞というのは毎年世界のどこかの都市で開催される世界SF大会ワールドコンにおいて参加者(読者)による投票で決められる賞なんだけど、2023年に中国の成都で開かれたワールドコンに、既にネビュラ賞とローカス賞を受賞していたにもかかわらず『

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    2026年06月20日
  • くらべて、けみして 校閲部の九重さん(新潮文庫)

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    ドラマ「校閲ガール」を観て依頼、校閲という仕事に興味をもった。
    校閲ガールは原作も読み、この本はSNSで知って(マンガと知らず小説と思って)手に取ったけど、校閲ガールとはまた違う面白さがあった。

    九重さんたちを通じて、自分の働き方についても少し考えさせられた。
    続編も、ぜひ読みたい。

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    2026年06月20日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    敵も味方も、一人ひとりがそれぞれの物語と正義を抱えており、読み進めるほどにその境界線が曖昧になっていく。敵のように冷酷に見える人物にも仲間への情や人間らしさが垣間見え、単純な善悪では語れない魅力がある。戦場の空気感もリアルで、物語にどんどん引き込まれた。読み終えた後もずっしりと余韻が残る作品だった。
    時間を空けて再読したい。1度目とは違った見え方ができそうで気になる。

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    2026年06月20日
  • ファイア・ドーム 下

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    素晴らしい。人の心を殺すのは誰か一人の人間ではなくて、見えない集合体や実態のない何か。上下巻通して、文体は淡々としているのに想像を掻き立てる、まるで自分がこの物語の一員になったかのように錯覚する、巧妙な仕掛け。

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    2026年06月20日
  • ALSと笑顔で生きる。 声を失った声優の「工夫ファクトリー」

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    子どもと一緒に観ていた「ニャンちゅう」。声優の津久井さんがALSを公表された時は、すごくショックを受けた。その後、ニュースなどで近況を目にすることがあるけど、とにかくいつも笑顔。タイトルの「ALSと笑顔で生きる。」を実行されている方だなと思う。
    ALS発症から現在に至るまでが本当に細かく書かれていて、気がつけば「自分だったらどうするか」と自分事として読んでいた。
    中でも印象に残ったのが排泄問題。言葉にしづらいことを包み隠さず教えて下さって、「あー生きるってこういうことだな」と真剣に考えてしまった。
    いざという時にどうしたいかというリビングウィルは家族にはなんとなく伝えているけど、改めて書き記し

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    2026年06月20日
  • 本屋さんのある街で

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    装丁と、タイトルと、専用の素敵な栞に惹かれて購入。本屋さんの起業や経営まで描かれていて、興味深い。
    でも、そんなことよりなにより、「本の中に友達っていますよね。魅力的なやつ多いから。」「本自体が友達になってくれることもあるし。」のセリフに全部、もっていかれた。

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    2026年06月20日