小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ白い人
キリスト教でドイツ人の母親と、放蕩に酔しれる父との間に生まれた斜視の主人公
母親の父親への犯行を示すかのようなまでの厳しい禁欲的な教育を、様々な罪悪で呼び覚まされる
(父が斜視を馬鹿にし女にモテないと言ったことで生じた女性に対するコンプレックス、女中が肺病の犬を懲らしめる為に膝で押さえつけ殴り口を紐で結ぶ、父について行った旅行でサーカスの少年が女性に踏みつけにされる、その少年を黒い日陰に失神させた状態で放置した)
そんな少年期を経て、父は浮気中に自動車事故で死に、母は大学在学中に病気で死んだ
両親のどちらにも主人公の本心は知られることなく、敬虔なキリスト教として終わった
大学生の時、主 -
Posted by ブクログ
ネタバレ韓国船が沈没し、251名が亡くなった。その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。
一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護を力づくでもぎ取る。
稲見教官は本当に殺人を犯したのか?
圧倒的迫力のリーガルサスペンス! またしても止まらない「どんでん返し」!!
はじめは、稲見も殺人を認めており、目撃者もいる。どう弁護するのだ?と思って読み進めると、あれよあれよと真実を剥き出しにしていく御子柴。圧巻。
御子柴の感じる違和感。どうして、こんなものがここにあるー?
稲見の殺した介護士、栃野は、老 -
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湊かなえさん、こんな残虐なミステリーも書けるんだ!という驚き。
かなり湊かなえさんの作品が好きで、色々読んでるんだけど、その中でも今回は自分が好きなタイプのミステリーだった!
下手に新しい話題作のミステリーに手を出すより、湊かなえさんの作品の方が面白い。ハズレがない。
面白すぎてあっという間に読破。
とにかく、「すごい」という感想しか出てこず、なかなか感想を書く手が止まっていたら、読み終わってからかなり時間が経ってしまい、内容について深く掘り下げる感想が書けない…(私が湊かなえさん作品を読んだ時あるあるです)
とにかく、面白かった。オススメです♪
湊かなえさん、好きな作家さんです!! -
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読みやすくて面白かった
職場の景色が手に取るようにわかるようで、納得しながら読んだ
芦川さんはかわいくて女子力高くて、自己主張しなくて、守ってあげたくなる人 反面仕事に対する意欲や能力がない人
押尾さんは多分真逆なタイプ
二宮は芦川さんといても、本当はそんなに楽しくはないんじやないかな
でも結婚するんだろう
確かに芦川さんはイラッとする
媚びようとしているわけではないのはわかっているけど、結果そういう人生送っていく
芦川さんのどこが悪い訳ではないのかもしれない
私には昭和のお茶汲みと言われていた時代の腰掛け女子を懐かしく思い出す(若い人にはわからない?笑)
二宮はまあ平和な結婚生活送るのだろ -
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不登校となった少女まいが祖母のもとで過ごすひと夏を描いた物語である。祖母は「西の魔女」と呼ばれ、規則正しい生活や自分で決めることの大切さをまいに教えていく。自然に囲まれた静かな暮らしの中で、まいは少しずつ心を整え、自分と向き合う力を身につけていく。
印象的なのは、おばあちゃんの深い愛情。決して押し付けることなく、しかし大切なことは丁寧に伝える姿勢には温かさと強さが同居していると感じた。また、作中で明確に語られない出来事(ゲンジさんの家の犬とか)が気になる。すべてを説明しないことで、現実の曖昧さや子どもの視点の限界が自然に表現されているのかしら。
自分自身の祖父母の家の記憶と重なる風景が -
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ネタバレいやぁ…最高でした。じっくり時間かけて読みました。
どなただったか、重松清さんのレビューを書いていた方のコメントが良くて、読んでみようと思ったわけですが、ここ最近読んだ中で、一番、好きでした。
短編集として、「その日」を迎える様々な人生が描かれます。いろんな年代、立場の「その日」に対する感情がとてもリアルで、胸を打ちます。
作者は、どうやったら、どんな経験を積んだら、こんな心情描写が出来るのだろうか。
ラスト3作は連作で、最後の作品では、各短編で描かれた人たちのその後も描かれました。
決して、奇跡が起こるわけではないのだけれど、「その日」を迎えた方を見送った家族の姿なども描かれ、悲しいだけでは -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルが衝撃的でしたが、内容は本当に優しい作品でした。ヒロインの女の子が不登校気味でおばあちゃんの家で暮らすときに近所の男性に
「しばらくここにいるんです。」病気なので、と小さく付け加えた。
というフレーズを読んだとに、後ろめたさもあり弱いとこを必死に言い訳するとことか、
言うよね分かるわ〜と共感しました。
魔女の試練に挑むヒロインを見ていると、子とものときに素晴らし大人に囲まれて、自分は生きていたんだなと思いました。物語も子どもから見える視点、大人から見える視点が柔らかく混ざった感じがしました。
作品を見終わって
今会える人には会える時に会っといたほうがいいぞ!
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