【感想・ネタバレ】ヒートのレビュー

あらすじ

日本男子マラソンの長期低迷傾向に歯止めをかけるため新設された「東海道マラソン」。神奈川県知事の号令のもと、県庁職員の音無太志は、日本陸上界の至宝・山城悟のペースメーカーとして、孤独なランナー・甲本剛に白羽の矢を立てる。甲本はかつてハーフマラソンの日本記録を持っていた「30キロまでの男」。所属していた実業団が解散し、母校のグラウンドを借りて練習する身だ。ペースメーカーになることを渋る甲本に、音無は破格の条件を提示するが――。果たして世界最高記録達成はなるのか。数多の人間の欲望と情熱を乗せたレースは、まさかの展開に――。箱根駅伝を走る学連選抜チームの激走を描いたベストセラー『チーム』の“その先”の物語。疾走感あふれるレース描写と、男たちの人間ドラマに一気読み必至。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「チーム」も読んでいて、風を感じたが
この「ヒート」は、さらに躍動感と
刻一刻と変わる心情が、ランナーの感じる
風と共に素晴らしい描写である。
山城と甲本のそれぞれの心境が
どういう結末になるのか
ワクワクすると同時にドキドキさせられ
42.195キロひとときも目が離せない
魅惑の渦に飲み込まれる。
最高にいい小説でした。

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2025年04月04日

Posted by ブクログ

仕組まれたマラソンレースに歯向かう2人のアスリート。一人は天才ランナー山城。もう一人は安定した力はあるが、優勝するまでの力はない甲本。甲本は山城のかませ犬となるべくペースメーカーとなることを承諾する。この2人を取り巻く陸上界の暗部も描かれる一方、人情論的浪花節的な監督・コーチも控え、人間関係がたまらなく魅力あるものとなっている。
「チーム」シリーズを読み、「キング」を読んだ最後にこの小説を読んだ。学連選抜のチームメートも説得役として出てきており、オールスター勢揃いといったところ。
もともと箱根駅伝関連の小説を読もうと思ったのがきっかけでズルズルハマってしまった。
駅伝を愛する者、スポーツを愛する者にとって、このシリーズは絶対読むべし!間違いない!

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2024年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 天才ランナー山城に世界記録を出させるという目的のためだけに新設された東海道マラソン。
 それに反発し途中棄権してやろうと目論む山城。
 ペースメーカーとして雇われたことに鬱屈している甲本。
 そんな二人が、30キロ地点を過ぎても走りをやめなかったことから展開されていく熱血ドラマ。
 山城が求めていたのは、風よけでも電子掲示板でもスピードコース(彼にとってはぜんぶムダな甘やかし)でもなく、底力を振り絞って本気で競い合えるライバルだったのだ、て構図がたまらなく(・∀・)イイネ!!
 その意味では汚れ役に徹した音無も(結果として)最高の仕事をしたわけだ。最後の最後に途轍もないご褒美を二人から受け取ったし。

 面白かった( ´ ▽ ` )ノ
 前半は新マラソンを創設する過程が丹念に描かれていて、プロジェクトX的展開。コース設定や計測(ズルもあり)、もしあと数年後に書かれた作品だったら、ここで空撮ドローンも大活躍してたんだろう。
 後半のマラソンシーンはもう、王道のスポ根展開。ただ二人で走り続けるだけなのに、心燃えちゃうね( ´ ▽ ` )ノ。30キロ地点を超え限界を突破したところで二人が「覚醒」するさまが、ほんとたまらなく素晴らしい( ´ ▽ ` )ノ
 ついでに言えば、もろ俗物キャラの県知事がマンガっぽくて愉快だった( ´ ▽ ` )ノ

 傑作( ´ ▽ ` )ノ
 迷わず読むべし( ´ ▽ ` )ノ
2024/06/24
#5299
 

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2024年06月25日

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気持ちがいい作品。
一緒にマラソン走ったり運営してる気持ちになれる。
コースについて、ランナーの気持ちについて、深く知ってる人が書いていることがわかる。
絶対エース山城の焦りと人情的な部分を見ることができる貴重な一冊!

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2024年01月18日

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チームの後に読みました。
山城さん、浦さん、吉池監督。甲本さん。
みんな、人間臭くて好きでした。
山城さんと浦さんの関係、浦さんの人柄がよかった。分厚くて、大丈夫かな、と思ったけど、おもしろかったです!

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2023年08月07日

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仕事の話が大半を占めてて、マラソンについてはあっさり終わるのでは・・・と読んでて心配になってきたが、そんなこともなかった。ラストもよい!

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2022年08月25日

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 神奈川県知事の「世界最高が欲しい。しかも日本人が取るべきだ」。

 鶴の一声で計画された「東海道マラソン」。これらの企画立案やすべての責任が神奈川県教育局スポーツ課の単なる職員である音無太志にのしかかった。
 しかも「東海道マラソン」の目玉として,日本マラソン界の至宝,山城悟を出場させ,世界最高記録で優勝させようというのだ。
 個人主義,他者に阿る気は更々ないであろう山城を,この大会に出場させられるのか。

 音無自身,大学四年のときに箱根駅伝には出たが,八区で区間最下位,大学で陸上は引退して一県職員として勤めていたのに,青天の霹靂とも言えるビッグプロジェクトを進めていくことになる。

 「チーム」で学連選抜として出場した山城と,音無,かつてのハーフマラソン日本新記録を持ちながら,不運にもチームの解散に遭い,今回この「東海道マラソン」でペースメーカーを打診されている甲本剛など,それぞれの思惑が交錯する。

 主人公は県職員の音無の視点だけれど,「チーム」でも存在感のあった山城の心情もなんかたまらない。
 走ることに真剣に向き合っているからこその譲れない部分があるのだろうなというのを感じさせられる。多くの登場人物の心情が細やかに書き込まれていて,ああっ,もうっという感じ。(語彙力ひどすぎ)

 あんまり詳しく書けないけれど,レースシーンは圧巻。
 小説に出てくる「東海道マラソン」横浜駅のあたりから六郷橋のところまでの第一京浜は箱根駅伝のコースと同じところを走る。その描写も,個人的にとってもアガるねぇ。

 あと,個人的なことですが,この堂場瞬一さんの陸上小説シリーズ,「チーム」「チームII」「ヒート」の順に読んだんですが,登場人物の時系列どおり読んだほうが良かったなあと思いました。
 しばらく置いておけば,内容を忘れてまた小説を楽しめる質なので,次回はそうする。

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2020年03月23日

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2年ぶりに当選した東京マラソンがマラソン物に手を伸ばさせる。

かなり前に読んだ風が強く吹いている、チームと箱根駅伝が題材のものを思い出し、続編ということで迷わず購入。

天才型、苦労人型、裏方と自己を投影しやすいキャラクターが生き生きと動き、最後の結末に運んでいくのはいい読書体験でした。

この本のおかげで東京マラソンで自己ベストを目指します。

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2015年11月13日

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文庫521頁を、たちまち読み切ってしまった。
緊迫感にあふれ、あたかも共に走っているかのような臨場感で、心が熱くなる。
マラソン場面だけでなく、大会を開催させるべく奮闘する裏方や、陸上界の現状とか、見どころ読みどころ満載のエンターテイメント。
以前読んだ、この前篇ともいうべき「チーム」を、また読みたくなった。
堂場瞬一の本領を、警察小説に求めるか、スポーツ小説に求めるか、選択は難しい。

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2015年01月11日

購入済み

素晴らしい

素晴らしい

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2014年09月26日

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誰の言うことも聞かない最強をのランナーが、目玉である新設マラソン大会に出場しない。
そんな彼を変えたのは、かつて一度だけチームを組んだ男やペースメーカーとして出場を依頼された男であった⋯
世界最高記録への思いを胸に、ランナー、ペースメーカー、裏方の思いが交錯する。
それぞれの心情もよく出ていて、引き込まれました。

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2025年11月27日

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ネタバレ

レースのヒリヒリ感がたまらない!
浦が出てきた瞬間心の中でガッツポーズをしました
山城を動かせる数少ない人としてぜひこれからも出てきて欲しい

山城ってマスコミとかには愛想がいい(外面はいい)みたいな描写が前作であった気がするのですが、気のせいだったかな、、? どちらでも山城らしいなと思うけれどちょっと気になってしまいました

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2025年11月07日

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誰が主人公なのか?
発案者、事務方、それとも選手?
それぞれがそれぞれの視点で熱くなる(ヒートする)姿に引き込まれた

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2025年10月05日

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神奈川県に世界記録を目指すマラソン大会を開催するまでの経緯と本番で日本記録保持者の山城とペースメーカーの甲本のデッドヒートを繰り広げるまでの話

この本では勝者が書かれない

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2023年04月18日

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ネタバレ

「チーム」と「チームⅡ」の間の話。ちょっとうろ覚え。
最後の山城とラビット役の甲本のデットヒートは楽しくなった。

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2023年01月02日

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ネタバレ

山城シリーズ2 東海道マラソン、こんなに記録を狙って、ひとりに焦点をあてた大会って、本当にあるのかな・・・それほど男子マラソンが低迷しているってことなのか。今はいい選手がたくさんいて、大会ごとに気になる選手が出てきたり、トラックの選手も充実しているから、MGCみたいな豪華競演みたいのが見たい。山城を動かせるのは浦くんだけってこともよくわかった。認めないけど、浦くんは仲間だし。でも、ここまで自分のために人が動くのはすごいこと。観客のことむかつくのもそうかも知れないけど、勝手に託しちゃうのだ、選手に。

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2022年10月01日

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小説「チーム」のあとのストーリー。世界記録を出すことを目標に企画されたレースに、孤高の大城が挑む。大城のキャラは「チーム」以上に際立っているし、ペースメーカーに駆り出される甲本のキャラもいい。何より本作でもレースを走るランナーの内面を描く終盤がたまらない。ランナーなら間違いなく楽しめる娯楽小説です。

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2021年12月16日

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ええええ!!!
ラ、ラストが??!!!
チームの続編ということで、相変わらず山城は傲慢で感じ悪いなーと思いながら、不運続きのネガティブ甲本くんを応援しながら読んだ。
浦くんや吉池さんも登場でニヤリ。
音無さんや裏方の奮闘も面白かった!!
でも読後感はモヤモヤ?!
チームⅡを読めばモヤモヤは晴れるかな?!

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2020年10月07日

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面白いマラソンの話。
エリートマラソンランナーとハーフマラソンなら早い無名の選手。
その二人が東海道マラソンで競い合う。
東海道マラソンを企画する公務員の背景も面白さを引き出している。
同じ作家さんの書いたチームの続編という感じ。
マラソンは走ったことないが、こんなに一歩一歩が大事なんだと驚かされた
良い話でした

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2019年12月23日

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42.195キロの中には、参加者すべてにドラマがあるってことはランナーなら知っていることだけど、当然ながらその周りの人にもそれぞれのドラマがあることを改めて感じた。
腹立たしいくらいに傲慢な山城にも、それを少し砕いてくれる人が存在するってのがいいね。

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2018年11月25日

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作者スポーツ小説マラソン編。
チーム1→ヒート→チーム2とシリーズになっているのを知らずチーム1→チーム2→ヒートと読んでしまった・・・泣。
どうやらもう一度チーム2を読む必要がある。
そしてチーム1の前にキングとやらがあるらしい・・・・・泣泣。
まだ未読なり。
本作の結末が続編にて教えますタイプで☆1つだ!怒。と思ったけど、マラソン小説としては十分に迫力のある内容でグングン引き込まれてしまったのと、続編にて教えてくれてるならまあ・・・と思いなおして☆4つにします。

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2017年12月04日

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ちょうど10日間の入院中に読んだ。
しかも、その病院のすぐそばを通る内容。
なんだか観衆の声が聞こえて来そうで、痛みを忘れてハラハラさせてもらえました。
走れないのに、ムショーに走りたくなりました。

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2017年06月01日

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ネタバレ

マラソンで日本人が世界最高記録を出すためにレースを新設するところから始まるという切り口が新鮮。おまけに舞台は横浜、横浜市民としては景色が容易に思い浮かぶので、臨場感抜群でした。孤高の天才ランナー山城が俺様というか、偏屈、意固地のいい感じでイヤな奴で、ペースメーカーを務める不運な甲本くんの奮起もあり、レース終盤は本当のレースを観ているかのようにハラハラ……そして、えーーそこで終わり?!殺生な!というラスト。思わず積んでいる『チームⅡ』のプロローグだけ読むという邪道なことをしたのでした。

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2016年12月06日

Posted by ブクログ

世界最速のマラソン記録を出せるコースを横浜に設け、日本人ランナーに世界記録更新を図ったが、実際のマラソンは意外な展開にヒートする。
臨場感溢れるマラソンの駆け引きで読み進むうちにどんどん引き込まれていく。

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2016年07月28日

購入済み

最後は…

選手の心境を詳細に書いていたので引き込まれます。しかし最後は…⁈

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2015年02月19日

Posted by ブクログ

ラストで一気に涙腺が緩んだ。最近読んだ本の中でも最高のラスト!電車の中じゃなかったら思いっきり泣きたかったな~。
山城君のイメージを、勝手に樹なつみさんの漫画『パッション・パレード』に出てくるのキングに置き換えて読んでたので、私の中での山城君は、容姿端麗の超美形♪

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2015年02月18日

Posted by ブクログ

『チーム』の続編。

低迷する日本マラソン界に活を入れるために、新たに「東海道マラソン」が企画される。いかにして日本人ランナーに世界新記録を出させるか――無謀ともいうべきプロジェクトの顛末やいかに?

前作で孤高の学生ランナーとして登場した山城悟のその後が描かれている。社会人になってもかわいげがないのは変わらず、でもなぜか憎めないキャラクターだ。

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2016年02月16日

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マラソン物の小説は走れメロス以来かも。なかなかないですよね。最近いろんなマラソン大会が開催され、沢山の市民ランナーが参加して賑わっている。 本作はそういったマラソン大会とはちょっと異なる世界記録を出すための大会を開催する事になった事務局担当者の奮闘記です。

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2014年11月15日

Posted by ブクログ

チーム1から3まで読み終えてこの本を手にとった。流れからいうとチーム1の次にはさんでよかったのでは?チーム2から山城にずっとスポットがあたりマンネリ感が否めない。

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここまで熱くなれた小説は初めてです。最後の最後まで登場人物の心境の変化、思惑、スポーツという清らかなフレームを歪めながら、リアルに突っ込みたくなる展開、、にも関わらず最後の最後の最後が書かれなかった。。。勝ち負けではなく、それに伴う、広げた風呂敷の1番難しいところ、心境の、一人一人の思惑の、その終焉を脳に叩き込みたかった。期待が膨らみ過ぎた。虚無感がすごいです。

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2018年10月08日

Posted by ブクログ

ランニングやスポーツを趣味としている方は、非常にはいりやすく読みやすいです。
但し、終わり方が⁇
レース終了後のランナー、関係者とのやり取りを期待していただけに残念。

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2018年07月08日

Posted by ブクログ

ここで終わるか・・・.でも悪くない.
新たに新設された”東海道マラソン”
高低差のないコース設定,最高のペースメーカの養成,沿道の風よけなど,たった一人の天才日本人選手に世界新記録を取らせるためだけに作られた大会.完璧な計画のもとにレースは開始されたに見えたが・・・
「作られたレース」に違和感を感じながら読んでいた.
だけど,どんなに緻密なシナリオを描いても人の心は操れないのだ.周囲の思惑と葛藤.感動は予想外のところから生まれるのだと実感.とても面白い一冊でした.

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2014年11月14日

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