童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇

童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇

726円 (税込)

3pt

宮沢賢治の童話はその詩とともにきわめて特異なものである。「あなたのすきとおったほんとうのたべもの」になることを念じて書かれた心象的なこの童話の一つ一つは、故郷の土と、世界に対する絶えざる新鮮な驚きのなかから生まれたものである。どの一篇もそれぞれに不思議な魅力をたたえた傑作ぞろい。

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童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年10月15日

    銀河鉄道の夜、読みました。

    なんだか不思議なお話でした。
    小さな頃、アニメーションで見たことがあり
    そのイメージが浮かんでくるのですが

    文字だから想像できる景色があって…
    すごく綺麗な文章でした。

    物語全体に不思議な雰囲気が漂っている、
    そんなお話でした。

    読み終わったあと、
    川面にある、風...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月01日

    岩波文庫版は長く読めてませんでしたが、いよいよ、手に取りました。賢治の世界、なんとも言えないですね。銀河鉄道の夜、他の出版社のものを読んだことがありましたが、改めてその奥の深さ、文章表現のあり方などに大きく感銘を受けました。

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    Posted by ブクログ 2013年09月03日

    宮沢賢治による寓話集。
    表題作『銀河鉄道の夜』の他、『注文の多い料理店』『オッペルと象』『山猫とどんぐり』などが収録されています。

    約5年ぶりの再読ですが、いろいろな発見がありました。今回は特に表題作の『銀河鉄道の夜』以外の作品を中心に収録された寓話を読みすすめると、宮沢賢治の作品に共通する世界観...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年11月11日

    悲しいストーリーであり、思春期の過剰な自意識に苛まれている主人公、ジョバンニ。それでさえも物悲しく詩的な世界の要素の一つに消化する宮沢賢治の筆致。
    長年多くの人々の心をつかんで離さない訳は、一読すれば疑問の余地はない。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    なんといっても「銀河鉄道の夜」!!!
    といいたいところですが、それ以外の作品も面白い!!!
    賢治の童話は大好きです♪

    「銀河鉄道の夜」の編纂にあたっては、未完の作品とあって、本によって内容が少しずつ違ったりしてるんですが、
    コレはちょっと長めバージョン? 笑
    カムパネルラと別れたあとの部分で割愛し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ワタシの人生を大きく変えてくれた1年間に、ずっと肌身離さず持ち歩いていた1冊。この銀河鉄道の夜とあの場所の海に人生を教わったといっても過言ではない。持ち歩きすぎてやられてぼろぼろだけれども、本当に愛してやまない1冊。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大人になって読み返して、そこにつまってる深い意味に気付く事ができました。
    3年に一回くらい振返りのつもりで読んでます。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ジョバンニはカンパネルラに恋をしていたのだと思う。
    カンパネルラと、永遠をともにしたかったのだと思う。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    友達が大好きな銀河鉄道の夜。
    凄く綺麗な小説だった。彼女曰く、「宗教が違うから二人はあの駅では降りなかった」など、深い意味があるらしい。もう一度読み返してみたい。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    奇妙な動物たちが主人公の話が多い。
    教訓的な解釈のされるような恐ろしい結末が多い。けれどそれを童話的な書き方をなされている。
    語感、描写等やっぱり素敵。

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