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――永久の未完成これ完成である――。自らの言葉を体現するかのように、賢治の死の直前まで変化発展し続けた、最大にして最高の傑作「銀河鉄道の夜」。そして、いのちを持つものすべての胸に響く名作「よだかの星」のほか、「ひかりの素足」「双子の星」「貝の火」などの代表作を収める。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
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Posted by ブクログ
きらきらの表現が多様で、星とか宝石とかに詳しい人なのかな。文を読んで目の前がきらきらする。
純文学?名作?的な作品を読んだことは多くなく、自分で買った小説では初めてだと思う。読み進めるのが難しい、読点の位置や文章、言葉が今と違いすぎる。
内容も現代の雰囲気とはちがう。ちゃんと読みとれたのかわからない。でもたぶん銀河を旅する列車に乗って、そこで出会う人達との邂逅を楽しんだんだよね?たぶん。そして自分なりの幸せを探そうとしたんだよね、と思った。
今はこのくらいの読解だけど、いつか読み返した時にどうなるのかなと思って、それが読んでる時から楽しみ。
よだかの星も、少しつらいけど、燃えることができたのね。今も燃えてるんですって。いいね。またいつか読み返したい。読むのむずかしかった。
Posted by ブクログ
本書の注釈と解説を読んで初めて、収録されている物語の多くに宗教が根幹にあることを知って驚いた。
とはいえ仏教やキリスト教に明るいわけではないので、内容の深いところまで理解できたとはとても言えない。
でも繰り返し描かれている生と死の狭間の感覚や不条理な状況や展開に関する読み取りは断然分かりやすくなった気がする。
カムパネルラとジョバンニの名前の由来(らしきコト)についてが結構驚きだった。
美しい描写と悲しい感情との組み合わせによる対比が、より儚くて刹那的な美しさを感じさせる。
「よだかの星」でよだかが空にのぼっていく場面の、心身ともに苦痛を抱えたよだかの痛々しい姿と、それでいてのぼっていくその様はまるで閃光のような煌めきで描かれていたり、
「十力の金剛石」ではダイアモンドやサファイア、アメジストの広がる輝かしい空間が、一方でかなしさを湛えていたりと、
この二方向の組み合わせが目に痛いような胸が苦しくなるような美しさを感じさせてくれる。
Posted by ブクログ
銀河鉄道は死んだ人が乗る電車?だけど、ジョバンニはその空間が愛おしかった。乗ってくる少女との別れを惜しんだ。カムパネルラが川で溺れたとき、「わくわくぶるぶる」震えたと書いてあった。このわくわくが気になった。悲しかったというより、興奮状態だったのか?ジョバンニはあんまり現実に満たされてなさそうだった。(ザネリたちにいじめられたりしてた。)でも、大好きなカムパネルラと美しい風景を見たことは、ジョバンニにとってかけがえのない時間だったのか?ジョバンニは生きることにそんなに執着していなかったのか?(蠍の話)たとえ死ぬとしても、美しいものを見て、満ち足りた話ができることに価値を置いていたのか?
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