あらすじ
――永久の未完成これ完成である――。自らの言葉を体現するかのように、賢治の死の直前まで変化発展し続けた、最大にして最高の傑作「銀河鉄道の夜」。そして、いのちを持つものすべての胸に響く名作「よだかの星」のほか、「ひかりの素足」「双子の星」「貝の火」などの代表作を収める。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
きらきらの表現が多様で、星とか宝石とかに詳しい人なのかな。文を読んで目の前がきらきらする。
純文学?名作?的な作品を読んだことは多くなく、自分で買った小説では初めてだと思う。読み進めるのが難しい、読点の位置や文章、言葉が今と違いすぎる。
内容も現代の雰囲気とはちがう。ちゃんと読みとれたのかわからない。でもたぶん銀河を旅する列車に乗って、そこで出会う人達との邂逅を楽しんだんだよね?たぶん。そして自分なりの幸せを探そうとしたんだよね、と思った。
今はこのくらいの読解だけど、いつか読み返した時にどうなるのかなと思って、それが読んでる時から楽しみ。
よだかの星も、少しつらいけど、燃えることができたのね。今も燃えてるんですって。いいね。またいつか読み返したい。読むのむずかしかった。
Posted by ブクログ
銀河鉄道の夜を集めているので購入。やっぱり、宮沢賢治の作品の中で銀河鉄道の夜が一番好き。原稿が一枚抜けている未完成作品だけど、それが気にならないくらい物語の世界観に惹き込まれるので買ってしまう。いつか、銀河鉄道の夜だけを並べた本棚を作りたい。
Posted by ブクログ
一度読んだだけでは難しくて理解できなかった。解説を調べてから読み返すと世界観がものすごく広がった。
「死」というテーマをこんなにも美しく書ける宮沢賢治は天才。幻想的でありつつも切なさや寂しさ、怖さも感じる。何度も読み返したくなる作品です。
Posted by ブクログ
これ、学生時代に教科書の作品として読みたかったな。これを精読して、クラスメイトと議論し合う機会が欲しかった。
登場人物、舞台設定何もかもが良い
Posted by ブクログ
まだ自分には早いのかも知らない。あるいは、遅いのかもしれない。そういう気分になる、不思議な小説であった。
ひかりの素足と銀河鉄道の夜が印象であった。主人公と近い存在であり、同じ体験をするのにも関わらず、弟の楢夫と友人のカムパネルラは恐らく死に、主人公たちは生き残る。
なんとも不条理であり、やりきれない感触が残る。美しく幻想的な表現が散りばめられているが、語られていることはかなり厳しく哀しい。
巻末の河合隼雄の解説によると、著者は露骨な因果応報を書かないように注意していたという。いわゆる説法や講話に陥るのを嫌ったようだ。人智の及ばない自然の摂理と、それを体験した人間の諦観や尊厳を描こうとしたのだろうか。
『こうすればうまく行く』『幸せになるためには』といった浅薄な言説が多く蔓延る中で、自然の不条理に直面した者たちの体験をただ描くこの短編集は、逆説的に、我々を正しく導く内容を最も多く持っていると感じた。
極めて抽象的な表現が続くことからも分かる通り、この作品の感想はうまく言語化できない。ただ、何か大切なものが描かれているように感じる。まだ人生経験が足りないのか、あるいは、タイミングを逸したのか。前者を信じて、宮沢賢治の心の中を少しずつ探っていきたい。
Posted by ブクログ
昔の人だからか、星の話や神などの信仰という表現が多い気がする。
個人的に好きだったのはひかりの素足
銀河鉄道の夜は予知夢だったのかな?
Posted by ブクログ
久しぶりにしっかり銀河鉄道の夜を読もうと挑んだのですが収録されていた"ひかりの素足"があまりにも心に刺さりすぎて辛いものがありました。
宮沢賢治の紡ぐ物語は悲しさも苦しさも混ざっているけど、優しさも同じくらい詰まっているのだと思います。
Posted by ブクログ
聞いたことがある歌があったり現代とは違う言葉遣いがあった短編集でしたがその中で「銀河鉄道の夜」のジョバンニとカムパネルラの物語は引き込まれました。
ジョバンニの心の動きが良く分かりまた読み返したくなりました。
Posted by ブクログ
意外と言っては失礼だけど面白かった。
そういえば子供の頃国語の教科書にのってる物語を読むのが好きだったなぁなんて遠い記憶が蘇った。
特に「貝の火」が面白かった。なんで途中でみたときには美しく燃えていたんだろう。
Posted by ブクログ
たぶん感覚的、表面的な部分しか拾えてない
本当に猛スピードで颯爽と走る列車に乗って窓から顔を出して強風に当たりながら見逃したくない景色をなんとか焼き付けている感覚。
あの銀河鉄道の外と内の描写は読むうちに位置関係がごちゃごちゃになりながらも、車窓に流れる景色として断片的に浮かんでは消え、近づいては遠のく。読んで文字から想像するイメージも、1つずつ浮かんでは消えて。
町がお祭りの中、1人別の場所にいる特別感といか、懐かしさもあった。
信じる神が違う者同士で泣いたり笑ったり、結局じゃあ宮沢賢治が何を伝えたかったのかは分からないがずっと悲しさだけはあって、それは級友との関係や母親や父親、親友への心境など。
おそらく鉱石や星座や宗教の知識がもっとあれば、たくさんの比喩表現を拾って深く楽しめたんだと思う。
Posted by ブクログ
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』。装丁の好きな角川文庫版です。8編の短編からなります。
「おきなぐさ」
蟻にうずのしゅげ(おきなぐさ)について、尋ねると、蟻は光を通した花を「赤い」と言います。語り手は、春の七ツ森の野原で二輪のうずのしゅげを見つけます。
二輪の花は風や雲の動きを見て「きれいだねえ」と語り合う。そこに空からひばりが降りてきて、上空の風が強く飛べないことを話す。花たちは「一度でいいから風に乗って飛びたい」と言い、ひばりは「そのうち飛ばなくてはならなくなる」と言い残して飛び立つ。
やがて季節が進み、花はふさふさの銀色の綿毛に変わる。再びひばりが訪れ、「もう飛ぶ時だ」と話しかける。花たちは「もう僕たちの仕事は済んだ」と穏やかに応じる。
風が吹き、綿毛は空へ舞い上がり、花の魂は空に昇って星になる。ひばりはその別れを歌いながら空高く飛んでいく。
「双子の星」
天の川の西の岸に、仲のよい二人の星の子ども、チュンセ童子とポウセ童子が住んでいる。二人は、夜になると空の宮から出て、星めぐりの歌に合わせて銀の笛を吹く役目を果たしていた。
ある朝、二人はお宮を離れ、泉のある野原へ出かける。そこで大烏の星と蠍の星が喧嘩しているのを見つける。蠍の毒で倒れた大烏を、チュンセ童子が毒を吸い出して助け、蠍も頭を大烏に割られ瀕死であったため、二人はそれぞれの家まで送り届ける。お宮に戻る時間が迫り、困っていると、稲妻が王様の命で二人を迎えに来てくれ、無事に戻る。
別の晩、彗星(ほうきぼし)が現れ、王様に呼ばれていると嘘をついて二人をその尾に乗せて連れ去る。彗星が勢いよく飛ぶ中、二人は振り落とされ、海の底へと落ちてしまう。二人は「ひとで」と海底の生き物にからかわれ、鯨に飲み込まれそうになる。そこに海蛇が現れ、二人を助けてくれる。海蛇の王様は二人の話を聞き、竜巻を起こして二人を天へ帰す。二人は元の姿に戻り、お宮に戻って、再び銀の笛を吹きながら星めぐりの歌を奏でるようになる。彗星は罰として海に落ち、なまこになったという。
「貝の火」
うさぎの子・ホモイはある日、川で流されていたひばりの雛を助けます。お礼にひばりの親から「鳥の王さまからの贈り物」である宝珠「貝の火」を授かります。父によれば、この宝珠を一生持ち続けた例はごく僅かで、心を乱さず扱わねばならないと注意されます。貝の火を手に入れたホモイは周囲の動物たちから敬意を集め、次第に増長していきます。リスに命じて食べ物を集めさせたり、狐を家来のように扱い始めますが、父は息子を諌めます。しかし、仕えていた狐にそそのかされ、小さな動物(むぐら)をいじめたり、狐が盗んだパンを受け取ったりしてしまいます 。やがてホモイが罪に気付き、小鳥たちを助けに行きます。父とともに狐と対峙し、箱の罠から小鳥たちを解放することに成功します。
しかし、その直後、貝の火は白く濁り、やがて砕け散り、破片がホモイの目に刺さって失明してしまいます。最後に、父は息子を慰め、「目は治る」と約束して物語は終わります
「四又(よまた)の百合」
ある王国に、聖人「正遍知」を迎える準備が町や王宮で進められる。王は百合の花を捧げようとし、大臣に百合を探しに行かせる。大臣は森で裸足の子どもが持つ十の花をつけた真っ白な百合を見つけ、値段交渉の末に紅宝玉と引き換えにその百合を譲り受ける。子どもは「正遍知に贈るつもりだった」と述べ、子供は宝石をうけとらない。百合は王に献上される。正遍知はやがて街を訪れる。
2億年前にもあったお話。
「ひかりの素足」
木炭を焼く父のもとから家へ戻る途中、兄・一郎と弟・楢夫は突然の吹雪に遭い、遭難してしまう。やがて鬼に追われ瑪瑙の野原を彷徨う子どもたちの行進に加わるが、一郎は弟を守って献身する。すると「にょらいじゅりょうぼん第十六」という声とともに白く輝く素足の人が現れ、子どもたちを安全な光の国へと導く。そこで一郎はその人に「本当の道を学びなさい」と言われ、現世に戻される。目を覚ますと弟は雪の中で息を引き取っており、一郎は助けに来た人に助けられる。
「十力の金剛石」
霧深い朝、ある王子と大臣の子が「虹の袂にあるルビーの絵具皿」を探して森へ出かける。虹を追って森に分け入り、蜂雀(はちすずめ)に導かれて丘に出ると、空からあられのようにダイヤモンドやサファイアなどの宝石が降り注ぎ、地上の植物も宝石でできている幻想的な光景に出会う。植物たちはそれでも悲しげに歌い、「十力の金剛石」がまだ来ないと嘆いていた。するとついに十力の金剛石が降り注ぎ、露のような光が草木や人々に満ちてすべてが生き生きと変わる。家来たちが迎えにに来る。
「銀河鉄道の夜」
ジョバンニは、病気の母と二人で暮らす貧しい少年。父は漁師として海に出たまま戻らず、学校ではクラスメイトにからかわれて孤独を深めています。唯一の気の置けない友人は、カムパネルラだけでした。
ある星祭りの夜、ジョバンニは仕事を終えて牛乳を取りに行きますが、牛乳が届いておらず落胆。帰り道、ザネリらにからかわれたことに耐えられず、黒い丘の方に逃げ込みます。
丘に登った彼は、ふと「銀河ステーション、銀河ステーション」という声を聞き、不思議な光に包まれた後、気づくと銀河鉄道に乗っていました。隣には、濡れた黒上着を着たカムパネルラがいて、二人は再会します。
列車は白鳥の停車場や南十字星、プリオシン海岸などを通り、ジョバンニとカムパネルラは、大学士・鳥捕り・沈没船から助けられた姉弟とその青年など、様々な乗客と出会います。それぞれの人生や死、生き方について語り合います。
旅の序盤からジョバンニは「みんなの本当の幸せとは何か」を考え始め、カムパネルラは「君が本当の幸せを願えば僕はどこまでも一緒に行くよ」と語ります。
やがて目的地に近づいたのか、窓の外の世界でカムパネルラは列車を降りてしまいます。ジョバンニは声をかけようとするも消えてしまい、一人になるのを感じます。目が覚めると丘の上。
ジョバンニは現実世界に戻り、町に戻ると川で友だちを助けようとしたカムパネルラが溺れて死んだことを知ります。悲しみに暮れながら、ジョバンニは母に牛乳を持ち帰るため、父が帰ってくることを知らせるため、街に走り戻ります。
銀河鉄道の夜は、何度読んでも美しい作品です。銀河を列車が走るという夢のような舞台設定と、星や光の描写の美しさ。親友カンパネルラの死や別れ。「他者のために生きること」。
そして文章全体がとても優しい。
疲れた時に読みたくなります。
Posted by ブクログ
中学校以来?読んだとおもう。まだ大学生だけど、そんな私でさえ今になって再読したら全然見え方が違うな〜と感じた。
やっぱり銀河鉄道の夜は特に名作。村上春樹の『スプートニクの恋人』を思い出す。
Posted by ブクログ
「銀河鉄道の夜」他短編集。
昔読んだことがあったのかなかったのかさえ記憶にないが、どこか綺麗で優しくて、切なくて懐かしい感じのする短編集だった。
Posted by ブクログ
何度も読もう読もうと思いやっと手に取りました。『銀河鉄道の夜』は、数多い宮沢賢治さんの作品の中でも有名な作品なだけあって面白かったです。
読んでいる途中、これってどういうことだろう、何を伝えたいだろうと思える箇所が何ヵ所かあり、想像を膨らませることも含め面白かったです。面白いというより、最初に感じた感情は不思議な感覚でした。
読み終えた後、ネットで書かれているいろんな人たちの考察をみるのも面白かったです。
私は、宮沢賢治さんの『双子の星』という作品が好きなのですがそれに関連した内容があり、とても嬉しかったです。
星好きな人は一度は読んでほしい文学作品です。
Posted by ブクログ
いちばんの幸とはなんだろう、ジョバンニは親友のカムパネルラと銀河鉄道に乗って旅に出る。幻想的な雰囲気の中で、生きることを見つめていく。
読むのは3回目だが、その時々で受ける印象が違った。
「よだかの星」も切なさが心に突き刺さる。
Posted by ブクログ
銀河鉄道の夜を含む8つの物語が収録されて短編集。星座に関する話が多く、やはり「銀河鉄道の夜」が最も読み応えがあった。銀河鉄道の夜は題名は誰もが一度は耳にしたことがあるというくらい有名だが、内容自体は知らなかったため今回読むことにした。感想としては、少し想像と違った部分があり、第一にいわゆる夢オチであったことや、カムパネルラがラストで亡くなったというバッドエンド的なオチに驚いた。全体を通して読みやすく、分かりやすいためおすすめです。
Posted by ブクログ
小学校の教科書で読んだ「やまなし」以来の宮沢賢治作品。
どの短編も最後には胸がきゅーっとなる。
脚注を見ずに読み進めたせいもあると思うけど、知らない言葉や動物、植物が多く出てきて、頭の中にはっきりと風景を思い浮かべることができなかった。
でもそれができないことと読みにくさが必ずしもつながっているわけじゃないんだなあ…と文章を読みながら思った。
この中だと「よだかの星」「ひかりの素足」「銀河鉄道の夜」が好き。
たぶん2回目の自分の方がいろいろ感じてくれそうなので、いつか再読したい。
Posted by ブクログ
『銀河鉄道の夜』はなにか胸が熱くなるものがありました。こういうできごとをこういう表現で表すっていうのは、並大抵の仕事ではないように思います。ただのファンタジーとは一線を画すすご味を感じました。
主人公が鳥取りに対して抱く感情も、なにか特別なものとして味わいました。鳥取り扱う品物について批判しそうになったとき、それを嬉しく手に入れている人の気持ちに思いを馳せるとか、会ったばかりのまったくの他人なのに、相手をおもって切ない気持ちになってしまったりとか。
本筋とは違うところですが、こういう気持ちの移りに尊いものを感じました。
Posted by ブクログ
映画、銀河鉄道の父を観て懐かしさからまた読んでみたいと思いました。
子供の頃映画館で上映されて観に行った事や、教科書で一部を読んだ事はありますが原作は初めてでした。
短編集ですが全体的に少し悲しいお話が多かったです。
そしてちょっと難しい。
それでも最後まで読み終えたのは分からない部分も含めて良いお話だからだと思います。
多分またいつか再読すると思います。
Posted by ブクログ
これまで読んだ本の中で最も景色の描写が多くて、自分の外界への知識の欠如を実感した。
宮沢賢治が見ていた世界に共感することも、自分なりの絵を読書中に拡げることも叶わなかった。
ただ自分の中に具体的な絵があまり浮かばないだけで、小説中の言葉は美しく、物語を通じて生きることの苦しさやそれに対する救いをぼんやりと感じる心地よい読書時間であった。
「銀河鉄道の夜」以外に「双子の星」「貝の火」「よだかの星」「ひかりの素足」でも似たような感覚だった。
歳を重ねたときに読み返したいと初めて思った一冊。
Posted by ブクログ
悲しいお話が多かった気がする
ひかりの素足が印象に残った気がする
弱い弟はなんでそうなってしまったんだろう
たぶん、賢治自身の経験にも交わってくるのかもしれないけど
銀河鉄道の夜の幸せとはなんだろう、分からない、でも探し続けようみたいなところが好き
Posted by ブクログ
大人になって1冊目に読んだ本。
表現や描写が煌びやかで素敵だと思った反面、情景が浮かびづらい点も多々あった。
もう一度読み直して感想を書きたい一冊。
Posted by ブクログ
銀河鉄道の夜を何かの映像で見た事があったけど
結局どんな話だったっけ?と気になって購入。
読んでいくと宮沢賢治は、星や宇宙、宝石など
知識の豊富な人だなと感じました。
川の表現も本当にキラキラしてるんだろうな〜
宮沢賢治の物語に出て来る宝石って
現実よりももっと光輝いて美しいんだろうな〜
宮沢賢治にはこういう風に見えたんだろうな〜
って、想像しながら読めたけど…
銀河鉄道の夜は何回も読まないと理解できない部分も
あって、ちょっと難しかったです。
Posted by ブクログ
随分前に読み、よくわからんなあと思っていた。
しかし、宮沢賢治の利他的な人間性や仏教徒であったことを知った上で読むとまた一味違う読み方が出来るのではないかと思った。
こういう本で考察をするには、事前知識がある程度必要なのかもしれない。
Posted by ブクログ
銀河鉄道の夜は内容は知っていたけれど、大人になって改めて読もうと思いました。
銀河鉄道の夜だけでなく、様々な作品で星が出てきたのが印象に残っています。
Posted by ブクログ
宮沢賢治の作品が収録された本。
宮沢賢治は本当に天が、星が好きなのだなと思った。この本に収録されている話の中で特に私は「よだかの星」が好きだ。美しいと思ったから。すごく美しかった。
Posted by ブクログ
ジョバンニが列車に乗れたのは
やはり臨死体験だったのかとか
車内でカンパネルラがジョバンニと会って心を通わせてなければ(カンパネルラがザネリを助けなければカンパネルラも乗ってないだろう)
ジョバンニも考え方が変わらなかっただろうし
最後の駅まで乗り続けたんじゃないだろうかと思った
カンパネルラは二つの世界で人を助けたんじゃないかなとと思った。
「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでも〜」のくだりは蓋し名言。
Posted by ブクログ
どこまでも。どこまでも。
幸せとは、
誰か他人の幸せのために身を呈すことなのか、
ただ自分の大切な人と一緒に過ごすことなのか。
不思議な世界観を旅してたどり着いた先に
ジョバンニが見つけたもの。
誰かのために生きる、死ぬ。
大切な人には伝えられる時に、届けられる時に。
悔いのないように。
現代人の私には読みづらいにもほどがあり_(┐「ε:)_
世界観はなんとなく、好きでしたけど。