湯気を食べる

湯気を食べる

1,760円 (税込)

8pt

最注目の著者による「自炊」エッセイ集
幅広い分野で活躍する注目の作家・くどうれいんによる「食べること」にまつわるエッセイ集。「オレンジページ」の人気連載と「河北新報」での東北エッセイ連載に書き下ろしを多数加えた、心にひびく48編。

《コンテンツの紹介》

【第一章】湯気を食べる
湯気を食べる
ディル?
それはまかない
南国の王様
愛妻サンド
アイスよわたしを追いかけて
福岡のうどん
鍋つゆ・ポテトチップス
棚に檸檬
白いさすまた
すいかのサラダ
くわず女房
ぶんぶん
庭サラダバー
手作りマヨネーズ
おどろきの南蛮漬け
かに玉ごはん
いい海苔
すだち
寿司はファストフード
シェーキーズってすばらしい
ピザは円グラフ
醤油はいずれなくなる

【第二章】風を飲む

萩の月
ほや
菊のおひたしと天ぷら
せり鍋
わかめ
うーめん
笹かまぼこ
お米は貰うもの
きりたんぽ
たらきく
風を飲む

【第三章】自炊は調律
自炊は調律
たまご丼
パン蒸し
好きな食べもの
献立は大行列
つくりおけぬ
ねぎとろ
ナッツと言いたかった
柿ピーの短刀
自炊の緑白黒赤
くる
スナップえんどう
渡したいわたし
お花見弁当

※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事・ 写真・付録は電子版に掲載しない場合があります。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

湯気を食べる のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1番印象に残ったのは、自炊は調律。

    人生に余裕があるから自炊を楽しんでいるのではなく、余裕がない人生の中で自分の人生に納得するためのその手段が自炊だった。
    この感情を言語化できるなんてさすがですと思ったし、そういうことかと納得した。
    私がパンを焼くときのことを考えてみると、その日は余裕があるわけで

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    食べること、料理をすること、誰かと食べること、誰かに自分の作ったご飯を食べてもらうことが好きな人にオススメしたい1冊です( ˶'ᵕ'˶)
    作らなくても、スーパーに入って、食材を見ることが好きな人にもオススメ(。˃ ᵕ ˂ )b

    ときどきまた読み返すかも(*´ `)

    2025/

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    寝る前にリラックスしながら読めるような本を探し求めた先で出会いました。
    毎日の生活が短く、心地の良いテンポで紡がれており、日々の食事をいとしく思わせてくれるような話ばかりでとてもよかったです。くどうれいんさんの軽やかであたたかい言葉、すこくすきだなあ。

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    作家・くどうれいんが凝縮されている1冊。
    食へのこだわりだけでなく、作家としてのくどうれいんと1人の人間としてのくどうれいんのイメージとの葛藤や立ち向かおうとする力なども含まれている。
    また、文章の読み易さは個人的にピカイチ。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    12回料理レシピ本大賞【料理部門】入賞の食にまつわるエッセイ。
    著者の食に対するスタンスと、私のそれとが同じすぎて、わかりみが深すぎる(笑)。
    私もアイスクリームには追いかけられたいし、熱々が美味しいものが目の前に来たら、エライ人の話を聞かずとも食べる。
    そして、自分が家族に料理をつくってあげるよう

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    とてもホッとする本だった。

    自分の目の前には本しかないはずなのに、ご飯の温かさを感じる。そして、帰ったら何食べようかなと楽しみになった。

    ご飯を食べること、つくることに対して前向きになれる本!

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    "料理を作ったり、作ってもらうということは、湯気ごと味わうことができるという素晴らしいことだ。湯気ごと味。"
    "わたしはいつもわたしのために働いているのだから、わたしがわたしの食べたいものを作るとき、それはすべてまかないだ。"
    "いつまでも、作ること

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた作家さま
    くどうれいん?
    名前から童話作家さん?って思った時期もあったけど、どーやら違うらしい

    そして満を持して!!
    本書を手に…。
    (ただ読みたい本が多すぎて、先送りしてただけ 笑)

    読みはじめてすぐに

    出来立ての尊さ、舐めんなよ、

    の一文でわたしは、作者さまに胃袋とハ

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    ー湯気を食べるー
    「多少口の中をやけどしようとも出来上がったら即食べたいし、食べてほしい。料理は盛られて置かれた瞬間が最も旬で最もおいしいと信じている。」
    めちゃくちゃ共感!いきなり胃袋をつかまれた。

    とある大好きな書店でみつけちゃいました。書名が素敵すぎませんか。
    食に関する本当においしそうなエ

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    ともかくこの方はとてもおいしそうに書く。食べたことのあるものも、食べたこともないものも、見たこともないものも。

    0
    2025年09月22日

湯気を食べる の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

くどうれいん のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す