【感想・ネタバレ】有頂天家族のレビュー

あらすじ

登美彦氏史上、これまでになく毛深く、波乱万丈。(登美彦氏談)「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け廻る。が、家族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪く、矢三郎が慕う天狗は落ちぶれて人間の美女にうつつをぬかす。世紀の大騒動を、ふわふわの愛で包む、傑作・毛玉ファンタジー。

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Posted by ブクログ

アニメを第2期まで完走したので再読しました。
洛中を駆け回り、面白きことは良きことなり!で突き進む毛玉一家の奇天烈なお話。
ふわふわと面白かったです。
アニメを見たばかりなので、登場人物たちの声が聞こえてきます。

主人公の矢三郎とその家族の下鴨家の状況はかなりシビアで、特に『母の恩人が、父を鍋にして食った金曜俱楽部の一員』というのはかなりつらい(父は金曜倶楽部でそのことを知り、その上で食われた)けれどそれでも家族力を合わせて生きているのがいいな。
シビアだけれど、狸なので深刻にはなれない。『阿呆の血のしからしむるところ』で済ます。
天狗の赤玉先生も弁天も暴君ですごい。岩屋山金光坊さんの穏やかさがすてき(これは声優が清川元夢さまだったということもあり爆加点)

途中もてんやわんやですが、最終章「有頂天家族」の、金曜倶楽部の忘年会?の一夜のハチャメチャぶりが楽しくて仕方ありませんでした。カオスな動物王国。
矢二郎の偽叡山電車だいすき。

このテンションとごちゃごちゃぶりが再現されていたアニメ、すごかったんだなぁ。
アニメももちろん楽しく観ました。京都の街中描写も美麗で緻密でした。

2巻も読みます。「二代目の帰朝」は読むの初めてだ。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

狸一家と天狗、美女半天狗のお話。
狸一家の三男坊目線で巻き起こる日常は、不思議な世界で騒がしい。
大騒動がありながらも、いつも守るべき、守りたい、守ってくれる家族の有様に心が温まる作品。

曲者で、真っ直ぐで、愛らしい登場人物たちに夢中!
大騒動中の天狗の左手に吹き出してしまった〜〜〜
そして、森見さんの擬音語が大好き。

京都の地を理解していたら数倍楽しめるんだろうなぁ。

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2026年05月22日

Posted by ブクログ

天晴れ!

天狗、阿呆の狸、人間、天狗のような人間、人間のような狸、人間らしい人間…

私の住む街にも、天狗も狸も人間も住んでいるのだろうな。

何はともあれ、とても面白い小説だったからとても良い小説なのだ!

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

こんなにいいファンタジー小説はない
読んでいると京都に行きたくなるし、大学時代を京都で過ごしたかったとも思う。
ふざけているのに涙が止まらない

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

力の抜けた森見節。森見さんの中でも大好きな一冊です。
狸や天狗といった主要キャラも皆キャラがたっているし、なんだかんだ言いながらも家族皆んなで力を合わせて大団円!という結末が爽快です

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

大好きで何度も読んだ作品です。
毎年年末には必ず読みたくなる。
狸と天狗と人間が登場人物で、本当にこうだったらいいのにな、と思う世界観です。
お話の内容は賑やかで楽しくて少しだけ切ない。
この作品らしく最後は大円団で終わるので、毎年年の瀬に一年の締めくくりとして読みます。
面白きことは良きことなり!

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

思わず唸る面白さ。言葉遊びが炸裂して、ページに1回は笑わされる。やはり森見登美彦はすごい。ほかの作家とは一線を画していると思う。

著者の文学や歴史に対する独特な造詣と知識、京都の街を肌で感じてきた経験を下地に、まこと人間臭いタヌキ達の冒険が織り成される。
タヌキと天狗なのに人間臭い主人公と師匠、対して人間なのに神々しい弁天。それぞれが愉快な4兄弟にへっぽこライバル、対して食われ死んでしまう事への切実な恐怖と悲しみ。母の愛に叔父の憎愛。コミカルな語り口の裏にこれでもかと言うくらい色んな要素が詰め込まれ、まさに混沌と言うべき様相を呈している。
そして、この作品の凄いところは、その混沌を読み進む中で、全てのキャラクターや世界そのものを愛しく感じてしまうこと。京都に行って、電気ブランを探し求め、人々の中にタヌキが紛れていないか目を凝らし、美女とじじいが浮いていないかと空を見上げる、そんな事がしたくなる。

2作目もあるので、間もなく手に取って読む事になるだろう。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

「もし本当にこんな狸たちがいたら」と想像するだけで気持ちが浮き立つような、愛くるしい狸一家のユーモアと家族愛が炸裂した京都を舞台とするどんちゃんファンタジー。狸界を束ねてきた偉大な父と、「母は強し」を体現する肝が据わった母。両親の血を半分零しつつも、それぞれに輝く四兄弟のポンコツ個性がたまらなく愛らしい。面白きことは良きことなり!

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2025年12月09日

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ペンギンハイウェイ、夜行に続き、森見先生3作目。狸、天狗、人間が共存する、変わった世界観が面白くて、あっという間に飲み終えてしまった。登場人物それぞれ、キャラが濃い!すっかり矢三郎のファンになってしまって、これから有頂天家族の2作目を読むところ!「面白きことは、良きことなり」

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2025年11月23日

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自分も赤玉ポートわいんをなめたくなって買いに行ってしまった。叶うならたぬき鍋もご相伴に預かりたい。ラストの疾走感が大好き。好きな小説は、映画をみたように映像が頭に残ります。

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2025年11月11日

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海星がとにかくカワイイ。姿が見えないというのはこんなにドキドキするものか。ちょうど身内を亡くしかけているところで読んだので、「生きていればサヨナラと袂を分つことはできない」(ちょっとうろおぼえ)という言葉が身に沁みた。人生全体的には幸せでも次々にやってくる大小の悲しみから逃れることはできない。これくらいの軽々しさで乗り越えていくしかないんだろうな。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

森見ワールド...ホントすき...
京都を舞台にした狸と天狗と人間のドタバタ和風ファンタジー作品。ときどきシンミリして ときどきハラハラしても いつだって面白さを忘れない全編通して楽しく読ませてもらった。自分には『阿呆の血』が流れているのかもしれない。
しかしアレやコレや未回収の伏線が多数残った今作。続編で回収されるのだろうか。読むのが楽しみだ。しかし、回収されなくても「まあ、狸だから仕方ないか...」と思えてくるから不思議な作品だな

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

「面白きことは良きことなり!」と、阿呆であることを誇りを持って京都の街を動き回る狸たちの、ハートフルな大騒動。主役を狸とすることで、一家の父の死という出来事をこのように展開させることができるとは、素直な驚きがあった。また、次兄と母がお互いを気遣い合う姿には本当に心打つものがあった。
弁天と海星の掘り下げがもっと欲しいが、2巻目に期待かな?

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

動物好きの大学の先生が面白いと言っていたので、気になっていたものの、こんなに傑作とは!
狸の可愛さ爆発の毛玉物語。
狸を毛玉扱いにするあたり、かなりツボにはまった。なんども読み返したくなるかわいい描写がある。
やけにお尻を大切にするとか(尻が冷えることに非常に敏感)、クリスマスはケーキを手配し、ケンタッキーを準備するとか。ちょっと怖気づくと尻尾を出して化けの皮がはがれてしまう末の弟、矢四朗のかわいいこと!
ただそれだけでなく、いろんなエピソードにまみれながら、偉大な父がなぜ狸鍋になってしまったのか、を中核として後半から一気に物語が展開していく。
かつての栄光の時代の見る影もなくなってしまった天狗・赤玉先生と父の絆がうかがえるエピソードや
蛙になって井戸に閉じこもってしまっていた次兄の「捲土重来!」の復活劇にはちょっぴり目頭が熱くなった。

「阿呆の血のしからしむところなり」、「面白きことは良きことなり!」とのモットー、いいなぁ。

久しぶりに小説を読んだけど、ひと段落して楽しみたかった時にぴったりの小説で、大当たり!
調べたら、三部作とのこと。二作目もすでに発売されてるようなので、また一息つきたいときに読むのを楽しみにしたい。

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2025年09月13日

購入済み

全体的にギャグ線があるなと思う。過度にウケを狙っているわけではないのに、フッと笑ってしまうような言葉の使い方が好きだった。

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2024年02月20日

購入済み

愛すべき毛玉たち

とても可愛いもふもふの家族たち。幸せに生きるって何か、タヌキたちに教えられる。阿保の血のしからしむところ。という言葉が好きです。

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2022年10月04日

1番好きな小説

わたしの好きな小説ランキング第1位です。
面白く愉快爽快。
3部作とのことで、2作目は少し暗めな印象でしたが、3作目はまた爽快な結末を楽しみにしています。

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2022年05月03日

購入済み

森見ワールド

森見登美彦さんの作品を溺愛していますが、中でも有頂天家族シリーズは良いです。登場人物(というより狸物と天狗物)が個性的で、引き込まれます。オーディオ本でも聴いたのですが、活字でも読みたくなったので購入しました。森見さんの作品が変化していっているので寂しいです。

#笑える #ハッピー #癒やされる

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2022年06月19日

購入済み

森見版平成狸合戦

森見ワールド炸裂!
ちょっと笑えて、ちょっと切なくて、ちょっと感動できるお話です

阿呆なら阿呆らしくと堂々と生き抜く狸家族に迫る罠
でも罠を仕掛けるライバル狸一家もまた阿呆揃い
阿呆と阿呆の化かし合いに平和的決着は訪れるのか

そんな阿呆らしく、カオスな物語だけど、ウルッとさせてくれるのは流石森見登美彦といったところでしょう
そして最後はほっこりします

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2017年12月06日

購入済み

アニメより

たまたま見たアニメより、原作を探し出し読み始めたら
面白くて一気に読み終わってしまいました。
電子書籍では当本のみでしたが、続編があればぜひ読みたいです。

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2013年07月23日

Posted by ブクログ

京都を舞台に狸たちが天狗と人間どもに翻弄されつつ繰り広げる頭目争いのお話。天狗は天狗なれどもうぬぼれが強く我が儘で、狸は根が暢気で単純で阿呆で、人間はずるくちゃっかりしてしたたか。狸鍋にされて人間に喰われてしまうかという実は恐ろしい話なのに、狸たちの狸柄に救われ楽しく愉快に読めます。下鴨家の家族愛が麗しく、読後感はとても穏やか。シェイクスピア劇のテーマのような兄弟同士の権力争いや仇敵同士の二世の恋愛や普遍的なテーマが散りばめられていてとてもよく出来たお話でした。大変面白かったです。

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2025年12月08日

Posted by ブクログ

脚本家上田誠さんの解説が秀逸でした。

上司の薦めで読んだのですが、小説に現実逃避とカタルシスを求める私にはあまり合わず…読み終えるのにすごく時間がかかりました。
色とりどりのエピソード、ツッコミどころがあまりにも多過ぎてお腹いっぱいです。

私も矢三郎のように悟りたい。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

最初は、なかなかページが進まなくて困った。途中から、森見登美彦節に慣れてきたのかストーリーが流れ始めたのかスムーズに読めた。この世は楽しむためにある、と悟っている(?)タヌキたちが、化けたりケンカしたり、天狗のじいさんを介護(!?)したり、京都のタヌキの頭領を誰にするかで政治的駆け引きしたり、というエンターテイメント小説。
解説の上田誠さんの文を読んで深く頷いた。そう、ストーリーの核は何かと余分だと思うところを削ぎ落とすと本当に面白くなくなるのだ。割愛されそうになる些末なエピソードこそが妙な煌めきを持っている。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

面白おかしく進んでいく物語、
芯がないけどストーリーはあって、
感想なんて書けない気がする。

家族の物語だから、父の偉大さ、母を思う気持ち、
兄弟の助け合い、家族の大切さが語られるが、ごった煮のような入り混じった面白さであり、好きな箇所を好きなだけ面白がったらいいと思う。

合わない人には合わない
なんだってそうでしょ。僕は好きだ、それでいい。
面白ければそれでいいよな。

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2026年05月30日

Posted by ブクログ

日本古来よりの生き物のぽてぽてとした動きからは想像できない大冒険だった気がする
言葉が結構硬いので調べながら読み進めたが、古き良き表現でより世界観を強めていたと思う。

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

森見ワールド毛玉ファンタジー
 凄く面白かった。

アニメ化されてるとは知らず、検索したらアニメの作品が出てきて、嬉しい悲鳴!

早速に立て続けに3本鑑賞
作品を通して、タヌキさんが愛おしくなりました。

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

会社の尊敬する先輩に頂いた本。

下鴨神社に暮らす狸の家族、そして、天狗と人間。京都の街の情景を思い浮かべながら、果たして、この物語はどこへ向かってゆくのだろうと、不思議な気持ちで読み進めました。

いろいろな事が起きるのだけど、結局は、みんな同じ「阿呆の血」が流れる、そんな兄弟の有難さと、

“とりあえずみんなが生きており、とりあえず楽しければよいだろう”

という台詞に集約される気がします。
ただ、ただ面白かった。


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2026年01月10日

Posted by ブクログ

可愛い。登場人物(登場狸?)たち一匹一匹、一人一人がとてつもなく真剣でいて阿呆らしい。
ホワホワ感満載!と思えば、「父は鍋に突き落とされた」という事実がいきなりバイオレンスでぎょっとしたり。
主人公は狸だし、天狗も出てくるし、現実世界とは全く違うのに、要所要所でこんなに熱い気持ちになるんだと思いました。
総じて変わったファンタジーを読みました。

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

『夜行』に続き、モリミー作品九作目。年納め本の予定が年始め本になってしまった…。でも、物語の時期的にちょうどいいタイミングで"逆に"良きでした!狸、天狗、おかしな人間たち(?)が織り成す「京都疾走物語」はなんと微笑ましいことでしょう。笑。

好ましいキャラクターが多いことで有名なモリミーですが、いつにも増して多いこと[×2]。その中から厳選して三キャラあげて締め括りたいと思います。弁天、赤玉先生、そして下鴨総一郎。
面白きことは良きことなり!星四つ半。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

狸が主人公ということで、他の森見登美彦作品とは別系統な気がして読むのを避けていたが、いざ読んでみれば全く問題なかった。

狸が化けて人間社会に溶け込んでいるのが面白い。
弁天の存在が非常に特異だが、現在出ている続編で少し深掘りがあるのだろうか。

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2025年08月18日

Posted by ブクログ

狸たちがかわいい。
「阿呆の血のしからしむところだ」、「面白きことは良きことなり!」など狸の台詞がかわいくて、心の中で唱えてしまう。

家族愛が溢れていてほっこりする。

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2025年08月02日

Posted by 読むコレ

森見作品の最高傑作との呼び声高い本作を前に、これほど気持ちを昂らせて読書に取り組んだ事などあったでしょうか。
しかし過度な期待も良くありませんね。
外したとまでは言いませんが、少し肩透かしを食ったような読了感でした。

全体的には良く纏まっていて面白かったのですが、突き抜けたものも無かった気がします。
根底に流れるテーマが重いからか、文章に遊びが少なく主人公の享楽主義設定も宙に浮いた感じでしたが、さりとてどこか諦観めいた狸世界が結末に向かう緊張感も薄めてしまっていた様な。

とはいえ良作には変わらず。
これも愛しいが故。

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2014年04月12日

Posted by ブクログ

面白主義の狸の矢三郎の日常は、人間の美女に夢中な天狗の師匠、ライバル狸との見栄合戦、そして恐怖のたぬき鍋、と波乱万丈。平成狸合戦を思わせるあらすじだが、内容はなかなかシビアな狸社会が垣間見えて面白い。

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2026年07月30日

Posted by ブクログ

成瀬シリーズから森見さんの作品を辿って2作目。たぬきを中心に天狗と人間の入り乱れる、何とも平和な物語。一応ファンタジーの一種だろうけど、本当にファンタジーだとは言い切れない。凝ったストーリーが展開される訳でもなく、へんてこりんな世界の日常が淡々と描かれているだけなんだけど、どうにも続きが気になってしまう。中毒性抜群。ところで、有頂天ってどういう意味だっけ?ま、どうでもいいか。

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

森見さんの語り口調の文体は読みやすくて、そう話に起伏があるわけでもないのにすらすら読み進められました。 擬音にセンスがあるし。マジメすぎる長兄狸の矢一郎がぷりぷり怒ってるとかかわいくないですか。 最後まで読み進めてもよく分からないところも多いんですが、そこは想像におまかせなんでしょうかね。 弁天が先生と距離を置いていたことに明確な理由があるのか、先生って本当に地震を冷やかしに行ったの?とか、ちょっと気になるんですが。 阿呆だらけのアニメが今から楽しみです。

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

オーディブルで。
ところどころ聞き飛ばしてしまった感じがあったけど、段々おもしろくなってきて、じーんとくる場面もあった。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2008年本屋大賞
森見作品を手に取るのは何作目だろう?
森見ファンタジーワールド全開。

主人公は京都のに暮らすタヌキで下鴨家兄弟三男「矢三郎」。モットーは「面白く生きる」。亡き父「総一郎」は狸界の頭領「偽右衛門」と呼ばれた名狸だったが人間たちの「金曜倶楽部」によって狸鍋にされてしまった。その衝撃的な死を発端に、物語は動き出す。
父の死を受け、次期偽右衛門を目指す長男「矢一郎」と奇人肌の弟たち。それぞれが父から受け継いだ力や誇りを胸に、狸・天狗・人間が入り混じる京都で日々の珍騒動。天狗の大先生「赤玉先生」の世話や、美しくも妖しい金曜倶楽部女史「弁天」との交流、そして夷川家の「金閣」「銀閣」との張り合い。軽妙でユーモラスな日常の裏に、狸社会のしがらみと血族の因縁が深く影を落とす。
とりわけ印象的なのは、下鴨家と夷川家の確執を象徴する存在、叔父「夷川早雲」。彼の暗躍によって次期「偽右衛門」選挙は混迷を極めるが、下鴨兄弟の粘り強さと絆がその陰謀に立ち向かう原動力となる。矢三郎の元許嫁「海星」もまた、複雑な立場ながら矢三郎を案じる姿が胸を打つ。

物語全体を通じて、「狸の血を継ぐ者としてどう生きるか」という問いが浮かび上がる。愚かさも愛嬌もすべて含めて、矢三郎の「面白く生きる」という生き様は、失った父の大きさを乗り越える力へとつながっていく。京都の町並みと奇想天外な狸たちの姿が鮮やかに重なり合い、ユーモアと哀愁が入り混じった独特の世界観が堪能できる一冊だった。

心が楽になる、琴線にふれたフレーズ
「悩みは二つに分けられる。
・どうでもいいこと
・どうにもならないこと」

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2025年08月18日

「SF・ファンタジー」ランキング