【感想・ネタバレ】有頂天家族 二代目の帰朝のレビュー

あらすじ

狸の名門・下鴨家の矢三郎は、親譲りの無鉄砲で子狸の頃から顰蹙ばかり買っている。皆が恐れる天狗や人間にもちょっかいばかり。そんなある日、老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎ“二代目”が英国より帰朝し、狸界は大困惑。人間の悪食集団「金曜倶楽部」は、恒例の狸鍋の具を探しているし、平和な日々はどこへやら……。矢三郎の「阿呆の血」が騒ぐ!

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前作以上に楽しかった!

前作からの伏線も多く、この本を読むことで世界観をより一層楽しめました。
登場キャラが前作より増え、ハチャメチャ感が強くなった気がします。

胸キュンあり、ピンチあり、どんでん返しありの盛沢山で最後まで充実していて飽きなかった!
すっかりこの人間と天狗と狸が織りなす奇想天外ワールドに引き込まれてしまっているなあ。
毛深い表現が個人的に大好きです。

ただただ楽しかった!面白きことはよきことなり。
次作を心待ちにしております。

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2025年05月15日

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赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊(天狗)の息子、二代目がイギリスから帰郷した!!

赤玉先生と二代目の軋轢から二代目はイギリスへ旅立って久しくしていたが帰朝し、その関係性へ弁天が割ってはいる形で三人の天狗(主にともに気に入らない二代目と弁天)がやりあう方向に。

狸界では偽右衛門は矢一郎に決まりかけるも、夷川早雲の思惑が炸裂し後継者争いの雲行きも怪しくなり…。

金曜倶楽部はあいもかわらず狸鍋を画策し幻術師天満屋が大暗躍。

最後はやっぱりタヌキ・天狗・金曜倶楽部が入りまじりはちゃめちゃになっちゃう。

わかりやすい&期待したい伏線もしっかり回収してくれてどのキャラクターも活躍してくれて嬉しい。矢三郎もついにあわやというところまでいくしでハラハラ、早雲もあいかわらずだし海星はというとついに…。

前作からけっこう間をおいたのでこの世界観を濃く感じずに楽しく拝読できました。(続けて読むとちょっと濃い)

そしてラストはなんだかしんみりと天狗の孤独さも感じていろんな楽しみかたのできる好きな作品です。

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2024年10月08日

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前作が面白かったので今作も読みました。いやあー前作に劣らず面白かったですね。三部作との事なので次回作も気長に待ちたいと思います。

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2024年08月04日

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ネタバレ

最後の3文…!「そうやって彼女の髪を撫でながらも、とうに私は承知していた。弁天に必要なのは私ではない。狸であったらだめなのだと。」
急に切なくてびっくりした。矢三郎、ついに弁天に諦めがついたのですね。次の巻では海星一筋になってほしい。
全体的な物語としても大変よかった。ずっと飽きず、ワクワクしていた

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2024年07月18日

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おもしろかったー。一作目よりもこちらの方がおもしろかった。
タイトルから赤玉先生のお子が帰ってくるんだろうな、それで赤玉先生とその座を巡ってバトルでもするのかと思っていたけれど予想は見事に裏切られました。
天狗らしからぬ二代目。それがまた素敵。
二代目と矢三郎の関係性が赤玉先生とは違うのだけどそれがまた良い感じ。
下鴨家の4兄弟の仲の良さもよかったし、玉蘭も素敵だし見どころはたくさん。
最後はページを捲る手が止まりませんでした。
三部作といあことで次も楽しみです。

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2024年07月09日

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本当に大好きな本の2作目。出町ふたばの豆餅と卵丼が美味しそう。狸たちの恋模様がいじらしくて素敵。3作目も楽しみ。

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2024年06月06日

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有頂天家族二作目。もう一度一冊目を丁寧に読み返したい。ファンタジーなんだけれど置いてけぼりにされないありそうな世界観がとても好き。毎度読むたびに、京都のあの独特の雰囲気が読むだけで伝わってきて、没入できるのがとてもいいなと思わされる。

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2024年05月14日

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ネタバレ

狸や天狗が誇りと命をかけて繰り広げる大騒動は相変わらずスリリングで可笑しい。
赤玉先生と二代目、二代目と弁天。それぞれのガチンコ対決に漂う焦燥感はなんとも言えず、赤い毛で結ばれた2組の純愛はとっても愛おしい。「健気さの途方もない無駄遣い」この表現好いですね。
ドタバタ劇の中、家族愛が大きな柱となって温かさが終始流れている印象。
個人的には矢二郎推しが更に深まりました。

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2024年04月09日

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ネタバレ

今作も終わりに近づくにつれてまた大きなドタバタが待っているんだろうなぁってページをめくるのが楽しかった。毛玉が転がってるかと思うと想像してにこにこしちゃう。矢一郎と玉蘭が矢三郎と海星を助けに行く兄弟愛とか、銀閣に優しい子だっていうお母さんとか、まだ未熟な二代目と弁天、結局天狗の威厳見せちゃったり矢一郎・玉蘭に幸せになれっていう赤玉先生、、なんかもうみんな愛すべきキャラクターで、思い出せば出すほど可愛いなぁが溢れてきてしまう…。
矢三郎は言わずもがな、機転が効いて肝が据わっててとにかく阿呆である。いつも心に矢三郎、住まわせたい。

ますますこの家族めっちゃ好き、続編が待たれる。

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2024年02月06日

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狸界の破壊的なドタバタコメディー。
個人的にとってもツボだったのは(何度か出てきた表現だったと思うんだけど。)「幼き毛玉だった頃」っていう言葉。ピンポイントで心を掴まれてしまいました。

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2023年05月13日

購入済み

毛玉と愛も物語

狸には毛玉それぞれの吟持があって、天狗も人も、それぞれが想いを持って生きている。好き勝手して面白い事だけをしているようで、実際にはそれぞれが誰かのことを想って行動している。そんな毛玉の愛溢れる物語でした。きっと、まだ続きがありますよね。

#癒やされる #切ない

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2023年03月21日

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気持ちの良い森見登美彦ワールド。前作「有頂天家族」に引けを取らない超大作。前作より成長したものたちと新たな登場人物でワクワクが止まらない!京都を中心に織り成す毛玉(たぬき)と天狗と人間のドタバタストーリー

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2023年02月17日

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ネタバレ

面白きことは、良きことなり!

森見登美彦作品のテンポの良い詭弁とか作品同士の繋がりとかが遺憾無く発揮されている上に、たぬきの描写が本当にずっと可愛くて良かった。

「有頂天家族」から続投のキャラクターたちも魅力的で、どうしようもない老天狗の赤玉先生や堅物長男の矢一郎が最後の最後にかっこいい。
個人的には矢三郎と弁天で締める終わり方が前回の明るい雰囲気とは対称的なのが良かったと思う。

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2023年01月13日

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 有頂天家族第二弾。阿呆の血が濃い狸の下鴨一家と暮らす京都の雅かつ愉快な一年。個人的にはこのシリーズの天狗たちにあまり興味を抱かないが、終盤の赤玉先生には何故だかジンとさせられた。本書の目玉は狸乙女である玉瀾と海星。2頭ともいじらしくて愛くるしくて堪らん。次作では矢二郎と星瀾の赤い毛が絡まり合う様も拝みたい。
 二代目は強いのにどうしたいのかわからなかったり、弁天も謎めき過ぎていたりともう少し天狗の心の裡が垣間見えれば、天狗と狸が程良く絡まり合い良い塩梅になったのではと思う。

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2023年01月06日

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相変わらずの阿呆の血のしからしむところっぷりで、愉しめました。
3部作との事なので、次回作が待ち遠しいです❗️
面白かった❗️

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2022年11月14日

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今作は、下鴨家の阿呆兄弟それぞれに転機が。弁天にも変化の兆しが。

作者のあふれる京都愛で活写される狸と天狗と人間の大騒動。読み手も笑ったりしんみりしたりほっこりしたりワクワクしたりと忙しい。でもとても優しい物語。

毛玉たちがのちのち歩く3作目が早く読みたい!

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2022年09月23日

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ネタバレ

やっと、やっと読んだ!!!
流石は森見登美彦先生、前作に引き続きオモチロキ作品だった。けど最後はちょっと雲行き怪しげかな?
夷川早雲たちの陰謀としぶとさ、赤玉先生と二代目との間にある確執、矢一郎と玉蘭の逢瀬→結婚などなど。狸への愛と不思議に溢れた小説だった。早く続きを読みたいので書いてくれぇ!!頼む!!!

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2022年03月30日

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すごく好きな本
表現のひとつひとつがかわいくて、のちのちと羊羹を食べたりするところがイメージが頭に浮かんでかわいいなあ、と顔が綻ぶ

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2022年02月14日

購入済み

面白い

ただ面白いだけでなく、知性と家族愛と優しさとクレイジーさを兼ね備えたエンターテインメント!森見登美彦は天才だ。最近は路線が変わってきているように思うが、ずっとこういう小説を書いてほしい。
つまりは私達が追い求めるのは愛すべき阿呆というキャラクターたちなのだ。

#笑える #ドキドキハラハラ #アガる

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2022年06月19日

ネタバレ 購入済み

有頂天家族 二代目の帰朝

アニメを見て、原作を読みたくなり購入しました。一作めも読みましたが、二作めの方が登場人物の関係が面白かったと思います。三部作との事ですので、三作めに期待大です。

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2017年05月20日

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前作を上回る「阿保の血」が炸裂した作品だった。

夷川家とのどんぱちも落ち着いてやっと下鴨家長兄が偽右衛門かぁと思っていたところに矢三郎の不吉な歌。これはまた最後に大荒れな予感…と思っていたら案の定。「面白きことは良きことなり」というセリフがあったように、どんなはちゃめちゃな出来事もどこか楽しげに感じさせる書き方がいい。やたら下鴨家にちょっかいをかける金閣・銀閣をはじめとする夷川家もどこか憎めない。

個人的にはコメディの表現に「文才さ」を感じる。印象としては「真面目な顔してコメディを描く」作家。森見登美彦さんのような文章の表現ができたらなぁと常々思う。
あぁ、3作目出ないかなぁ。

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2025年07月10日

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狸たちが愛らしい。天狗たちも憎めない。前作に続き新キャラたちも登場。恋愛模様や家族の絆があり、毛玉達の成長が見られ、最後はやっぱりドタバタ。阿呆の血はステキだなあとつくづく感じる。

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2023年10月03日

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狸の家族たちの物語、続編。
阿呆の血がしからしむところ!相変わらず狸の皆様も天狗も人間も楽しそうで何より。雷が鳴ったらお母さん所に家族が集まるの凄い好き。後赤玉先生の株が上がる。後半の怒涛の展開で読む手止まらん!

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2023年08月06日

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久々の森見ワールドを堪能。
その世界は混沌としていて、私などでは感想なんて書けない。

ただ面白かったということと、なんだか寂しいラストシーンが印象的。

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2023年07月26日

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いやぁ、狸たちの悲喜こもごも、愛らしいですね。
天狗がいたり、狸たちが化けて普通に街を闊歩してたり、奈良とか京都ってそういうのがありえそうですw
下賀茂神社とか今度行ったら別の目線で見てしまいそうです。
ただの阿呆だけではない矢三郎もそこそこ見えて、カエルの次男も井戸から出てきて。恋をしたり結婚したり、、、変わっていく狸たち。
二代目と弁天とか、四国の狸との交流とかも今後も続いていきそうで楽しみだなぁ。
狸って何年生きるんだっけ。。。と思いながらも。是非狸鍋にならずに生き残っていただきたいです!

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2023年07月24日

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狸が化け術を駆使して京都を縦横無尽に走り回るお話の第2段。
そんなあからさまに翻弄されて良いのかよ、と色々と突っ込みたくなる部分が多々あるが、狸なんで馬鹿なんですという設定も相まって、そこら辺含めて楽しめる作品。
1作目とテイストは変わらなかったかな。

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2022年09月02日

Posted by ブクログ

実に見事な二巻だった。二代目の帰朝とは赤玉先生の二代目であり、夷川の二代目であり、下鴨家の二代目のことでもあるんだろうな。退場したかに思えた先代達に変わって二代目たちが活躍する話かと思いきや、先代もまだまだ負けてないぞとばかりに出張ってくる。一巻であまり触れられなかった海星やその他の問題にもきちんと解答がでて、ようやく役者の準備が整ったような感じ。いつ出るのやらわからないが、続編も楽しみだ。話の筋としては、舞台説明を含む一巻を下敷に流れをなぞっていくようなイメージ。序盤の平和な物語でも最後に向かって不穏な雰囲気を上手に配置していく文章力が素晴らしい。

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2022年08月13日

Posted by ブクログ

老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎである二代目が英国より帰朝。狸界は大混迷し、平和な街の気配が一変する。しかも「金曜倶楽部」は恒例の狸鍋の具を懲りずに探している…。毛玉物語、再び。

続きが気になる。

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2022年06月05日

eam

ちょっと暗かった

一作目がかなり爽快な内容ですっきり満足感で読み終えたのであそこで完結でもよかったくらいですが、続編があることはうれしい。
ただ2作目は少し内容が暗めで作者の心の疲れが作品に出ているのだろうかと無駄な心配をしてしまいました。
3作目はぜひ明るく楽しいストーリーと結末を!

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2022年05月03日

Posted by ブクログ

1作目同様、周りの人・狸・天狗が慌ただしくて愉快。
どんな出来損ないも言われる狸もやるときはやる。
家族は温かい。

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2022年03月20日

Posted by ブクログ

前作がとても好きだったので、本作の前半部分は少し物足りなく感じていたのだか、終盤から怒涛の勢いで物語が動いて読む手を止められなかった。

とりあえず、狸が愛くるしい。

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2021年12月31日

Posted by ブクログ

有頂天家族の続編。赤玉先生の弟子である二代目の帰朝から物語が始まる。弁天対二代目の戦い、夷川早雲の暗躍、長男の偽右衛門襲名までの苦労と玉瀾との恋と色々な要素があって読み応えがあった。実際に狸たちが現実社会で化けながら生活してるのではと思ってしまうくらい面白い。早雲の執念に天晴れだか最後天満屋と一緒に地獄に落ちていくのは爽快。二代目に負けた弁天が今後どうなるのか、矢三郎がどう立ち回るのか期待。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

京都を舞台とした狸と天狗の面白ドタバタ劇。

その中にも残酷さやシリアスさが同居する不思議な作品。

下鴨矢三郎と弁天が騒動の中心。結構文学的なところもあり、よく分からないとこもある。

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2024年08月07日

Posted by ブクログ

下鴨家の息子たちそれぞれの恋愛模様も進展があり、楽しく読めた。平成ぽんぽこたぬき合戦をイメージしていつも読む。

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2022年07月19日

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