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狸の名門・下鴨家の矢三郎は、親譲りの無鉄砲で子狸の頃から顰蹙ばかり買っている。皆が恐れる天狗や人間にもちょっかいばかり。そんなある日、老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎ“二代目”が英国より帰朝し、狸界は大困惑。人間の悪食集団「金曜倶楽部」は、恒例の狸鍋の具を探しているし、平和な日々はどこへやら……。矢三郎の「阿呆の血」が騒ぐ!
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Posted by ブクログ
赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊(天狗)の息子、二代目がイギリスから帰郷した!!
赤玉先生と二代目の軋轢から二代目はイギリスへ旅立って久しくしていたが帰朝し、その関係性へ弁天が割ってはいる形で三人の天狗(主にともに気に入らない二代目と弁天)がやりあう方向に。
狸界では偽右衛門は矢一郎に決まりかけるも、夷川早雲の思惑が炸裂し後継者争いの雲行きも怪しくなり…。
金曜倶楽部はあいもかわらず狸鍋を画策し幻術師天満屋が大暗躍。
最後はやっぱりタヌキ・天狗・金曜倶楽部が入りまじりはちゃめちゃになっちゃう。
わかりやすい&期待したい伏線もしっかり回収してくれてどのキャラクターも活躍してくれて嬉しい。矢三郎もついにあわやというところまでいくしでハラハラ、早雲もあいかわらずだし海星はというとついに…。
前作からけっこう間をおいたのでこの世界観を濃く感じずに楽しく拝読できました。(続けて読むとちょっと濃い)
そしてラストはなんだかしんみりと天狗の孤独さも感じていろんな楽しみかたのできる好きな作品です。
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