【感想・ネタバレ】レゾンデートルの結びのレビュー

あらすじ

誰よりも近い場所で、あなたの孤独に寄り添っていく。
安楽死が合法化された未来の日本。安楽死を希望する者は人命幇助者〈アシスター〉との最低十回の面談が義務付けられていた。
神奈川県・江ノ島の〈ラストリゾート〉でアシスターとして働く柳川陽菜は、誇れることの無い自分に劣等感を抱いて生きてきた。
しかし、“特別ではない”自分だからこそ見つけ出せる答えがあると信じて、安楽死希望者たちと向き合っていく。
偶然にも一人の人生を大きく変えてしまった、あの日の出来事を胸に抱えながら――。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

もっと、続いて欲しい…!この先の、たくさんの人のかんがえかたや価値観、登場人物のアシスターからの視点の物語を読みたいと強く思うほど、私にとってこのシリーズが大切で、愛しいものだ。
生きるって何?寄り添うって、何?こんな、言葉では言える簡単なものも、意味を問われると言葉に詰まる。だけど、この一冊を読んで自分にできることが少し見えた気がした。楪さん、読ませてくれて、ありがとう。

0
2025年10月05日

Posted by ブクログ

レゾンデートル3部作の完結編

これまでの作品が、柳川陽菜の視点から描かれている。

何事にも真っ直ぐで純粋な主人公気質の眞白のとなりで、人間味に溢れる存在として描かれていた陽菜の、心の葛藤を掘り下げている。

うまくいかないときに見せる弱さに共感できる点が多く、物語に入り込みやすかった。

0
2025年08月22日

「小説」ランキング