あらすじ
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて――。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。
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Posted by ブクログ
高校生の頃に初めて読んだ恋愛小説の作品だから思い出補正もあるかも。
当時は目をパンパンに腫らしながら授業中や深夜まで読み進めてた記憶。
相手が少しずつ自分のことを知らない過去の人になり、少しずつ他人行儀になっていく事を分かっていて、その上で自分もそれに応じた演技や態度を取らないといけない事の寂しさが、単なる別れとはまた違うと感じた。
特に主人公にとって初めて会ったその日が、彼女にとっては最後の姿と考えると形容し難い感情になった。
映画は個人的にはあんまりだった。
Posted by ブクログ
主人公の高寿が京阪電車の中で一人の女性に一目ぼれするところか物語は始まる。
高寿は思い切って「一目惚れしました」と言ってその女性に声をかける。女性の名前は愛美。そして二人は付き合い始める。
読み進めると二人の仲が深くなってゆけばゆくほど、後の展開が不安でたまらなくなってゆく。
その答えが、愛美は別の世界の人でお互いの時間が逆になっているのだった。その展開には驚愕した。
お互いの時間が逆だと分かると切ないラストは心に沁みる。
今、この時を大切に生きたいと思う。同じことは二度と起こらないのだから。
Posted by ブクログ
父親の影響で、読み始めたこの1冊。
でもここまで感動したのは、初めてでした。
予想外の展開に、涙の理由、全てが繋がった切ないラブストーリー。
初めて本を読んで半泣きになりました笑
私が今まで読んできた本で、こんなに満足感のある本は他にないと感じました。
この感想を見た人、少しでも気になるなら絶対に読んでください。読んで後悔することは100%ないと思います。
Posted by ブクログ
浄化されるような、純粋さと初々しさと切なさを感じる小説。
設定がありえないから、途中時間軸に頭が混乱しそうになるけれど、その辺りはもう深く考えなくていいんじゃなかろうか。
愛美をもっと深掘りして読みたい気持ちもありつつ、読み終えた今はいいものを読んだという余韻に浸りたい。
Posted by ブクログ
この本を読んで感動し、泣きました。
タイトルを見て「ぼくは明日、昨日の君とデートする」ってどういう意味なのだろうなと思いました。明日?昨日?どっちだ?と。ですが、読むと、南山高寿は時間が普通に流れ、福寿愛美は時間が逆に流れる高寿の世界の隣の世界から来た女の子で、五年に一度高寿の世界に行ける(高寿の昨日は愛美の明日)。そのため、高寿にとって「初」のことが愛美にとって「最後」。最後の日の別れ際、愛美は「すれ違っていくんだね。」と言ったが、高寿は「すれ違ってなんかいない。端と端を結んだ一つの輪になって一つにつながっているんだ。二人で一つの命なんだ。」と約束を果たした。そして、愛美は消えた(自分の世界に戻った)。私は、この部分がお気に入りなので、もう一度読み返し、また涙を流したいと思います(笑)。
一回読んだだけでは内容の意味がよく分かりませんでした。二回目読んだ方がよく分かると思うので、読んでみようと考えました。
そして、読書好きな仲のいい友達にも紹介し、感想を話し合おうと感じました。
Posted by ブクログ
映画を先に観て、主演の小松菜奈さんが良かったので原作を読みました。やはり、切ない⋯⋯⋯。映画を2度観て、原作2度読み。どちらも二回目必須です。是非、映画も原作もどうぞ。涙無しには見れません。
Posted by ブクログ
数年前にこの映画をみて、素晴らしい作品だと思っていた。そして何故か読書に目覚めた自分が、この小説を読んだ。映画は原作を限りなく忠実に再現されていたが、小説の方が泣けた。映画をみたときも同じ感想だったが、変な理屈もなく誰かが死ぬこともなく純粋に泣ける素晴らしい作品。
Posted by ブクログ
普通の時間軸を歩む主人公と反対の時間軸を歩むヒロインとの関係性の移り変わりが切なくて、当時中学生の自分でもとても心動かされたのを覚えています。読書する習慣はありませんが初めて何回も読み返した一冊です。
Posted by ブクログ
僕と愛美の時間軸がズレているのを僕が気づき、僕の全ての最初がエミの最後だと気づき、また最初に会った日がエミにとって同じ歳出会える最後の日とわかった時ただひたすら悲嘆だった。しかしそんなことを僕に感じさせなかったエミは、演技上手で芸能人でも何でも向いてると思った。
Posted by ブクログ
〜1周目〜
2021.05.13
これは傑作だと思う。
毎回泣く。
運命的な出会いをする2人のたった40日間、それでも密度の濃い40日間の物語。
必ず切なくなってしまう。
すっと読めるのでおすすめな一冊。
匿名
手紙が時間を超えて想いを伝える
とても切なくて何度も読み返しました。
そして「手紙を使えば、時間を超えて愛美の気持ちを、高寿に伝える事が出来る」という事に気づきました。
作中「唯一のイラスト」が手紙
「手紙は存在している」と強調されています。
高寿に「サヨナラを言えない愛美」が不憫でしたが、 4月13日(最終日)の愛美は5月24日(最後の次の日)の高寿宛てに手紙を出して
「想いを伝えている」と想像して、
本を綴じる事にします。
素晴らしい作品をありがとうございました!
素晴らしい作品
感動。胸がきゅっとなる話でした。
高寿くん、男前でしたね!
愛美さんの事情を知った上でもう一度読み返したいと思いました。
もう一度読み返したくなる
キャラの心情や伏線の書き方がとてもよかった。
物語中盤での彼女の正体の告白で様々な細かい伏線があったことがわかり読んでいて楽しめる
Posted by ブクログ
過去と未来、戦記小説でもした事ない、書き留めしながら読みました。自身の結果から言えばどちらでも良い。単純に楽しめた。流石話題作品。あー息子よ。本を読んでくれ!傷付いても良い。目眩く甘酸っぱい青春してくれ。
Posted by ブクログ
いやぁぁぁ、見事に泣きましたね。笑笑
しっかりと仕組みを理解できた訳ではないけど、そんなことも消し飛ぶくらい、切ないです。ほんっっとに、愛美はいい子なんだなって。相手を想う気持ちを感じさせてくれる本でした。結局それが1番大切なんですよね。言葉ではなく、その人を想う態度、行動が人生において欠かせないものなんだなと気付けました。
Posted by ブクログ
10年ほど前に読んだものの、友人の推しにより再読です。
静かそうな印象の高寿が電車内でよもやの一目惚れ。悩み、迷いながらも一世一代の決心でナンパしたところ、とんとん拍子で事はうまく運ぶが、その裏には切ない理由があったという物語。
中盤まではピュアで淡い男女の恋物語が進む。前回の微かな記憶があり、「ああ、そういうことだったのか」と腑に落ちながら、不足しがちなキュンを獲得しながら読み進めました。
「高寿にとっての初めてが愛美にとっての最後であることに気づいた瞬間」
ここが私にとって大きなターニングポイント。
このことが理解できてからはどうしようも切なく、悲しくなってしまう。これまでの時間は全て愛美にとっての最後であり、ただ純粋に楽しんでいた高寿はやり場のない思いにかられてしまう。物語が私の中で一気に膨らんだポイントでした。
あの時ああしていれば・・・というタラレバの後悔が沢山ありますが、比較にならないやるせなさを高寿が感じているであろうことを想像してとても胸が痛くなり、大切な人と過ごす時間の意義や、時間の大切さを再認識させてもらえました。
余談になりますが、高寿の当初の印象は物静かで気弱な男子学生。しかし、途中から「ガキの頃」と発言するなど、だいぶ印象が変わり、頭の中でキャラクターに混乱しました。美人と付き合うことで自信をもち脱皮したのかなと解釈しましたが・・・
Posted by ブクログ
シンプルに涙しそうになりました。
時空のズレを題材にしているので、構成は難しかったよ思いますが、ストーリーが上手かったので、斜に構えることなく読むことが出来ました。
Posted by ブクログ
だいぶ前に話題になった一冊
「話題作だからなー」ってなんとなく避けてたけど
読んでみたら面白かった!
前半はなんてことない純愛ストーリー、
後半にどんでん返し。
最終章は泣いてしまいました…
読みやすかった!
Posted by ブクログ
余韻がすごい。。。現実とはかけ離れててファンタジーなんだけど、なぜかすんなり内容が入ってきた。なんでかなって考えた結果、恐らく時間が有限だってことが共通だからかなって私は思った。私が好きな人達と過ごす時間はかけがえ無い、より一層人と過ごすさ時間を大切にしたいと思う。恋は唐突に始まるものなのかな。好きな人が欲しい、欲しいって思ってる時より今を一生懸命に生きてたらふと見つかるものなのかもしれない。私もこのお店、この人と行きたいなこの食べ物、この人と食べたいって思えるような人といつか出会えるのかな。そんな大事な人が増えたら確かに喜び2倍になるよなぁ。いつか出会えたらいいな。
愛してるっていう言葉を真っ直ぐに何度も伝えている主人公が印象的。恋人と40日間しか一緒にいられないことがわかっている世界でなくても、自分がもし大切な人に出会うことができたら沢山言葉を伝えたいなと思う。なんな、愛美ちゃんの感覚って、日常で例えると初めて歩く道を来た道間違えず辿って戻る感じなんかな?って思った。
めっちゃ地元出てきたし、知ってる京都の場所がいっぱい出てきてめっちゃ新鮮やった。東京とかに住んでる人ってこんな感覚なんかな、すっごい不思議。ファンタジーやったからより一層自分の知ってる場所とか電車で物語が進んでいくのが初めての感覚で面白かった。また大阪が舞台の本読んでみたい。
Posted by ブクログ
愛美が事細かに出来事をメモするシーン。全部分かっていて演技でも、その感情は本物だし楽しめる、というような話。
私たちのルーティンな毎日も言ってしまえば分かりきった流れかもしれないけど、それを楽しむことはきっとできるんだよなぁと、少し横にそれた感想も抱いた。
少し気になったのは、愛美の世界の人たちは、そんなに何度もとなりの世界には行かないのかな?という点。似た悩みを抱える人がいてもおかしくないなぁと思ったり。というか逆に、そういう人がいなくてこのどうしようもない状況を1人で考え込むってなったら病んじゃいそう…。
Posted by ブクログ
南山高寿
木野美大に通う大学生。マンガ学科。二十歳。京阪の丹波橋駅から乗ってきた愛美に一目惚れする。将来はイラストレーターか作家になりたいと思っている。
福寿愛美
美容師の専門学校に通っている。門限と電話は午前〇時まで。
なぜか初めての事をすると涙を流す。また、重大な秘密がある。
上山正一
高寿の近所に住んでいる親友。幼稚園に入る前から仲が続いている。地元のレストラン「くらわゆか」でバイトをしており、料理人になると急に思った。
勘吉
上山家の飼っているマルチーズ。
林
高寿のクラスメイト。
島袋
高寿と同じグループ。
西内
高寿と同じグループ。
徳田
高寿のクラスメイト。実力的に抜けている一人。
おばさん
震災の時に助けてくれた。
高寿の父親
自転車屋。
高寿の母親
Posted by ブクログ
序盤~中盤の2人の初々しい感じがとてもかわいい。
でも終盤に真実を知って愛美がなんで泣き虫だったのかとかが分かって衝撃だった。愛美がどれだけ頑張っていたのかとか高寿にとっては初めての事が愛美にとっては最後でっていうのが辛いなって思った。でもこんなに一生懸命になれるほど好きな人がいるっていうのはとても幸せなんだろうなとも思った。
しっかり泣いた。
Posted by ブクログ
再読。
10年くらい前に読んだとき、それはそれは翌日の顔が大変なことになるくらい号泣したけど今回はうるっと切ない〜!!!て感じで、大人になったのか感情が乏しくなったのか大学生の主人公たちに対する共感が減ってしまったのか。
それでも初回と違って、初めから愛美の涙もろい理由がわかってるだけあって悲しかった。
Posted by ブクログ
あっという間に読み終わった。
時間が逆行しているパラレルワールドで、5年ごとに40日間しか会えない2人。
2人が出会うのは必然で、でも儚いことに会える日は限られている。
自分の行動が決まっていて、どう言うかも分かっているなんてとてもやりきれない思いだけど、それ以上に彼女の献身が分かった瞬間はとても感動した。
Posted by ブクログ
純粋なキュンを摂取したくなり、久しぶりに恋愛小説を…
話題になっていた本を今さらながら手に取りました。
なんか懐かしい!
中学生の頃にこういう小説をたくさん読んでいた気がする!
さくっと読めて、ライトに楽しめました。
しかし、ネタバラシがあっても少し混乱。
最後のお祭りのシーンは、高寿視点で読みたかったかも。
Posted by ブクログ
ラノベすぎる。タイムトラベルというかタイムスリップというかパラレルワールド系の話は本当に困る。タイムスリップのパラドックスなんて知らなければよかった。なんで突然会えなくなるんだ。
しかし、とはいえ、お別れシーンは感動した。
Posted by ブクログ
愛美ちゃんがかわいくて健気だった。
彼女が泣く理由が、彼にとっては初めてのことでも彼女にとっては最後だからというのが切ない。
それでも彼を悲しませないために、この交際が悪いものにならないために演じきった。
この経験があったから、愛美ちゃんは俳優の道を選んだのかな。
高寿くんもアーティストの道を選んでいる。
何ものにも代えがたい経験をし、それを失うこと。
それは必ずしも悲しいだけではなく、その人の人生に影響を与える。それをどうするのかはその人次第。
人生の中で大切な日々が少しでもあれば、それを核にがんばっていけるかな。そうありたいと思う。
あと個人的に、私は物語のテーマ(作者が表現したかったもの)がちゃんと書けていれば、整合性は「それっぽい」レベルでOK派です。
今作では逆の時間の流れを生きるふたりの切なさを描きたかったのでしょうから、その世界観、システムはぼんやりでも、よく考えると矛盾してる?でも気にならない。大事なのはそこではないから。