マイ・ディア 親愛なる物語

マイ・ディア 親愛なる物語

990円 (税込)

4pt

『赤毛のアン』『八人のいとこ』『リンバロストの乙女』『少女パレアナ』…氷室冴子が少女小説への愛を綴った名エッセイ、待望の復刊。

孤独で不器用なアンが祝福されてゆく物語『赤毛のアン』、森に生きるエルノラの日々や成長がゆたかに描かれる愛読書№1『リンバロストの乙女』、子どもたちの幸福な食事を共に楽しむ『秘密の花園』、そして時代の制約のなか、自分に忠実に執筆し続けた女性作家たち――。氷室冴子が〈腹心〉の友である少女小説への愛を綴った名エッセイ。

解説=斎藤美奈子

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マイ・ディア 親愛なる物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    書評集といった趣のエッセイ

    『赤毛のアン』や『秘密の花園』など、1900年前後に書かれた女性向けの海外作品は「家庭小説」というのね。知らない作品も続々出てきて読みたくなっちゃった!

    そして冴子先生の北海道での幼少期の話が「わかるわかる!」というのと「そ、そんなことが!?」と驚いてしまう話とあって

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

     『なんて素敵にジャパネスク』『ざ、ちぇんじ』『銀の海 金の大地』『海がきこえる』の作者である氷室冴子さんによる、おすすめ家庭小説のエッセイです。『赤毛のアン』『若草物語』『リンバロストの乙女』『八人のいとこ』などなど、、、読んだ事ない本や、《ハウス食品 世界名作劇場》で観てて知ってるつもりになって

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    あの時代の氷室冴子の熱量のこもった語り口で、当時でさえ過去のものとなりつつあった作品の魅力が語られるからこそ「家庭小説」と呼びたい。
    作家ならではの視点による、作劇上のポイントや、女性作家が物語ることへの想いも示されることに心が響く。

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    少女小説は「読み捨て専用のゴミ本」なんていわれていたことがあったのね…。しかし氷室冴子さんの名前や作品は後世までずっと語り継がれているので「どこがゴミ本?」とはなりますけれど。
    前々から読みたかったこの本、復刊してくれて本当に嬉しい。表紙のデザインもとてもかわいい。
    有名な海外の家庭小説・少女小説を

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    氷室冴子さん。出会いは小学校高学年。当時大人気の斉藤由貴主演の映画、恋する女たちを観て、その原作が氷室冴子さんと知った時です。さようならアルルカンを読んで、衝撃を受け、白い少女たちも続けて読みました。当時、なんて素敵にジャパネスクも流行っていたと思うのですが、何故かそれには手をつけず、クララ白書も読

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    表紙のイラストが素敵です。
    メインとして登場するわけではない『赤毛のアン』や『若草物語』『秘密の花園』なら読んだことがあるけれど、この本の中で紹介されている本は知らないものばかりでした。
    でも、氷室冴子さんの文章を読みながら読みたくなりました。

    0
    2025年06月12日

    Posted by ブクログ

    202504/もう氷室先生の新刊が読めないさみしさはあるけど、嬉しい復刊。赤毛のアンの新アニメ放送されているこのタイミングというのも、広まるきっかけになりそう。「リンバロストの乙女」という作品は知らなかった、是非読みたい。

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    「新刊」の棚に「氷室冴子」とあり二度見。復刊ですが読んだことなかったので早速購入。小学生から中学高校時代、「なんて素敵にジャパネスク」が大人気でランキングでは必ず一位、懐かしい思い出です。
    今回紹介されている本有名どころ以外は読んだことなかったのでタイトルさえ知らなかったものばかり。手に入れるのは難

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    途中、本棚を漁る。
    八人のいとこは発見したけどなぜか花ざかりのローズはなく、引越しでリンバロストの乙女を捨ててたことが発覚。
    やっぱ本は捨ててはいけない。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    氷室さんの本も未読で、家庭小説というジャンルもほぼ未読、でもとてもおもしろかった!
    とても軽快な口ぶりで、同じ枠にくくられそうなジャンルの中で、それぞれの作家の特徴や、なにを愛しているのか伝わってきてよかった!

    食べ物はともかく、ドレスの描写は全然ピンとこないのを歯がゆく思っていて、著者のような幼

    0
    2025年06月14日

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