あらすじ
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【オールカラー版】『小学一年生』100年の現代史!ピッカピカの学年誌秘話。21世紀の今も読み継がれる小学館の『小学一年生』。敗戦に向かう20年と戦後80年を、図版370余点に導かれながら〈元編集長〉が語り尽くす!
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Posted by ブクログ
学習雑誌の誕生から今に至る歴史を、世相に照らし合わせ映し出す。
特に戦争の時期にページを割き、当時子ども向け雑誌がいかに圧せられ、どんな役割を担ったかが語られる。
まんが、テレビ、ゲームとともに子どもたちに向き合った姿も印象的。
Posted by ブクログ
興味を持ったことをランダムに挙げることにする。
子供の教育雑誌のパイオニアの小学館の編集部の部員がやがて競合誌の編集を行うようになり、この分野の人材の供給元になったこと。これは子供雑誌の底辺の拡大だけでなく、質の向上にもなっただろう。
昭和10年代の言論統制で、内務省は出版社や反体制的な人物も取り込みながら進めたのは、なかなか巧妙だ。
戦前は漫画は批判の対象であったものが、戦後は誌面に漫画、スポーツ、テレビ番組、ゲームなどの娯楽要素が取り入れられ、付録にも及んだ。やがて娯楽要素に特化した雑誌が、時代時代に刊行された。子供の頃読んだ週刊、月刊の漫画本は、これだったのだ。バブル期になると。企業とのコラボが進んで。経済的なメリットもあったようだ。
就学人口の漸減はほとんどの学年誌の休刊をもたらした。原因はそれだけだろうか。共働きの増加に伴う時間の使い方の変化や、情報源の多様化、価値観の多様化などは、影響してないのだろうか。