新編 悪魔の辞典

新編 悪魔の辞典

858円 (税込)

4pt

恋愛-一時的の精神異常だが、結婚するか、あるいは、この病気の原因になった影響力から患者を遠ざけるかすれば、簡単に直る。…このような風刺と機知に富む社会批評で、19世紀末アメリカのジャーナリズムで辛辣な筆を揮ったビアス(1842-1914?)の箴言警句集。芥川龍之介の『侏儒の言葉』にも大きな影響を与えた。(解説=長田弘)

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新編 悪魔の辞典 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2010年01月27日

     風刺と機知に富む社会批評で、
    アメリカ草創期のジャーナリズムで
    辛辣な筆を揮ったピアスの箴言警句集。
    その中で面白かったのが、
     「王子さま」
       ロマンスの中では田舎娘に、
      現実の生活では友人たちの細君に
      愛情を施す青年紳士。
     「電話」
       気に食わぬ奴を寄せつけないでおく
      便...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    原語で読めたらさらに面白かろうに!
    言葉遊びと、辞書のように他の類義語に対応させているのでより面白い。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    一番のおすすめは『友情』
    天気の良い日は二人ぐらい十分乗れるが、悪い日にはたったの一人しか乗れない船。

    他のおすすめとしては『大砲』『批評家』『殺人』『お金』『阿片』『尊敬』などが素晴らしい。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ひねくれものとあまのじゃくは必携だと思う。ただし読み過ぎると穿った見方を獲得しすぎて多分社会生活に影響します。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    捻くれものは絶対読んでいる一冊 笑 「偏愛」→「幻滅への予備段階」で妙に納得してしまいました。なるほど捩れた世界の方が見通しが良いようです。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「人ってここまで皮肉れるものなんだなぁ…」と思わず感動さえ覚える一冊です。
    古典文学の定番でもあり、未だに根強い人気を持ちます。
    とにかくページをめくった瞬間から出るわ出るわ、ブラックジョークの嵐。
    唖然のち苦笑、時々鬱。
    「一年」を思わず「365回の失望からなる一期間」と読んでしまわない程...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    人間って昔も今も考えてる事あんまかわんないだなあと読んで思った。
    ウイットに富んだ会話を欲するけども、どうもするっと出てこない。そんなシャイで弱気な貴方のポケットに是非一冊。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    題名の悪魔って言葉は内容と関係ないです!!この辞典は多くの真実を教えてくれます。新明解国語辞典を超えてこれが本物の辞典です!!とにかく読んで下さい。思わず笑っちゃいますよ。
    例えば「逮捕された」を引いてみると「現行犯で捕まり、お巡りを納得させるだけの持ち合わせていない。」
    「達成」は「努力の死、嫌悪...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月14日

    さまざまな言葉(さらには物事)に対して、自分なりに定義をしていくのは大事なことのように思う。ただ、この人の場合は多分にひねくれているけれど。

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    Posted by ブクログ 2016年02月29日

    注目すべき点はp.294「人間の心は一定量の愛情しか持たない。従って、対象の数が多くなれば多くなるほど、一つ一つの対象が受ける愛情は、それだけ分量が少なくなる」である。これを念頭に入れてから読んだ方が、効力は一層大きくなる。

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