【感想・ネタバレ】さよならの向う側のレビュー

あらすじ

「あなたが、最後に会いたい人は誰ですか」

さよならの向う側と呼ばれる場所にいた男、案内人はそう言った。
人は亡くなった時、最後に一日だけ現世に戻って
会いたい人に会える時間が与えられる。

ただし、その中で会える人は、
『あなたが死んだことをまだ知らない人だけ』。

人は最後に大切な人に会いに行く。
きっとどんな困難が待っていても、人はそれでも大切な人に会いに行く。

そんな、さまざまな人たちと案内人が織りなす、最後の再会を描いた純度100%の温かい感動の物語。
今すぐ、大切な人に会いたくなる物語が、ここにある――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

もっと深めなきゃだけど、ふわっとファンタジーの世界の中に、教えっぽいのが結構入ってて、素敵すぎた。
一つ一つの話がめっちゃいいし、、、猫やったんかーいっていうツッコミもできたし笑笑
最後のオチまで完璧!!!!
これはー、たしかに、いい!!
軽くて読みやすいし、いいないいな。
ドラマとか映画にしてほしい。

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2025年05月30日

Posted by ブクログ

第3章の物語に出てくる幸太郎とサヤカが、若いカップルかと思っていたけど、まさかの幸太郎は猫だったのに驚いた。
いつ人生が終わってしまうか分からないから、大切な人との時間を大切にしたいと思えた。

最後の章で、谷口さんが最後に会いたい人は葉子しか居ないと10年以上思い続けていたのが、本当に葉子のことを愛していたんだなと思ったし、最期に会いたい人が見つからないとどうなるんだろうと思ったら、まさかの案内人という道があって驚いた
第1章から第4章でさよならの向う側に来た人たちは皆谷口さんに案内されてたんだと気づいて驚いた
物語の繋がりが面白すぎる!!!!

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんなに泣いたのは久しぶりです。
どの話もとっても良くて泣けたのですが特に4章の美咲と大倉の話が号泣でした。
『生きるということは誰かとの繋がりがあることなんだよ。
大切な人が傍にいてくれることはこんなにも幸せなことだっとんだね。』
この本を読んで、この何気ない日常って当たり前じゃないんだよなてことを思い出させてくれました。
おはよう、おかえりなさいって言えるのって当たり前じゃないんですよね。当たり前の事に感謝し口にしなくちゃいけないですね。

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2025年03月20日

Posted by ブクログ

短編集みたいな感じで、最初の話しはまぁまぁかなーと思った。そこからどんどんどんどん上がっていって、最後は泣いた。
切ないけど、爽やかと言うか、、。
あっ、この人さっきの話しで出てきたあの人!!って言うのが嬉しいくらいハマりました笑

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

他者にどれだけ影響を与えているかによって、現世に対する未練のようなものが大きくなるのだろうか。幼い子供を置いたまま、あの世に行かなくてはならない辛さ。大事にしてくれたご主人様を置いて逝かなければならないペットの想いなど。涙が自然と出てくる物語であった。

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

まだ読書をするようになったばかり、これを読んでボロ泣きしました。
人が持つ強い思いは、ルールや他人の指図なんかで簡単には揺るがないんだなと思いました。
特にラストシーンが良すぎて、いい意味で鳥肌が立ちました。
いつ死ぬのかなんて予想できないから、やりたいことを後回しにせず、伝えたいことはその都度伝えようと本気で思わされました。私の一番好きな作品です!

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2023年10月07日

Posted by ブクログ

大事な人に会いに行きたくなる作品でした。
また、私の大事な人の大事なものが失われないように、大事な人が後悔しないように、沢山沢山大事にして欲しいと思える作品でした。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

続きがあるらしいけど、一冊でちゃんとまとまってるし、なぜかあんまり続きを読む気になれない。悲しいけど優しい話。

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2025年08月09日

Posted by ブクログ

死んだあと、1日だけ現世に戻って誰かに会える。
けど、自分の死を知らない人にだけ。
自分ならだれに会いに行くだろう、家族とかは知ってるだろうから、って考えちゃいましたね。
あと、世の中あっさり死んじゃう時もあるから、日々大事に生きたり、大切な人はちゃんと大切にしないといけないなと思いました。続編ふくめ4冊あるようなので読んでみる。

文字量多くないので、気軽に手を出せる読み進めやすい本ですよ。

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

 『あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?』

 私が最後に会いたい人は誰だろう?

 ただ、ここでいう最後に会いたい人というのは、自分が死んだ場合で、自分の死を知らない人に限る。そうなると会いたい人なんているのだろうか?

 この物語は、現実にはあり得ない話である。3章からなる連作短編集で、それぞれの登場人物が死んだ時に案内人が現れ、最後に会いたい人は誰かと問う。そして、最後の1日に会いたい人に会わせてくれるのだ。

 どれもこれも素敵な物語。案内人の谷口に、後輩の佐久間が『ハッピーエンドとアンハッピーエンドの物語、どちらが好きですか?』と問うのだが、私はやっぱりハッピーエンドの物語が好きだなと改めて思った。

 この物語も最高のハッピーエンドが待っている。さあ、マックスコーヒーを片手に物語の世界に没入しよう!

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2025年07月03日

Posted by ブクログ

 誰にでもいつかはやってくる別れの日。その後にもしも、誰かに会いに行くことができたとしたら、最後に会いたいと望むのは誰だろう。そんなことを考えさせられる一冊でした。

 『さよならの向こう側』は、死んでしまった人が生まれ変わりをする前に二十四時間だけ、現世に戻って会いたい人に会うことができる、という不思議な場所。けれど、大切な条件が一つ。それは、自分が死んでしまったことを知っている人には会えないということ。
 次々に訪れる死者たちは、案内人の説明を聞いて驚いたり、嘆いたり、投げやりになったり、様々な感情をあらわにしながら、死んでしまった自分と、そんな自分が最後に会いたいのは誰なのかを探っていきます。手元に残されているのはたった二十四時間。自分の死を知らない人にしか会えないという縛りの中で、彼ら、彼女らが最後に望んだ会いたい人。
 十人十色、一人一人に色々な出会いや生き方があって、別れがあった。そんな人生を垣間見るような切なくて、どうしようもなく愛しい最後の物語を読ませてもらえる作品でした。
 誰かの死が、誰かの生が、他の誰かに影響して広がっていく。この物語の登場人物たちのように、自分にももしかしたらそんなつながりが誰かと持てたのかもしれない。これからも持つことができるのかもしれない。そう思ったら、これからの人生も大切に生きていきたいような気持ちになりました。

 もしも、このお話のように、命が終わってしまったその後で、誰かに会いに行くことができるのなら。
 最後の時に会いたいと思える人が、私にもいてくれたらいいなと思います。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

自分にとって、大切な人の事を考えてしまう。
最後に会いたい人は誰だろ?と、悩む。
一つ一つの物語に人の人生が詰まっていた。
悔いがないように生きてみたいですね。

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2023年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死んだことを知らない人に会いに行く物語
子供の大丈夫が本当に大丈夫と感心したとき、
親の気持ちを知ったとき、何気ない日常が幸せと感じたとき、本当に大切にしている人にまた会えた時
それぞれの感情が身に染みて温かい気持ちになった。
すんなり読めた小説

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2023年06月16日

Posted by ブクログ

亡くなってすぐの人が、24時間だけ現世に戻って会いたい人に会える。ただし、会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ…。
ちょっと泣けた。
案内人のほんわかした雰囲気が良かった。
案内人さんが案内人になった話もすごく良かった。
極甘のマックスコーヒーが飲みたくなった。
(お菓子とかクリームになったお土産シリーズはよく売ってるけど、肝心のマッ缶は見かけない気がするなぁ…。)

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2023年04月29日

Posted by ブクログ

自分が最後に思い出す人生はどんな場面だろうかと考えた。その場面が今現在だろうと想像できた自分は、なんと幸福な毎日を生きていることか。

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2023年02月27日

Posted by ブクログ

「Heroes」「放蕩息子」「わがままなあなた」「サヨナラの向う側」「長い間」
5話収録の連作短編集。

『さよならの向う側』と呼ばれる場所。
そこに辿り着いた死者は、道先案内人から『一日だけ現世に戻り逢いたい人と最後の再会を果たす事が出来る』と告げられる。

但し『あなたが死んだことをまだ知らない人』という条件付き。

ファンタジーの様だが其々のエピソードに胸を突かれる。

家族や友人、大好きな人達との突然の別れを嫌でも思い出す。

明日が来る保証なんて何処にもない。
生まれた事の奇跡といくつもの縁を想いこの世界が愛おしくなる。

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2023年02月18日

Posted by ブクログ

2022年9月から10月に掛けて日テレ系で放送された上川隆也出演の連ドラの原作。続編も出ているが、この巻の4話がそのままドラマ化された。どの話もなかなかいいと思う。なかなか難しいテーマだよね、24時間以内に死んだことを知らない人で誰に逢いたいかって・・・

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2022年12月27日

Posted by ブクログ

短編集。あの世に行った後に、24時間だけ戻って会いたい人は誰ですか?

生きている今、目の前に居る人を大事にせねば(とは思うが、今朝はコーヒーのことで目の前の人とケンカした)

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

『あなたが、最後に会いたい人は誰ですか。』
死後、会えるのなら…
と、考えてみたけど、ルールの中だとそれは叶えられそうにない。
すぐに消えてもいいからやっぱり大事な人と会いたい。

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

亡くなった後、24時間だけ会いたい人に会いに行くことができる。ただし、自分の死を知らない相手に限る。

既に設定から面白い。
途中で一話目に出てくる先生の教え子と思われる人物が現れたので、思わず溺れたのを助けたのも一話の恩師かと思った。それゆえに4話目に急に他の話が繋がり出したのは唐突な印象もあふ。
3話目のコータローが猫だったのにはすっかり騙された。

最終話、案内人さんの過去の話なのはある程度読めてはいたけど、こんなに一途に待っててくれるの嬉しいよなあって少し涙ぐんだ。

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

最後に会いたい人は誰ですか?
制限されたルールの中で会いたい人に会うことができるこの世の最後の特別な1日の話

もし私が誰に会いたいかな?
やっぱり遠くから娘の姿見たいよな
あらためて大切な人を思える作品でしたが、

ツナグ?

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2025年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ



うまく考えられた綺麗なストーリー

あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?

現世で会うことができるのは、死んだことをまだ知らない人だけ

優太は子供なので母親が死んだことを理解できていない

認知症のため息子の死をわからない

猫もやってくる

最後の舞台で歌を歌う

さよならの向こう側で 最期を迎える妻をまつ

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2025年01月06日

Posted by ブクログ

今生きている奇跡、命の儚さ、大事な人と一緒にいられる時間の尊さに気づけました。
これから過ごす日々に対する気持ちの持ち方を考えないといけないなと思います。

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2024年10月26日

Posted by ブクログ

良くも悪くも普通。
展開が想定の範囲内。
お涙頂戴…までいかず、どこかで見たことあるようなファンタジーだね、に尽きる。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

良かった。読後感も良き。しっとり。
そう繋がるのか。が気持ちいい心あたたまる作品。

いつまで生きられるか、明日が来るとは限らない。

当たり前のことなんだけどね、
まさかそんなことは無いってどこかで思って生きてる人が多いと思うし、私も再認識した。

私の最後に会いたい人は誰かなぁ。
親、兄弟、子供、友人、恩師、ペット。
人によって会いたい人が変わったり、死んでみたらする後悔があるんだもんね。

私は3話が1番刺さりました。ある一文で涙が出てきた。

直近身内が亡くなったので「さよならの向こう側」があったら良いなって思った。

また会いたい。

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2023年11月07日

Posted by ブクログ

死後、自分が死んだことをまだ知らない人にだけ会える話、なんやけど、めっちゃ難易度高いなぁって思う。だって仲良い友達や家族は死んだの知ってるやろうし、そしたら誰に会おう……。だからこそ、物語の人々が最後の再会が出来ててよかったなぁってなる。

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

感動を全面に押し出しているような内容で、私はむしろ入り込めなかった気がする。
文章は読みやすく文量も少なく、短編集なのでサクっと読めた。少しずつ色々なことが繋がっていく展開は良かったし、「サヨナラの向う側」が一番良かった。

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2023年03月16日

Posted by ブクログ

なんだか読んだことある感じ。
ツナグや、時給300円の死神、西由比ヶ浜駅の神様等を最近読んだからかな。
ほんわか、あったかくなるお話。

案内人さんののんびりさ、いいなぁ。
じっくり味わって日々を過ごしていきたい。

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2023年01月28日

Posted by ブクログ

自分の死後に1日だけ会いたい人に会える。ただ自分が亡くなったことを知らない人だけに。
シリアスな感じでもなくサラッと読める内容だった。案内人さんがいい人だった。

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2023年01月10日

Posted by ブクログ

「あなたが最後に会いたい人は誰ですか?」

人は亡くなっ後、最後に一日だけ現世に戻って会いたい人と会う時間を与えられる。ただし、あなたが死んだことを知らない人にだけ…。

「さよならの向う側」で案内人に促され、5人がそれぞれの会いたい人へ会いに行く連続短編集です。内容も微妙に繋がっているのがよいですね。

文字もちょっと大きめで文章もとても読みやすく、ありがちな設定ではありますが、安心して読めてほっこり間違いなし。

もし自分だったら誰に会いたいか?う〜ん、やっぱり家族や親しい友だちしか思い浮かばないですよね。でもそこがこの物語の見所です。ぜひ続編も読もうと思います。

本のタイトルにもなっている山口百恵さんの「さよならの向こう側」…私的には旭化成のCMソングでカバーされた曲、というイメージですが、いい歌ですよね〜すごく好きです。

あれっ、もしかして…

第一話 Heroes
第二話 放蕩息子
第三話 わがままなあなた
第四話 サヨナラの向う側
第五話 長い間

各話のタイトルも全部曲名ですか?違うかなぁ…。

検索してみました!
第一話 GreeeeN
第二話 ドビュッシー?
第三話 松田聖子?
第四話 ひらがなだと山口百恵?
    カタカナだと風味堂?
第五話 Kiroro

う〜ん、第二話と第三話がいまいち確信が持てない…。

【追記です!】
このレビューをInstagramでもpostしたら、なんと作者ご本人様からコメントいただきました!第一話はデヴィッドボウイ、第四話はお話の中のペイパーバックの曲名、他は正解だそうです〜。

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「昔のことを過去の過ちとして放っておくか、それとも自身の反省、成長の糧として受け止めるかは、今のあなた次第なんです。だから今を変えれば、過去は自分にとって良かったと思えるものに変えられるはずなんです」(85頁)

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2022年12月04日

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