感情タグBEST3
Posted by ブクログ
短編集みたいな感じで、最初の話しはまぁまぁかなーと思った。そこからどんどんどんどん上がっていって、最後は泣いた。
切ないけど、爽やかと言うか、、。
あっ、この人さっきの話しで出てきたあの人!!って言うのが嬉しいくらいハマりました笑
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他者にどれだけ影響を与えているかによって、現世に対する未練のようなものが大きくなるのだろうか。幼い子供を置いたまま、あの世に行かなくてはならない辛さ。大事にしてくれたご主人様を置いて逝かなければならないペットの想いなど。涙が自然と出てくる物語であった。
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まだ読書をするようになったばかり、これを読んでボロ泣きしました。
人が持つ強い思いは、ルールや他人の指図なんかで簡単には揺るがないんだなと思いました。
特にラストシーンが良すぎて、いい意味で鳥肌が立ちました。
いつ死ぬのかなんて予想できないから、やりたいことを後回しにせず、伝えたいことはその都度伝えようと本気で思わされました。私の一番好きな作品です!
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死後に会いたいひとにぎり24時間だけ会える。ただし、死んでしまったことを知らない人にだけという設定。
よくあるパターンだと思ったけど、まんまと引きこまれてしまった。
短編一つ一つのエピソードもよかったし、それぞれが微妙に繋がっているのもよかった。
自分だったら誰に会いに行くかな?
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とても素敵なお話を読ませてもらいました。
素直に全てのエピソードで泣いてしまいました。
途中、あるエピソードでえっ?と思わせられた所があり、最初の会話を読み直してそういうことか、、とニヤッとしたり、エピソードを読み進めると『あっ!』と思うところが出てきたりと、涙ありなのにとても面白かったです。
純粋に楽しい小説でした。
Posted by ブクログ
自分の死後1日限定で現世に戻れるローファンタジー連作短編集
『ただし死んだことを知っている人には会えない』
このルールに即しながら案内人の粋な計いのナビゲートで最期の別れを果たす、心に響くお話です
第3話 見事に引っかかりました 笑
失って気づくこと、沢山ありますね…
Posted by ブクログ
誰にでもいつかはやってくる別れの日。その後にもしも、誰かに会いに行くことができたとしたら、最後に会いたいと望むのは誰だろう。そんなことを考えさせられる一冊でした。
『さよならの向こう側』は、死んでしまった人が生まれ変わりをする前に二十四時間だけ、現世に戻って会いたい人に会うことができる、という不思議な場所。けれど、大切な条件が一つ。それは、自分が死んでしまったことを知っている人には会えないということ。
次々に訪れる死者たちは、案内人の説明を聞いて驚いたり、嘆いたり、投げやりになったり、様々な感情をあらわにしながら、死んでしまった自分と、そんな自分が最後に会いたいのは誰なのかを探っていきます。手元に残されているのはたった二十四時間。自分の死を知らない人にしか会えないという縛りの中で、彼ら、彼女らが最後に望んだ会いたい人。
十人十色、一人一人に色々な出会いや生き方があって、別れがあった。そんな人生を垣間見るような切なくて、どうしようもなく愛しい最後の物語を読ませてもらえる作品でした。
誰かの死が、誰かの生が、他の誰かに影響して広がっていく。この物語の登場人物たちのように、自分にももしかしたらそんなつながりが誰かと持てたのかもしれない。これからも持つことができるのかもしれない。そう思ったら、これからの人生も大切に生きていきたいような気持ちになりました。
もしも、このお話のように、命が終わってしまったその後で、誰かに会いに行くことができるのなら。
最後の時に会いたいと思える人が、私にもいてくれたらいいなと思います。
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自分にとって、大切な人の事を考えてしまう。
最後に会いたい人は誰だろ?と、悩む。
一つ一つの物語に人の人生が詰まっていた。
悔いがないように生きてみたいですね。
Posted by ブクログ
死んだことを知らない人に会いに行く物語
子供の大丈夫が本当に大丈夫と感心したとき、
親の気持ちを知ったとき、何気ない日常が幸せと感じたとき、本当に大切にしている人にまた会えた時
それぞれの感情が身に染みて温かい気持ちになった。
すんなり読めた小説
Posted by ブクログ
亡くなってすぐの人が、24時間だけ現世に戻って会いたい人に会える。ただし、会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ…。
ちょっと泣けた。
案内人のほんわかした雰囲気が良かった。
案内人さんが案内人になった話もすごく良かった。
極甘のマックスコーヒーが飲みたくなった。
(お菓子とかクリームになったお土産シリーズはよく売ってるけど、肝心のマッ缶は見かけない気がするなぁ…。)
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「Heroes」「放蕩息子」「わがままなあなた」「サヨナラの向う側」「長い間」
5話収録の連作短編集。
『さよならの向う側』と呼ばれる場所。
そこに辿り着いた死者は、道先案内人から『一日だけ現世に戻り逢いたい人と最後の再会を果たす事が出来る』と告げられる。
但し『あなたが死んだことをまだ知らない人』という条件付き。
ファンタジーの様だが其々のエピソードに胸を突かれる。
家族や友人、大好きな人達との突然の別れを嫌でも思い出す。
明日が来る保証なんて何処にもない。
生まれた事の奇跡といくつもの縁を想いこの世界が愛おしくなる。
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2022年9月から10月に掛けて日テレ系で放送された上川隆也出演の連ドラの原作。続編も出ているが、この巻の4話がそのままドラマ化された。どの話もなかなかいいと思う。なかなか難しいテーマだよね、24時間以内に死んだことを知らない人で誰に逢いたいかって・・・
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私はすぐ泣く方です。
だから全てにおいて泣いてます。特に、わがままなあなたは不意を突かれ過ぎて号泣です。
私は、最後に誰に会いたいかな?
後悔しない人生なんてないと思ってるけど、いつでも会える、ではなくて、いつでも会えなくなる、ということを頭において生きていこうと、そう思える本です
Posted by ブクログ
最後に会いたい人は誰だろう?と読みながら考える。
平凡な毎日で飽き飽きしていてもどこか必ず違っている。だから1日1日を大切に生きなければ…と思い出させてくれる。
Posted by ブクログ
死んだ後に訪れる『さよならの向こう側』。24時間だけ生き返る事が出来て、会いたい人に会える。だけど、自分が死んだことを知らない人にだけ…。
この話しでは、案内人さんにヒントを貰いながら、大切な人に会って最後のお別れをしている。それが、自分の子供だったり、親、飼い主、恋人…。中には自分が死んだことを知ってる人もいるけど、案内人さんにアドバイスを貰ったり、どうしたら会えるか考えて、最愛の人に別れを言いに行く。子供に別れを言いに行くのが、私の中では胸が詰まった。
私が『さよならの向こう側』を訪れた時は、誰に会いたいかな。私には子供が居るので、本来なら子供と言うべきなんだろうけど、私は旦那に会いたい。私と結婚してくれて、喧嘩や嫌な事もあるけど、今も一緒居てくれる最愛の人。来世でも、この人とまた一緒になりたいから、どんな事をしても、私な旦那を選びたい。
Posted by ブクログ
どのストーリーも、どこかで読んだことがありそうな感動系ストーリー。
それでも、温かい気持ちで楽しんで読むことができた。文章がうまいんでしょうね。
Posted by ブクログ
良かった。読後感も良き。しっとり。
そう繋がるのか。が気持ちいい心あたたまる作品。
いつまで生きられるか、明日が来るとは限らない。
当たり前のことなんだけどね、
まさかそんなことは無いってどこかで思って生きてる人が多いと思うし、私も再認識した。
私の最後に会いたい人は誰かなぁ。
親、兄弟、子供、友人、恩師、ペット。
人によって会いたい人が変わったり、死んでみたらする後悔があるんだもんね。
私は3話が1番刺さりました。ある一文で涙が出てきた。
直近身内が亡くなったので「さよならの向こう側」があったら良いなって思った。
また会いたい。
Posted by ブクログ
死後、自分が死んだことをまだ知らない人にだけ会える話、なんやけど、めっちゃ難易度高いなぁって思う。だって仲良い友達や家族は死んだの知ってるやろうし、そしたら誰に会おう……。だからこそ、物語の人々が最後の再会が出来ててよかったなぁってなる。
Posted by ブクログ
感動を全面に押し出しているような内容で、私はむしろ入り込めなかった気がする。
文章は読みやすく文量も少なく、短編集なのでサクっと読めた。少しずつ色々なことが繋がっていく展開は良かったし、「サヨナラの向う側」が一番良かった。
Posted by ブクログ
なんだか読んだことある感じ。
ツナグや、時給300円の死神、西由比ヶ浜駅の神様等を最近読んだからかな。
ほんわか、あったかくなるお話。
案内人さんののんびりさ、いいなぁ。
じっくり味わって日々を過ごしていきたい。
Posted by ブクログ
自分の死後に1日だけ会いたい人に会える。ただ自分が亡くなったことを知らない人だけに。
シリアスな感じでもなくサラッと読める内容だった。案内人さんがいい人だった。
Posted by ブクログ
期待し過ぎました。1番最初のエピソードがまた良かったのだけど、伏線回収が自分には弱く感じました。マックスコーヒーの伏線が最後に「そういうことなんだ」と納得。1日1日を大事に生きようと思わせてくれました。
Posted by ブクログ
「あなたが最後に会いたい人は誰ですか?」
人は亡くなっ後、最後に一日だけ現世に戻って会いたい人と会う時間を与えられる。ただし、あなたが死んだことを知らない人にだけ…。
「さよならの向う側」で案内人に促され、5人がそれぞれの会いたい人へ会いに行く連続短編集です。内容も微妙に繋がっているのがよいですね。
文字もちょっと大きめで文章もとても読みやすく、ありがちな設定ではありますが、安心して読めてほっこり間違いなし。
もし自分だったら誰に会いたいか?う〜ん、やっぱり家族や親しい友だちしか思い浮かばないですよね。でもそこがこの物語の見所です。ぜひ続編も読もうと思います。
本のタイトルにもなっている山口百恵さんの「さよならの向こう側」…私的には旭化成のCMソングでカバーされた曲、というイメージですが、いい歌ですよね〜すごく好きです。
あれっ、もしかして…
第一話 Heroes
第二話 放蕩息子
第三話 わがままなあなた
第四話 サヨナラの向う側
第五話 長い間
各話のタイトルも全部曲名ですか?違うかなぁ…。
検索してみました!
第一話 GreeeeN
第二話 ドビュッシー?
第三話 松田聖子?
第四話 ひらがなだと山口百恵?
カタカナだと風味堂?
第五話 Kiroro
う〜ん、第二話と第三話がいまいち確信が持てない…。
【追記です!】
このレビューをInstagramでもpostしたら、なんと作者ご本人様からコメントいただきました!第一話はデヴィッドボウイ、第四話はお話の中のペイパーバックの曲名、他は正解だそうです〜。
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「昔のことを過去の過ちとして放っておくか、それとも自身の反省、成長の糧として受け止めるかは、今のあなた次第なんです。だから今を変えれば、過去は自分にとって良かったと思えるものに変えられるはずなんです」(85頁)
Posted by ブクログ
普通にいい小説だったけど世間が評価しているほどの小説じゃないかな…
内容はありきたりといえばありきたりだしオチもなんとなく読めるのですが心休まる小説ではあります。