あらすじ
高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。
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Posted by ブクログ
普段は小説を読まないが、友人に勧められ読むことに。
本当に面白い作品で、するつもりは毛頭なかったのにぶっ通しで読み続け、数時間で読破してしまいました…
作中、随所で
同じストーリーのはず…なのに、視点が変わる度に感じ方が変わるなぁ…
一人一人の登場人物が鬱陶しいはずなのに、視点が変わると同情の気持ちが湧くなぁ…
という感情を抱いていた。
ラストの小島さと子の一言…
「長年暮らしてきたところでも、一周まわって(観覧車から)降りたときには、同じ景色が少し変わって見えるんじゃないかしら。」
このセリフを読んだ時に、湊先生がそれらを意図していたことを確信した。
本当に心躍る読書体験でした!
Posted by ブクログ
最初から鷲掴みにされる文体。
全体的に暗ーい話だけど、
次の展開はどうなるんだろう…?!と
読む手が止まりませんでした笑
ドラマ化されましたよね。
ドラマが結構前なので、「内容忘れちゃったよー」って方はぜひ!
そしてラストが衝撃的。
Posted by ブクログ
面白く、あっという間に読んでしまいました。ドラマも観てみたいです。
Nのために、を久々に読み返してから湊かなえ作品にハマってしまいました。
今作は子どもが産まれてから読むと、自分の家庭も遠藤家にも高橋家にもなり得るのではないかと怖くなりました。
Posted by ブクログ
湊かなえ作品といえば、なんといってもイヤミス、また各登場人物の内面に焦点を当てる描き方が特徴ですが、本作品も決して例外ではありません。ある家族の殺人事件をめぐり、家族関係、さらにはご近所関係が動揺していく様子に、読む側の気持ちは暗くなるばかり。登場人物はクセのある人ばかりですが、決して現実離れしていない設定なのがモヤモヤを引き立たせます。個人個人に視点が転換していく物語の描き方は、人物内の建前と心情の違いを明確に突きつけてくるため、人間関係が複雑化する現代を生きる読者は納得感と同時に恐怖感をも抱くのではないでしょうか。全体を通し暗い作品ですが、このモヤモヤ感、不快感こそ湊かなえ作品の醍醐味だな、と思わせる作品でもありました。元気な時に一気読みすることをお勧めします。笑
Posted by ブクログ
再読です。
イヤミス、イヤミス言われてますが、イヤなだけでした。タイトル回収する場面で、読者のほとんどが虫の息だったのではないでしょうか。
よく肥えた土の上には良い野菜が育つと言いますが、高い金を払って土に贅を費やした愚か者たちに野菜の程度など分かるはずもない。
そんなアメリカンジョークみたいな感想が出てきてしまうくらい、イヤな物語でした。きつぅ。
読みやすい
終わり方がモヤァァ;つД`) でもすごく読みやすかった。 どこかで手を施していたらどうにかなっていたのかも、、、なんで当事者じゃないから言えることなのかもしれない。 家族みんなで普通に暮らすって簡単なようでいて、実は脆くて危なっかしくて、家族であろうとお互いの気づかいがあって初めて成り立つのだな、と。 サクサク読めて面白かった。
Posted by ブクログ
憧れの高級住宅地に家を建てた主婦。家庭内暴力を伴う癇癪を起こす反抗期の娘。我関せずな父親。お節介な隣人。セレブ一家の向かいの家で起きる殺人。
湊かなえさんの文章は妙にリアリティがあり、事件に巻き込まれたかのように臨場感があり、スラスラ読み進めてしまった。
ただ、人物描写が素晴らしい分、ミステリーとしてはもっと複雑なストーリーを期待した。個人的に、あれもこれも伏線だったのか!繋がっていたのか!という話が面白いと感じるので、そういった意味では物足りなさがあった。
Posted by ブクログ
【父親が被害者で、母親が加害者ー。高級住宅街に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されてこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と、向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。】
高級住宅街に住んでなくて良かった。プライドとか見栄の張り合いとか心労が絶えなそう。お金持ちじゃなくても、高学歴エリートじゃなくてもいいから、家族仲良く生活できるのが一番だと感じた。
2026.8.10
Posted by ブクログ
読みやすかったので一気読みしました。
登場人物全員に良い部分、悪い部分が見え、非常に人間臭く読んでいて面白かったです。
特に遠藤家の厚かましさには、こちらも呆れるほどでしたが、母親が娘につかみかかった時は「もっとやれ〜!!!!」と思ってしまいました笑
こちらの感情の黒い部分まで引き出されるとは、さすが湊かなえさんです。
殺害の動機は正直月並みな印象でしたが、
最後の兄弟の選択は「やっぱりそうしたか」と現実的には納得できても、母が悪いと真相に気づいた中ではモヤモヤが残る良い結末だったと思います。
Posted by ブクログ
事件を通してそれぞれの家族が良い方向に成長していく。話し合って理解し合うことは大切だと思った。
キャラクターはそれぞれ個性的な人たちで現実にいたらきっとやな人たちだろうなと思う。だけどそんな人たちでもいろいろ思いを抱えていたりいい面ももあったり嫌な面がたまたま相手を救うこともあって面白いなあと思った。
Posted by ブクログ
高級住宅街で起こった殺人事件。
それぞれの視点から時系列で語られる構成。
最初は理解できなかったような行動や言動も、それぞれの内面が明かされていくにつれて、「本人にとっては本人なりの理由や背景があった」と気付く。
自分の思い込みや決めつけではなく、「なぜそうしたのか」「どんな想いを抱えていたのか」と、想像力を持って人と向き合う姿勢が大事だと感じた。
湊かなえさんらしい、人間の奥深い部分にじんわりと迫ってくる一冊だった。
Posted by ブクログ
まさに湊かなえワールドだった
ある高級住宅街の2つの家族が織りなす物語
一方は裕福でな家庭だが、家族内の殺人事件が起こる
一方はワガママな娘に振り回され、崩壊寸前
いずれも問題を抱えながら、何とか前に進もうとする
ありふれた話なのだろうが、この著者にかかると引き込まれる作品となる
Posted by ブクログ
オーディブルにて。ナレーター安田 章大。
母親が父親を殺害してしまい、残された子どもたち。向かいに住む家族もヒステリーな女子中学生を抱えて問題だらけ。近所のおばあさんがなんかおかしい。高級住宅街でのお話。
おもしろくて一気聴きした。今作は嫌な終わりかたではなくてほっとする。
Posted by ブクログ
『期待』この言葉の重さを家族一人ひとりに焦点を当てて知れる、、
家庭内崩壊をリアルに描いた物語
一度起こってしまうと後戻りができない怖さ、
やっぱり面白い、、
その中でもどうにか戻るために頼れる人、頼れない人、これが明確に分かれる
日頃から本音で話せる人、野次馬にならない人、
こういう人を増やしておきたいな
Posted by ブクログ
家庭内殺人がおきた家族と、その周りの住人の視点から物語が進む。時系列が前後したり語り手も変わるが、読みやすかった。
殺人が起きた家庭よりも周りの住人のほうが破茶滅茶で、事件よりもその人たちの行く末の方が気になって読み進めてしまった。
高級住宅街って、人間独特な世界で面白い。
Posted by ブクログ
高級住宅街で起こった事件。その家族と近隣の家族からの視点で描かれていて、ほとんどの登場人物がまともじゃない。モヤモヤしながら読むという状態を楽しめた。
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「告白」の作品を読んで、湊かなえさんの本が気になり、読んでみた。「告白」と同様に、それぞれの視点から心情と物語、真相がが描かれていて面白かった。ずっと嫌な展開が続くので暗い気持ちにはなるが、実際なにが会ったのか、なにを聞いたのか、どんどん気になって手が止まらなかった。立場によって「正しい」は歪んでいくので難しい。人間は誰しもそれぞれの言い分があり、視点を変えるだけで何が正しいかの見え方も全く変わってしまうっていうのを痛感。語り手が変わるとあぁ言ってること分かるなぁって全員に思ってしまった。結局話さなければ家族でも思ってることは伝わらないのに、話せなくなってしまったことが気持ちを張り詰めさせて、ある日限界が来てしまうが、どんな綻びが出来ても家族は家族を続けるしかないとわかった。
Posted by ブクログ
高級住宅地ひばりヶ丘で起こった家庭内殺人事件
遠藤家、高橋家、小島家3つの家族の視点
坂道病
追い詰められると人は爆発する
それぞれの家族にそれぞれの形
Posted by ブクログ
⭐︎3.5
もっと何かあるのではないかと思ってた。殺人が起きた高橋家、犯人はお母さんって言われて終わったけど本当にお母さん?兄弟3人が幸せに暮らせるっぽいから、それは良かったけど‥
むかいの遠藤家、娘の彩花はお母さんを「あんた」って呼んで癇癪持ちで、あまり好きじゃない。嫌な気持ちになる一方だった。お母さんもプッツンしたときに土を口に詰め込んで、怖い。逃げたお父さんも微妙、、
小島さとこ、ラメポってあだ名が可愛すぎるし、いつも変なところで出てきてNICE
実はこのおばさんが犯人だったりするかなって思ってたw結局、真相がはっきりわからないモヤモヤで終わるのがイヤミスだなー
Posted by ブクログ
暁星を読んでまた、湊かなえ熱に火がついて一気読み。
前読んだ時も思ったけど、すごく後味が悪い、なのに、ページを捲る手が止まらない。
人の痛みはわからない、なんでもない一言に思えても、その人にとってさ最後の一押しになってしまう。
湊かなえさんに出てくる人たちはめちゃくちゃ嫌なやつと思ってるとふといい面が見えたり、悪意100ではないのかなと思わせたり、一面だけで人は判断できないと思ってしまう
Posted by ブクログ
ドラマ化されていたので、ドラマは観ていましたが、原作を読むのは初めてでした。
高級住宅街で起きる事件の中で、複雑に絡み合った親子の感情の描写が実に繊細に描かれており、親を思う子の気持ち、子を思う親の気持ち、それぞれ本人になったつもりで読み進めていきました。
結果的に悲しい事実には変わりませんが、それぞれの家族再生へ向けて、希望を持てる最後でした。
Posted by ブクログ
ドラマ化もされていて気になり読みました。
夜行観覧車という題名だけでは高級住宅地の家族2組の話とは考えつかない。
観覧車がどのゴンドラに乗っても同じ回り方をするように、どの家族も同じような事が起こる可能性があるという意味か、子供をそのゴンドラに押し込めると(プレッシャーをかける)同じことが起こるという意味合いもあるのか?
将来子供ができても押し付けないことが大事だなと思いました
Posted by ブクログ
それぞれの家族にしか分からない大変さとか悩みはどこの家庭にもきっとあって、それは第三者がどうこう言うべきではない。
でも、第三者が入ってこそ解決できる問題もあるし、風通しがよくなったりすることも絶対にある。
物語の中で、虐待の原因は家族の縮小化によるものだと書いてあった。
喧嘩をしても誰も間に入る人がいない…それは家庭が閉鎖的な空間で一方通行なやりとりになりやすいから。小島さと子はそんな遠藤家を救ってくれた救世主とも言えるけれど、小島家にも闇があることは読んでいくうちに分かった。
他人を非難する人ほど満たされていないし、きっと同じことで悩んでいる人なんだろうな。
そして、湊かなえの母子関係には毎度リアルなものを感じて心苦しくなるんだけど
子どもを自分の分身のように感じたり、希望を投影してしまう母親には絶対になりたくないと改めて感じたな、、。
また、どんな感情を持っていても家族であり続けないといけない、という日奈子の言葉。
それは前向きな言葉でもあるし、人によっては絶望的な言葉になり得るかもしれない。
日奈子の言葉は、あの3人兄妹にとっては前向きなものであったと信じたい。
Posted by ブクログ
鳥肌が立つようなイヤミスではなく、殺人事件をきっかけにそれを取り巻く人間の物語。
人間の嫌なところを誇張したようなキャラクターたちそれぞれの視点で、すれ違いを感じたり、感情移入したりしながら、どういう結論に至るのかを楽しみたい方におすすめ。
私はドラマの方が真実が語られていておもしろかったかな。
Posted by ブクログ
湊かなえの読んだ作品の中では1番だった
家というものを中心として話が成り立ってて、家と外、その家が建っている地域とその周りの別の地域、そこに住んでいる人とそうじゃない人とか対比がありつつ一貫性があった
ちゃんとイヤミスらしい事実を公表すると困るから自分達が生きやすいように事実とは違う事を公表したり登場人物の理想と現実のギャップに苦しんで落とし所を見つけていくのもよかった
今回の作品はタイトル回収というより夜行観覧車という印象的なシーンの建物っていう感じだった
ただ登場人物のアクが強くてこれもイヤミス小説の醍醐味かもしれないけどやっぱ作風が自分と合わないのかなぁ
私では理解できませんでした
湊かなえ先生の作品を初めて拝読しましたが、下記のような印象を受けました。
①登場人物の設定と言動のミスマッチさ
→学生が複数人登場しますが、言動が達観しすぎていてもはや恐怖、気持ち悪さを覚えます。
②現実味のなさすぎる展開
→読み進めている中ではリアリティを重視されているように感じたため、幾度とある突拍子もない展開に違和感を覚えました。
③登場人物の理解不能な思考回路
→そこで納得するの?そこでそう考えるの?そこでそう諭すの?そこでそう行動するの?という場面が何度もありました。
上記が湊先生の良さということであれば、私はそれを楽しめるレベルには達していません。
ファンの方が見ると不快に感じられるかもしれませんが、率直なレビューをさせていただきました。失礼しました。