【感想・ネタバレ】アルケミスト 夢を旅した少年のレビュー

あらすじ

羊使いのサンチャゴは、彼を待つ宝が隠されているという夢を信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指す。様々な出会いと別れを経験し、少年は人生の知恵を学んでゆく――。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

この本は万人にとって良い本では無いと思います。
しかし、夢を追って生きることや自分の声に従って生きることの尊さを少年が体現しており、心を揺さぶる物語となっています。

また、人生の真理とも受けとれる考え方が散りばめられており、生きることの本質を問うような言葉にも触れることができます。

現代の日本ではすんなり受け入れられる内容でない描写もありますが、自分の生き方を問いたい人や冒険心を揺さぶりたい人にはぜひ読んでみてほしいです。

1
2025年09月07日

Posted by ブクログ

童話のようで、聖書のようで、どこか村上春樹の小説のような物語。
自然との対話から自分の本心を見つけていくこと。
自分の進む道を選んでいくこと。
世界や人生や宇宙の中での“自分”という存在。

物語の中の言葉に何度も心を揺さぶられた。
頭の奥の奥に追いやっていた考えを引き出されるようで、忘れていたというより“忘れたことにしていた自分自身”について考え直すきっかけになった。

娯楽として本を読んでいるので、考え方が変わったり視野が広がったりすることはあっても、人生の選択に影響する本はほとんどなかった。
けれど、この本にはその力があると感じた。

覚えておきたい言葉がたくさんあった。
もっと丁寧に読んで、今度はメモを取りながら読み返したい。

0
2025年11月16日

Posted by ブクログ

惹き込まれる不思議な物語。
自分はこの中にでてくるイギリス人のようだと思った。本ばかり読んで行動が止まっていた。
動き出そう。自分の心に耳を傾けながら。

0
2025年10月29日

Posted by ブクログ

この本から学んだのは塞翁が馬、ということ。
何かの兆候=偶然起こることに素直に身を委ねて努力していれば、思わぬ良い方向に人生が導かれることがある。

0
2025年10月14日

Posted by ブクログ

最近思い出して、その不思議な世界を読み戻してみた。
夢で見た宝物を求めて旅する元羊飼いの少年の冒険譚。いろいろな困難に出会いながら、その場で全力を尽くして道を切り開いて行く少年が語られている。運命に抗うのではなく、状況を受け入れながら先に進むところ、そこに東洋的なテイストを感じる。

0
2025年10月06日

Posted by ブクログ

数年前に『星の王子様』を読み、子供の頃に読んでおけばよかったとガッカリしたことがある。
本書も童話的な世界観に深い教訓が散りばめられているという点では、話のテイスト自体は『星の王子様』にかなり近い。『君たちはどう生きるか』にも。その上で、ぼくのような然程イマジネーションに富んでいない人間でも好きになれた。

テーマもさることながら、シチュエーションがまずいい。マジック・リアリズムと一括りにしてよいのか分からないが、アンダルシアの平原やモロッコの喧騒、サハラ砂漠の寂寞など。どこか現実離れした、何が起こってもそう不思議ではないという気持ちにさせられる。著者の放浪体験が元になっているとか。

愛や勇気、人生をより善く生きる知恵という普遍的かつ遠大なテーマの本だが、目の前の物事に全力で取り組めば他の大切なこともそのことから学べる、というスタンスはビジネス教養書っぽくもある。このあたりも親しみやすさの所以だろうか。

何度も読み返して、座右の書に挙げたくなる一冊。出会えてよかった。

0
2025年09月25日

Posted by ブクログ

世界的なベストセラーでありながら、つい最近まで存在自体知らなかった。なのに、思わぬ形で知ることになり、たまたま目にした記事で読むことになった。
この本のテーマではないが、宇宙の言葉なのか、何かの前兆なのか。プライベートでも、少し思い悩むことがあった中で、この本と出会えてよかった。

平時では特に心に響くことはなかっただろう、ストーリーは平凡である。羊飼いである少年が旅をして宝を見つける、宝を見つける過程で世界とつながっていく。その中には人生訓が散りばめられており、これが世界的なベストセラーに繋がった要素か。文調は淡々と進む、宗教観の薄い日本に生きていると共感できない場面もあるが、意外とすんなり入ってくるのは不思議だ。

私がこの本を通し得たものは『いつも前兆には注意すること』、何かを為す、何かを変える前には世界が自分に語りかけている。ただ、多くの人はそれに気が付かない。世界をよく観察し、心の声をよく聞くことで、気がつくことができるのだ。

自分がこの世に生まれ為すべきことを探しているのであれば、この本は良い気づきを与えてくれるはず。そうではなく、今が幸せで満たされているのであれば、今読むべきではない。本の出会いも不思議なもので、求めている時に本からやってきてくれる。
もしこの感想や、何かを目にして、頭に留まるのならば是非この本は読んでほしい。


0
2025年09月23日

Posted by ブクログ

たくさんの本が必要なのは、2.3行に書かれた一つの考えを知るためだというのにはとてもしっくりきたし、感動した。
読書の醍醐味だよな〜〜

0
2025年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現代版「星の王子様」と言うキャッチコピーが納得の内容。今の連続が未来へ続く、だから今に集中して生きなさい。との文には、ハッとさせられました。
少年が、怖がらずに全てを捨てて旅をするさまに、憧れつつも嫉妬してしまう、もっと若い時分に出会いたかった物語でした。

0
2025年09月20日

Posted by ブクログ

本を買ってからなかなか読み進められなくて何度も途中でストップしてしまっていたけど、ようやく読めた。
私はこれまでの私の人生の兆候をちゃんと感じていたんだと思う。

0
2025年09月10日

Posted by ブクログ

心に従って生きること、勇気を持って進むことの大切さを教えてくれる、心に響く大好きな本。
前兆、つまり心の声のようなものは誰しも聞いたことがあるのではないか?
しかしそれを行動に移すのは勇気のいること。
少年の冒険の中で出会う人との会話にも必要なメッセージがいくつも含まれている。
錬金術という言葉のイメージは物質的なものを感じていたが、実際は科学と哲学、そして宇宙の叡智が関わってくる壮大な実験なのかと。
旅が好きな人は私同様にこのストーリーと世界観が気にいるのではないかなと思う。

0
2025年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんな年齢の人にも届く物語だと思った。

もう旅を終わらせてもいいのではと思う瞬間が沢山あって、実際に諦めた人も居て、、
この子でなければ物語は成立しなかったなと思った。

そして、諦めないよう背中を押してくれる人達がいて、きちんとその想いを汲んで歩みを進める姿が素敵だった。

宝物を見つけ、夢を叶える瞬間は案外あっさりしていて、最後の最後はファティマへの想いで完結。
生きやすい道を選んできた自分にとっては、
距離が掴めないくらいとても綺麗な物語だなと思いました。

0
2025年08月28日

Posted by ブクログ

子供はもちろんだが、特に夢や運命を忘れかけている大人に対して大きな影響力や希望を与える書籍だと感じた。
錬金術や大いなる魂といった少し取っ付きにくい言葉も出てきますが、読み進めているうちにそれがどのような意味を持つのか分かるようになると思う。

人生は過去でも未来でもなく現在である。
心との会話。
前兆や大いなることば。
印象に残る言葉や会話が多く、読み終えた時には長い冒険を終えたかのような気持ちになれる良い1冊でした。

0
2025年08月24日

Posted by ブクログ

自分が本当に望むものとは何でしょうか。今自分が望んでいると思っているものは、本当に心から望んでいるものでしょうか。少年の旅と共に、自分の人生の旅を振り返りつつ、今の自分の本当の心の声が少しでも聞こえてきたなら、幸せな読書時間になる本だと思った。

0
2025年08月23日

Posted by ブクログ

『百年の孤独』からの流れでラテン作家の話を読んでみた。雰囲気がとても似ている。
錬金術師とジプシー。
この2つがラテンアメリカの人々に与えた影響の大きさを感じる。

運命に従って生きる。
人はそれ以外にできることはない。
この物語からもそれを感じた。

0
2025年08月16日

QM

購入済み

読みやすい

色々なところで見かけるので手に取ってみた。
夢を追う少年の話、途中思い通りに行くことのほうが格段に少なかったけど、
それでもあきらめずに自分の夢を追う少年、
住み慣れた街と羊を離れて未知の世界へ飛び込む姿、胸を打たれました。
自分が停滞しているなと感じたときにまた読みたいな。

#アツい #カッコいい #タメになる

0
2024年05月25日

購入済み

希望を感じる作品

偶然この作品を知って読んだが、おもしろくて一気に読んだ。ムスリムの人々の描き方にも好感が持てた。不思議な世界なので、読み返したらまた違う読後感があるかも知れない。

#深い

0
2023年07月11日

購入済み

Amazing

This is amazing book I have ever read

0
2017年05月03日

Posted by ブクログ

自分の視野が狭くなった時、この本を読み返して何回でも視野を広げたい。そんな本でした。読んで良かった!

0
2025年11月30日

Posted by ブクログ

人生には力を入れる必要があるときが必ずある。それは人生のステージが変わるときだと思う。

そのときにもう一度この言葉を思い出したい。

「おまえが何かを望むときには、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」29

「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ」154



自分の夢、何度も見る夢、、
それは願えば叶う、願い続け、前兆を見逃すことなく行動すれば必ず叶う。ほとんどの人はそうであると知っているのに、前兆の一歩手前、叶う一歩手前で引き返してしまっているのだ。

0
2025年11月29日

Posted by ブクログ

羊飼いの少年が、自分が見た夢に従いに旅に出て、様々な人と出会い、色々な出来事に遭遇し、紆余曲折しながらも、前兆を感じ取り、自分の心の声に耳を傾け、運命に導かれて、夢を実現させる童話風の物語。夢を諦めないことの大切さや、運命の前兆に気付ける感性の大切さを教えてくれる1冊。

0
2025年10月01日

Posted by ブクログ

羊を売る勇気、穴から落ちた石を前兆と捉える洞察力、泥棒にあったことを冒険の過程と言い聞かせる忍耐、まずはこの3つがあればより良い人生を歩めそうだと思った。Xで見かけてふと読み始めたが、私含む多くの人にとってあの投稿が何かの前兆となったのかもしれない。

0
2025年09月25日

Posted by ブクログ

アルケミストとは錬金術師のことのようです。夢を実現するには、時には全てを投げ打って、コンフォートゾーンから飛び出さないといけない。何年かかろうとも、行く先々で夢を忘れずに、然るべきタイミングで行動を起こすことなどが語られている小説でした。人生の教訓が散りばめられた本でした。

0
2025年09月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんて哲学的な話なんだ...
表向きは少年が見た夢を現実にすべくエジプトのピラミッドまで宝物を探しに行く冒険譚だけど、中身は人生、運命、愛、世界、そして神について語っている哲学書だった。翻訳が直訳っぽいからわかりにくくなっているのか、それとも自分の読解力が足りないからか(恐らくどっちも)理解できていない事柄が多いと思う...。
「愛」とか「大いなる魂」「大いなる作業」といった単語の定義がとても難しい。色々なシーンにバラバラと散りばめられているからでもあるけど、私が一番読解に苦しんだのが、少年が砂漠と風と太陽と会話するシーン。その中で「愛」の定義について語っているのだけど、少年は砂漠に「愛とはなんだ?」と尋ねられ「(略)はやぶさを養うためです。そしてはやぶさは人を養います。そして、人はあなたの砂を養い、そこに再び獲物が育ちます。それが世界の成り立ちなのです。(中略)それが愛というものです。それは獲物をはやぶさにし、はやぶさを人にし、人を今度は砂漠にするものです。それは鉛を金に変え、金を地球に戻すものなのです」(p.172) と答える。これを元に考えると、「愛」とは「世界の成り立ち」、「サークルオブライフ」的なものと捉えることができるけど、その前に少年がファティマと出会うシーンで愛について次のように語っている「(中略)彼は世界中でわ話されていることばの最も重要な部分ー地球上のすべての人が心で理解できることばーを学んだのだった。それ愛だった。それは人類よりももっと古く、砂漠よりもっと昔からあるものだった。そらは二人の人間の目が合った時にいつでも流れる力であり、この井戸のそばの二人の間に流れた力だった」(p.110)。つまり、愛とは言葉であり二人の人間の間に流れる力でもある??このシーンの直後に本書で度々出てくるキーワード「マクトゥーブ」(アラビア語で「それは書いてある」という意味)が少年の頭を過ぎる。色々掛け合わせると、愛は「運命」ってことなのか...?
また、本書では「すべては一つ」ということも繰り返し言われている。つまり、「愛」も「夢」も全て神によって書かれている、すでに決められた運命ということなのか??
全ては「すべてを書いた手」によって書かれていて、太陽も風も我々人間もその書かれていることを「前兆」を読み取り解釈しなければならない。その理由となりうるものとして、本書では次のように書かれている: 「(中略)この手だけが奇蹟を起こして、海を砂漠に変え、あるいは人を風に変えることができた。なぜなら、六日間の天地創造が大いなる作業に進化するまで宇宙を動かしてきたのは、より大きな意志であることを、その手だけが理解していたからだった」(p.181)。ここの「大きな意志」が何かよくわからない!そしてでました「大いなる作業」。これは「大いなる魂」(「地球上にあるすべてのものを理解させてくれる」もの、「すべてのものが意思を通じ合うためのことば」(p.95))を発見するためのもので、「賢者の石」と「不老不死の霊薬」から成る、と説明がイギリス人からある。しかしその後錬金術師から「大いなる作業」はエメラルド・タブレット」に書かれてあり、その内容とは「大いなる魂への直接の通路」だという説明もある。「賢人は、この自然の世界は単なるまぼろしで、天国の写しにすぎないと言っている。この世が存在しているということは、ただ単に、完全なる世界が存在するという証拠にすぎないのだ。目に見えるものを通して、人間が霊的な教えと神の知恵のすばらしさを理解するために、神はこの世界を作られたのだ。それが、行動を通して学ぶとわしが言ったことなのだよ(p.150)」。行動を通して学ぶ、それはつまり運命に従い前兆を追い、神の創造である世界の素晴らしさを知る...。それが大いなる作業ということ??それはつまり鉛を金に変えることが錬金術なのではなく、世界に存在しているもの全てがこの世界を成り立たせていることを理解し、個人としてはその時世界に求められているものに(前兆に従い)変わっていき、運命を動かしていくということなのか...??

「大いなる魂」については、こんなセリフもある:
「心はすべてを知っている。それは大いなる魂から来て、いつか、そこへ戻ってゆくものだからだ(p.151)」。
「少年は大いなる魂に到達し、それが神の一部であることを知った。そして、神の魂はまた彼自身の魂であることを悟った。そして、一人の少年が、彼自身が、奇蹟を起こすことができると、知ったのだった(p.181)」。
つまり「大いなる魂」とは「神の一部」、いわばこの世界そのもので、神は人間の心の中にいる、ということなのだろうか。やはり「すべては一つ」。自分の魂は神の魂であり、神が創ったこの世界と運命は自分が前兆に従い行動することで創っていくものでもある...ということか...??

難しい...本当に単純化してしまうと「自分の夢を叶えるために諦めずに努力する」っていう物語なのかもしれないけど、こんだけいろんな単語が出てくるより深く考えたくなってしまう!でもこんなに色々考えることは錬金術師たちがやっていることと同じで実は単純な物事を不必要に複雑化しているだけなのだろうか...。自己啓発的な内容というより、信仰心?ではないけど宗教的な考え?が強いと感じた本だった。神は頻繁に出てくるけど、宗教でもないのか?やはり哲学的?

物語を読んだ感想としては(ここまで長く色々書きすぎ)、私は神という存在は信じてないけど、人生はすべて決められてるんじゃないかと思っているから共感できるところが多かった。自分も夢を追っている身だし、3度も一文無しになっても周りから助けられ、時間をかけながら最終的に夢を叶える少年に勇気づけられた。焦ってはいけない、恐れてはいけない、って言うのも、なかなか夢が叶わずもがいている人たちに響くメッセージなのではないか。最後、「お前の宝物のある場所に、お前の心もある(p.189)と錬金術師に少年は言われたけど、結局宝物が本当に眠っていたのは羊飼いをしていたころに訪れたスペインの教会のイチジクの木の下だと考えると、彼の心はスペインにあったのだろうか、とかも考えた。彼の元々の夢は羊飼いになることだったし。でも最後ファティマと再会するためにアフリカの砂漠に戻る決意も見えるし、彼の心はオアシスにあるのか...?

英語で読んだら色々とクリアになるのだろうか。日本語訳では「大いなる作業」「大いなる魂」と訳されてる言葉も英語ではなんなのだろう?気になる。
スペインとアフリカの人生観についても不勉強だから気になる。最近、アフリカの哲学で「未来は存在しない、存在するのは過去と現在のみで、時間は未来に進んでいるのではなく過去に進んでいる」という考え方を聞いたばかりだったから、余計気になる。
知らないことばっかりだなー!!めっちゃ考えるきっかけをくれた本。読んでて面白かった!

0
2025年08月23日

Posted by ブクログ

薄い本ではあったが読み応えがあった。
自分の思いに向かいまっすぐ進むのは、大変。
「本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ていたのだ」
思い悩みながら、進んでいく姿に寄り添い読めてよかった。

0
2025年08月17日

Posted by ブクログ

羊飼いの少年サンチャゴが、自分の夢を求めて旅をする話。
今を生きる「人」にとって夢とは運命とは何か。とかく実現不可能なこと=夢のようなものと言いがちだが、本来の夢とは、諦めなければ実現するもの。夢に向かっていくことが多くの人にとって難しいのは、思い込み、安定、挫折への恐怖などハードルがいくつもあるから。ハードルは夢のための闘いから退場する言い訳となる。そんなメッセージが伝わる気がした。
いい歳の大人になるまで、こうある「べき」姿を理想としてきたけれど、それもそろそろ窮屈に感じ初めて、自分の心の声に素直になる訓練をはじめようとしたところだったので、読むタイミングとしてはよかったかなぁと思う。
遠い異国の話なので、若干イメージしにくい部分もあったが、旅ってそんなものと思えば楽しめる。

0
2025年08月16日

Posted by ブクログ

百年の孤独をきっかけにラテンアメリカ文学を読んでみたくて手に取ったから、百年の孤独とは全く異なる説話的な話に最初は期待を裏切られた気持ちだったけど、読んでるうちに惹き込まれていった。

冒頭のパン屋の話はすごく耳が痛いというか、刺されたような気持ちになった。
「人は自分の夢見ていることをいつでも実行できることに、あの男は気がついていないのだよ」「結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ」

後半は鋼の錬金術師を思い出した。タイトルもアルケミストだものね。

0
2025年08月16日

Posted by ブクログ

スピリチュアル小説ってので敬遠してたけど こんな面白いと思わんかった。普通にちょいファンタジー要素のある冒険小説として面白い。
ツインレイとか精霊とか言い始めた辺りから瘴気に当てられた感はどうしてもあったけど(ページ数にして110ページ辺りから)それでも敬遠してた割には面白かった。

0
2025年08月11日

B

購入済み

いつも風がふいている

わたしも自由に生きようと決めました。
心配ごとはもういらないね

0
2017年01月09日

Posted by ブクログ

あらゆる出来事は、自分の強い希望と行動がある場合に必然となる。また、夢に向かっての意志ある努力の果てには、意外と身近なところに大事なものが眠っている可能性があるということ。

夢を追い続けることの素晴らしさと偉大さと共に、その途中の傷だらけの日々がなければその夢は達成できないのだということを優しく説いた書籍だと理解した。

海外書籍にありがちな抽象表現が自分はあまり好まないので、その点が少しマイナス点

0
2025年10月26日

Posted by ブクログ

表現が私にとっては想像しにかったので、少し読みにくかったけど、人生において大切なことが散りばめられてる話だとは思った。前兆を見逃さないとは、直感に従うということなのかな

0
2025年10月24日

Posted by ブクログ

「星の巡礼」を読んでもよく分からなくて、「アルケミスト」ならもっとやさしいのでは、と思ったけど、やっぱり何が素晴らしいのかサッパリ分からなかった。

0
2025年09月22日

Posted by ブクログ

前兆に目を向け、常に自己と向き合い行動するということがわかりやすく表現されていた。

日本語にしてしまうと情緒や深みが半減するような印象の文体だったが、訳し方の問題のような気がした。

0
2025年08月22日

Posted by ブクログ

本は読むタイミングで感じ方が変わるならば、この本を10代.20代で読みたかったかもしれない。
息子の目のつくとこに、この本を置いておくことにしようかな。40代男性

0
2025年07月21日

購入済み

退屈

世界的な評価は高いらしいですが、自分には正直言って退屈でした。
理由としては、基本的に一神教的な価値観に基づいて書かれた物語である点です。結局全ては神の手によって人の運命が決められていると、それを学ぶ旅をする少年の物語が本書の肝な訳ですが、信じてない人間にとっては何でもかんでも神頼みで、信じてれば必ず助けてくれるとか、非常に宗教的で御都合主義です。

自力で成長して運命を切り開いていくハリーポッター等の小説の方がよっぽど好感を持てます。
同じ様な心の旅系の児童書なら、特定の価値観や哲学に固執していない星の王子さまの方がずっと面白いです。

一神教徒でなければ特に共感もできず、面白いとも感じないでしょう。

1
2015年07月23日

購入済み

寓話的 象徴的な話

不思議な雰囲気を持つ、寓話的 象徴的な話である。
「夢を持てばかなえられる」というテーマをアメリカンドリーム的ではなく寓話風に展開している。
それはそれで面白いやり方だが、私には合わなかった。

0
2019年11月24日

「小説」ランキング