著者の伊藤先生とお近づきになり、非常に魅力的な方だったので拝読した。
色んな人生、色んな研究があり、まさに高校生にとってこういう刺激は必要なのではないかと感じた。
どうしても授業は知識を教えることが主になり、その知識を使って何ができるか?何が見えていないことで研究されているのか?という、いわば将来的
...続きを読むな知見を築くのが難しい面がある。研究への道を志すには、魅力的な研究世界に出会うこと、そしてその謎解きの一員になりたい、私もそれを知ってみたい…と思うきっかけが大切だと私は思う。
現在、研究職は難しいという面が世間では猛プッシュされており、魅力よりも保守に走らせる情報が多過ぎるように感じる。本当にやりたいこと、本当に魅力的なことに自分の人生を賭けることが、大事なんじゃないのか。高校生には是非一読し、参考資料として考えに入れて欲しい。