伊藤由佳理のレビュー一覧

  • 研究するって面白い! 科学者になった11人の物語
    著者の伊藤先生とお近づきになり、非常に魅力的な方だったので拝読した。
    色んな人生、色んな研究があり、まさに高校生にとってこういう刺激は必要なのではないかと感じた。
    どうしても授業は知識を教えることが主になり、その知識を使って何ができるか?何が見えていないことで研究されているのか?という、いわば将来的...続きを読む
  • 研究するって面白い! 科学者になった11人の物語
    科学者になった女性達の物語。小さいころから科学少女で、といった人は少なく、どちらかというと紆余曲折して科学者になった人が多いという印象。科学者になれる人は一握りで、才能もありますが自分にあった分野や先生に巡り合えるかといった運もあるんだろうな、と思います。
  • 美しい数学入門
    入門書なので前半はスルーしたが、後ろの特異点のところは知らない話で良かった。特異点がディンキン図と関係し群と関係してくるというのがすごくおもしろい。特異点に興味が湧いてきました。
  • 美しい数学入門
    マッカイ対応の解説などそこそこの歯応えがある。今の日本の教育では文系では難しいのではないか。超弦理論や代数を学んでいると本書で俯瞰した視点を持つ力が実感できる。
  • 美しい数学入門
    タイトル通り、数学の美しい側面を極力わかりやすく解説した本。群論は高校数学以前には顔を見せなかった現代数学だ。
    高校までの数学からは跳躍した概念ゆえか、わかりやすく書かれていることはわかるものの、理解が及ばないところがあるというのが正直な感想。
    しかし、行列の有用性などは深層学習が幅を利かせる現代で...続きを読む
  • 研究するって面白い! 科学者になった11人の物語
    理系の女性研究者のエッセイ集.
    とはいうものの,大学では文系出身者あり,複数の企業等での勤務経験者あり,留学経験者あり,と多様な生き方を垣間見られて,固定観念的な進路に圧迫されているような中学生高校生あたりにもっと自由な生き方を教えてくれる.
    大学生(学部生)でも同じような読み方はできるだろう.
    ...続きを読む
  • 研究するって面白い! 科学者になった11人の物語
    高校生のむけた11人の女性研究者が書いた研究指南書。

    一人一人に決して優しくない人生があり、道のりを歩んできたんだなと考えさせられる一冊。

    どの方の話を聞いても感心するのは本当に継続こそ大切だということ。(まあ継続がどこまでできるかどうかがその人の能力に大きなパワーを持っているんだけれど…)
  • 美しい数学入門
    想像していたよりも教科書のような形で愕きましたが、懐かしいなという気持ちであっという間に読み終えてしまいました。
    第6章の数学との付き合い方の部分が私が求めていたもので、とても楽しく読めました。
  • 美しい数学入門
    おれには難しかった。でも著者の数学への愛はしっかりと感じられた。高校までの数学は中世までの数学、考えてみれば当たり前なんだけど近代以降の数学って全然知らないんだな。集合とか群論とか行列とか、そんなテーマ。
  • 美しい数学入門
    面白いんですが、美しいかどうか、と問われると。私には美しさを理解することはできなかったです。美しくない、と断言もできませんが、美しいって何?って思えてくる所ですな。ともかく、オビにある通り、文系でもそれなりにエンジョイできるように簡単にわかりやすく説明してくれている群入門。
  • 研究するって面白い! 科学者になった11人の物語
    研究者になる人って、どういう人なの?

    理系の女性科学者が、進路選択や学部・院での研究、現在の様子などを紹介している。さまざまな分野があり、それぞれの苦労があるが、共通しているのは、興味と情熱か。印象的なのはキャリアと結婚・出産・育児の問題。簡単に後には続けない道かもしれないが、後進のために女性研究...続きを読む
  • 研究するって面白い! 科学者になった11人の物語
    本屋で目に付いたので手にした作品。
    そもそも「女性」研究者の話だとは思わずに読んでしまいました。
    様々な分野で活躍する研究者の話がまとめられていますが
    それぞれの方のカンタンな研究内容の説明と経歴を書くだけで終わっており
    研究者を目指したが故の苦悩などほとんど描かれていませんでした。
    もっと生々しい...続きを読む