PHP研究所作品一覧

  • 世界の名言100選 ソクラテスからビル・ゲイツまで
    3.3
    世界や人間の本質について思索してきた偉人たちの発言には、大いに感動させられるし、実生活に役立つものも多い。しかし、「天才とは永遠の忍耐だ」という言葉だけ知っていても、これがルネサンス期を代表する芸術家ミケランジェロの至言だと知らなければ、その真意を汲みとることはできない。本書は、古今東西から100の名言を厳選し、それぞれにまつわるエピソードを織り交ぜながら、その意味や内容をわかりやすく解説する。「偶然は準備のない者に微笑(ほほえ)まない」(パスツール)「天体の運動は計算できるが、人の気持ちはとても計算できるものではない」(ニュートン)「多くの仕事をしようとする人は、今すぐ一つの仕事をしなければならない」(ロスチャイルド)など。愛、人生、幸福といったテーマ別に、心の琴線にふれる言葉を満載。名言をより深く味わい、自らの人生の糧として胸にきざみながら耽読できる箴言集。

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  • 軍艦の秘密
    -
    空前の軍艦ブームである。『艦これ』をきっかけに、軍艦に興味をもつ人、軍艦のことをもっと知りたいという人が増えている。そんなミリタリー初心者にうってつけなのが本書だ。「巨大戦艦のことを『超弩級戦艦』と呼ぶのはなぜ?」「戦前、空母を保有できたのは日本を含む3か国しかなかったって本当?」「軍艦にグレーが多いのはなぜ?」「セーラー服の後ろについている垂れって何のためにある?」軍艦の基礎知識から武装、運用方法、船員の生活まで、素朴な疑問を49紹介している。また、大和、アイオワ、リシュリュー、といった第二次世界大戦時の有名軍艦からミサイル護衛艦こんごう・潜水艦オハイオまで、現代に活躍するメジャー軍艦も写真付きで紹介!

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  • 筋(すじ)を通せば道は開ける フランクリンに学ぶ人生の習慣
    3.2
    筋を通し、合理的に生きる人は強い。目先の利益に囚われず、易きに流れることもなく、大所高所から最も全体の利益が大きい選択を行う。この習慣の積み重ねが、周りの人からの確かな信頼、仕事における確かな成果、そして悔いのない人生をもたらす。そんな生き方を体現したのが、「アメリカ資本主義の育ての親」であり、実業家、政治家、科学者のフランクリンだ。印刷業者から身を起こした彼は100ドル紙幣にも描かれる偉人となり、M.ウェーバーの資本主義理論やD.カーネギーの人間関係術も影響を与えている。成功哲学の原点といえる存在だ。しかし彼の習慣は、誰でも実践できるシンプルなものである。「手帳を活用して『徳』を無理なく身につける」「相手を論破せず主張を通す」、「企画を立てる際はまず全体像を見通す」…。今こそ、本物の成功習慣を実践せよ!

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  • 伊勢丹に学ぶ「売れる!」店作り 一人勝ち店舗の「科学と感性」の販売ノウハウとは?
    3.0
    伊勢丹その存在感は百貨店業界の中でも圧倒的なものがあります。小売業者はもちろん、他業種の人でもその成功の秘密を知りたいと思っていることでしょう。しかしファッション業界は感性が重要。簡単に真似できるものではないとも考えているのではないでしょうか。ところが筆者は、伊勢丹の9割は「科学」でできていると言います。だからそれをノウハウとして伝えることもできる、と――。本書では伊勢丹をよく知る店づくりのプロが、仕入れ、陳列、改装など、店舗運営のあらゆることを「科学と感性」に分け、詳しく、実践的に指南します。感性に頼るリスクを減らし、科学によって売上を安定させる伊勢丹の秘密を具体例満載で完全解説!

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  • 父親として知っておきたい理科の常識
    3.5
    本書は、「理科の基本で、子供が親にたずねることが多そうな疑問」、なおかつ「わかっていないと少し恥ずかしいと思われる疑問」、それでいて「正しく説明するのは難しそうな疑問」を9つ取り上げ、架空の親子の会話形式でほほえましく、しっかりと説明します。(9つの質問)「どーして夏は暑いの?」(天文・地学のきほん) 「どーして、テレビは映るの? ラジオは聴けるの?」(電気通信のきほん) 「どーして、ICカードで改札を通れるの?」(電気・磁気のきほん) 「食べものが腐るって、どーいうことなの?」(食品化学のきほん) 「どーして寒くなると風邪を引くの?」(人体のきほん) 「どーしてわたしはさそり座なの?」(天文のきほん) 「カロリーって、何の単位なの?」(物理のきほん) 「どーして金メダルは石と違ってピカピカなの?」(化学のきほん) 「どーしてあたしはパパと似てるの?」(遺伝のきほん)

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  • 「ビジネスの常識」が一冊でわかる本 これだけは押さえておきたい基礎知識&学習術
    3.0
    「営業だからITにはうとい」「経理の私に経営戦略なんて言われても困る」「製造についてはプロだが、その後の流通のことはよく知らない」――これでは“常識人”失格。経営、組織、会計、マーケティング、流通、IT、経済、法律……あらゆるジャンルの“常識”を知らねば、激変するビジネス界で生き残ってはいけないのだ。本書はたった200ページにこれらすべてを凝縮。TOB、持株会社、CSR、キャッシュフロー、限界利益、CRM、RFID、ゼロサムゲーム、PPM、ERPなど、知っているようで知らない言葉の意味と、それらをどう学べば効率がいいかという「学習法」まで伝授。スピーディかつ体系的にあらゆるビジネスの常識を身につけられる、常に座右に置いておきたい一冊!

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  • 「シュガー社員」から会社を守れ! 組織を溶かす問題社員への対処法
    3.6
    【シュガー社員五つの共通項】(1)自己防衛本能が高く、権利意識が強い(2)世の中の出来事に疎く、仕事のヒントになるような本を読まない(3)人に迷惑をかけても何とも思わない(自分が大事)(4)幼稚で攻撃的(5)退職間際にゴタゴタと問題を起こす……こんな性質を持った問題社員である「シュガー社員」。あなたの周りにもいませんか?彼らは会社を溶かすと恐れられ、その数はますます増えています。もうその対処法で会社の未来が決まるといっても過言ではない状況となっているのです。本書では、そんなシュガー社員に打ち勝つ秘策を、「採用時」と「採用後」の二つの状況に分けて徹底解説。多彩な実例をもとに、シュガー社員を見抜く方法から実践的な対処法までを伝授します。周りのシュガー社員に悩む方、多くの部下を持つ管理職の方、自分はシュガー社員かもしれないと思う方まで、これ一冊で対応策がすべてわかる!

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  • 自由をいかに守るか ハイエクを読み直す
    3.7
    ハイエクの謦咳に接した著者が、その主著『隷従への道』全一五章を丹念に読み解く。一九四四年に発刊されたこの書物は、すでにベルリンの壁崩壊という歴史的大転換の要石となる思想を提供していた。にもかかわらず、日本ではその意義がまだ十分に理解されずにいる。いまこそハイエクを読み直すべきである。「自由主義こそが経済繁栄を生む」「自由は民主を凌駕する」「統制と保護は発展を阻害する」「権力者は未来を見通せない」「福祉国家という罠」――経済が統制されることは、自由そのものが奪われることに等しかった。
  • 基礎&応用表現を一発検索 そのまま使える! ビジネスメール英文集
    -
    「いつもお世話になっております」「よろしくお願いいたします」といった基本表現や、「納期」「見積もり」「注文」といったビジネス用語は、どう表現する?――「国際化の時代」と叫ばれて久しく、ここ数年で英文Eメールのやりとりをする機会は飛躍的に増加した。しかし、書き出しや微妙な表現に悩み時間がかかってしまうことも多いはず。かといって、急いで書いて誤解されては大問題。そんなとき、「そのまま使える英文の例があったらな……」と、考える方のニーズに応えるのが本書。在米ビジネスマンが実際に使う文章を500例紹介。索引も充実し、これさえあれば、英語でのやりとりも磐石という一冊。英語はからっきしダメという方から、英会話はお手の物という方まで、海外とのビジネスの効率を上げる必携の書である!

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  • 発想法 知識の泉を潤(うるお)わせるために
    3.5
    「発想」は、生まれつきの能力だけではない。工夫や努力次第で、そうとう身につくのだ!日本人で驚異的に発想が豊かだった人物(内藤湖南、吉川幸次郎、森鴎外、江戸川乱歩、松本清張、清水幾太郎……)は、いかにしてその能力を身につけたのか。彼らの共通点を探りながら、古今東西に通じる発想法の身につけ方を学ぶ。

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  • デジタルデトックスのすすめ 「つながり疲れ」を感じたら読む本
    3.3
    「ムダな時間」「面倒な人間関係」…。ネットがもたらすストレスを一気に解決しよう!ネットに「使われる」かのように、どんどん流れてくる情報に振り回されてしまっているあなたには、本書で紹介する「デジタルデトックス」をおすすめします。「デジタルデトックス」とは、デジタル環境がもたらす負の側面を“解毒”するために、ネットやスマホから「少し離れる習慣」を取り入れようというものです。本書では、「3ステップのメモでムダを見直す」「自分流のデジタルデトックスキャンプをやってみよう」などの、著者独自の実践法に加えて、「GoogleやFacebookがなぜ禅を取り入れるのか?」「『つながり疲れ』の原因は“きずな依存”にあった」といった専門家への取材を重ねてわかった、ネットの怖さを明らかにしています。「デジタルデトックス」でネットに「使われる」生活から抜け出し、自分らしい生き方を取り戻す!

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  • あなたの心にひそむ「見捨てられる恐怖」 一人でいると不安でたまらない心理
    4.0
    ストーカー、幼児虐待、引きこもり、いじめ……。若者や主婦たちを蝕んでいる問題の多くは「見捨てられる恐怖」が原因である。彼らの多くは「一人でいると不安でたまらない」「見捨てられるのが恐い」と強く訴える。最近、ストーカー殺人が多発しているが、彼らの多くは四、五歳の子供のような愛情欲求から相手にしがみつき、それが叶えられないと、怒りを爆発させるのだ。序章 「仲間はずれ」と孤独におびえる現代人、第1章 「しがみつき」の精神分析、第2章 見捨てられることを恐れる人たち、第3章 「愛情を失うのではないか」とおびえる心理、第4章 まともな対人関係を築けない若者たち……など、本書では、著者が出会った様々な症例や、最近の異常犯罪――桶川ストーカー殺人、音羽の春奈ちゃん殺害事件、新潟の女性監禁事件など――を取り上げながら、現代人の心を蝕んでいる「見捨てられる恐怖」の問題を鋭く分析し、解決の方向を示唆する。

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  • 「差別化するストーリー」の描き方 コンセプトメーカー養成塾
    3.5
    97の事例と図解から、「だから売れる! ずっと売れる!」の秘密が見える!資生堂 TSUBAKI、グリコ ポッキー、サントリー 黒烏龍茶、メルセデス・ベンツ、スターバックス・コーヒー、無印良品、ディズニーランドからヤマト運輸の宅急便まで、とにかく売れている、売れ続けているモノ・サービス・ブランドの秘密を徹底分析!売れるもの、愛されるものの裏には、必ず「コンセプトのある魅力的なストーリー」がある。そのストーリーを紡ぐためのコンセプトの作り方を、元博報堂制作部長である著者が、手描きの図を交えて丁寧に解説する。眺めているだけで面白く、ヒントを得られるこの本で、あなたも企業に革新を起こす「コンセプトメーカー」になれる!

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  • アメリカ軍が日本からいなくなる 「金正日」後の世界
    -
    1巻1,400円 (税込)
    衝撃的なタイトルである。しかし、読み進めるに従って、これが極めて蓋然性の高い将来であることがわかってくる。アメリカは、これまでの戦略を大きく変えている。そしてそれが極東にも大きな影響を与えることとなる。もはや金正日の命運は定まった。そして米中関係は新たな局面に入った。中東はさらに混迷を深め、その中でブッシュは再選され、そして日本からアメリカ軍が去っていく……。現実をそのままに見るとは、いかなることか。それを本書が教えてくれる。正に世界を作っている自覚と力を持つ、アメリカはじめ世界各国の指導者層に直に取材を続けている著者だからこその視眼であろう。まず現実を知らねば、いかなる戦略も導き出せない。そこから始めなければならないのが日本の悲しい現実であることを肝に銘じつつ読み進めたい。我々日本人の情報が不足でしかも偏向しているか思い知らされる。真実の世界を知るために必読の書である。

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  • [速習!]シンプルに文章を書く技術 読み手をうならせる32のテクニック
    -
    ブログやツイッター、メールなど、だれでも手軽に情報を発信できる時代。しかしながら、思わず読む気をなくしてしまう文章も少なくない。また、企業の人事教育担当者は、「報告書を書けない社員が増えている」と嘆く。では、どうすれば相手に伝わる文章、喜んで読んでもらえる文章を書くことができるのか。実は、上手に文章を書くポイントは、たった3つしかない。すなわち、(1)正確に、(2)わかりやすく、(3)簡潔に書くことだ。この3つのルールさえ守れば、だれでも文章の達人になれる。165の練習問題を解いていくと、3つのルールが体得でき、いつの間にかレベルアップ! 読み手をうならせるテクニックを公開する。

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  • 覚悟はよいか日本 「史上最強のアメリカ」にどう立ち向かうか
    -
    1巻1,500円 (税込)
    今、日本ではアメリカが孤立主義になっているという論調が強い。しかし筆者の見方は全く異なる。アメリカが孤立しているのではなく、そのあまりに高まった科学技術力と軍事力によって世界の中での一人勝ち状態になったというのである。IT技術、そしてそれを活用した生産性の向上やバイオ技術の発展などがアメリカ経済の新しい形を作っている。現在の景気悪化も現地ではバブルの崩壊というムードすらない。もはやかつての競争相手アメリカは日本の手の届かないところに行ってしまったのだ。逆に、むしろ世界の大変化に気づかない日本こそが大きな問題だと著者はいう。日本経済は依然として世界最大クラスだが、その体質はもはや一世代古いものでしかない。このままでは円も通貨としての力を失い、弱肉強食の世界の中で破滅の淵に立つことになるというのだ。ブッシュ政権の要人の肉声も満載し、変化した世界に対する日本人の覚悟を問う警告の書である。

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  • 取り戻せ、日本を。 安倍晋三・私論
    3.5
    1巻1,600円 (税込)
    あたかも外国が支配していたかのような、売国的な政治が終わり、「日本を取り戻す。」と政権公約した安倍総裁率いる自由民主党が、再び政権の座に就きました。しかしながら、手放しで喜ぶのは、まだ少し早いかもしれません。残念ながら、日本を取り巻く内外の環境は、依然として厳しいからです。わが国は、いまなお国難にあります。正直に申し上げれば、かつて安倍総理が退陣に追い込まれた5年4カ月前と比較して、日本の状況は、むしろ悪化しています。再び政権の座に就いた自民党の安倍総理が果たすべき課題とは何か。安倍内閣を待ち受ける試練とは何か。それらを、若い読者にもわかりやすく書いたのが、本書です。昨年(平成24年)12月の総選挙で初めて安倍さんのことを知ったし、論壇誌など読んだこともない――そうした若い世代の方々にも、ご理解いただけるよう努めたつもりです。(渡部昇一/「まえがき」より抜粋)

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  • 元気がでる魔法の口ぐせ
    -
    言葉にはパワーがあります。マイナスの言葉にはマイナスのパワーが、プラスの言葉にはプラスのパワーがあるのです。だから、仕事や人生を前向きに変えたいなら、できるだけプラスの言葉をたくさん使うといいのです。本書では、傷ついたときや落ち込んだときに、心を癒し、元気がでる言葉を集めました。「いいね、いいね、それいいね」「気楽にいこう、ダメでもともと」「きっと素晴らしい1日になる」「よくがんばったね」……このように、気持ちが明るくなる言葉を声に出して言うことを習慣にすると、その人の考え方がどんどん前向きに変わっていきます。考え方が変わると、自然と行動が変わり、いいことが次々と起こるようになるのです!たとえ、ありふれた言葉でも、たった一言で、人の気持ちは肯定的になっていくものです。あなたも、元気がでる言葉を毎日の口ぐせにしてみませんか?かわいいイラストが満載の2色刷で、冷え切った心があたたまります。

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  • 願いは宇宙が叶えてくれる! 手放すほどに受け取れる24の方法
    -
    宇宙はあなたのよろこぶ笑顔がみたくて、今日も贈り物を与えたがっている!本書は、著者自らが実践して、数々の願いを叶えてきた「宇宙の法則」を大公開。「うれしいものから優先する」「みじんたりとも疑わない」「率先して与える」など、誰でも簡単に実践できることばかり。この1冊で、恋も仕事もお金も、願った以上のものが転がり込んでくる!「この本では、あなたと宇宙がみごとな協力関係をとって、しっかり願いを叶える方法、うまく手放してみごとに受け取る方法をお伝えします。手放すほどに、どんなに大きな願いも、一見、不可能にみえるような夢も、何年もどうやったって叶わなかったという夢までも、突然、叶いはじめるから不思議です。手放すとは、宇宙にすべてをゆだねること♪ そのとき、うっとりするような素晴らしい人生が現れます!」

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  • 「他人の目」を気にするのはやめなさい 生きるのがラクになる、対人関係のヒント
    -
    一人でランチができなかったり、無駄話をするのが苦手だったりと、人目を気にしてうまく生きられない人がいます。本書では、そんな他人の目が気になってしまう人の心理を明らかにし、人とうまく付き合うための方法を教えます。「挨拶をする」「リラックスできる趣味を持つ」など、気楽に実践できるヒントが満載。自分らしい人生を歩むための一冊。

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  • 「ただいま」から10分でできる! ラクうま晩ごはん
    -
    「一週間コンビニのお弁当しか食べてないなぁ」「レトルトカレーにも飽きたし」「できれば自炊したいけど、料理は苦手」「帰ったらすぐにごはんが食べたい」本書は、こんな忙しい人に贈る簡単でおいしいレシピ集。すべての料理が3ステップ以内でできるので、料理初心者でも大丈夫。また、材料が揃わなくてもつくれるように、替わりの材料を提案したり、薬味の取り入れ方などを工夫して、ひと手間もふた手間も省くアドバイスも掲載。白いご飯に手づくり料理が一品加われば、立派なごちそうです![本書のレシピと所要時間の一例]トマトとズッキーニの味噌汁(5分) 鮭缶とレタスのスープ(5分) ビビンバ(10分) ツナ・白菜・さつま芋のミルクリゾット(10分) トマトのごま醤油和え(5分) なすの味噌炒め(5分) 豆腐のチーズ焼き(10分) あさりのトマト蒸し(10分) 豚しゃぶのみょうが和え(10分)

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  • 沖田総司 新選組きっての天才剣士
    -
    池田屋に踏み込む近藤勇以下四名の新選組隊士。そこには三十名を超える志士が潜んでいた。志士と隊士、入り乱れての大乱闘。怒号と悲鳴の轟くなか、突如、総司の意識は徐々に遠ざかってゆく――各種メディアで、新選組が話題となるなか、近藤勇、土方歳三とならび、最も人気のある人物の一人、沖田総司にも注目が集まっている。しかし、隊士きっての剣豪でありながら、出生からその死まで、多くの謎に包まれている。土方や近藤のように本人だと断定できる写真も残っておらず、肖像画と伝えられるものも血縁者をモデルにして書かれたものだといわれ、わずかに自筆の書簡七通が残されている程度である。伝説的な逸話も多く、現代からは「沖田の実像」というものはなかなか見えてこない。本書は、これまでに書かれた文献を踏まえつつ、断片的な資料のすきまを紡ぎ、幕末の動乱を駆け抜けた男の雄々しくも儚い生涯を力強く描く、著者会心の長編小説である。

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  • 動物に「うつ」はあるのか 「心の病」がなくなる日
    3.8
    元気も食欲もなく近寄ってこない/来客があるたびに激しく吠える/家のなかで尿による匂いづけをする/自分のしっぽを追いかけまわすこれは「病気」? たんなる「悩み」? 臨床と基礎の両分野をこなす数少ない研究者として、国内外において双極性障害の研究を牽引している著者が、「うつ」について脳と心の両面から考えた意欲作。動物にも精神疾患はあるのか?――この疑問は、そもそも「心の病」とは何か、私たち人類はどうすればこれを克服できるのかという社会問題そのものである。毎年三万人が自殺で亡くなり、休職者の激増が取り沙汰されながら、じつは根本的な原因も確実な診断法や治療法もわかっていない精神科医療の実情。ただ話を聞いて「とりあえず抗うつ薬」では、真の問題解決にはならない。ひょっとしてうちのイヌ、うつ病!? 何も語らない動物を通して、「悩み」と「病気」の線引きの難しさ、心と脳をつなぐ研究の最新動向を読み解く。

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  • 世界の常識vs日本のことわざ
    3.0
    その行動は外国人には通用しません! 日本人の考え方やふるまいは、実際はどう思われているのか?「日本の常識は世界の非常識」と揶揄される。他方、称賛される日本的発想もある。世界が一つになり、海外勤務や海外出張が必須となったいま、日本では当たり前の価値観や行動基準が外国人にどこまで通用するのか、とても気になる。そこで、私たちの生活に根づいた代表的な教え「ことわざ」を手がかりに、それぞれの世界標準度を考察。海外経験豊富な著者が、ビジネスにも役立つエピソードを交えて、日本人の常識度を50項目でチェックする。あの国ではもしかしたら、「旅の恥はかき捨て」とはならないかもしれない!?

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  • 必ず結果を出す! フレームワーク仕事術
    4.0
    せっかく学んだ仕事術。実際に活用してみようと思うとなかなかうまくいかない……、そんな経験はないだろうか?そもそも知識が頭の中で整理されていないことが原因だ。経験だけの仕事術も、理論だけの仕事術も頭には残らない。経験に基づき、それが体系化されていなければならないのである。そこで、物事を認知して思考するため枠組み・切り口として使えるのがフレームワークだ!本書は、仕事術を(1)インプット(2)アウトプット(3)モチベーション(4)スケジューリング(5)キャリアという5つの要素に分解し、これまでにない仕事術の新しいフレームワークを作成した。フレームワークで体系化した、ビジネスで使える仕事術を紹介する。

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  • 戦略課長
    3.9
    事なかれ主義で経営が悪化した上場企業に、メインバンクから取締役としてロボットが出向してきた!?予算5000万円の新規事業を任された新米課長・道明美穂は、ロボット取締役からさっそく事業計画書の作り直しを命じられるが……。はたして道明はこの事業を成功させ、業績を上げることができるのか、さらに恋人・吾郎との恋の行方は?「新規事業を成功させる3つの戦略」「ポートフォリオを使えば、事業リスクは減らせる」「事業を拡大するお金を上手に調達する方法」「賃料を上げて不動産投資を成功させる方法」「戦略を理解できれば、人生の勝者になれる」など、事業計画書や経営戦略の立て方から株や不動産投資の基本まで、投資のルールのすべてがわかる! 先が気になる、笑いと涙の投資戦略ノベル。運に任せた人生は、努力の効率が悪い。成功するために必要な知識を得て、戦略を立て、合理的に決断し、実行すれば人生は変わる!

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  • チームのやる気を高める「すごい!」手法
    3.5
    「チームの成果を上げたい!」そのためにはメンバー一人ひとりのやる気を引き出すことが必要だ。とはいえ「やる気は個人の問題」「人をやる気にさせるなんてできない」と誤解している上司は多い。しかし、それは間違いである。部下のやる気を引き出すカギは上司が握っている。本書は心理学ジャーナリストとして活躍する著者が、やる気についての正しい知識を解説するとともに、部下のやる気を引き出し、やる気にあふれたチームにするための方法を紹介する。「承認欲求を満たす」「選択の余地を持たせる」「先送りさせない」など今すぐ実践できるテクニックが満載。

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  • 図解 誰もができる社員になる トヨタのすごい習慣&仕事術
    4.5
    トヨタ自動車の業績が急回復している。2014年3月期の営業利益の見通しは2兆円を超え、過去最高に迫る勢いだというのだ。業績回復をけん引するのは、好調な新車販売と円安によるものだが、忘れてはならないのが根本から見直した製造現場の強さだ。2008年のリーマン・ショック後、長らく低迷したトヨタだったが、トヨタ生産方式(トヨタ式)こそ再生への道だと見定めた。帰るべき場所を明確化したトヨタは徹底的な生産改革を断行、数々のコスト低減を行い、見事V字回復を果たした。本書は、過去に躍進を支え、リーマン・ショック以降は復活をもたらした「トヨタ式」の中から、一般ビジネスマンがすぐに使えるやり方を厳選、イラストでわかりやすく解説したものだ。「なぜ」を5回繰り返す、いいと思ったらとことん続ける、失敗したら大声で「失敗したなぁ」という……。シンプルだけど、奥深い「トヨタ式」の最新ノウハウをあますことなく紹介!

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  • 知らないと怖い閉塞性動脈硬化症
    4.5
    足のしびれや冷えは体からのSOS信号!足のしびれや冷え、痛みがあれば、年齢のせいだと考えて放置せず、閉塞性動脈硬化症をまず疑いましょう。動脈硬化は心臓の心筋梗塞や脳の脳卒中とは限りません。足に起こる動脈硬化、それが「閉塞性動脈硬化症」です。中高年で10人に2人はかかる病気と言われているのですが、一般に認知度が低く、多くはそのまま放置されているのが実情です。実は足首の血圧を測るだけで簡単に診断でき、歩く運動や生活習慣の改善で症状がグーンと改善します。早く診断できれば、心臓や脳の動脈硬化と合併率が高く、これらの怖い病気への予防と早期対応が可能になることがとても重要なメッセージです。日本でこの病気について初めて一般向けに紹介した本で、その症状から診断・治療法までやさしく解説します。かかる危険性の高い、糖尿病の人や透析患者には必携の内容です。

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  • 5つの図でスッキリ解決! 考えを整理する技術・伝える方法
    -
    IT化とグローバル化を背景に、私たちを取り巻く情報が膨大に増えている今、ビジネスパーソンには「既存の情報を組み合わせて、新しい情報を作り出すこと」が求められている。そこで、大きな力を発揮するのが「図解」。情報を整理する、自分の考えをまとめる、相手へわかりやすく伝えるのに最適なツールだ。本書は、だれもが知っている5つの図、すなわちツリー図、フロー図、マトリクス図、ベン図、点グラフの活用法をやさしく解説する。20のケーススタディを取り上げ、どのような場面でどの図を使えばよいか、またその図をまとめるためのノウハウが詳細に示されている。報告のための資料作成、企画の提案、問題の解決など、さまざまなビジネスシーンで役に立つ図解。5つの図をマスターすれば、論理力を高め、ワンランク上の仕事ができる!

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  • 「夢の新製品」を生み出す10の鉄則
    4.0
    強烈な市場変化にさらされる日本企業。海外移転、現地生産が加速するなか、国内に残された技術者は、「圧倒的な新製品を続々生み出せ!」というプレッシャーを受けて、悪戦苦闘している。本書では、世界を相手に30年。自動車技術開発の最前線で闘ってきた著者が、自身の豊富な現場体験を盛り込みながら、世界と戦う「次世代技術リーダー」の成すべきことを、10項目に分けてわかりやすく問う。「時代状況、変化を知る学習」をどうすべきか、コア・テクノロジーを定義するには何をなすべきか、機能する開発組織を作るコツとは、技術負債の返済をいかになすべきか、技術開発部門における“見える化”とは、などを明らかにし、もの作り競争を勝ち抜く“秘訣”を説く。現場で奮闘する若き技術者、必読の書!

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  • トップ営業マン“決め”の一言 1000人から学んだセールスの極意
    -
    トップ営業マンと呼ばれる人たちは、現場で、お客様とどんな話をしているのだろうか……。そんな「現場で実際に使われているセリフ」「決めの一言」は、誰もが気になるところだろう。本書はそんなニーズに対応すべく、彼らの商談現場でのトークを実況中継形式で紹介し、そのノウハウを解き明かすもの。1000人以上の営業マンたちを取材してきた著者が、よりすぐりのワザを紹介する。各界のトップ営業マンの監修の下、「紹介がほしいとき」「断られたとき」「アポを取るとき」、あるいは「遅刻したとき」など、実際に使っている話し方やノウハウをケースごとに公開。「そうか、こんな言い方があったのか!?」と、目からウロコが落ちること請け合いだ。テクニック集としてだけでなく、トップ営業マンの考え方がスタイルがしっかり身につく一生モノの一冊。

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  • 通勤時間でマスター! 明日に役立つ会社の仕組み
    -
    新入社員の疑問に答え、管理職の復習をサポート!会社員にとって、経営管理の手法やさまざまな数字、従業員を守る規則についての知識はスムーズな仕事の潤滑油となります。儲けとは何か、給与明細はどう見るのか、自分の会社は就業規則を守れているのか……日常的な疑問の数々を、比喩とストーリーを使ってわかりやすく解説! これからの時代の会社のあり方についても考えます。会社で働いている人にはもちろん、自分で起業しようと考える人にも是非読んでいただきたい一冊です。

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  • 会社の数字を科学する すっきりわかる財務・会計・投資
    3.6
    会社に必要なカネを算定・調達する「財務」、カネを管理して明細を報告する「会計」、カネをあるモノにつぎ込む「投資」。会社員が知っておきたい会社の数字について、本当にわかっている人は実は少ない。そこで「科学的カネ理解法」で原理原則を確実に抑えよう。本書のコンセプトは、「学習」ではなく「科学」。学習は「知識を覚える」ことが中心になるが、科学は「なぜなんだろう」が原点であり、「覚える」のではなく考え、理解し、それをまわりに説明できるようにすることをめざす。だから著者は「学習はつらく、科学は楽しい」という。本書を読めば、会社の金の流れが「なんだこんなことだったのか」とすっきりわかるだろう。そして決算書が読めるようになるのはもちろん、自らの仕事に役立つ知識にもなる。

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  • 労使間トラブルを未然に防ぐ! 問題社員の取扱説明書
    3.0
    ミスをしても「教えられてない」茶髪を注意したら「あなたの白髪はどうなんですか?」残業したくないので、「就業時間間際の電話は取りません」クレームがあっても「相手が悪い」……あなたの会社にもきっといる、そんな問題社員たち。なぜか口だけは達者で、こちらがやり込められてしまうこともしばしばだ。そんな彼らを「制御」するにはどうしたらいいのかを、タイプごとに説くのが本書。著者は「シュガー社員」という言葉を生み出したことでも知られる、労使トラブルの専門家。それだけに、内容はリアリティ満載。対人関係ノウハウに社労士の「理論武装」を加えることで、被害を最小限に食い止める方法を伝授する。本書はただの部下指導の本ではありません!

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  • 優良企業の人事・労務管理 「10の仕組み」で組織は強くなる!
    3.7
    労務管理の目的は、生産性を高めて会社の業績をアップさせることにある。そのためには、従業員が安心して、仕事に集中できる環境を作るという考えでルールを定めなければならない。本書は、「中途入社の従業員の賃金の決め方」「従業員間の金銭の貸し借りを禁止しよう」「昼休みは12時からにしない」「介護休業への対応策を準備しておこう」「退職の際、トラブルを防ぐ引継ぎの仕方」など、従業員がいきいきと働ける仕組みを紹介。就業規則や従業員の健康管理、給与など人事・労務管理の様々なポイントを法的な観点からだけでなく、実務上必要な観点からわかりやすく解説する。社会保険労務士として活躍する著者が見てきた、効果的なルールを作り、うまく運用している会社の事例満載なので、役立つこと間違いなし!

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  • 海底ごりごり 地球史発掘
    3.7
    海底は、ある意味「宇宙よりも遠い場所」ともいえる最後のフロンティアであり、日本が世界の最先端を走る研究分野だ。ニュージーランド沖の海底から掘り出される珪藻の化石を研究すべく、新鋭の古生物学者が国際共同研究に参加した。トイレの横の絶妙な貼り紙、外国人研究者とのけんか、改めてわかった日本人研究者の強味……。デビュー作で産経児童出版文化賞大賞を受賞するなど独特のみずみずしい表現力で注目を浴びる著者が、科学掘削船上の研究生活を快活に綴る。一方で、世にも美しい珪藻の紹介、地球の気候さらに世界史にも大きな影響を及ぼした海洋大循環など、古生物学や地球史研究の魅力も取り上げる。「研究のリアルな描写が非常に面白い!」と毛利衛氏も推薦。
  • 1分で気分転換! 4行で前向きになれる言葉
    -
    どうしたら前向き人間になれるかなどと考える必要はありません。生きるとは、ただひたすらに<前向き>に生きることなのですから。前向きに生きないほうが、よほど不自然なことなのだと思ってください。生きるとは考えることではなく、勇気を持って生き続けることが大切なのです。(中略)自己啓発とは理屈を理解するよりヒラメキが大事です。だから、いかなる理屈よりもこの本の4行だけでヒラメいてください。ヒラメくことさえできれば、あとは本能的に実行したくなるものです。そう、自己啓発とは、理屈ではなく実践しかないのだと思ってください。(まえがきより)「4行文章術」の著者が、4行で本質を語りつくす!失敗との付き合い方、対人関係、男女の悩み、病気について、お金と時間の使い方、そして、幸せに生きる方法……すべて4行です。騙されたと思って読んでみてください。きっと、あっと言う間にものごとの感じ方が変わってくるはずです。

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  • エネルギー争奪戦争
    -
    原油価格が1バレル=100ドルを超えそうな勢いである。それだけではない。鉄鉱石、銅、アルミ、金、レアメタルなど、資源・エネルギーは軒並み値上がりしている。その背景には、BRICsと呼ばれる新興国の需要増などがあるという。この傾向は今後も続くのか。丸紅経済研究所所長である著者は、この分野の専門家として、マクロ面からの分析と、さらに資源ナショナリズムの危険性を指摘する。また、欧米のオイルメジャーとOPECの思惑の違い、産油国、OECD、新興国の事情と戦略なども取り上げている。では、日本はどうか。資源価格の高騰が続く以上、技術的な面での代替エネルギーや省エネの分野で日本の果たす役割は大きいとも。それは地球温暖化対策を進める面からの意義が強調される。本書は、現在進行形のエネルギー問題を浮き彫りにし、各種データを多用し世界と日本の資源・エネルギー争奪の過去、現在、未来を読み解く。

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  • 叱って感謝される人、逆ギレされる人 新入社員が「師匠」と呼びたくなる話し方
    3.0
    よかれと思って注意したのに、部下が逆ギレ。そのうえ反論。「それって理屈で僕に負けてますよね?」……。こんな状況にどう対応しますか? 新入社員や若手社員に感謝されるか、逆ギレされるかは、ココで決まります。過保護に育てられ自立心に乏しい若手社員を「シュガー社員」と名付け、大反響を巻き起こした著者。社労士の立場から、若手の対応に苦慮する上司たち、そして不満を貯める若手社員に多く触れてきた。その経験から見えた「若手とのコミュニケーション」のコツのすべてを凝縮したのが本書です。アドバイスとお説教のちょっとした違いから、パワハラと叱ることのボーダーライン、ゆとり世代が生まれた背景まで、上司や先輩の「コミュニケーション」のコツと知識が身につきます。若手の心理を理解し、味方にできれば、仕事の質も成果も変わります。「あの人のおかげで今の自分がある」と部下たちが言いたくなる話し方をぜひ本書で身につけて下さい。

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  • 茂木健一郎の脳を幸せにするレシピ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「料理をすることはどんな論文を書くよりも本質的で豊かな行為であると思う」「脳の視点で見ると料理を作る人はトクをしている」byブレインシェフ・茂木健一郎本書は作っても、食べても脳が喜ぶ、「脳を幸せにする(刺激する!)レシピ」を茂木健一郎氏と料理研究家・海豪うるる氏が「食と脳の関係」を語りながら紹介。茂木氏が幼少時代からどのように「食のクオリア」と出会ってきたか、脳科学者の視点から過去を振り返り、「茂木健一郎は何でできているか」を紐解きます!茂木氏の人生を変えてきたレシピの数々、そして「茂木健一郎・食のクオリアのルーツはカレー」「『イワン・デニーソヴィチの一日』のサラミ」「茂木健一郎の朝は、みそ汁作りから始まる」といった茂木氏のエピソードにインスピレーションを受けて海豪氏が創作した刺激的な料理(ハッピーカレー、欲張りパエリア、つくねのみそ汁、すき焼きビビンバ、ロッシーニ風パスタ……etc.)を紹介します。

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  • 心の荷物がちょっぴり軽くなる 日曜日のメンタルヘルス相談室
    5.0
    仕事ではいつも100点満点を目指してしまう。上司と部下の間で板ばさみに悩んでいる。しんどくなるだけだとわかっているのに、余計な仕事まで抱え込んでしまう……。本書は、そんなふうにいつもがんばりすぎてしまう人にオススメしたい一冊。著者は現役の企業内カウンセラーとして、第一線で働く人たちの悩みに耳を傾けてきました。カウンセリングに訪れる方たちとのやり取りは、気心の知れた仲間同士の雑談のよう。読んでいくうちに、「こんな考え方もあるんだ」と、新しい発見があるはずです。ゆううつな日曜日の夕方に、ゴロリと寝転びながらページをめくってみてください。きっと、頭の中のモヤモヤや不安がだんだん晴れてきて、「明日もなんとかなるさ」と思えるようになるはずです。

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  • 無理なく続く! 一生役立つ! 作りおきで楽うま! 糖尿病レシピ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 糖尿病の予防・改善で大切なのが、毎日の食事。食事療法で血糖値をコントロールすることが、治療の基本です。しかし、少しの量しか食べられなかったり、カロリーを抑えるために料理が味気なくなっては、続けることが難しくなります。そこで、本書で提案するのが、主食は1食あたり150kcalとして糖質を抑え、そのぶん、おかずにボリュームをもたせるという方法です。お肉は脂の少ない部位をつかったり、野菜をたっぷり入れてかさ増ししたり、カロリーを抑える工夫をしながら、「病気でも、おいしいものを満足いくまで食べたい」という願いをかなえるレシピを集めました。しかも、冷蔵で1週間保存できるものばかりなので、週末に作りおきすれば、平日はそれを温めたりアレンジするだけで、簡単に食事の用意がととのいます。もともと、糖尿病改善のために開発された、たまねぎ氷の作り方も紹介!

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  • 人はひとりで生きていけるか 「大衆個人主義」の時代
    -
    本書のタイトルの問いに対して「生きていける」と即答する人は、決して多くはないだろう。また原理的に言えば、「個人」という概念が社会全体との関係性においてしか成り立たないことは論を俟たない。しかし他方、本書で例示されるような、近年の日本社会における「個人主義」礼賛の空気、それに迎合する政治家たちが人気取り(?)のために推進する諸政策、地域や家族の崩壊を象徴するかのような事件や社会現象などがわれわれの眼前に繰り広げられるのはなぜなのか。著者は、こう語る。<非知的で日々の暮らしを充実させることだけに執着し、よけいなことを考えないような「大衆」が、現代文明の洗礼を受け、多様で自由で一見知的な「個人主義的」生活様式、行動様式を採ろうとするとき、そこに忽然と、反省されない「権利」の要求や、ばらばらな「欲望」の追求が現れるわけです>「共感」の磁場が崩れつつある今、われわれが構築すべき哲学、倫理学を問う。

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  • 「つらい人間関係」がぐっと楽になるヒント
    -
    人とうまく関われないで悩む人は、不必要なストレスを抱え込んでいます。本書では、「『ねばならない』と考えがち」「つい見栄を張ってしまう」など、自分を追い詰めている心のクセに気づき、修正するための心理学的方法を提案。また、「気持ちを落ち着かせる腹式呼吸」「元気が出るセルフトーク」など、つらさを軽減するスキルを紹介します。心が軽くなり、本当の笑顔が戻る一冊。

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  • 凛(りん)とした子育て
    3.7
    子どもはかわいい。でも、心を鬼にしなければいけないときもある──。一組の夫婦から生まれる子どもの数が少なくなり、親の目と手が子どもに「行き届きすぎる」時代になった。こうしたなか、「親の過剰な関与が子どもの自立を妨げる」という新たな問題が起きている。どうすれば、自立して生きていける「足腰の強い子ども」が育つのか。辛口コメントで人気の台湾人論客が、異国の地で二人の子どもを育てあげた自らの経験をもとに綴る。子育てをしている人はもちろん、していない人も一読に値する骨太な教育論。

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  • 感動する脳
    3.7
    感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである――。これは、相対性理論でお馴染みのアインシュタインの言葉である。著者は少年時代からこの天才物理学者のようになりたいと夢を描いていた。現在、もっとも注目されている脳科学者として活躍している著者だが、本書のテーマは、ズバリ、感動と脳の関係である。かつて脳といえば、記憶をしたり、思考をしたりするコンピュータのようなものというのが一般的な理解であった。しかし、感動という感情そのものも脳と深くかかわっており、感動が脳を刺激し、脳の働きを向上させる、というのが最新脳科学の研究でわかってきたというのだ。まさに、アインシュタインが遺した言葉は正しかったのである。では、ネガティヴな発想ばかりしていると、脳はどんな影響を受けるのか――。ほかにも共感が脳に与える影響、意欲的な生き方が脳に与える影響など、身近な例を引きながら最先端の脳科学を紹介してくれる。

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  • しぐさでわかる「ネコの気持ち」
    3.3
    深夜に全速力で走り出したり、遊んでいたのに突然噛みついたり、狭いところに入ろうとしたり――「ネコって、本当に気まぐれ」と思っていませんか?実は、これらの行動にはちゃんと理由があるのです。本書は、ネコの不思議な動作の意味から、複数飼いのポイント、かかりやすい病気まで、ネコの心がおもしろいほどわかる情報を徹底紹介。この一冊で、我が家の愛猫はいつもご機嫌!

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  • 「吸いたい気持ち」がスッキリ消える リセット禁煙
    4.4
    喫煙すると落ち着くし、ストレス解消になる。タバコが体に悪いのはわかっているけれど、自分には禁煙は無理――本書は、そんな人にオススメのまったく新しいメソッド。ただ読むだけでOKで、努力も忍耐もいりません。長年「禁煙外来」で患者さんと関わってきた著者は、「どうやったら禁煙できるか」ではなく、「なぜタバコを吸い続けてしまうのか」に焦点を当て、「努力型禁煙」が失敗する理由と、タバコが脳や心に与える影響を科学的に解明。「『止まらない回路』は一生消えない」「タバコは本数を減らせば減らすほどおいしくなる」「タバコで解消できるのは『ニコチン切れのストレス』だけ」「食後に吸いたくなる本当の理由」など、読み進めるうちにタバコの罠が解け、まるで暗示にかかったように「吸いたい気持ち」がスッキリ消えます。Q&Aや巻末資料(「依存症から抜け出す8つのステップ」「家族を禁煙させたい人へ」)付きで、あなたの禁煙ライフをサポートします。

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  • 実はあなたもやっている!? ウザい話し方
    3.6
    人間関係にはそれなりに気を遣っているつもり。なのに、いまひとつ人から好かれず、人付き合いの幅も広がっていかない……そんな人は、知らず知らずのうちに「人を疲れさせる話し方=ウザい話し方」をしてしまっている!人の話を途中で奪う同じ話を何度もする「なるほど」を連発する「自虐自慢」をする飲食店のスタッフに横柄な物言いをするほめると「そんなことないですよ」と謙遜する「私って、な人なんで(じゃないですか)」「してもらうことって可能ですか?」「ウザい話し方」の実例を50パターン挙げ、自分がそういう話し方をしてしまっている場合の「改善法」と、周りにそういう話し方をする人がいた場合の「対処法」を解説。あわせて、話していて楽しい人になるための「あまり言われないけれど、実は重要な7つのポイント」も紹介。職場、友人、恋愛、夫婦、近所付き合い……あらゆる人間関係の問題がこれ1冊で一挙解決!

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  • “世界最後の魔境”群馬県から来た少女
    4.0
    世界最後の魔境、群馬県から東京にやってきた少女コヨトル。平和な学園に突如として現れた彼女の目的は、世間に田舎だ、秘境だと言われ続けている群馬による世界支配だという。「世界中が群馬になっちゃえ!」――いやいや、絶対無理だと思うのだが、コヨトルは故郷群馬のために決心を変えず、さまざまな世界支配計画を開始し、それが次々に騒動を巻き起こす……。そんなとき、かつて世界を破滅させた恐怖の邪神「群馬王」が復活! さらに「群馬王」の大いなる力を悪用し、自らのものにしようとする悪の組織も現れ、事態は混戦模様に。そして、いよいよ明らかになる「群馬王」の正体とは……!?県庁協力のもと、群馬県の「あるあるネタ」をこれでもかと盛り込んだご当地ライトノベルが誕生!

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  • 我、弁明せず
    4.2
    明治・大正・昭和と、三井財閥のトップとして、日銀総裁として、大蔵兼商工大臣として、怒濤の人生を走り抜けた池田成彬――。しかし、日本の財界をリードしつづけたその業績と較べると、彼の名前はあまりにも知られていない。金融恐慌、2・26事件、そして太平洋戦争と、逆風吹き荒れるなか、世間の悪評を物ともせずに突き進み、歴史の荒波に消えていった池田成彬の人生に光を当てた長編小説。

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  • 知らないと怖い糖尿病の話
    4.0
    現在、およそ2210万人の日本人が糖尿病を疑われているという。国民の6人に1人という結果である。がんは命にかかわる病気だけれど、糖尿病は大丈夫だろうと思っているとしたら、大きな誤解である。心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる多くの合併症を併発し、網膜症や神経障害、腎症は三大合併症と呼ばれる。腎不全が悪化し透析に至るケースも増加している。また、末梢神経障害や閉塞性動脈硬化症が重症化すると、足の一部が腐る壊疽を起こす。さらに、透析などの医療費負担の急増にも警鐘を鳴らす。本書は、再生医療の専門医が、糖尿病の怖さをわかりやすく解説するとともに、治療に際しての問題点やマゴット(うじ)による最新治療法を紹介する。日本人は糖尿病にかかりやすい国民だという。理由は本文にゆずるとして、子供のころからの清涼飲料水がぶ飲みや栄養過多に注意喚起が必要だ。運動不足の中高年必読の書でもある。

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  • 音に色が見える世界 「共感覚」とは何か
    3.0
    【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます。】一般の人々にとって「ミカンが黄色い」のと同じように、E音は青緑色に、F音は紅色に、著者には感覚される。単音だけでなく、和音や音楽全体にも、色や形を感覚している。「ある音楽の中では、私の前方三メートル付近で発生した青緑色の球形が、角が丸くなった黄土色の直方体になって私の右肩後ろ方向に進み、やがて背中を回って左手に現れ、そのときには群青色のカーテン状の揺らめきになっている、などということがある」(本文より)比喩や連想ではない。五感が混じりあった、未分化の世界。このような感覚世界を「共感覚」と呼ぶ。本書では、当事者の視点から、共感覚とはどういうものなのかを解説する。さらに、古語や和歌の考察などを通して、日本文化の原風景が共感覚的であったことを明らかにする。本来、人間の基本的な感覚であったはずの共感覚とともに、現代人は何を失ってしまったのか。

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  • 仕事を通して人が成長する会社
    -
    「間に合わない人(あまり役に立たない人)」を雇って、みんなきちんと働いて辞めない「安田蒲鉾」。信頼関係で技術革新の荒波を常に切り抜ける「IAM電子」。八ミクロンの紙に型抜きする技術を誇る「丸伸製作所」の社長は、四十を過ぎてから数学を勉強し直し、マシニングをマスターした。本書に登場するのは、そんな無名の会社の普通の人たちである。ただ彼らには、仕事を通して身につけたたしかな哲学がある。それこそが彼らの成長の証なのだ。仕事の本質を見つめ続ける著者がつむぐ、ノンエリートたちの物語。

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  • 大人のための精神分析入門
    3.8
    「お子様大人」が増えている。社会規範や相手の気持ちを無視して、自分の快不快や衝動で行動し、周囲を困らせる人々だ。しかし、振り返ってみれば、あなたも私も「お子様大人」なのでは? 大人として立派な行動をいつもとるのは難しい。誰でも感情的になって、ストレスに満ちた人間関係に巻き込まれ、それをどうしても繰り返してしまう。精神分析は、大人の心に子供や乳児がいることを発見した。それだけに、大人であることの難しさを知っている。なぜ、立派な大人であることは難しいのか。人間社会に密接に関係している「なぜ罪悪感はあるのか」「なぜヒトのセックスは特別なのか」「なぜ人は心の病にかかるのか」という、フロイトを悩ませた3つの問いから大人であることの難しさを考え、精神分析が何を考えているのかを解説する。生理学や生物学、進化論、社会学、文化人類学の知見を取り入れ、進化と歴史の文脈に適応させた、精神分析の入門書。

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  • ネット依存症
    3.7
    ネットにつながっていないと不安になる……スマホを手放せないあなたも危ない!!1990年代半ばから「インターネット依存症」という言葉が聞かれるようになった。ただその頃は、まだほんの一部の特殊な人たちのことで、自分には関係ないと考える人が多かった。ところが、いまではもっと身近なものになっている。最初は誰でも「自分は単に人より少しネットにつながっている時間が長いだけ」と思うにすぎず危機感は持たない。それがやがて、生活に支障を来たすことがあるという。本書では、ネット依存に苦しむ患者さんやその家族のことについて、専門外来をもつ久里浜医療センター院長がわかりやすく解説。最新情報や家族に伝えたいことをまとめた一冊。

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  • 生活保護vs子どもの貧困
    3.8
    受給がバレたらいじめられ、一方、働く母親の下では困窮する子どもたちの真実。派遣村、保護費によるギャンブル禁止条例、芸能人の母親による受給の発覚……生活保護をめぐる問題はあとを絶たない。激しいバッシングが起こるなか、2013年8月、ついに保護基準の引き下げが決定された。最大で10パーセントの削減が受給家庭を直撃する。しかし、生活保護の是非が取り沙汰される陰で、不幸になっている存在を忘れてはいないだろうか。ほんとうに目を向けるべきもの、それは子どもたちだ。困窮家庭に育った子どもは、十分な教育環境もなく、社会に出ても安定した職には就きにくい。さらに母子家庭の半数以上が貧困状態にあり、小中学生の6人に1人が就学援助を受けているなど、日本社会が抱える悲惨な現実がそこにはある。制度の賛否については活発に議論されるが、それだけで「貧困の連鎖」を断ち切れるのか。長年、行政でのサポートと民間でのボランティア活動に取り組み、双方の立場で貧困問題に取り組む著者だからこそ語れる、知られざる現場の生の声をレポートする。

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  • なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか
    3.7
    1巻799円 (税込)
    石原慎太郎氏推薦! 「『日中友好』の誤りをこれほど完全に証明した一書を私は知らない」世の中に日中関係を論じた書物は数多ある。しかし本書が唯一無二を誇るのは、一つの知見や時代に捉われることなく、政治・経済・歴史の知識を総動員したうえで、これまで誰も論じてこなかった「ある法則」を見出したことだ。その法則は「『日中友好』を進めれば日本経済も、日中関係も安泰だ」という日本人の「常識」を完全に覆す。それは「中国となるべく距離を置き、関係が希薄であったときのほうが日本は繁栄し、日中外交にも揉めごとが起きない」という驚愕すべきものだ。著者はまず、日中関係史が始まった2000年前まで時代を溯り、煬帝を激怒させた聖徳太子の決断から「赤い夕日の満洲」がもたらした破滅、民主党政権の失敗と第二次安倍政権の成功までを一気に概観し、その法則性を完全証明していく。それは圧巻というほかない。そのうえで現在の中国をみれば、経済成長の鈍化を覆い隠すように習近平政権はウルトラ・ナショナリズムに走っている。ならば2000年の歴史から何を学び、いかに「中国抜き」の国家戦略を構築するべきか。「誰よりも中国を知る男」が著したかつてない日中関係論。

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  • 器量と人望 西郷隆盛という磁力
    -
    幕末維新の立役者と讃えられ、多くの信望を集める西郷隆盛。しかし、その実像には、無謬の英傑あるいは完璧な人格者とは言い難い一面もある。「無私と野心」「勁(つよ)さと弱さ」「度量と狭量」「忠心と逆心」など、一見矛盾とも思われるその内面や行動の二元性、相対性に着目。平板な英雄像を超えた人間西郷をあぶり出す。特に、主役として活躍し、脚光を浴びた時期ではなく、「野」にあった時期、つまり、長きにわたる南島での潜居、流島の時期、明治六年政変後の下野の時期にも焦点をあて、この時期の重要性と意味を探っていく。さらには、西郷が残した二百首に及ぶ詩を手がかりに、これまで語られることのなかった素顔に迫る。武断派、政略家、英傑、巨人というイメージとは違う、西郷のもう一つの顔が見えてくるはずだ。それは、心優しき詩人としての一面である。かつて政権交代を遂げた男が本当に語りたかったこととは。無視と野心の狭間で生きる指導者の苦悩を活写した渾身作!

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  • ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す これからのソーシャルメディア航海術
    3.7
    テレビ、ラジオ、ネット放送、ツイッター――文字どおり「7つの海」を股にかける津田大介が、ソーシャルメディアを中心に、私たちをとりまくメディア環境の現実と未来、それぞれの上手な活用法と連携術、そして、情報の海に溺れることなく、メディアを使いこなすリテラシーを高めるための独自の発想や方法論について、あますところなく解説する。情報メンテに役立つ<最強の羅針盤>。

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  • ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略
    3.3
    ブラック企業が人を使い捨てにする企業とすれば、ホワイト企業とは初期キャリアにおいて若者を成長させる企業、働きがいのある企業、さらには社会における雇用の質を向上させる企業といえるでしょう。 ホワイト企業を、たんに退職率が低い企業、働きやすい企業と考えるのは、大きな誤りなのです。(「序章」より)日本企業における雇用の質が、著しく劣化してきている。ピラミッド型組織におけるタテ型OJTは崩壊し、ローテーション人事はもはや通用しない。人を育てず使い捨てにする会社は「ブラック企業」と批判され、仕事にやりがいを見出せない若者は3年で退職してしまう……。そんななかでも、20代が辞めずに生き生きと働く企業はたしかに存在した! スターバックスジャパン、サイバーエージェント、ベネッセ――こうした企業は、いったい何が違うのか。人事・組織論の第一人者が、現代の日本企業が抱える問題点と対策を解き明かす。“ふつうに働く”ことが難しい時代に対応した人事モデルを提供する、人づくりの教科書。

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  • 決算書は「直感」で9割読める とことん手軽な会計入門
    3.7
    何度勉強してもなかなか身につかない決算書の読み方。だが、一度肩の力を抜いて「直感」で読んでみると、本質だけが浮かび上がり、かえって内容が頭に飛び込んできた!そんな新しい決算書の読み方を提唱するのが本書。「目立つところをまず読む」「目的から読む」「儲ける力から読む」といったスピーディーかつわかりやすい理解法を明かす。「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の読み方はもちろん、経営分析や最新の会計制度、IFRSまで網羅。今度こそ挫折しない会計入門。

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  • 組織再生 マインドセットが変わるとき
    4.0
    1巻880円 (税込)
    いつの時代も企業に求められるもの、それが「組織力」だ。本書は、破綻した日本長期信用銀行が新生銀行として再生するまでを丹念に取材し、それをモデルにして組織が再生していく道のりを描いた感動のビジネス小説である。物語の根底を流れるのは、主人公の一人である社長の伊勢が訴えた「マインドセットを変えなければ」という危機感。それはまさしく、当時同じ銀行業界で仕事をしていた著者自身が感じていた「日本、そして銀行を良くするためには今までの考え方を変えなければならない」という思いと重なるものだ。さらにその危機感は、いまなお日本の社会に打ち鳴らされるべき警鐘であると著者は言う。社長など経営陣のみならず、各部署の責任者といった中堅社員、さらには現場で働く人びとなど、さまざまな角度から描くことで、改革プロセスが浮き彫りになってくる――奮闘する彼らの熱きドラマを味わいながら、組織力を高めるヒントを学びとれる一冊。

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  • 部下を自立させる 上司の技術
    3.5
    本当の右腕になる人物をどう見極め、いかに伸ばすか。近年の社会は大きな変動期を迎えており、従来の常識、経験則では問題が解決しなくなった。リーダーも答えを持っているとは限らず、これまでのリーダーシップ論は、もはや通用しない時代である。本書は、今の時代に必要不可欠な「部下力」、すなわちフォロワーシップをいかに発揮させるかの解説書。部下を「従属者」「破壊者」「逃避者」「協働者」「実践者」の5つのタイプに分け、どのようにアプローチすればよいかを紹介。献身的に行動し、自ら考え、主張する部下を出現させるためのノウハウを提示する。「フォロワーシップ」が一冊でわかる本!

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  • トップ営業の お客様から「教わる力」
    4.5
    リクルートを皮切りに、現在はプルデンシャル生命保険のエグゼクティブ・ライフプランナーとして活躍する「営業人生25年」の著者。“売るのが難しい高額商品”を扱う生保業界で、世界のトップクラスに13年連続で位置するプロ中のプロである。「もう続けられない」と心が折れた出来事壁がドアに変わった瞬間変わりたい時こそ相談はしない断られる=否定ではないなど、数々の「失敗」のエピソードは、営業マンの方々には我が事として感じて頂けるだろう。さらに、このような試練をバネに人間力を高め、磨き上げた仕事術から、営業の本質を掴んで貰えるものと思う。若手・中堅ビジネスマンのココロとアタマに響く書。

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  • 心理セラピストが教える 自分を変える「魔法の9色」(大和出版) 心のブロックが消えれば、なんでもスイスイうまくいく
    3.0
    【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます。】「色」は心の扉を開く最強ツール自分でも知らないあなたの心のブレーキはなに? レッド(赤)、オレンジ(橙)、イエロー(黄)、グリーン(緑)、ブルー(青)、パープル(紫)、ピンク(桃)、ホワイト(白)、ブラック(黒)の9色が、無意識にある心の葛藤を教えてくれる。「色」を使って「無意識」を探り、この葛藤を解放しよう。そうすれば、いいことばかりがやってくる! 運がどんどんよくなる! 自分の中の「叶える力」を引き出すセルフ・カウンセリングの方法。

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  • “尽くすオンナ”をやめれば、あなたは一生愛される!(大和出版) 大好きな人と、心から幸せになれる恋愛法則
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    「今までの恋愛観が180度変わった!」「自分らしい恋愛ができるようになった」等々、喜びの声続々! 皆、「本当の幸福」を手に入れています!「一生懸命頑張っているはずなのに、彼はまったく振り向いてくれない」「たとえ深夜でも彼から連絡があったら、眠くても対応するけれど、自分からはできない」「自分からは不平や愚痴はいってはいけないと思っている」等、“負のスパイラル”にはまっている女性が増加中。そんななか、彼のために頑張っているのに空回りしている女性に向け、今、注目の若きコーチが、「過剰な努力」をやめることで、心から幸せになれる法則を初公開!「愛されよう」と思って身につけた仮面をとる。「こうあるべき」という思い込みについて見直してみる等、“恋のブロック”をはずし、「今度こそ絶対手放せないオンナ」になれるヒントが満載。この一冊で、もう「行き詰まりの恋」や、「叶わない恋」に悩まなくていい!

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  • 「仕事を任される人」になる5つのルール(大和出版) なぜ、ダメ新人の私が大逆転できたのか?
    4.0
    「彼(彼女)で大丈夫か?」から「彼(彼女)にやってもらえば間違いない」へ仕事人生のスタートラインで落ちこぼれてしまいそうな人も、認められ、もっとステップアップしたい人も、本書の「ルール」を身につければ、“自分の裁量”でできることがどんどん増えていく。 “朝活の第一人者”が自身のダメOL脱出体験から明かす「こんなはずじゃなかった」がなくなり、仕事のステージがあがる方法。――さあ、あなたは「できるヤツ」になるか? いつまでも「使えないヤツ」で終わるか?

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  • 頼めない・叱れない・人間関係が苦手…… 内向型人間のリーダーシップにはコツがある(大和出版)
    3.8
    ムリに自分を変えないほうがうまくいく!内向型には内向型ならではのリーダー像があり、内向型でもできる、むしろ内向型リーダーにしかできない優れた部分がたくさんあるのです――。自他ともに認める超内向型の著者が“ストレスなしでチームをまとめ、しっかりと結果を残す方法”を体験から詳説。内気な性格、内向型な性質に悩み前に、知っておきたい39のルール! 読めば、「自信」と「勇気」が湧いてくる

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  • 元リクルートNo.1の 日本で一番“効率”のよい営業法(大和出版) このムダをなくすだけで、グングン売上が伸びる!
    5.0
    頑張っているのに売れない人には理由がある!「売れるようになりたいのに、どうすればいいかわからない」「人一倍努力しているのに、売上があがらない」…… 成功のカギは、実は意外なところにあるのです。半年間売上ゼロのダメ営業だった私が、いきなり全国トップになった方法をあますところなく明かす。新規営業から商談、アフターフォローまでの各シーンごとに、体験を交えながら具体的に解説。

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  • “この自信”を持てばうまくいく 努力がすぐに結果になるたった1つのルール(大和出版)
    -
    努力しているのに期待ほど営業成績があがらない。セミナーでプレゼン技術を身につけたはずなのに、本番でうまくいかない。学んだスキルの実践をためらってしまう。……どうしてこうなってしまうの? なぜ思い通りにいかないの?自信のなさがブレーキになっている人に、臨床実績ダントツで予約半年待ちの心理カウンセラーが説く「不安がなくなり、すぐに行動できる自分」のつくり方。これで、もう怖れない、迷わない、チャンスに乗り遅れない!

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  • 皇室はなぜ尊いのか 日本人が守るべき「美しい虹」
    4.7
    1巻1,300円 (税込)
    歴史的事実と国史は、材料が同じでも異質のものである。虹も水滴だが、たんなる水滴とは異質である。日本の歴史を一つのユニークな国史として、つまり一種の虹としても見ることができると思う。日本民族の歴史を、私が虹のごとく見たのが本書である。(著者「あとがき」より)神話に起源をもつ皇室は、世界がうらやむ日本の宝だ。それは、ギリシア神話のアガメムノンの末裔が、いまもヨーロッパの王室として続いているのと同じだから。二千年以上にわたって途切れることなく続いてきた日本人と皇室の紐帯を、「美しい虹」として描き出した著者渾身の力作。古代の日本人は、いかにして「皇統の危機」を乗り越えたか。藤原氏はなぜ皇位をうかがわなかったのか。源頼朝が皇室に遠慮したのはなぜか。義満は。家康は。そして明治維新はなぜ成功したのか……。日本史を貫く「男系継承の法」を守り、「皇室の危機」を乗り越える叡智を、現代日本人に問う問題作。

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  • 煩悩力 悩みが多い人ほど幸せになれる
    -
    ベストセラー『般若心教、「心の大そうじ」』の僧侶が教える、煩悩を生きる力に変える方法。「腹が立つ」「怠けたい」「お金持ちになりたい」「嫌われたくない」―。そんなあなたでも、大丈夫。私たちを煩(わずら)わせ、悩ますと書く「煩悩」。煩悩は、そのままにしておけば、私たちの心を沈ませるおもりのようなものです。しかし、煩悩を上手に処理してあげることで、心がおだやかな状態が、ぐーんと持ちあがります。煩悩が重いほど、善い心も高く持ちあがる―。この力が「煩悩力」です。本書は、毎日の暮らしの中で煩悩と上手に付き合うコツを紹介。数多くの具体例が載っている、レッスン形式の一冊です。

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  • 『パル判決書』の真実 いまこそ東京裁判史観を断つ
    5.0
    1巻1,500円 (税込)
    「東京裁判のすべての訴因について、日本は無罪である」――東京裁判に参加した“唯一の国際法律学者”であったパル判事はどのような理由によってこのような判決に至ったのか。『パル判決書』は東京裁判や大東亜戦争のみに関係するのではない。それ以前の、まさに昭和前半史ともいえる貴重文献なのである。これなくして、日本の近現代史を語ることはできない。本書は、難解な文章、膨大な量である『パル判決書』から、重要ポイントを抜き出しながら要約し、さらに解説を加え、読みやすくしたものである。『パル判決書』を何度も読み込み、東西の歴史や時代背景に精通した渡部氏によって、いま『パル判決書』がよみがえる!

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  • 脳力を手で伸ばす 手の使い方で頭はよくなる!
    -
    現代人は、脳の力のほとんどを使わずに毎日を過ごしています。その眠った力を引き出せば、今よりずっとかしこくなれるのです。本書では、メディアで話題の大脳生理学者が、手を使って脳を活性化させる簡単で効果的な方法を紹介。子どもの創造性を高めるオモチャの与え方や、老化ボケを防ぐ手の使い方など、何歳からでも始められる脳力アップ術を教えます。大人も子どもも、頭がよくなる一冊。

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  • どんな時も、人生には意味がある。 フランクル心理学のメッセージ
    4.5
    毎日それなりに楽しく生きているはずなのに、時折たまらなくむなしくなったり、すべてを投げ出したくなることはないだろうか。豊かな社会が実現し、“自分自身のため”に頑張ることすら意味を見出しにくい現代日本では、“私は~のために生きている”と思える人生のテーマ、人生の希望や目標をいかに描くかが大切になってくる。本書は、そのための道標を“フランクル心理学”に求め、第一線のカウンセラーである著者ならではの語り口で、“人間をほんとうに幸福にする”人生哲学への気づきに読者をみちびいていく。ナチス強制収容所の極限状況から生還したオーストリアの精神科医V・E・フランクルが説いた、「絶対的な人生肯定の方法」とはいかなるものなのか。著者みずからの苦悩や体験を踏まえながら、フランクル心理学のエッセンスをもとに読者の魂に響くメッセージをおくる著者渾身の人生読本である。

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  • 「古文」で身につく、ほんものの日本語
    4.0
    1巻789円 (税込)
    「見れる」「食べれる」の“ラ抜き言葉”は何がおかしい? 「よろしかったでしょうか?」は、“た”が過去形だから変? 卒業式で歌う『仰げば尊し』の「今こそわかれめ~♪」の意味は、“分かれ目”ではない?――私たちが普段、何気なく使っている言葉や、日本人なら誰でも知っている曲の歌詞だが、実はこうした疑問点や勘違いは「古文」を知ることで説明できるのだ。本書は、駿台予備学校のカリスマ古文講師が、授業での学生の素朴な疑問やコミュニケーションなどを通じて、古文における言葉の成り立ちやその歴史などに立ち返り、現代語との密接な関係を解説していく。その“講義”内容は、「あなたの日本語は何年生レベル?」「古文が分かれば『落語』だってもっと面白い!」「日本語『た』の秘密」「センター試験を国語で斬る!」「英語教育、その前に!」など、バラエティ豊かなものばかり。古文を学べば、あなたの使う言葉はもっとキラリと輝く!

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  • 蒋介石が愛した日本
    -
    1巻789円 (税込)
    蒋介石ほど日本に深いかかわりをもった世界の指導者はいない。新潟での兵営生活、孫文の代理としての訪日、渋沢栄一との出会い――青年期の四年にわたる日本滞在と頻繁な往来は、彼をして、「日本の民族性を愛している。日本は私の第二の故郷である」と言わしめるほどであった。誰よりも日中の友好協力を切望していた蒋介石が、なぜ抗日戦に突入し、中共との内戦に敗れ、台湾へと退去せねばならなかったのか。蒋介石の思想と行動そして日本人への親愛の情を、彼を支えた三人の女性との関わりに光を当てて描く。
  • チャーチルが愛した日本
    3.5
    1巻789円 (税込)
    イギリスの歴史的な名宰相ウィンストン・チャーチルは終生、日本に対して好意と深い理解を示していた。幼少のころ愛する母から伝えられた美しい日本の印象が、忘れがたい記憶として残っていたからである。箱根、東京、日光、京都を旅したチャーチルの母は、明治期の日本に何を見たのか? 戦中、戦後のチャーチルが、荒廃した日本に何を望んだのか? 歴史的名宰相の目に映った日本の隆盛と衰退、そして再生とは……。名宰相と母の物語を、未邦訳資料を踏まえながら、元外交官が見事に描ききる。――1894年チャーチルの母は世界一周旅行の途上、日本にひと月あまり滞在した。彼女が残した詳細な旅行記に描かれていたのは、大方の日本人が忘れてしまった古きよき日本の姿であった。
  • 「肩の荷」をおろして生きる
    3.8
    なぜ日本人は幸福になれないのか。世界有数の豊かさを享受しながら、いつも不機嫌で疲れきった顔をしている人びと。他人の視線ばかりを気にする若者たち。効率ばかりを求める大人たち。誰もが目に見えぬ重圧に、生きづらさを感じている──。本書では、現代人が背負う「肩の荷」の正体を心理学、宗教学、文化人類学の見地を交えて読み解く。著者は、一九八六年にスリランカへ赴き、民俗仏教「悪魔祓い」と仏教思想に基づく農村開発運動を研究。また、近年では、チベット仏教の指導者、ダライ・ラマとの交流などで話題を呼んだ。それらの体験をふまえて、本書では、「若者たちが自立できない理由」をはじめ、「新自由主義がもたらした害悪」「支えあい社会の復権」などについて、やさしい語り口で論じていく。「肩の荷」とは、いったい何を、誰によって背負わされているのか。どうすればおろせるのか。人生の「孤独」と「癒し」の意味を問い直した思想的メッセージの書。

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  • なぜあの人はいつも助けてもらえるのか 職場で「可愛がられる」法則
    4.0
    上司からなぜかいい仕事を任される。失敗が多いけどなぜか許される――。そんな人が、職場に一人はいないだろうか。彼らは特別に育ちがよいわけでも、かといって、おべっかばかりの太鼓もちというわけでもない。じつは、そういった「可愛がられる」人たちは、約束を守る、遅刻しない、明るく振る舞うなど、基本的なことを意識する術を心得ているのだ。「自分に特別な才能や能力があると思ったことはない。ただ、何かがあるとすれば「人に力を貸してもらえる」能力だ――」そう語る著者も、はじめから「助けてもらえる人」だったわけではない。マメになる。遊び心を持つ。即座に行動する。感情を表に出す。笑顔を忘れない。率先垂範する。勝ち負けにこだわらない。部下を守る。素直に聞く。人と場をプロデュースする。つまらないプライドは捨てる。夢を語る……。これら25の基本を日々心がけることで、「いい仕事が回ってくる人」になれたのだ。この基本が出来る人こそ「可愛がられる」。そして、その人にだけ、チャンスが与えられるのだ。はじめは演技でもいい。「人脈の達人」が厳選した技術を身に付け、いい意味で「特別扱い」される人になろう!

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  • 京都早起き案内
    3.5
    早起きは三文の徳。ラジオ体操のように、京都を歩く。穴場は朝の数だけ見つかります。東京から京都へ移り住んだ著者は、よく「穴場を教えてください」とたずねられるが、簡単には答えられないという。なぜなら場所よりも「早朝に勝る穴場なし」だから。掃除したての、昼間とは違った清々しさ。人目にさらされていない、初々しさのある時間帯。下鴨神社や東寺――有名なのに、そこには誰も知らない自分だけの空間があるかもしれない。早起きをすれば、旅行者の限られた時間を有効に使うことができる。人ごみが苦手な人にとっては、お気に入りの場所を見つけるいい機会でもある。著名な神社仏閣だけでなく、魅力的な通りや池なども紹介。

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  • 噛めば脳が若返る
    4.0
    よく噛むことが脳のはたらきにそのまま直結することが、初めて科学的に明らかとなってきた。噛めば脳のなかで最も高次な中枢である前頭前野や、記憶の中枢とも呼ばれる海馬が活性化し、記憶力も増す。とりわけ高齢者では、こうした脳の変化は顕著で、認知症の予防につながることがわかってきた。よく噛むことが認知症の予防に有効と、注目を集めている。また、認知症の症状がすでに出ている人であっても、よく噛めるようにすることで、その症状が劇的に改善する事実が多く医療の現場で報告されている。さらに、よく噛むことは脳の満腹中枢や摂食中枢に作用することで、肥満の改善、生活習慣病の改善と予防につながることがわかってきた。また、メジャーリーガーが試合中によくガムを噛んでいるように、噛むことはストレスを抑える力をもち、やる気のアップにもつながる。

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  • 「あまった食べ物」が農業を救う ウンコと生ゴミを生かす循環社会
    4.0
    国全体で6割の食料と、大量の肥料を輸入し、その後食料の3割近くを廃棄する国、日本。一方でほとんどを海外に依存している化学肥料は、すでに入手困難が指摘されるものもあり、国際関係の動向にも大きく左右される。膨大な無駄と深刻な危機を乗り越えるのは、生ゴミや家畜糞をきちんと発酵させ、有機質肥料として活用する社会だ。さらに「有機農業」の危険性にも注意を払いつつ、自ら循環型農業に取り組む農業コンサルタントが語る。

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  • なぜあの会社には使える人材が集まるのか 失敗しない採用の法則
    3.0
    若者の安定志向に拍車がかかり、有名企業ばかりに応募が集中しています。ついには採用試験にエントリー料を取って、応募を制限する企業まであらわれました。一方、社員を大切に育て、経営が安定している優良な企業であっても、中小企業であれば、知名度不足で応募者がほとんど集まりません。いったい、中小企業の採用担当者はどうしたらよいのでしょうか?どのような工夫をすれば、「使える人材」を集めることができるのでしょうか?どのような条件を提示すれば、稼げる人を大企業に奪われないのでしょうか?そんな悩みを抱えるひとたちにとって、待望の書がついに発刊されました。本書では、働く環境と意識の変化から「使える人材が集まらない」原因を解き明かし、これからの採用活動の必勝ルールを説きます。

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  • [新訳]日暮硯(ひぐらしすずり) 藩政改革のバイブルに学ぶ人の動かし方
    4.5
    1巻999円 (税込)
    一説では米沢藩中興の祖・上杉鷹山よりも藩政改革の手腕に長けていたといわれる、信州松代藩の家老・恩田木工。俸禄未払いや、強硬な年貢の取り立てに対して不満を抱いていた藩士や領民は、虚言続きの藩に忠義の心はなかった。そこで、木工は、「今後一切嘘をいわない」という宣言をし、自ら質素倹約を実行。その徹底ぶりが領民の心を動かした。また不正があれば、落ち度を責める前にまずシステムを調べ、諸制度の煩雑さゆえ不備が頻発すると判断した場合は、その仕組みを改めるなど、「仁政」で藩財政を建て直した。わずか5年で、破綻寸前の財政再建を成し遂げた恩田木工の型破りな手法とは!?

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  • 日本語の「語感」練習帖
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    1巻1,100円 (税込)
    「ごめんなさい」「失礼しました」「申し訳ありません」思いっきり足を踏んでしまったとき、最適な謝罪のことばはどれかわかりますか?言葉には、「意味」と「語感」があります。最適なひと言を選び出し、コミュニケーションを円滑にするには、意味だけでなく、語感を知らなければなりません。しかも、ことば選びには、あなたの人間性のすべてが表れます。そこでの立場や配慮の有無、あるいは性別や年齢、さらには教養や品性までもがにじみ出てしまいます。本書では、日常生活で起こりがちなことば選びのまちがいや、それによって起こる悩みを例文として取り上げながら、語感を意識した正しいコミュニケーションのあり方を探っていきます。本書を読んで、「語感」のセンスを磨くとともに、日本語の奥深さを味わってください。

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  • 「60分」図解トレーニング 経営分析
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    最初は、たった3つの数字でいい。最後には、有名企業の数字が読める!「こんなに簡単なら、もっと早くやっておけばよかった」専門家になりたいわけではなく、経営分析の方法をすぐに知って、会社の収益性や安全性を把握してみたい……。この願いを叶えるのが本書である。スキマ時間で学べるよう、ポイントを絞りに絞って解説。63ポイントを見開きで速習できる。章末にはトレーニング問題があり、理解度を確かめながら進められる。著者は、60万部を超えるベストセラー『決算書がおもしろいほどわかる本』(PHP文庫)などの著書をもつ、経営分析のエキスパート。これまで門外漢だった人にも、安心して1冊目に選んでもらえる内容だ。

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  • 「60分」図解トレーニング ロジカル・シンキング
    4.0
    話しているうちに、なぜかいつも堂々めぐりの説明になってしまう。「根拠は?」と問われると答えに窮してしまう――。そんな症状があったら要注意だ。物事をロジカルにとらえ、言葉にできていない恐れがある。いくら伝え方、聞き方、見た目などに凝ったところで、客観的な事実や論拠を、整合的に提示しないことには、人は動かないのだ。本書は、あまたの有名ディベート大会で優勝した、異文化コミュニケーションの専門家が、・とりあえず問題をYes/Noに分ける・言いたいことは、主張、論拠、データの3点で押さえられる・提案は哲学(理念)に基づいた一貫したものとするといった、ロジックの基本を一つずつレクチャーすることで、理屈っぽく難しいと思われがちな論理の作法を、徐々に読者に浸透させていく。見開き70項目と、各章末のトレーニング問題から構成された本書は、論理的とは何か、知っているようで知らないその本質から解き明かし、問題解決や意思決定、企画立案、説得、提案、交渉など、あらゆる仕事に必須となる思考の基盤を伝授する。「考える」だけでなく、他人に伝えるための論理力が身につく一冊。

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  • 成績アップの秘密は、帰宅後5分にあった! 効果が倍増する家庭学習の方法
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    子どもの学力は、家庭での勉強法で大きく変わります!じつは、こんな簡単なやり方で、成績がグンと上がるのです。帰宅後5分で学習計画を立てる。15秒で集中力を高める。(かんたんにできる高め方を解説)勉強を始めるときに、まず「学習の目的」を考える。勉強しながら、自分用のメモを作る。理解できたかどうかを確認する。(自分でできる評価方法を解説)40年間子どもの教育に携わった著者が、驚きの家庭学習法を明らかにします。ぜひ、子どもに読ませてください。この本を子どもに与えることが、勉強の支援になります。

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  • 東大生が選んだ「英語」勉強法
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    入社試験で英語のスキルが求められ、海外の難関大学を受験する高校生が増加している。楽天、ユニクロ……入社後、英語が必要な会社は多い。上記のような時代背景により、「とりあえず大学受験を乗り切りたい」「昇格試験のためにTOEICの点数を上げたい」「仕事で海外と取引をするため、語学力を磨かなくてはならない」など、理由はさまざまだが、今ほど私たち日本人が英語力を求めている時代は過去にない。本書は、日本の大学の最高峰である東京大学に合格した「勉強の達人」たちへのインタビューをもとに編集されており、彼、彼女らの特異な勉強法を多数紹介している。中には、「単語は書いて覚えるべき」「単語は書いて覚えるべきではない」など正反対の意見も含まれているが、そのことは勉強法には向き不向きがあり、ゴールへの道は一つではないことを物語っているといえる。自分に合った英語勉強法が見つかる一冊。

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  • 大人になって忘れてしまっている大切なこと
    4.5
    人生に迷ったとき、人間関係に悩んだとき、仕事や子育てに疲れたとき……、この本を開いてみてください。ヒントをくれるエピソードがきっと見つかります。人は、さまざまな知識や経験を積んで成長し、大人になっていきます。けれど、その過程で、子どもの時には持っていた、夢をみる力や、常識にとらわれない自由な発想力といった素晴らしい力を、忘れてしまってはいないでしょうか。子どもの何気ないひと言や行動にあふれる、素直さ、やさしさ、強さ、そして、とらわれのない心。そんな子どもたちが与えてくれる気づきが、生きる希望や勇気を与えてくれるエピソードが満載です。

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  • 考えない力 頭を空っぽにすると、なんでも見えてくる
    3.0
    からだと心を健康にする方法!情報を遮断すれば、夢が見つかる。夫婦げんかをしたら、まず窓を開けよう。足湯をすればイライラしなくなる。心配することは長生きの秘訣。夫婦は駆け引き、親子は駆け引きなし。閃きは朝四時にやって来る。言い訳は失敗の理由、言い訳を改善すれば必ず成功する。銀座と山形で活躍する名物和尚が、ほんのちょっとの日々の工夫を提案。悩みがつきない現代人へ、癒しと活力を与える書。

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  • 巨人たちの国々
    -
    1巻1,600円 (税込)
    神話×音楽×文学×肉じゃが!?東京都中野区にギリシャ神話の巨人がやってくる!?中野区では人々の悩みを取り除き、自由になれるという飲み薬『夢のヨダレ』が販売され、住民たちは、次第にその効果に魅せられて――。街に住む自称詩人のヤスシは、自作の詩を歌い、ネットで発表してはファンからお金を巻き上げて暮らしている。ある日、ふらりと入った中華料理店の女性店員に、ヤスシは一目ぼれしてしまう。しかし彼女は謎の失踪を遂げる。そんな中、「巨人が出た!」との目撃情報が街のあちこちで出始め……。舞台芸術集団 地下空港主宰の著者が放つ「新たな表現方法の試みと企み」あふれる長篇小説。

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  • 迷走するアメリカ シリアをめぐる“大国の興亡” 【Voice S】
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    1巻100円 (税込)
    シリアをめぐる大国間の駆け引き。末に待つのは「超大国・アメリカの終焉」か? 産経新聞のベテラン記者がいまの国際情勢を読み解く。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2013年11月号掲載記事を電子化したものです。

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  • 真珠湾とヤルタ 戦犯たちの獄中紙「すがも新聞」を読む 【Voice S】
    -
    存在を忘れ去られた幻の新聞「すがも新聞」。そこには、巣鴨プリズンの収容者たちが残した、貴重な肉声が記録されていた。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2014年1月号掲載記事を電子化したものです。

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  • 中国の余命 「武装する総合商社」の末路 【Voice S】
    -
    経済政策ですら権力闘争の道具にしてしまう、支那共産党内部の仁義なき戦いを見よ。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2014年1月号掲載記事を電子化したものです。

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  • 真珠湾とヤルタ ソ連参戦情報に見る日独インテリジェンスの違い 【Voice S】
    -
    1巻100円 (税込)
    第22回「山本七平賞」を受賞した気鋭の歴史研究家が、「コミンテルンに侵された大日本帝国政府」の真実を暴く。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2014年1月号掲載記事を電子化したものです。

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  • 消された王権・物部氏の謎 オニの系譜から解く古代史
    4.0
    1巻559円 (税込)
    日本史で、時の権力者が天皇の権威を利用した事例は枚挙に暇がない。例えば古代では蘇我氏や藤原氏がその典型だ。ところが権力を得た者たちが、天皇の権威を剥奪せずに温存させたのはなぜか。その謎解きを、日本最古の正史『記紀』の中で「鬼」呼ばわりされ、蔑まれた古代最大の豪族・物部氏と、神格化された天皇家との不思議な関係を手がかりにしながら、隠された真相に迫ろうというのが本書の試みだ。著者はまず、天皇家の祭祀形態に注目する。例えば、神武天皇の誕生日である紀元節で祀られる神が、なぜか『日本書紀』でも鬼扱いされる出雲神だというのだ。どうして天皇家が鬼を神扱いする不可解な現象が起きたのか。その疑問を解く鍵として、伝説の出雲神・ニギハヤヒを祖とし、天皇家の祭祀を取り仕切ったとされる物部氏が登場する。物部氏と天皇家の関係の秘密がさらに解明されれば、神武東征や出雲の国譲りの謎が一気に解決する可能性をも示唆する。

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