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みずからの人生を切りひらこうという熱意を生涯もち続けた松下幸之助。自作の座右の銘「青春とは心の若さである」から始まる本書は、これから世に出る若者はもちろん、“若者ならではの心のもちよう”を忘れかけている世代にも、多くの気づきを与えてくれる。
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Posted by ブクログ
松下幸之助は9歳で船場に奉公を開始して、がむしゃらに打ち込むことで成長した。 ・「熱意」は頭脳や優秀さに勝ること ・打ち込むことの大切さ ・鉄は熱いうちに打てということ
「そして、水は貧しい裏長屋のひとびとをも、こんなに寛大にさせているーそう気づいたのです。」 松下幸之助が若い人に向けて、自身の生き方からエールを贈る本。 水や空気のように価値あるものも、それらが無限にあれば寛大に人に与えることができると学んだ。そして、家電もそのように世の中に大量に供給しようと考...続きを読むえた。 経営者は悩む必要があり、それは血尿が出るまで求められる。また、社長に向いている人もいれば、中間管理職に向いている人もいる。人はそれぞれ与えられた場所で努力する必要がある。また、それが自分の適性だと思うのであれば、その場で一生を終えても後悔はない。
松下幸之助さんが若い世代に向けて書かれた本。 自らの幼少期や体験談を交えながら、メッセージや教訓を伝えてくれている。 松下さんがすごいというのは知っていたが、実際どんなことをしたのか、水道哲学の名前は聞いたことはあるが、どのようなものなのかさえわからない自分にとってはとても興味深かった。 この本が書...続きを読むかれたのは随分前のようであるが、松本さんが懸念しているその時代の悪いところは現代にも通ずるものがあり、日本は全く成長していないのではと不安になるとともに、その程度の懸念で済んでいることに安心した。 一日一日を自分が出来ることに全力で取り組み、必死で生き、自分の適性を模索し、見つけ、それにいのちをかける。 ゆとり世代の私としては、熱血過ぎて少し引いてしまう部分をあったが、それを見透かすかのようなコメントもあって気が引き締まった。 儲けのことを第一に考えるのではなく、人々の生活を豊かにすることの延長線上に稼ぎがあるのだ、という考え方が好きだ。 明智左馬介光春の自分の宝は自分が死んでも宝であることには変わりないので、共に死ぬのではなく、宝は人に受け渡す、という考え方も潔いと思った。 松下さんが戻れるものなら自分の全てを投げ売ってでも戻りたいと願った青春時代にいる自分の今の時間の大切さを考えさせられる本だった。 「自分の力に相当した待遇は堂々と受けてよろしい。しかし、自分の力の及ばない待遇を受けることは恥です」 「そういうねたみ、ひがみ、心の貧困さでは、それこそ昇進させるに不足な人間なのです」 「誠実にやらなければいけない、暴利をとってはいけない、しかし損をしてはいけない」 「知っている強さの反面にもつ、知っているための弱さ」 「人間はみずから神を創造し、その創造した神に教えを乞うてみずからを高め、高まった自分をさらに高い神にもっていく」
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