震災作品一覧
-
4.0
-
3.32019年5月1日、今上陛下の「生前退位」が決定し、年内にも新元号(歴史的には「年号」が正しい)が発表される見通しです。 しかし、そもそも元号とは、どのように決まるものなのでしょうか? 元号・皇室研究の第一人者である所功先生が、新書の読者に、その歴史から現在、そして今回の決定の予想されるプロセスまで、わかりやすく解説した決定版が本書です。 元号の歴史は、驚きに満ち溢れています。とくに、ひとつの元号が何度も候補になっては消え、候補になっては消えて、最終的にやっと採用されるなど、ひとつひとつの元号のドラマがあることもわかります。 たとえば、「平成」は幕末にも候補に挙がっていました。また、「明治」は十回目、「大正」は五回目でやっと採用されています。 さらに、天皇と元号の関係、藤原道長、足利義満、織田信長、徳川家康ら、時の権力者と元号のかかわりなどは、歴史のダイナミズムをよく表しています。 さらに、かつては震災、大火、戦乱なども理由として改元が行われたため、元号そのものが「歴史の節目」となっているのです。 昭和から平成への「元号決定」のドラマや、「安延」から「和暦」まで、歴代の「未採用年号」一覧も付けた、まさに決定版ならではの内容をお楽しみください。 【目次】 第一章 漢字文化圏の暦と年号 第二章 律令国家の成立と年号 第三章 平安期史の展開と年号 第四章 中世年号に見る正統争い 第五章 近世年号の見る公武合体 第六章 近代に確立した「一世一元」 第七章 戦後史上の「元号問題」 第八章 「平成」改元と新元号 付録1 日本年号の出典と考案者一覧 付録2 日本年号・干支・西暦の対比表
-
4.0荒々しい自然の力と共に生きる智恵を伝える神道と仏教。目に見えない放射能に、日本の伝統的信仰心はどう向き合うのか? 原発の脅威を宗教への問いとして受けとめ、震災からの復興の礎となる神仏の智恵を提言する。
-
-
-
4.5著者はアーティストとして、全国各地や海外で現代アートの活動をしてきた。 しかし、3.11の震災後に自身の活動への違和感を無視できなくなってきた頃、友人のジャーナリストに「マタギと飲もう」と誘われ新潟県村上市山熊田、マタギの集落に赴く。 そこでは電気がなくても生きていけるような、たくましい暮らしがあった。 自分たちが弱い存在であり、手を抜いたら命を落とすような世界にいることを自覚しているがゆえの強さ。 田舎暮らしという言葉が発する牧歌的なにおいはそこには皆無だ。 カタカナ皆無でよくわからない言葉、山から切り出した薪で煮炊きし、伝統的な狩猟をし、スケールでかく酒を飲む。 水も薬も美味いご馳走も燃料も、工芸素材や心奪われる絶景までも、全て山にある。 体力たくましい爺や婆がいる。しかもハイセンス。皆オシャレだし心も豊か。 東京にいては想像もつかないような世界がひろがっていた。 山熊田に移住して、マタギ頭の家に嫁いだ著者が本書で訴えたいのは「消費社会にはない選択肢がここにはある」ということ。 山熊田では四季というサイクルのなかで同じことが繰り返されている。 それこそ人間本来の生き方ではないか、と著者は問う。 令和の傑作移住日記の誕生です。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 建築家・西沢大良による伝説的テキスト、待望の書籍化なる! 困難な時代の試練にわれわれはどう立ち向かうべきか。 人口流動性、メガスラム、環境・生態系、食料・エネルギー、震災、パンデミック、戦争など……、あらゆる問題はすでに出尽くした。まもなく、いまだ人類が見たことのない、新しい都市の形態が誕生するだろう――。 発表されるや大きな注目を集めた伝説的テキスト「現代都市のための9か条――近代都市の9つの欠陥」を書籍化するものである。本書では、「9か条」に加えて、主要な設計論である「木造進化論」、近年書かれた最新テキストやインタビュー・談話などを選りすぐり収録。西沢大良の思考と、「9か条」をよりよく理解するための一冊。 第1章 現代都市のための9か条 近代都市の9つの欠陥 1―新型スラム・人口流動性の問題 はじめに1─若い読者へ はじめに2─1990年代後半以降 はじめに3─1960年代の近代都市批判 はじめに4─近代化のパッケージ 近代都市の9つの欠陥 第1条―新型スラムの問題 第2条―人口流動性の問題 2―ゾーニングの問題 はじめに5 ──質問に答える 【Q1】近代都市の定義とは? 【Q2】なぜ人口流動性という視点が必要か? 【Q3】今後の都市計画を誰が行うかという、計画主体についての見解は? 【Q4】今日の国内都市の人口問題についての見解は? 第3条―ゾーニングの問題 第2章 木造進化論 木造による現代建築のつくり方 0―はじめに:なぜ木造なのか 1―進化の法則 2―屋内空間の進化 3―壁とスラブの進化 4―屋外空間の進化 5―終わりに:なぜ組成なのか 第3章 談話・エッセイ 近代都市の根拠 ニューヨークのつくり方 西ベルリン・東ベルリン メガスラム ―中南米・アジア・アフリカのスラムに通ったホルヘ・アンソレーナ 80年代の原広司 70年代の磯崎新 90年代末の伊東豊雄 ―せんだいメディアテークについて 東日本大震災について 1 東日本大震災について 2 ―建築論を読む 東日本大震災について 3 ―軍事技術と民生技術 新型ウイルスについて 1 ―治療的・医療的な建築 新型ウイルスについて 2 新型ウイルスについて 3 家ならざるもの もうひとつの近世都市 21世紀の戦後住宅 設計の原風景 建築を体験する 高校生への手紙
-
4.0
-
4.1福島第一原子力発電所の事故は、それまでの「安全神話」を打ち砕いただけでなく、炉心溶融が起こると数万人が死ぬといった「危険神話」をも崩壊させた。放射能の健康被害は、予想よりも小さく、チェルノブイリ事故とは明らかに違った。震災後、マスメディアもネットメディアも放射線の危険を誇大に報じ、多くの人が「リスクゼロ」を求めた。しかし、科学的知見によれば、「100ミリシーベルト以下の健康被害は0.35%以下」であることは確実にいえるという。また、発癌リスクを問題視するなら、喫煙や塩分の取りすぎや飲酒も危険であり、さらに携帯電話や日焼けサロンも危ないとの報告もある。同時に、著者はメディアが煽った「脱原発か否か」の議論も愚問だと斬って捨てる。問題は特定の資源の是非ではなく、市場で多様なエネルギーを柔軟に組み替える必要があると説く。メディアと知識人を名指しで批判した、闘う経済学者の勇気ある言論である。
-
5.0
-
4.0
-
-「震災と密航」は「蛇頭と原発」につながっていく 命と引き換えにしてまで次々と日本へ流れ込む密航者「東京チャイニーズ」。 祖国の村おこし、巨大ビジネスとして……刻々と変化する密航事情。本書では、福建、香港そして新宿・裏歌舞伎町の隅々まで徹底追跡し、闇に潜む蛇頭と不法滞在者たちの真実の姿を解明する。 また、2011年に起きた「3・11東日本大震災」と中国人密航者との関係にも言及。1995年の「阪神淡路大震災」と比較しながら、その闇を深くえぐり出す。 大震災の混乱は、“手配師”の目には大きなビジネスチャンスに見えていた。 阪神淡路大震災のドサクサに紛れて、機能を失った神戸港から、密航者が多数上陸した。 そして16年後、フクシマの原発事故処理現場には、中国人が潜入しているという噂があった…。 阪神淡路大震災から3・11東日本大震災にいたる16年の日本社会を「出稼ぎ密航者」と「原発ムラ」という「見えない外部」から、日本社会のほんとうの姿を見てみようというのが、本書の趣旨である。 第1章 震災と密航者 第2章 福建発神戸行き 第3章 原発列島 第4章 東京チャイナタウン 第5章 眠らない街 第6章 原発手配師 第7章 結婚手配師 第8章 原発・地下ビジネス 第9章 蛇頭の天国 第10章 蛇頭の正体を見る 終章 フクシマから日本の荒野が見える ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。 主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人~小説・中国人犯罪~』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)などがある。
-
4.5東電・政府の言ってることは全部ほとんど嘘。ベストセラー『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』の著者が日本の今おかれた「最大タブーのしくみ」に挑む。
-
-原子力で儲けるウラン・マフィアの正体とは? パロディストにして風刺の名手、マッド・アマノ、渾身の一撃! 3.11の東日本大震災の福島第一原発の大爆発に端を発し、いまだに解決のメドすら立たない原発の諸問題。震災以降の事実経過は記憶に新しいが、ややもすれば風化してしまう。 だが、本書にまとめられた風刺作品を眺めていると、次々と新たな発見に出会うことができる。 原子力マフィアの暗躍、闇の世界の覇権戦争など、タブーともいえる要素をユニークなフォトモンタージュによって表現。原子力発電の歴史をシビアに見直しながら、独特な解釈によって世界的な大陰謀が暴露される。その圧倒的なビジュアルに、「恐怖」と「笑い」がこみ上げることだろう。 静かなる怒りをフォトモンタージュで爆発させた、弩級のパロディー作品だ。 原発とは何か? どう向かい合うべきか? 20世紀から21世紀になり、さらにこの先数十年、数世紀、と引き続き解決に当たらねばならないエネルギー問題。その体系的理解の一助となることを期待してやまない。 第1章 世界を動かす国際ウラン・マフィア 第2章 アメリカの原爆開発計画がすべての始まり 第3章 中曽根康弘と自民党のウソ 第4章 東京電力の許されざる罪 第5章 原発の恐怖と御用学者たち 第6章 民主党、お前もか 第7章 原発は「負の世界遺産」 ●マッド・アマノ 1939年、東京都生まれ。本名、天野正之。東京芸術大学美術学部卒業後、家電販売会社の宣伝部を経て、パロディストとして独立。その後、渡米。カナダ・バンクーバー市立美術館などで個展を開く。1971年、自動車公害を風刺した作品が「写真著作権」を侵害したとして提訴され、16年間係争。東京高裁で勝訴後、最高裁で高裁に差し戻され、和解で結審した。1978年、第24回文藝春秋漫画賞受賞。写真週刊誌『FOCUS』では創刊の1981年から休刊までの20年間、パロディー作品を約1000回連載。裁判と連載期間中の1978~88年を、ロサンゼルスで家族とともに暮らした。帰国後、有限会社ビッグバン設立。 ●監修:国際原発緊急対策委員会 略称IAEA(International Atomic Emergency Action)。国際原発緊急対策委員会は国際原子力産業、特にわが国の電力会社の不条理な動きを監視し、間違いを指摘し、正しい方向に導くための提言を行なうボランティア団体。モットーは「脱原発依存と自然再生エネルギー活用社会の実現」。電力会社からの寄付を一切受けていない。なお、国際原子力機関(※)とは無関係である。 ※国際原子力機関(略称IAEA。International Atomic Energy Agency)は、国際連合傘下の自治機関であり、原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国際機関。
-
4.3いまだ収束への見通しがたたない福島第一原発事故。根拠なき安全・安心神話を振り撒き、リスクと利権を天秤にかけて後者を選択した「原子力関係者」たちの所業が招いた「人災」は、いまも被害を拡大し、汚染を進行させ、人々の暮らしを破壊している。原発震災の危機をかねてから予測し、警鐘を鳴らしてきた作家とルポライターが、事故を招いた構造とその責任の所在を、徹底的に白日の下にさらす。危機にある国民が「原発」について真摯に考えるための、必読の一冊!【目次】まえがき 広瀬 隆/第一章 今ここにある危機/第二章 原発事故の責任者たちを糾弾する/第三章 私たちが知るべきこと、考えるべきこと/あとがきにかえて 明石昇二郎
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 技術者の目から、事故で起こったこと、原発の真実について解説。3.11の震災後、福島原発で何が起こったのか? そもそも原発の仕組ってどんなもの? 原発の格納容器設計に携わった著者が技術者の目から、原発の真実をわかりやすく解説。また、本来あるべき技術者としてのあり方についても説く。
-
3.880年代の全盛期から85%以上減少したゲームセンター。一方で高田馬場にある「ゲーセンミカド」は多彩なタイトルライナップと連日のイベント配信で「伝説のゲームセンター」として名を馳せ、国内外からゲーマーが訪れる聖地となっている。シューティングゲームブームからコロナ禍での生き残り戦略まで、人生の殆どをゲーセンの現場で過ごしてきた同店の池田店長が、数々の名作タイトルと共に現場からみたゲーセンの趨勢を語る、ゲーセンの歴史と未来を描いた一冊。聞き手・構成はミカドに関係の深いライターのナカガワヒロユキ氏。 【目次(一部抜粋)】 1 始まりから成熟の時代 1974~1996 始まりは『ゼビウス』/『グラディウス』の衝撃/ゲームセンター文化とスコア/UFOキャッチャー/対戦格闘ゲームの流行 他 2 衰退の時代 1997~2005 プリクラブーム/ネットワークシステムの登場/退職、そして起業/モンハンとコミュニケーションノート/麻雀ゲームについて 他 3 転換の時代 2006~2010 僕はゲームセンターを始めた/歌舞伎町から高田馬場へ/配信の力 他 4 淘汰の時代 2011~2018 震災と強盗事件/閉店ラッシュ/音ゲーとプライズ/ユーチューブの本領/インバウンドとメダルゲーム/eスポーツとゲーセン 他 5 混乱の時代 2019~2023 クラウドファンディング/新型コロナ……ゲームセンター最大の危機/ゲーセンの未来に向けて/生き残るための知恵 他
-
-航空機が使用する無線を聞いて楽しもう。その方法を徹底解説。 毎年、秋の航空祭シーズンの真っ只中に発刊される『航空無線のすべて2018』。2018年版はエアーバンドの基本、民間航空機が使用するVHF帯エアーバンドにスポットを当てました。 巻頭トピックスの福岡空港と新千歳空港のリポートと連動させて、エアーバンドの受信ノウハウを徹底解説しています。 エアーバンドの受信機材も徹底レビュー。ハンディ機のベストバイから、期待の新製品アイコムの「IC-R8600」を中心に、固定機市場で人気の5機種を測定データと実際の受信からインプレッション。あなたの受信スタイルにピッタリくる1台が見つかるはずです。 ミリタリーエアーバンドは行けば絶対に聞ける「航空祭」の受信方法&楽しみ方を解説。震災以降、初めての開催となった松島基地航空祭など、各地の航空祭をエアーバンドの面からリポートしました。これを読めば、ブルーインパルスの周波数も分かります。
-
3.3人類の歴史が始まって以来、広大な後背地を抱えた近代都市が巨大地震に遭遇したことは、一度もありません。首都圏や関西圏、東海圏で巨大地震が起こった際には、想像を絶する事態が待ち受けているのです。本書では、高層マンションの住民が「高層難民」になる可能性をはじめ、都市を襲う巨大地震が見せる「震災の新しい顔」の実態を解説、あわせて我々が採りうる対策法についても講じていきます。
-
4.0「休日1000円ぽっきり」も「無料化社会実験」も、結局は国民全体が税金で負担するだけだ。また東日本大震災のあとには、この「社会実験」のための予算を復興に振り向けることを決定するなど、混迷の度は増すばかりである。高速道路問題については30年以上前からずっと同じ問題意識をもち、世に提言し続けてきた第1人者である著者は、そもそも高速道路は無料であるべきか、という根源的問題に立ち返ってこの問題を整理する。今の高速道路問題は単に有料であることによるものではなく、また無料化によって解決できるものでもない。問題は高すぎる料金にあり、受益と負担の適切なバランスがとれていない料金設定の仕方にある(償還主義のための料金の高水準と、画一料率性によって生まれている高速便益の地域間格差)。混迷する高速道路料金について、道路とは何か、場所を移動する便益と、高速で移動する便益は誰が負担すべきか、という根源的問題にまで立ち返って議論した、正しい考え方がわかる本。
-
4.3テーマパーク化著しいPA、SAの魅力など最新観光情報から、珍標識、ランキング、絶景スポット等のトリビアまで。また、新東名、新名神、圏央道等の開通で進む物流革命や、震災復興で高速が再評価される今、インフラの未来予想図をコンパクトに示す。郵便局巡り、世界遺産巡りで著名な旅のプロである著者は、日本の高速道路をほぼ全路線走っているだけでなく、欧州をはじめ諸外国でもレンタカーで旅を重ねて各国の道路事情にも精通している。豊富な実地見聞とカラー図版200枚をおりまぜて、マイカー一台に一冊必携の完全保存版。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大谷翔平を生んだ岩手県奥州市が、世界に誇る巨人・後藤新平は、 医師であり、その後、行政官僚として、不可能と言われた検疫事業を成功させ 感染症の流行を防ぎ、日本を救います。 その後、台湾の統治、満鉄の経営とさまざまな難問を解決し 政治家に転身。東京市の改革、関東大震災からの復興を担った大政治家です。 昭和天皇やドイツ皇帝を驚嘆させた、壮大なヴィジョンと実行力。 板垣退助やビスマルクをして、「医師にしておくにはもったいない」と 言わしめた先見性。 鉄道院総裁として国鉄発展の基礎を築き、震災から現代の東京につながる都市計画をつくったマルチな才能と実行力。 かつて日本には、こんな政治家がいた! 第1話 謀反人の子 第2話 感染症と検疫 第3話 台湾の統治 第4話 満洲の開拓 第5話 東京市の改革 第6話 震災復興 エピローグ 人を残して ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
-
3.5何かしろ、何ができる? ――愛着ある街の悲報に接して、作家は現地に駆け付けた。バイクに跨がり、水、下着、化粧品などを直接手渡す。そして見えてきたのは、マスコミや企業の偽善、被災者の心を汲みとれない知事や市長の体温の低さだった。その後もテント村や仮設住宅に通い続けて、何ひとつ震災前と変わらぬまま封印されてゆく現代日本の病巣までを焙り出し、作家から長野県知事へ転身させた根本的動機となる経験の、渾身のレポート。
-
-今の時代、公務員にもお金の知識は必須 公務員を取り巻く環境は厳しくなっている。 安定した職業であるが故に「公務員はお金にうとい」としばしば言われます。しかし、震災の復興財源に充てるため、国家公務員は平均で年収が7.8%減額され、地方公務員もそれに準じて引き下げの議論がなされ、退職金の減額も決定し、共済年金の一元化が検討されるなど、公務員を取り巻く環境は厳しさを増しており、公務員といえどもお金の知識は避けては通れません。 公務員特有の制度は多数ある。公務員特有のお金に関する制度には、次のようなものがあります。 3階部分にまでわたる年金制度 互助会などが取り扱う公務員特有の保険制度 互助組合などの高い金利の貯蓄制度 住宅ローンは間違いなく借りることができる 本書では、上記のような公務員に特有の制度なども含め、公務員として知っておきたい「お金の殖やし方や守り方」など、お金に関する知識を解説します。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
-
4.6あなたも一歩、踏み出す勇気を。 震災を契機に自衛官を夢見た少女は、入隊後、絶望を味わった。訓練中の性暴力を報告するも自衛隊は黙殺。そして彼女は実名・顔出しでメディアに訴えることを決意したが……日本中に勇気を与えた五ノ井里奈の物語。 「(わたしが)声をあげて」と「(あなたも声をあげて」という2通りの意味をタイトルに込めました。読み終わったあとに一歩踏み出す勇気を感じてもらえたら嬉しいです――五ノ井里奈 ※本書に掲載されている二次元バーコードは、デバイスの機種やアプリの仕様に よっては読み取れない場合もあります。その場合はURLからアクセスしてください。
-
-「老い」とどう向き合うか……、高齢化時代のいま、誰にでも訪れうる問題である。本書は、古稀を迎えた著者が、法然上人、夏目漱石、内村鑑三、小林秀雄ら先人たちの遺した言葉や自身の経験もとに、生と死を見つめ直したもの。人生の晩年を健やかに過ごすための徒然の書。 死に関連する諸相についての体験・見聞録を述べたI「死想」(メメント・モリ)、死の受容に係る実践的な等身大の領解の表白したII「宗教」、生命と直結する食と農の問題を取り上げたIII「生命」、健康と医療に関するIV「人体」、直面する老人問題に言及したV「人生」の全5章60篇を収録する。◎おもな内容:I、「死想」余命、天寿、最期、永眠、覚悟、茶番、意識、自己、体験、歎息、他/II、「宗教」仏教、質問、遺訓、他/III、「生命」所与、震災、参禅、他/IV「人体」宮司、根元、芸術、他/V、「人生」兼好、富貴、日記、他
-
3.0
-
-法律・兵器・政治……その過去から現在へ 軍隊のない独立国は、日本も含めて数ヵ国にすぎません。ところが日本の防衛予算は英・独・仏をもしのぎ、しかも1990年の湾岸戦争、1999年の周辺事態法、そして2004年の自衛隊のイラク派遣を経て、その矛盾は劇的に深化しました。にもかかわらず、防衛論争は日米安保と憲法9条の範囲にとどまっています。 本書では、法律・兵器・政治を軸に、憲法制定から近年の調達疑惑まで、日本の国防問題の全貌を解き明かします。 第1章 軍隊を持たない国 終戦とは、いつのことか 「憲法より米だ!」 憲法は「押しつけられた」のか 第九条をめぐって 第2章 「警察力」とバズーカ砲 東西冷戦 二つの中国 二つの朝鮮 朝鮮戦争への道 警察予備隊 第3章 安保体制と自衛隊 朝鮮戦争後の世界 安保条約 保安隊とはなにか 保守政治家と自衛隊 安保闘争と自衛隊 第4章 三島由紀夫はなぜ死んだか 「違憲の軍隊」 治安出動はあり得たか 「脅威」の変遷 右翼と三島 警察官僚の時代 第5章 戦後レジームとはなにか 赤城構想と三矢研究 自民党政治と自衛隊 憲法と自衛隊と裁判所 護憲派の迷走 第6章 揺らぐ「平和国家」 知られざる改憲勢力 冷戦終結への道のり 日米同盟の危機 イスラム原理主義 サダム・フセインの戦争 作られた「湾岸トラウマ」 第7章 国防の、泣ける真実 自作自演の話 戦車の話 クルマの話 兵器輸出の話 福祉と「脅威」と震災の話 ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
-
5.0平成23年3月11日に発生した東日本大震災で、われわれ日本人は、巨大地震、津波、そして原子力発電所の事故という「有事」を経験した。この大震災に際して、防衛省は陸・海・空三自衛隊から10万6,000名を動員。現場の部隊、個々の隊員たちは献身的に任務を遂行した。今回は多くのメディアが自衛隊の活躍をクローズアップしたこともあり、国民も自衛隊がどれほど頼りになる存在であるかを実感したはずだ。だが、その「光」の反面、「影」があったことは報道されていない。たしかに、現場の部隊は頑張った。ところが、彼らを支える体制が整っておらず、装備の不足や人的な問題など、多くの欠点が露呈したのだ。軍事ジャーナリストである著者によれば、それは自衛隊の体制が「平時」を想定しており、戦時や、戦時に匹敵する大規模災害といった「有事」を想定していないことに起因するという。いざというときに国家・国民・国益を守るための緊急提言。
-
4.0
-
4.2
-
4.4心的外傷後ストレス障害(PTSD)。阪神・淡路大震災は人々の心に、癒えない傷を刻み込んだ。傷つく心とは? 心のケアとは? 自らも被災しながら、精神医療活動に奔走した、ある精神科医の魂の記録。
-
-現場マネジャーは自分の気力や体力に自信を持っているため、「心の病」への関心が薄いもの。部下が心の病を患ったとき、自信のある人ほど独りで対処しようとしがちです。しかし大手IT会社の産業医などを務めた経験から申し上げると、社内外の人と連携して「リスクと損失の最小化」を図る方がスムーズに対処できるでしょう。 部下の心の病に対処する現場マネジャーが連携できる相手となるのは、産業医、人事担当者、部下の家族などです。 本書は、読みやすい25件のケーススタディーから成り、どこから読み始めてもよい構成となっています。25件は、現場マネジャーが連携すべき相手によって分類したうえで、上巻12件と下巻13件に分けました。 上巻では企業が雇う産業医や、人事担当者とうまく連携するノウハウを12のケースで解説。下巻では不調の部下との向き合い方や部下の家族との連携、採用時やM&A(合併・吸収)における経営面からのバックアップを13のケースで解説しました。 「心の病」の解説も企業で想定すべきものはほぼ網羅しています。「躁うつ病」や「非定型うつ病」、最近話題の「新型うつ」、社会性不安障害、パニック障害、自殺願望、心身症、気分障害(うつ状態など)、適応障害、パーソナリティー障害、強迫性障害、アルコール依存症、発達障害、身体表現性障害、睡眠障害、統合失調症、アルツハイマー病。神経性食思不振症(拒食症)など。病の原因となり得る出来事として、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、大震災、M&A(合併・吸収)なども話題に取り上げました。
-
-現場マネジャーは自分の気力や体力に自信を持っているため、「心の病」への関心が薄いもの。部下が心の病を患ったとき、自信のある人ほど独りで対処しようとしがちです。しかし大手IT会社の産業医などを務めた経験から申し上げると、社内外の人と連携して「リスクと損失の最小化」を図る方がスムーズに対処できるでしょう。 本書は、読みやすい25件のケーススタディーから成り、どこから読み始めてもよい構成となっています。 上巻では企業が雇う産業医や、人事担当者とうまく連携するノウハウを12のケースで解説。下巻では不調の部下との向き合い方や部下の家族との連携、採用時やM&A(合併・吸収)における経営面からのバックアップを13のケースで解説しました。 「心の病」の解説も企業で想定すべきものはほぼ網羅しています。「躁うつ病」や「非定型うつ病」、最近話題の「新型うつ」、社会性不安障害、パニック障害、自殺願望、心身症、気分障害(うつ状態など)、適応障害、パーソナリティー障害、強迫性障害、アルコール依存症、発達障害、身体表現性障害、睡眠障害、統合失調症、アルツハイマー病。神経性食思不振症(拒食症)など。病の原因となり得る出来事として、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、大震災、M&A(合併・吸収)なども話題に取り上げました。 ※本書は紙の書籍「できるリーダーは部下のうつに立ち向かう」を改題して電子化したものです。また、当初発売の(上)(下)巻を合本しております。
-
-■内容紹介 東日本大震災は、我々の心を大きく揺さぶり、未曾有の大津波は心に恐怖感という瓦礫を残した。巨大な地震と津波の直撃は、私たちに多大な衝撃を与え、元気をも委縮させ続け、日本人の心はすっかり被災してしまった。地震大国という宿命に対応して、まずは心を建て直し、積極的な強い心を持つことである。中村天風の五輪書から「心の力」をしっかり習得し、人生を豊かにする一書。 ■著者紹介 野口 五十六(のぐち いそろく) 1948年、群馬県生まれ。二松学舎大学中国語課卒業後、中華民国(台湾)へ留学。国立政治大学東亜研究所、修士課程修了。1975年にアメリカで電卓商事会社を創業。世界の電子消費市場に台湾初の世界ブランドのパイオニアとして“Aurora”を創建。1985年、中村天風哲理と出会う。現在、Teledex Inc.会長。アメリカ、ニュージャージー州在住。“Datexx”ブランドの電子商品を、アメリカで商品開発、中国工場で生産し世界市場に販売。
-
-
-
3.3急増する「単身世帯」。いま、恐るべき勢いで社会のかたちが変わっている。高齢になったら、病気になったら、職を失ったら――その先には孤立という罠が待ち受けている。駐車場に止められた車の後部座席で発見された55歳の男性、39歳の餓死、中国で婚活・結婚したものの破綻し蓄えを失った男性、震災後に離散した集落、独身無職女性の苦悩など多数の事例から変容する家族と社会のあり方を追ったルポ。
-
-ごみ収集現場における笑いと涙、驚きと怒りと感動の日常をとらえた実録読み物。心で感じるエコロジーの本。ごみ収集の最前線で働く者たちの日常とは、いったいどのようなものか? 清掃事務所へ寄せられる膨大な苦情と礼状の数々。ごみ収集現場にヤクザが現れた。詐欺師が、刑事が現れた。それから死体も! 家族を背負った同僚の死の悲話、阪神大震災時の応援部隊の感動話などなど、これまで語られることのなかったごみ収集現場の壮絶おもしろ話。定年退職後、1年か2年でコロッと死ぬというごみ収集現場の「いちころにころ」は本当か?
-
4.0
-
-阪神淡路大震災。 震度7の直下型地震。 突然、襲われた非情なほどの揺れは、町を無惨に壊滅させた。 身を包む服も、タオル一つさえ持ち出す時間を与えてくれず、どこかから起きた火の手は、我が家諸共、住み慣れた町を焼け野原に変えてしまった。 途方にくれながら、寒さに震え、我が家が燃える火にあたり暖をとる。 なんという光景だろう…。 何もかも失った私たち家族。 でも、本当に大切なものはより強く、深く、手に入れた。 人は何もかもを失ったとき、本当の人の優しさに触れることができるのかもしれない。 震災のとき、私はたくさんの方に助けていただきました。 親、きょうだい、ご近所の方、同僚、友人…中には、ただの知り合いから、家族のような関係になった方など、本当にたくさんの方が私たち親子を支えてくれました。 物質的なものは全て焼かれ、失ってしまったけれど、人間にとって、一番大切なものは、物ではなく、人と人とのつながりなんだと、噛みしめ、そして手に入れ、確かめた思いでした。 人間関係が希薄になっていると言われる現代ですが、本当に大切なものは、時代が変わっても、変化するものではありません。 ともすれば、友達と遊ばず、ゲームで遊ぶことを優先しようとする現代っ子たち。 習い事に忙しく、本気で友達とケンカができない子どもたち。 自分の気持ちを押さえ込み、よい子であろうとしている子どもたち。 もっとのびのびと遊ぼうよ! そして、いろんな友達作って、ケンカして、笑って…。 人とつながる幸せを実感して欲しい。 きっと、それがあなた達の心の金メダルになると思います。
-
-震災や豪雨などの自然災害で被災した子ども、発達障害を抱える子ども、毎朝元気に登校している子ども、みんな私の自由なアートスペースに集まる子どもたちです。一人一人が、色や形で心の言葉を話してくれます。絵や工作作品で表現された心の言葉は、純粋で真っ直ぐしており、表現するという土壌を豊かにし、それぞれが本来持っている力を伸ばしていきます。作品をありのままに受け止めることの意味や意義、受け止め方を知ることで、子どもの大切にしている事や考え方の特性、その個性の素晴らしさを知ることができるのです。子どもの理解に悩む全ての保護者の方々へ届けたい、子どもの表現の尊さを照らす灯を、ここにお送りします。
-
4.0テレビ番組で定番の大家族モノの中でも、15年28回にわたって続いている大ヒットシリーズが日本テレビの「7男2女11人の大家族 石田さんチ」。 最高視聴率20%、平均視聴率15%という驚異的な数字が物語るように、誰もが一度は見たことのある国民的ドキュメンタリーの魅力は、ニッポンの家庭の縮図のようなアツい親子関係と、お父ちゃん、お母ちゃんの子育ての中での名台詞の数々。 見終わった後になぜか元気になっている秘密は、子育てに悩む人のみならず、人間関係や人生の岐路に立った人にも、愛ある箴言として、勇気と指針を与えてくれるそのコトバたちのパワーです。 その歴史から、お母ちゃんの子育てに関する発言を凝縮した子育て論が本になった。 石田家の家訓「親より先に死なない」「親兄弟に迷惑かけない」「人のために生きないで自分のために生きる」をバックボーンに、子どもは“個”の存在だと考えて、それぞれにあった育て方に付いて語ります。子育てに悩んだ時に読むとほっとする一冊です。 東日本大震災を目の当たりにして、日本人の誰もが「日常」のいとおしさ、尊さ痛感し、家族愛や人々の絆を再認識した今、「これからどうやって生きていくのか?」という不安に対するビジョンが、この本にはあふれています。 「家族とは何か?」「失ってはいけない絆とは?」「守るべき人はだれなのか?」 すべては「石田さんチが教えてくれた」からこそ、指示し続けられている原点がこの本に詰まっています。 石田さんチに生きる力をもらってください。
-
4.0「日本の寿命」は尽きたのか! 少年凶悪犯罪、エリート汚職、心まで荒廃した日本人に再生の道はあるか? ――薬害エイズ、証券・金融腐敗。阪神大震災への拙劣な対応。超優良企業が社会に背を向け、モラルを喪失したエリートが私利をむさぼる。戦後半世紀、いったいこの国に何がおきているのか? 再生への道は常に現場にありとする著者が、蔓延する精神の頽廃(たいはい)にメスを入れ、価値観の180度転換を訴える警世の書。
-
5.0日本中が団結し、国家を動かした薬害エイズ裁判からもうすぐ20年。当時、初めて実名を公表し、原告として闘った川田氏は、社会を変えるには政治しかない、と国政の場に立った。しかし東日本大震災のなかで彼がみたのは、あのときから何も変わらないこの国の姿だった。放射能の被害から子どもを救うため、超党派で成立させた「子ども・被災者支援法」に、なぜ国は予算をつけないのか。そこには利益のため、いのちが簡単に切り捨てられるカラクリがある。時代は変わるのではなく、変える――。日本の未来を担う「子ども」を守り抜くために、私たちができることとは?プロローグ いちばん守りたいものは何ですか?第1章 薬害、公害、原発事故。すべては同じ根っこから第2章 立法の場に挑む第3章 いのちを守れ!第4章 いのちを守る法律はこうしてつくられた第5章 政治家の動かし方エピローグ 未来を生きるすべての子どもたちへ
-
3.0
-
-
-
3.5
-
4.4この1冊で日本の電力問題は決着を見る! 東日本大震災そして原発事故から1年。放射線に汚染された国土は一向に回復の目処が立たない。それどころか汚染は蓄積され、今後百年以上福島第1原発周辺に人は住めないだろう。万が一同様の事故が起きたら、日本は消滅するかもしれない。にもかかわらず、なし崩しに原発再稼働に向けた動きが顕在化している。竹田氏は原発推進派が今も上げるその根拠を徹底検証する。そして原発がいかに日本に合わないか、さらには不必要であるかを明らかにし、原発の10分の1で同出力が得られるガス・コンバインドサイクル発電による代替を提唱する。明治天皇の玄孫である著者が「日本人の感性」や「日本人論」から原発問題の核心に迫った目からウロコの脱原発論。この1冊で日本の電力問題は決着を見る!
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 東京23区で最高に「進歩的」な杉並区。 56万の人口を抱え、JR中央線は4駅、北部に西武新宿線、南部に京王井の頭線、青梅街道には地下鉄丸の内線が走る、東京の一大住宅地です。 関東大震災後から、多くの文化人や政治家が移り住んだ高級住宅地の伝統は、 今や駅や沿線ごとにそれぞれ個性的で、ワケのわからない変な人々が住む、面白すぎる地域へと昇華しました。 古着と音楽と風俗の街「高円寺」、七夕と演劇の「阿佐ヶ谷」、最大の街にして一番無個性な「荻窪」、 落ち着きがあって昼から酒ばかり飲んでいる「西荻窪」など、中央線4駅は、それぞれがまさに別世界。 私鉄に目を向けても、沿線別リッチ度で長年不動のトップを守る井の頭線や、 未来を夢見るビンボーな若者が住む西武新宿線など、地区ごとの住民の個性が対照的です。 本書は、恐るべき他民族地域といえる杉並区を、徹底的に研究します。
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 高級住宅街が立ち並び、セレブなイメージが強い世田谷区ですが、 もともとは江戸の農産地として開発され、関東大震災では被災者の移住先となり、高度成長期には多くの農地が宅地開発されたエリアです。 玉川地区や成城地区には著名人や金持ちが居住し、文化人が集まる下北沢や三軒茶屋、 ファッション性の高い二子玉川は憧れの街として多くの若者に支持され、それぞれが区の好感度を上げてきました。 しかし、世田谷区は、そもそも「高級」や「オシャレ」ではなかったのです。 ただ、そうした印象に捉われていたら、世田谷区の本質は見えてきません。本書は過去に2度、世田谷区を調査し、その実態を追いかけました。 世田谷区の高級幻想をぶち壊した上で、小田急線、東急各線、京王線、各沿線の街の特徴と住民を徹底分析。 それらを基にして、現状や新たな問題点を加筆しました。あらためて探った、世田谷区の真の姿を解き明かします。
-
-
-
3.5
-
-大地震が起こり、恭子は息子の未央が死んだことに自責の念に苛まれていた。彼女は夫の常男が当時、自分を助けてくれなかったことに、夫の愛が乏しいのだと落ち込むのだ。 他方、信者仲間の志井子は恭子が入院している病院に見舞いに訪れる。恭子にすれば歓迎すべき人ではない。親しい間柄ではないのだ。 志井子は偶然知った常男の浮気の噂を恭子に知らせようとやってきたのだ。 夫の常男は学校で被災者支援のボランティアをしていた。そこで、知り合った香織と懇ろになっていた。前からカトリック信者の恭子と彼は震災を機に、その本当の姿が露になってきたのだ。愛人の香織はそのことに勘付いていた。常男は杓子定規の妻の態度に冷たいものを日頃、感じていた。 香織の夫は不慮の事故でなくなった。夫は志井子の兄である。 香織は美人で、中学校で教えていた時、その美貌は同性に睨まれ、あらぬ、噂を立てられた。それに嫌気をさした香織は学校を辞め、ピアノ教師で、生計を立てていた。 彼女に一人娘の愛香がおり、看護士をし、病院で寝泊まりして、がんばっていた。 恭子は夫の浮気の噂を確かめたいと夫のいる学校に出かけ、恋敵と対面する。 自宅に帰った恭子は日頃からノイローゼ気味で、睡眠薬を常習していたが、誤って、飲みすぎてしまった。 倒れている妻を発見した夫は彼女を病院に担ぎ込んだ。彼女のいのちは風前の灯火であった。さて、この結末はどう展開するのか?・・・ 大地震と人間の運命。キリスト信者と自死の問題、禍と神の意志の問題等普遍的な問題を絡ませながら、人の生き方を問う作品である。
-
-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 原発事故後の「福島」の切なくも美しい現実。 震災後の福島を撮り続けた写真家の膨大なストックの中から厳選した写真に、随筆・詩を添え、「語られない真実」を召還し、「忘却された物語」を紡ぎ出す。 「赤々と煌々とコンセントのこちら側」 「いつも真夜中コンセントの向こう側」 東京のビジネス街や繁華街を鮮やかに彩る光。一家団欒の茶の間を温かく照らす光。その光はいったいどこから来たのだろうか。その繁栄はいったい何によってもたらされていたのだろうか。 大爆発を起こした福島第一原発。約半世紀かかると言われる廃炉作業は計画通りに進むのだろうか。膨大な高レベル放射性廃棄物は誰が引き受けるのだろうか。約束された「明るい未来は」どこにいったのだろうか。 科学の名のもとに、放射能という寝た子を起こしてしまった人類は、これから途方もない時間を「目覚めた子」と向き合わなければならない。これは天災でなく、人災なのだから。 ※この作品はカラー写真が含まれます。 【著者】中筋純 1966年和歌山県生まれ。2007年よりチェルノブイリ、2012年より福島を撮り続ける。2016年より「流転 福島&チェルノブイリ」展を全国40か所で巡回。福島関連の表現を続ける芸術家たちの展覧会「もやい展」を主催。
-
-2011年AGエベレスト登山隊の一部始終を、当時の実況ブログを再編し電子書籍化! 国際山岳ガイドにして“冒険案内人” 北壁冬季到達地点最高記録を持つ著者による、エベレスト登山シミュレート! 2011年は、あの東日本大震災が起こった年です。 このエベレスト登頂は、震災発生日の一か月後に出発を予定していたため、 当時は挑戦自体を中止することも考えました。 しかし、たくさんの人々から応援をいただき、また後押しもあって、挑戦することができたのです。 そんな、いろいろな想いが詰まったエベレスト登山を、今回は当時のブログを再編集した形で皆様にご覧いただきたいと思っています。(「はじめに」より) 現地で書かれたものだからこその臨場感、緊迫感、そして隊員たちの一体感が伝わる一冊。 当時の登山隊の一員となり、高峰登山の魅力に触れてみましょう! きっとあなたも実際に体験してみたくなるはず。 ○著者プロフィール 近藤謙司(こんどう けんじ) UIAGM公認国際山岳ガイド。 株式会社アドベンチャーガイズ代表取締役。 里山ハイクからチョモランマ登山まで、バックカントリー&スノーボードなど、ジャンル・スタイル・ジェネレーションを越えて導く冒険案内人。 <けんけんブログ> http://blog.goo.ne.jp/kenken8848 <アドベンチャーガイズHP> http://www.adventure-guides.co.jp/
-
-
-
3.8日本振興銀行の経営破綻による混乱のさなか、代表執行役社長となった作家は、ふとしたきっかけで走り始める。五十代半ばを過ぎ、肉体は典型的メタボ、ストレス続きで精神的にもどん底だったが、走ることであらゆることが変わって行った。仲間との早朝練習、散々だった初マラソンから念願のサブフォー達成、そしてさらなる自分への挑戦――震災を挟んで二年、マラソンによる予想外の変化をつづるランニング・エッセイ。
-
-1975年、まだ情熱だけが燃え漂っている若き未来に燃える人たちが作ったバーボンウイスキー片手に飲んで語り合う集団「バーボンクラブ」。 震災前のハイカラ神戸といわれた全盛期に、砂塵のごとく神戸文化という空気の渦を巻き上げていた。おしゃれな街を舞台にした、まさしく青春グラフティ。
-
-1人のヴィンテージリサーチャーが史料から読み解いたリーバイスの研究書 誰もが知る世界最大のジーンズ・ブランド、リーバイス。会社の創始者であり、ジーンズの生みの親として知られるリーヴァイ・ストラウスや、ブランドの代表モデルである501のことは、誰もがご存じでしょう。だが、リーヴァイ・ストラウスは、実はジーンズ作りには関わっていなかった、としたら......? アメリカン・ヴィンテージ・クロージングを専門とする屈指のリサーチャーである著者の青田充弘氏が、膨大な史料をもとに、今まで日本で定説とされてきたリーバイス神話を徹底検証し、知られざるリーバイス史の真相に切り込んでいくのが本書となります。 「商標を鵜呑みにしてはいけない理由」「ツーホースマークの元ネタは?」「人員募集広告から見る、リーバイ工場の変遷」など、数々の史料から導き出した独自の持論を、多数掲載。 これが真実のリーバイスの物語、かもしれない!? 【本の内容】 INTRODUCTION:戦前のヴィンテージ・デニムが希少である理由 第1章(1829-1902):LEVI STRAUSS サンフランシスコの発展に尽力したフィランソロピスト 第2章(1870-1885):JACOBS DAVIS ブルー・ジーンズの真の生みの親 第3章(1885-1906):JACOBS DAVIS リーバイス工場の発展、そしてサンフランシスコ大地震まで 第4章(1906-1922):SIMON DAVIS 震災後のリーバイ社を支えたジェイコブの息子 第5章(1922-1941):MILTON GRUNBAUM 501XXの改善を進めたキーパーソン 第6章(1942-1946):WW II 第二次世界大戦下の物資統制 第7章(1947-1975):JEANS 新生リーバイス。コレクター目線の私的研究 ......ほか
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「再生可能エネルギー」の活用と徹底した「省エネ」の具体的事例をわかりやすく説明したガイドブック。大震災後の電力不足や非常用電源などに有効な具体的応用例をわかりやすく解説している。これをテキストとして、すでに九都県市が10か所で研修会を行い、その利用の輪は増々広がっている。
-
4.2災害は突然のごとく襲ってくる。生きることと死ぬことの偶然の分かれ目、今まで自分たちを抱え、守ってくれていた家の消滅。救援がはじまる。被災者は避難所に移り、あるいは病院に搬送される。家族や友人を喪ったなかでの長びく避難所生活、救援にあたる者、救急医療の現場に携わる人の積み重なる疲弊… そこから、こころの病いをはじめさまざまな二次災害も広まる。東日本大震災からひと月余、誰もがはじめて経験する日々がつづくなか、16年前の阪神淡路大震災の経験から学ぶことは少なくないのではないか。小社で刊行した『1995年1月・神戸』より、中井久夫の文章を再編集、併せて新稿も収めて、ここにおくる次第である。歴史に学ぶ・「神戸」から考える――こころのケアを中心に、精神科医が関与観察した震災後50日間の記録。
-
4.0東日本大震災では被災地だけでなく、その報道によっても多くのストレス患者を生み出した。「またすぐに地震が起きるのではないか」という予期不安や睡眠障害。災害ストレスを私達はどうケアすべきか。保存版の1冊。
-
3.7
-
3.8初心者ボランティアも押し掛けていい!? 被災地で何が求められているのか? 細かなニーズに対応できるのは、十人十色のボランティアしかいない! 2011年3月11日に発生した東日本大震災は空前の規模の被害をもたらした。テレビなどで次々と伝わる被災地の惨状。そうした現実を目の当たりにして、「自分も何か彼らの役に立てないだろうか」と考える人は多い。そうした被災者支援で、もっとも求められているのが、ボランティア活動だ。ボランティア活動を理解し、ボランティア活動を実践するための心構えを、世界各地で災害復興に携わってきたベテラン・ボランティアが解説!
-
4.0【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「災害列島の作法」をテーマに、東日本大震災後宮城県女川町で起きた「まちづくり」の奇跡・軌跡をドキュメントとして届けます。 なぜ女川町は震災後、唯一無二の町をつくれたのか? NHKスペシャル、書籍、週刊誌での記事など、大いに話題になったキーワード『首都水没」「水害列島」の著者、土屋信行さん。そもそもは東京都の職員として河川事業・下水道・道路・橋梁などまちづくりに従事。「首都水没」のもとになった江戸川区での海抜ゼロ事業。そして東日本大震災の時に、当時の石原東京都知事の命により、宮城県女川町の復興に取り組みました。実は東北地方の復興で、高い防波堤・防潮堤を作らず、景観を保ったまま地域の高台を活かしたまちづくりをした町は唯一この女川町のみでした。町長や職員、そして外部からのスタッフも加わり、土地を一から開発しなおすという一大プロジェクト。3冊目となる本書は「災害列島日本の作法」をテーマに、宮城県女川町で起きたまちづくりの奇跡・軌跡をドキュメントとして届けます。 土屋 信行(ツチヤノブユキ):工学博士。 1975年東京都入都、道路、橋梁、下水道、まちづくり、河川事業に従事。この間環状7 、8号線の設計・建設、下水道処理場・ポンプ場の設計・建設、多摩ニュータウン、つくばエクスプレス六丁目土地区画整理事業、秋葉原および汐留再開発事業、江戸川区の「ゼロメートル地帯」安全高台化土地区画整理事業のまちづくりに携わる。ゼロメートル地帯の洪水での安全を図るため2008年に江戸川区土木部長として海抜ゼロメートル世界都市サミットを開催し幅広く災害対策に取り組んでいる。東日本大震災の復興では学識経験者委員として宮城県女川町のまちづくりに取り組んだ。現在、公益財団法人リバーフロント研究所技術審議役、一般社団法人全日本土地区画整理士会理事、日本河川・流域再生ネットワーク代表理事、水の安全保障戦略機構・水害BCP推進チーム事務局長、ものつくり大学非常勤講師。
-
-未曾有の大災害によってもろくも崩壊した「原発安全神話」。日本を襲った大地震と、原発事故にまつわる“黒い噂”を、徹底検証する。 第1章 3・11地震(中国が報じた「核実験で地震が起きた」!? 阪神淡路大震災のときもそうだった…自然災害と政権 大地震と「18」という数字の怪 ほか) 第2章 原発・放射能(チェルノブイリは今どうなっているのか? ほかの原発は大丈夫なのか!? 放射能が東京に!街から外国人が消えた日 ほか) 第3章 アノマリー―異常な出来事(人類の終焉を告げる古代マヤ暦と銀河の整列 「NEO=地球接近小惑星」地球激突の危機!! 「サイクル24」の恐怖、多発する竜巻と大地震 ほか)
-
-2002年創刊から毎年のベストセラー、待望の最新版! 不況、円高、デフレ、震災……日本経済はこれからどうなる? 日本企業が生き残るための戦略とは? 本書では、業界のカギを握るメインプレイヤーを厳選して紹介。激変する日本企業の勢力地図が、「一目」で、「直感的」にわかります。グローバル競争を勝ち抜くためのダイナミックな業界再編の動きや、ますます加速するM&Aの予兆が、シンプルな図解から浮かび上がってきます。ビジネスマンが知っておきたい「重要トピックス」が満載の1冊。最新数字を徹底網羅しているから、企業研究、投資、就職・転職にまで役立ちます!
-
5.0
-
-
-
-シュリ・サティア・サイババは、これまでたくさんの人々に愛と魂の気づきをもたらし、一九九〇年代に世界的に著名になったインドの聖者です。「わたしが神であるだけでなく、あなたもまた神です」とすべての人々に神性が宿っていることを説き続け、魂の深化を導き続けていました。が、ブームの高まりのなか起こった誹謗中傷報道で、帰依者の心の中にも、困惑と不信と傷が生まれました。著者は、このサイババブームの満ち引きのなかで、自ら味わったサイババ体験を冷静に見つめることから、人が何を言おうと、世間がどう評価しようと、自分の魂の体験は、動かしがたい真実以外のなにものでもないことを確信し、本書を著しました。「わたしは、奇跡を見、聞き、体験しました。神が化身した方だと思いました。しかし、信じること、信じきることは、わたしが考えていたほど簡単なことではなかったのです」と悩みながら、ほんとうに大切なことは何なのか? 人のうわさか? 風評か? あの体験は何だったのかを自らに問いかけ、サイババという存在が心と魂にもたらした愛と光を、静かに受け入れます。サイババ大聖は、二〇一一年、地球的規模で意識の大変換を促すこととなった東日本大震災が起こった翌月、肉体を離れられました。しかしまだ、サトル体でご活躍をされていらっしゃると言われています。
-
5.0■念願かない「さかな町」で筆を振るった朝日新聞の名物記者が描く、石巻と東北再生の物語。泣けて、怒って、笑えて、ついでに魚が食べたくなる一冊!■久米宏氏推薦「三陸の人間達の必死の『生』を、無数のさかなの眼が大海原の奥から見つめている」■この本は、石巻で三年間、「さかな記者」の修業をした私の震災考であるとともに、何かしなければという思いに突き動かされた私の行動録である――著者
-
-原発事故のため立ち入りさえ許されない地域で、行方不明の家族を捜し続ける人々。 当事者に寄り添い、“福島の現実”に肉薄した慟哭のノンフィクション。 〈3月11日のあの日以来、世間では様々な言葉が飛び交ってきた。「絆」「復興」「がんばろう日本」「脱原発」。そのどれもが、「日本」や「社会」といった大きな主語で語られる言葉だった。だがあの震災の当事者たちはそんな言葉に構う暇もなく、ただあの日から続く目の前の現実の中を、一日一日、生き抜いてきたのである。もし「福島の現実」というものがあるとしたら、その一人一人が積み重ねてきた日々のことなのかもしれない。〉――「あとがき」より 家族が行方不明になったにもかかわらず、原発事故で地域が封鎖され、捜索活動さえままならなかった人々。 「生涯福島のために尽くす」と誓った東京電力幹部。 彼らは何を思い、いかに行動し、“震災後の日常”をいかに生きてきたのか。 元テレビマンが地を這う取材でまとめ上げた渾身の一冊。 天童荒太氏推薦 〈真実を知ることが希望につながる。希望を信じて生きることが失われた命への誠実な祈りとなる。〉
-
5.0
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 リスクを見える化! 東日本大震災は、罹災された方々への物資の供給はもとより、産業界においてもサプライチェーンの途絶という未曾有の事態を起こした。 本書はこの震災時の経験から「サプライチェーンリスク管理」はどうあるべきかを第1部で検討する。第2部では災害時の「人道支援ロジスティクス」はどうあるべきかとその課題を、東日本大震災における空港運用の実態と課題などをとおして検討、解説する。 サプライチェーンに係わる読者はもちろん、災害時に迅速な対応を求められる行政機関関係者には必携必読の書である。
-
-ラジオライフの名物連載『RLドキュメントシリーズ』をまとめました。本書には1995年1月号の第74弾から1995年12月号の第85弾までを収録。この年、阪神大震災や地下鉄サリン事件が発生。消防、警察、自衛隊などの懸命な活動の様子を、緊急無線を通して追いかけた。 《主な内容》 ●陸と海で飛交ったサルベージ会社の業務無線 ●阪神大震災現地ルポ ●浅草・花やしきの“自動機”と呼ばれるスタッフたち ●同時多発サリン事件での緊急無線 ●松島基地航空祭で航空マニアを追う 本書は『月刊ラジオライフ』(毎月25日発売)に掲載された記事を電子版として再編集したものであり、記述は掲載当時の情報にもとづいています。そのため、価格・仕様が変更されていたり、販売・サービスが終了していたりする場合があります。なお、各記事の初出は以下のとおりです。記事中で参照ページが指定されている場合は、各特集内のページ数に対応しております。 ・RLドキュメントシリーズ 第74弾(1995年1月号)、第75弾(1995年2月号)、第76弾(1995年3月号)、第77弾(1995年4月号)、第78弾(1995年5月号)、第79弾(1995年6月号)、第80弾(1995年7月号)、第81弾(1995年8月号)、第82弾(1995年9月号)、第83弾(1995年10月号)、第84弾(1995年11月号)、第85弾(1995年12月号) 一部画像の削除等、紙版とは異なる場合があります。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 本書はあくまで報道の見地から「事実」を掲載したものです。「事実」を実際に行い、万が一事故やトラブルに巻き込まれた場合でも、小社および筆者は一切の責任を負いかねます。本書に掲載された情報の取り扱いはすべて自己責任で行ってください。
-
-初の「百貨店ゼロ県」山形。現地在住の著者が取材と調査を基に、その一部始終を追ったノンフィクション。 「うそだよね。大沼がなくなるなんて」 2020年1月27日、山形の老舗デパート「大沼」が突然、自己破産を発表した。 約200人の従業員は即日解雇。「全国初の百貨店ゼロ県」とも報じられた。 本書では、大沼の生きた320年をたどりながら、繁栄と終焉の内側を描く。 著者は山形で事業を営み、大沼デパートとも取引をしていた。 取材に応じたのは、破産を決定した社長や解雇された従業員、ライバル店の幹部など。 さまざまな関係者の証言と、膨大な資料で構成したノンフィクション。 【目次】 開戦:「商い」という戦いの始まり 全滅:明治維新の皮肉 鬼:嫌われた英雄 黒い雲:光明としての勧工場 花が咲く:日露戦争に散った者たち 炎上:街がみんな燃える 成る:待望のデパート誕生 挫折:のしかかる太平洋戦争 双頭:2大デパート「大沼」「丸久」 旅せよ日本:観光ブームの裏側 摩擦:中小商店との軋轢 新興:駅前の覚醒 激突:スーパーマーケット来襲 事件:大型店戦争 灰から灰へ:大沼デパートの焼失 炎は消える:昭和に消えた男たち 脱落:平成の大穴 家族:震災の宣告 さよならデパート:老舗看板の崩落 日曜日:今日、全て終わる 【著者】 渡辺大輔 1980年山形県生まれ。大阪芸術大学文芸学科 中退。山形市小姓町に存在した遊郭や、キャバ レーを題材にした書籍をそれぞれ出版。
-
3.7あの子は、どこから戻れなくなったんだろう── 小説家志望の女と、少年犯罪の加害者・元少年Aとの運命の出会い 東京で働きながら小説家を目指していた今日子は、震災が起こった翌年に夢を諦め、母のすすめで実家に戻る。 妹とその夫、娘との二世帯住宅の生活に倦み疲れながらも、小説を諦めきれない。 そんな中、過去に凶悪犯罪を起こした少年Aが地元にいるという噂を耳にする。 そしてパソコンなどを検索して知った少年Aの姿に急速に惹かれていく。 一方、神戸生まれで、東京に住む十七歳の莢(さや)も、少年Aを崇拝し、「聖地巡礼」と称して事件現場などを訪れていた。 また少年Aに当時七歳の娘を殺された母親は、息子、夫とともに同じ場所にとどまり、一見平穏そうに見える暮らしを送っていたが、教会の人間から、Aのファンの話を聞かされる。 少年犯罪の加害者、被害者遺族、加害者を崇拝した少女、その運命の環の外にたつ女性作家……それぞれの人生が交錯したとき、彼らは何を思い、何を見つけるのか。 著者渾身の長編小説! 作家が書くことに固執するのは、「人間の中身を見たい」からなのだ。これは、小説ノンフィクションのジャンルにかかわらず、作家が持つ病理なのだ。その意味で、私もAの同志なのである──佐藤優氏・解説より
-
-
-
-2011年3月11日14時46分18.1秒に発生したマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震によって、東北地方を中心に12都道府県で2万2312名の死者・行方不明者を出した東日本大震災。数多くの人々が、愛する人を、ものを、場所を失った、この未曽有の悲劇の渦中で、未来への希望を胸に立ち上がった女たちがいた――…。すべての日本人が忘れてはならない”あの日”への想いを切実に描く、ヒューマン実録ドラマ3編を収録!【収録作品】「明日への祈りを奏でよう」「今でも大好きなお父ちゃんへ」「ギンドロの木のある風景」
-
3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東日本大震災で被災した子どもたちが見つめている「震災後」を、世界に向けて、写真と文章で伝えるプロジェクト「3/11キッズフォトジャーナル」。岩手、宮城、福島3県の小中学生33人によって結成され、既成のメディアとはまったく異なる内側の視点から、被災地の歩みを伝えています。そんな子どもたちが作った一冊が、本書『3/11キッズフォトジャーナル 岩手、宮城、福島の小中学生33人が撮影した「希望」』です。
-
-【第15回日本自費出版文化賞第一次選考突破作品】主義や思想に関係なく、「気仙沼」と「絆、繋がり」をキーワードに、東日本大震災のその時「私」はどこにいて、なにをし、そして何を考えたのか。それからどんな行動をし、何を訴え、どのような考えを持つに至ったのか。それぞれの想いを記録し伝えていくことが、この震災に遭遇し生き残った人の責務だと思ったので、私も友人に寄稿を頼み、原稿の文言の確認など、編集の一部を手伝いました。既に様々なところから震災の体験談集や写真集・記録集などが刊行されています。もっと早くとの思いはありましたが、寄せられた様々な体験談や意見は一つ一つ皆貴重な珠玉です。これからの復旧・復興に少しでもお役にたてばと念ずるものです。(編著者山内繁氏あとがきより)
-
-
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。