土屋信行の作品一覧
「土屋信行」の「災害列島の作法~女川町の奇跡 防潮堤のない復興まちづくり~」「首都水没」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「土屋信行」の「災害列島の作法~女川町の奇跡 防潮堤のない復興まちづくり~」「首都水没」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
東京都でのインフラ整備やまちづくりの経験・知見をもとに、三陸・女川町での震災復興にアドバイザーとして関わり、土木的なことのみならず生業の復活を優先したこと(漁業関連施設)、避難を定着させるべく幸男の祭りを行うこととしたこと、まちづくり住民カルテとして区画整理に関する一人一人の希望を繰り返し聴取したこと――等、
数々の重要なアイディアが示されており、区画整理等の都市計画関係の技術・ノウハウとくみ合わせてフル活用されている様子も含め、感銘を受けた。
2019年東日本台風の各地で「土のう積み」が行われていなかったことへの指摘・警鐘もそのとおり。首長さんに認識していただかないとな。
また、女川町の
Posted by ブクログ
タイトルが少し刺激的ぽくてあれだけれど、
内容は、
首都圏大規模水害のリスク(江戸期の河道付け替えも踏まえて...)、
気候変動(適応策の重要性)、
東京東部のゼロメートル地帯の高潮や"地震洪水"リスク、
山の手のゲリラ豪雨リスクとXRAIN、
さらには、過去の大水害から学ぶこと(まちづくりにもいかすこと)の重要性、
といった、バランスがとれている網羅的な内容で、かつひとつひとつの事項の記述がわかりやすいし適切。
「東京」を切り口にして、水害とか川とかについての基本を学ぶ入門書として、とてもよいのでは、と思った。
(若手職員むけ勉強会で、参考図書リストに加えた。)
Posted by ブクログ
茨城栃木の水害の恐ろしさを目の当たりにしてタイムリーな本を見つけた。自分が住んでいるところは荒川放水路の左岸にあたる川口市である。街には浸水したときの水位がテープで電柱に記してあり中には5メールのところもある。過去には水害で大きな被害を被ったこともあったようで、市民には身近な災害である。この本を読んで、首都圏というのは関東平野を囲む高い山々に降った雨雪が一気に集まる場所であるということに改めて気付かされた。そのため地味は豊かで産業が発達する反面洪水にさらされる運命にあり、古くから河川の付け替えや開削といった治水が行われてきた。利根川や荒川の流路変更は大事業であったことを知った。そして自分に身近