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自身の肉体を削るように詠まれた珠玉の歌 万葉の時代から、女性たちの思いは31音に込められさまざまに歌われてきた。本書では昭和20年以降の女性短歌を取り上げ、恋愛・病・母性、そして震災まで、女性ならではの細やかな心性で詠まれた歌を紹介。秀歌の鑑賞と同時に、戦後女性たちがどのような状況で生きてきたかを振り返る。前川佐美雄賞・斎藤茂吉短歌文学賞受賞後、初の評論集。
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Posted by ブクログ 2017年09月21日
最初は、短歌初心者の私には難しい本かなという印象でしたが、読み進めるうちに紹介されている歌、それに対する栗木京子さんの解説に引き込まれていきました。 女性ならではの歌もあれば、それを超えたひとりの人間として歌った歌もあり、読み応えのある一冊でした。
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