作品一覧

  • 家族を看取る
    4.5
    1巻814円 (税込)
    看取りの形はそれぞれ違っても、家族であれば、大切に思う気持ちは必ず伝わる──。島根県の知夫里(ちぶり)島で、そんな看取りを実践している柴田久美子氏と「なごみの里」のスタッフたち。亡くなる最期に、私たちに命の大切さを「命の授業」を通して教えてくれる幸齢者(高齢者)が、幸せに旅立てるために私たちができることは、幸齢者の望む死に方をまっとうさせてあげることだと、柴田氏はいう。では、どうやって実践するのか? 気鋭のジャーナリストが「看取り師」への丹念な取材から、看取りの知恵と、看取ることの意味を探る。旅立つ人だけでなく、私たち自身にとっても大切な「看取り」の形。
  • 現代の肖像 中野剛志
    5.0
    1巻110円 (税込)
    「平成の開国」との触れ込みで、当時の菅直人首相が突如としてぶちあげたTPPへの参加検討の表明。当初、大手メディアもこぞって賛成した風潮に危機感を抱き、時には煽情的にメディアに登場した。TPPに真っ向から反対しながら、出自はTPPを推進する経済産業省にある。この向こう見ずな論客の行く末は。
  • 現代の肖像 臼井真
    -
    1巻110円 (税込)
    東日本大震災後の東北で、被災者の心にじわじわと深くしみ入りつつある歌がある。「しあわせはこべるように」。山古志村や四川省でも歌われた、不思議な生命力を持つ歌だ。つくったのは、阪神淡路大震災で被災し、音楽教育の現場で子どもたちと向き合ってきた音楽教師だった。

ユーザーレビュー

  • 家族を看取る

    Posted by ブクログ

    祖母が余命を宣告され、入院している時に読みました。
    読んでいると、「死に逝く時にその人のタイミングで逝く」と言う事が
    少しだけ、心を楽にしてくれました。
    看取りには立ち会えませんでしたが、まだぬくもりがある中
    本の中に書いてあったようにぬくもりを探しました。
    余命宣告をされている家族の方々や福祉従事者の
    方々にぜひ読んでいただきたいです。

    0
    2012年09月12日
  • 家族を看取る

    Posted by ブクログ

    家族を介護し看取ったことのある者ならば、これを読んで救われる思いを抱くことがあるかもしれない。自分も最近家族の末期を目の当たりにしたが、この本に書かれていることはその時自分が感じたことに近い。第3章だけ読むのでもいい。「看取り」に関するルポルタージュというよりは、やや宗教的な癒しの読み物のような印象はあるが。
    ちなみに第4章で引用されている『体験ルポ世界の高齢者福祉』は良書であるが、如何せん古すぎる。それらをまとめただけの第4章は蛇足だと思う。

    0
    2015年08月22日

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