【感想・ネタバレ】家族を看取るのレビュー

あらすじ

看取りの形はそれぞれ違っても、家族であれば、大切に思う気持ちは必ず伝わる──。島根県の知夫里(ちぶり)島で、そんな看取りを実践している柴田久美子氏と「なごみの里」のスタッフたち。亡くなる最期に、私たちに命の大切さを「命の授業」を通して教えてくれる幸齢者(高齢者)が、幸せに旅立てるために私たちができることは、幸齢者の望む死に方をまっとうさせてあげることだと、柴田氏はいう。では、どうやって実践するのか? 気鋭のジャーナリストが「看取り師」への丹念な取材から、看取りの知恵と、看取ることの意味を探る。旅立つ人だけでなく、私たち自身にとっても大切な「看取り」の形。

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Posted by ブクログ

祖母が余命を宣告され、入院している時に読みました。
読んでいると、「死に逝く時にその人のタイミングで逝く」と言う事が
少しだけ、心を楽にしてくれました。
看取りには立ち会えませんでしたが、まだぬくもりがある中
本の中に書いてあったようにぬくもりを探しました。
余命宣告をされている家族の方々や福祉従事者の
方々にぜひ読んでいただきたいです。

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2012年09月12日

Posted by ブクログ

家族を介護し看取ったことのある者ならば、これを読んで救われる思いを抱くことがあるかもしれない。自分も最近家族の末期を目の当たりにしたが、この本に書かれていることはその時自分が感じたことに近い。第3章だけ読むのでもいい。「看取り」に関するルポルタージュというよりは、やや宗教的な癒しの読み物のような印象はあるが。
ちなみに第4章で引用されている『体験ルポ世界の高齢者福祉』は良書であるが、如何せん古すぎる。それらをまとめただけの第4章は蛇足だと思う。

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2015年08月22日

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