続けた作品一覧

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  • 明日の明日の夢の果て
    5.0
    寒気が訪れ雪が降り始めた。誰もいない林の中で、縄文期の老人が静かに息をひきとろうとしていた。その時老人は、奇妙な夢を見ていた。それは、ずっとずっと先の世の夢で、暮らしむきは今より少しはましになっていたようだった。その夢の中で、またその先の未来の夢の続きをみていると、さらに暮らしは楽になっていたようだったが――。明日こそは住みよい社会が来ると信じて、見果てぬ夢を追い続けた人間を待っていたものとは? 小松左京が京都大学の学生時代に発表した漫画の一部を始め、貴重な資料とともに、作品の深い理解を助ける詳細な解説を付した決定版。
  • 足の裏のイーリス(1)
    完結
    -
    誰よりも走ることが好きで、 誰よりも速くなりたかった――主人公、園田 学(ソノダ ガク)。 しかし、頑張れば頑張るほど周りからバカにされた。 「チビが勝てる訳ないのに意味ないだろ」 それでも、ひたむきに努力し続けた彼が “最後の挑戦”と決めた記録会で奇跡を起こす――。 「駅伝」を通して語られる 高校生たちの奇跡と感動の青春群像劇、待望の第1巻登場!!
  • アシュラ(上)
    完結
    4.3
    全2巻627~677円 (税込)
    餓死寸前の少年は、平然と人を殺し、生きるためだけに人肉を食い続けた。彼には希望もなければ夢もない。ただ自分の出生を呪うばかりだ。ケダモノのような彼のことを、いつしか人々は“アシュラ”と呼ぶようになっていく……。望まれぬ生をうけたアシュラは、飢餓の極限をどう駆け抜けていったか!?鬼才ジョージ秋山の代表的傑作、待望の復刊。
  • 愛修羅 ザ レジェンド1
    完結
    -
    飢えと貧困のために、毎年10万人が死んでいくパンドラ国。聖者と崇められるザイーラは、太陽黒点に不吉の徴を見、強大な権力を持つ暴君・パパドロ国王に『アシュラ伝説』が甦ったことを告げた。王の6番目の姫が産んだ子供によって殺されると…。そのパパドロ王の6女・サラは、男性ストリッパーをしている修次と、日本で平和な家庭を築いていた。天涯孤独の身で、サラによって初めて愛する妻と子供、守るべき家族を得た修次。そこへ、国王からの刺客が差し向けられる。サラとの子供・愛を連れ去られた修次は、怪物のような刺客たちと戦い続けた。愛を救う力を得る為に、一度は修業を投げ出した般若兵法の奥義を窮めようと、老師・涅室を探しだす…。
  • アジアが今あるのは日本のお陰です ― スリランカの人々が語る歴史に於ける日本の役割 (シリーズ日本人の誇り 8)
    4.0
    20世紀初頭、セイロン(現スリランカ)建国の父ダルマパーラをして「欧米人のアジア人に対する差別的偏見をなくし、植民地支配という悲劇の中にあるアジアを救うことこそ日本の役目なのだ」と言わしめた日本は、2年後、日露戦争勝利によって“白人絶対優位”という幻想から非白人種を解放したのだった。 日本人が知らない世界史の真実とは。 ☆当時のスリランカを語った数少ない本。 <まえがきより> 私達日本人が「スリランカ」についてまず思い出すのが、旧国名であるセイロンの名を冠したセイロンティーでしょう。ですが、真に我々日本人が忘れてはならないのは、昭和二十六年サンフランシスコで開かれた対日講和会議における故ジャヤワルダナ初代セイロン(現スリランカ)大統領の演説です。 大東亜戦争(第二次世界大戦)で敗戦した日本に対する処遇を決定するこの会議において、セイロンは対日賠償の一切を放棄しました。そして「憎悪は憎悪によって消え去るものではなく、ただ愛によってのみ消え去るのである」という、お釈迦様の教えを引用して日本の完全に独立した自由を訴え、世界中の人々を感動させました。これが会議参加国代表らを動かし、日本の自主独立への道を開いてくれたのでした。 現在でも、スリランカとの外交の席上ではこの話が取り上げられるといいます。 ところが、ほとんどの日本人は、自国にとって非常に重要なこの歴史的事実を知りません。学校などで教えられてこなかったからです。 それは、俗に東京裁判史観と呼ばれているアメリカのプロパガンダにより、終戦直後から数年間にわたり全日本国民が、ラジオや新聞を中心に、雑誌やテレビなどで洗脳され、その後徹底して学校という現場において「日本=悪」の洗脳教育がなされ続けた結果であるのです。

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  • 亜細亜新幹線 幻の東京発北京行き超特急
    3.0
    新幹線の夢を紡ぎ続けた男たち! その壮大な構想の全貌を描く――太平洋戦争の前夜、東海道から下関へ、さらに日本海海底トンネルを経て大陸と結ぶ、通称「弾丸列車」計画が着工されていた。戦争の激化に伴い、工事は中断され、挫折したのだが、構想は昭和39年、東海道新幹線として見事に甦った。広軌高速鉄道に賭けた島安次郎・秀雄親子らの、夢と情熱を追うノンフィクション。新幹線のルーツに迫る!
  • 明日へ結ぶ絆
    -
    ごく平凡な主婦だったジュリアの生活は、夫エヴァンが出張先のコロンビアで拉致されて一変した。遅々として進まない解放交渉、初めて知る異国の厳しい現実。孤独と恐怖に打ちひしがれながらも、ジュリアはエヴァンの救出のために人生のすべてを懸ける。だがその努力もむなしく月日は流れ、ある朝ついに、彼の遺体が見つかったという悲報が。それでもジュリアは、愛する夫へのラブレターをひっそりと綴り続けた。やがて訪れる奇跡を固く信じて……。“あなたを永遠に愛しているわ。私の声が聞こえる?”読む者を癒し、勇気とパワーを与える、清らかな愛と涙の物語。
  • 遊び人奉行 後始末記
    完結
    -
    時代劇で有名な北町奉行「遠山の金さん」は、仕事そっちのけな本当の遊び人だった? そんな遠山を陰で支え続けた、内与力・吉村佐之助の尻拭い始末記。――今日も「遊び人の金さん」の格好をして江戸市中に繰り出した北町奉行・遠山。もちろん内与力の吉村も(嫌々ながら)同行。ひょんなことから、殺人事件の容疑者のアリバイを破る証言を得た吉村。だが、肝心の遠山はまったく気付いていないようで…!? 一丸が描く、痛快大江戸コミック!!
  • アダザクラ
    -
    1巻704円 (税込)
    『花明かり』琢磨と響は5歳の頃からずっと一緒。小学校、中学校と進学していくなかで、想い続けた初恋はいつになったら叶うのだろうか。「私は、あなたの胸に咲いていますか?」『君に会えて良かった』翔琉と瑞稀、突如終わりを迎えた恋。こんなことなら出会わなければよかった―。そう思っていた。でもやっぱり「君に会えて良かった」。『パズル』幼なじみの颯太郎は友季恵にとって良き相談相手。そんななか気づき始めた恋心。なかなか素直に伝えられない、だけど「あなたの、かけがえのない存在でいたい」。

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  • 熱く危険な恋人
    -
    祖母から飛行機を遺贈されたロッキーは、フライトサービスの事業を始めようと考えた。準備はほぼ終わった。あと足りないのは飛行場だけだ。彼女は、医師のルークが飛行場を所有しているのに目をつけて、彼に飛行場を貸してくれるよう頼みに行く。ルークは承諾したものの、彼女を金持のわがまま娘と決めつけ、嫌悪感をむき出しにした態度をとり続けた。ロッキーも自分を見下す彼には関わらないことに決めた。そんなある日、ロッキーの怪我がきっかけで、ふたりの冷戦状態にピリオドが打たれる。★ミネアポリスの名門一族フォーチュン家にまつわる愛や陰謀をドラマティックに描いて大好評のシリーズ『富豪一族の肖像』を12話連続で再刊行してお届けしています。人気作家がリレー形式で執筆する当シリーズ、今回は「危険な逃避行」に登場したアリソンの双子の妹、ロッキーがヒロインです。★
  • 吾妻おもかげ
    3.5
    絵師を目指し、安房から江戸に出て十年。菱川吉兵衛は、吉原と芝居小屋という「二大悪所」に入り浸る自堕落な日々を過ごしていた。 狩野探幽への弟子入りを門前払いされたものの、その面目なさから郷里の縫箔屋の跡を継ぐ決心もできずにいたのだ。 そんな中、ひょんなことから吉原の女たちの小袖に刺繍を施すことに。福良雀と笹の葉、波千鳥、吉祥文様の宝珠、玩具の手毬や扇子に草花。 さまざまな美しい意匠を縫い付けながら、吉兵衛は、未来の見えない辛い日々の中でも懸命に明るく生きようとする彼女たちの心の温もりに励まされ、再び筆を執ることを決意する。 だが、ある日突然巻き起こった大火に吉原と江戸の街が飲み込まれ……。江戸の人々の暮らしを見つめ続けた菱川師宣こと吉兵衛が本当に描きたかったものとは? 浮世絵の祖の生涯を描く、人情と愛に満ちた波瀾万丈の浮世絵師小説。
  • 艶やかに狂い候へ
    完結
    4.0
    大手カルチャースクールで水彩画教室の講師を務める高塢青海は、日本画の大家を祖父に、世界的な版画家を父にもつ身でありながら、まだまだ売れない駆け出しの画家。ある日、青海は勤め先の廊下で出会い頭に、白い杖を携えた美貌の男性――能楽鑑賞講座の講師・葛城冬馬とぶつかってしまう。偶然にも冬馬は青海が長年憧れ続けた、祖父の屏風絵のモデルとなった人。名門葛城流の御曹司だったが、三年前、病で視力を失って舞台を諦め、今は自宅で謡の教室を開いているという冬馬の身の上を聞いた青海は早速、謡を習うという名目で彼のもとへ通うようになった。年上の冬馬への一目惚れに近い想い…迸る熱い気持ちを抑えることができず、ついに冬馬を抱いてしまった青海。だが、青海を受け入れた冬馬の心はどこか分厚いバリヤーに覆われていて…。そんな折、冬馬に舞台復帰の願いがあることを知った青海は…。夢追う画家と舞を忘れた能楽師――胸打つ愛。
  • あと一歩!逃し続けた甲子園 47都道府県の悲願校・涙の物語
    -
    「悲願校」。それはいつも甲子園の女神に裏切られ続け、いつまでたっても甲子園に出場できない強豪校。 高校野球本は数あれど、大部分は、「人気校」にスポットを当てたもの。または、ドラマチックな試合や、人気のスター、怪物などを取り上げた本ばかりです。 しかし、甲子園は「あと一歩」にこそ最大のドラマが生まれ、感動が溢れるのです。 本書では、長年にわたり「あと一歩で甲子園を逃し続けている高校」について執筆を続ける著者が、全国のドラマチックな高校を取り上げます。 47都道府県を網羅しているので、誰にとっても地元の身近な高校が登場。見出しや高校名を見ただけで野球好きならグッとくるエピソードがいっぱいです! 悲願度をポイント化して順位付けした『悲願校ランキング』など、高校野球ファンが語りたくなるレアなネタが、マニア魂をくすぐります。
  • あどけない恋心
    完結
    -
    16歳の誕生日、アシュリーは兄妹同然に育ったジェイクに想いを伝える決心をした。幼い頃から憧れ続けた8歳年上の彼。今日までずっと、ジェイクの1番近くにはいつも私がいた。大丈夫、きっと彼も同じ気持ちよ。だがジェイクは少女の突然のキスに動揺し、激しく彼女を詰ってしまう。あの失恋から9年、深夜の電話でアシュリーは彼から思わぬ依頼を受けた。私の心を踏みにじっておきながら、こんな時だけ助けを求めてくるなんて…。だが結局は彼の求めに応じてしまい…!?
  • 穴うめ式でらくらく書ける読書感想文
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「質問に答えてつなげるだけで、自分の感想文が書き上がる!」 「作文コンクール」や「読書感想文発表会」で指導実績多数のCG啓明館国語科による、「読書感想文」の書きかたを指南! 見本となる参考例文つき! 夏休み宿題で憂鬱になるのが読書感想文。そして、何を書いたらいいのか分からないという悩み。 そこで、読書感想文を簡単に書き上げる3つの手法「あたま型」「おしり型」「サンドイッチ型」を紹介します。 *文のはじめに、【感じたこと】を書いたあとに、その【理由】を続けて書く「あたま型」。 *本の中で【気になった場面】を具体的に書いたあと、最後に【感じたこと】を書く「おしり型」。 *【感じたこと】を簡単に書き、そのあとに具体的な【理由】を続けたあと、最後に【まとめ】となる文を書く「サンドイッチ型」。 課題図書を読んだとき、この3つの「型」のどれかにあてはめれば、自分の読書感想文が書き上がります。 本書では、小学校の国語教科書にも登場する、みなさんよく知っている物語文を使いながら、【感じたこと】【気になった場面】【理由】【まとめ】がどのような書き方になるのかを説明します。 登場人物のセリフや行動、場面などについての質問の答えが、実は短い感想文のタネ(【感じたこと】【気になった場面】【理由】【まとめ】)になっています。 そして、これをつなぎ合わせていくと、読書感想文になります。 最後のステップでは、自分で選んだ課題図書を使いながら、質問の答えをつなげてみてください。 感想文を書くのが苦手な人でも、自分オリジナルの感想文に仕上がります。 ※本作品は紙書籍で収録されている書き込みシートをそのまま再現しておりますが、直接文字を書き込むことはできません。あらかじめご了承ください。
  • あなただけの、咲き方で
    3.5
    時代ごとに理想の女性を演じ続けた、日本を代表する名女優・八千草薫。可憐な中にも芯の強さが滲み出る彼女の生きる指針は、自分だけが持つ宝物を大切にすること。「ちょっとだけ無理をする」「人が見ていなくても最善を尽くす」「欠点は魅力のひとつになる」。装いから、人間関係、仕事のときの心構えまで、自分らしさと向き合った、美しい歳の重ね方。
  • あなたのダイエットが失敗する理由
    5.0
    本書はあなたが何度も挑戦しては、失敗、リバウンドを繰り返してきた間違ったダイエットから、ついに卒業できる一冊です! 多くの方がヤセると信じて行っているダイエットの間違いを取り上げ、太っている人が健康的にヤセられる最も効率の良い方法を紹介します。「腹筋運動でぽっこりお腹を解消する」「市販の野菜サラダを食べる」「毎朝グリーンスムージーを飲む」、ヤセるためにこんなダイエットをしていませんか? その努力は効率が悪すぎます。ぽっこりお腹に関して言えば、どんなに頑張って腹筋運動を続けたところで、お腹を引っ込めることはできません。内臓に脂肪がつく原因は食生活なので、つらい腹筋運動などしなくても、食事を改善するだけで、簡単におなかを引っこめることはできるのです。流行のダイエットに飛びつき、間違ったダイエットの常識にとらわれてしまう人はそれだけで、ヤセることが難しくなってしまいます。本書を読んで、ダイエットの正しい知識を学び、今日から健康的な理想の体を手に入れましょう!

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  • あなたのとなりの闇世界「犯罪増加期」春のトラブルにご用心
    -
    あなたのとなりの闇世界「犯罪増加期」春のトラブルにご用心 逃げきれない! 真っ暗な日本の闇のルポまんが大ボリューム収録! 獄中で聴いたイエスタディ THE BEATLES ポール・マッカートニー日本で逮捕勾留!暴力団幹部を更生させた至極の生歌 抗争勃発で任侠マニアに大盛況 日本最後の魔境【実録】料金は応相談!極道要塞ツアー 突然の警察路上職質 薬物検査を拒否し続けた輩の悪あがきドキュメント 【特別企画】超名作RPGドラクエ30周年 社会現象にもなった黄金期「III」「IV」あの感動と熱狂をプレイバック!! 実働6時間で8万円?!超高給バイトに本記者潜入 元殺人犯社長が新入社員大募集 泥棒の下請け調査人「下見屋」暗躍 ご当地アイドルのマル秘恥部見たり! …ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • あなたの庭では遊ばない
    3.0
    すべての母への、すべての娘への物語ーーあなたは、1枚の皿を半日洗い続ける。神経症を所有することで負い続けた、荷物の置場所を見付けたのだ。わたしは今、あなたとの距離を見定めることが出来ました。母としてでなく一人の女、友人として。母への愛と亀裂を抱えた娘が、自らの新しい地平を獲得するまでを描く、出すことのない母への手紙。自伝的傑作。
  • あなたの味覚にピタッと合う味ダイエット
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高橋みなみさん推薦!! 主婦、ビジネスパーソン、アーティスト、タレント、アスリートなど、 これまで3万人以上のダイエットやボディメイクをサポートしてきた著者による まったく新しいダイエットメソッド初公開! \体型も体調も変わった/ 糖質制限でもカロリー制限でも運動でもない、 ラクにやせる食事のとり方の正解、教えます! 【付録】 *コンビニ、居酒屋、ファミレス対応! 味覚別メニュー早見表 【特典付き】 *特典1 オリジナル動画セミナー *特典2 7日間メール講座 あなたのダイエットがうまくいかない理由は、 常識や思い込みに縛られているからかもしれません。 「糖質制限でやせる」「カロリーを控えるとやせる」……。 でも、夕食の炭水化物を抜いたのに翌朝太っていたり、 逆に、遅くまで飲んでいたのに 翌朝体重が減っていたりした経験はありませんか? 意識する、しないにかかわらず、 体は食べたものの味覚にダイレクトに反応しているのです。 本書の合う味ダイエットは、基本的な味を甘味、塩味、酸味、苦味の4つに分け、 自分に合う味を知ることで、ストレスも我慢もなく、 無理なく続けられることにこだわり続けたメソッドです。
  • あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語
    4.5
    日蓮聖人降誕800年―― 「現実から逃避しない。このマンガはあらゆる悩みと向き合う経典になりうる」 (佐渡島庸平/コルク代表取締役社長、編集者) この受難の現代をどう生きるか? 人生で直面するさまざまな試練をどう克服するか? 答えは法華経のなかにある。 「死別」「青春」「人間関係」「老いと死」 「憎しみ」「信念」「親子の情」「人間の弱さ」 悩める現代人に贈る、珠玉の短編マンガ8編。 【あらすじ】 800年前、鎌倉時代――。 そんな昔にも、いまの私たちと同じ苦しみがあった。 大地震が続き、疫病が流行し、さらに大飢饉に見舞われた。 絶え間ない苦しみが、この世界を覆った。 苦しみに耐えかねた人々は、信じれば『来世で幸せになれる』という念仏をとなえた。 「ナムアミダブツ」「ナムアミダブツ」 でも、本当にそれでいいのか? 人は「この世でも」幸せになるべきなんじゃないか? 「いまも」幸せのために生きているんじゃないか? 800年前の日本に、そう人々に説き続けた1人の僧侶がいた――。 【目次】 ■第1話 悲しい別れ コラム なぜ辛いのに生きなくてはいけないのか? ■第2話 才能ってなんだ? コラム 自分を信じるために ■第3話 思いが伝わらない コラム わかりあえない人とどう向き合うか? ■第4話 死の恐怖 コラム あなたは誰かとともに生きている ■第5話 憎しみの正体 コラム 憎しみを乗り越えるために ■第6話 恩返し コラム 本当の恩返しとは何か? ■第7話 お母さんの味 コラム いなくなってもここにある ■最終話 人間は弱い。でも… コラム あなたは尊い
  • あなたを苦しめる母から自由になる本 母から離れ、自分らしい結婚を手に入れるレッスン
    5.0
    恋がうまくいかない理由は、母親との関係にあった。 10年以上、女性の話を聞き続けた人気カウンセラーが悩める女性に贈る、「母親の呪縛から抜け出し、自由に自分らしい結婚を手に入れるためのヒント。 母親が娘の幸せに影響するというのは昔から心理学者を中心に言われてきたことですが、仕事を持って働く人が多い今の30~40代女性とその母親世代である50~60代女性では、特に社会状況が異なることからミスマッチ度が特に高く、悩む人が増えていると言われています。 「女性はこうするのが幸せ」「私の若いころはみんなこうしたもの」という母の願いをかなえようとすればするほど、できない自分を責め、どんどんつらくなっていく…。 本書では、そんな悩める女性に対して「母親の呪縛から抜け出し、自由に自分らしく生きるためのヒント」を教えていただきたいと思います。
  • あなたを、呑む。 : 1
    完結
    2.3
    男性恐怖症のOL、雫。彼女には誰にも話せない暗い過去があった。激しいDVを受けながら一人の男を愛し続けた過去。ことあるごとに襲うフラッシュバック。トラウマに捉われ委縮して生きていた。そんな雫に事情を知らない親友の麻里奈が彼氏の同僚・香坂と引き合わせるが、香坂はそんな雫に「つまんねぇなら帰りたいって言えよ。お前が帰らないなら俺が帰る」と冷たく言い放ち、その場をあとにする。無表情で冷徹な男との「最悪の」出会い。けれど、本当は誰よりも心優しい香坂は次第に雫を支え寄り添う存在になっていく。そう、これは「運命の」出会いだった――。電子単行本限定描きおろしイラストつき。 ※分冊版1~4巻を収録
  • あなたを、呑む。 分冊版 : 1
    完結
    3.1
    全23巻110~165円 (税込)
    男性恐怖症のOL、雫。彼女には誰にも話せない暗い過去があった。激しいDVを受けながら一人の男を愛し続けた過去。ことあるごとに襲うフラッシュバック。トラウマに捉われ委縮して生きていた。そんな雫に事情を知らない親友の麻里奈が彼氏の同僚・香坂と引き合わせるが、香坂はそんな雫に「つまんねぇなら帰りたいって言えよ。お前が帰らないなら俺が帰る」と冷たく言い放ち、その場をあとにする。無表情で冷徹な男との「最悪の」出会い。けれど、本当は誰よりも心優しい香坂は次第に雫を支え寄り添う存在になっていく。そう、これは「運命の」出会いだった――。
  • 兄の友達に恋して ~ゆっくりかき回されると止まらないよ~ LOVE STORM
    -
    1巻203円 (税込)
    田舎で私の遊び相手といえば、6つ年上の兄とその友達たちでした。その中のひとり、小西はちょっとモテてました。今思えば私はあの頃、彼に恋していたんだと思います。でもそれは甘い恋に発展することなく、あっけなくフラれて終了。そして私は彼以外に恋することがないままHの快感だけを覚え、身体だけが「女」になりました。もう男はこりごりと仕事に打ち込み続けた私は……。
  • アニバーサリーの国のアリス~時計屋~
    完結
    4.5
    「時計のことを知っていたのにここに居続けたのは―、私への同情のつもりか……?」 気難しい時計屋とアリスの恋。 ぶっきらぼうな、堅物。 でも、不器用な優しさに触れるうちに……。 刻一刻と帰る時間が迫る中、時計屋とアリスの関係は深まっていく。砂時計の最後の一粒が落ちるまでに、答えは出るのか。 とっても危険で、とびきり甘い、不思議の国のラブストーリー。
  • アニメ美術から学ぶ《絵の心》
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末によって見え方が異なる場合があります。事前にお使いの端末でサンプルをお試しの上、お買い求めください。 「ガンバの冒険」「うる星やつら」「のだめカンタービレ」他 背景美術の巨匠が絵の楽しさを語る 小林七郎さんは、1960年代から2010年代まで、アニメ美術界を第一人者として走り続けた巨匠である。御年87歳。 これまで手掛けてきたアニメは150本以上。 彼が、“現実とは全く異なる世界観”を様々な美術表現で構築した作品群は、今なお多くのアニメファンの心を引き付けている。その評判と評価は今や海外のアニメファンにも波及している。 『ガンバの冒険』で見せた、ネズミの視点をさらに誇張した大きな世界。 『はじめ人間ギャートルズ』で見せた、簡略化された記号が表す原始の世界の広がり。 『少女革命ウテナ』で見せた、デザイン的センスで作り上げられた象徴的世界…  本書は、そんな小林さんが抱き続けた『アニメ美術と絵に対するこだわりと信念』を、数多くの自作解説から解き明かしていくもの。さらに未発表に終わった知られざる作品とその美術の紹介も収録。本書にて初公開となる小林さんの創作童話も紹介する。 トピックは、本書のために描き下ろした新画稿。その2日に渡る制作風景を追い、写真で解説している。 とにかく数多くの絵を時間を惜しんで描き続ける人生。そうした中からつかみ取った「絵を描く上での大切な心」を伝える、一般的な技法書の域にとどまらない1冊だ。 【小林さんが手がけた主なアニメ作品】 「巨人の星」「ムーミン」「ど根性ガエル」「侍ジャイアンツ」「はじめ人間ギャートルズ」※ 「ガンバの冒険」※ 「新・エースをねらえ!」「ルパン三世カリオストロの城」「家なき子」※ 「あしたのジョー2」※ 「コブラ」「ゴルゴ13」「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」※ 「ハイスクール!奇面組」「きまぐれオレンジ☆ロード」「少女革命ウテナ」※ 「剣風伝奇 ベルセルク」「フィギュア17 つばさ&ヒカル」※ 「のだめカンタービレ」※ (※は本書収録作) 【本書特別収録コンテンツ】 幻の未発表アニメ「アステリオン」美術ボード  フランス人プロデューサーが企画した幻のアニメ作品 初監督作「赤いろうそくと人魚」初掲載 小林さんの小学生時代から教師時代の作品を紹介
  • あの頃、憧れは遠くに レイクショア・クロニクル
    3.0
    ベーカリーを経営するジェニーは祖父母が遺した家に独りで暮らしていた。ある日、不運にもその家が火事で焼け落ちた。すべてを失い途方に暮れる彼女を見かね、警察署長のロークが、しばらく彼の家に住んでもいいと申し出た。ジェニーは昔、ロークに憧れていたが、彼はいつもそっけない態度をとり続けた――親友の訃報の悲しみに耐えられず、一線を越えてしまったあの夜を除いては。以来9年ものあいだ、ずっと互いを避けてきたというのに……。心にわだかまりを抱えながらも、気づけばジェニーは彼の申し出にうなずいていた。
  • あの頃な
    -
    2020年初頭から世界を席巻した新型コロナウイルスは、あっという間に私たちの生活を一変させた。職場も、家庭も、友人や恋人などの人間関係も、そして未来すらも。劇的に変化した世界で生きる私たちの日常はどこに向かっていったのか? ラジオの現場でコロナに対峙し続けた著者が、想いを25本の物語に昇華させた! 誠実でありながらシュールで刺激的。そして笑え、最後には沁みていく……。読者の心と頭を予測不能な振り幅で揺らす珠玉のショートショート25篇!(解説・ゲッターズ飯田)
  • あのころのデパート
    3.4
    実は私、デパートに勤めていました。幼い頃は〈よそゆき〉を着て、家族でおでかけするのが休日のお楽しみ。お子様ランチを食べたあとは、屋上遊園地へ。それから十数年後、百貨店員となり、その裏側をたっぷりと経験した。独特の流儀、厳しい労働環境、困ったお客さま……。そして今、ひとりの消費者として思うこと。時代を越えて見つめ続けたデパートの姿とは。懐かしさと驚きが満載!
  • あのとき売った本、売れた本
    4.0
    本を売ることがこんなにも劇的でスリリングだなんて、知らなかった!(米澤穂信)/手から手へ。小出さんに売ってもらった本は、いまも最高に幸せな旅を続けてると思う。(桜木紫乃)/日本最大級の書店、紀伊國屋書店新宿本店。25年間文芸書売り場に立ち続けた名物書店員の、ベストセラー回顧録。書いた人と売った人、そして読んだあなたの物語。
  • あの図書館の彼女たち
    4.0
    1939年パリ。20歳のオディールは、アメリカ図書館の司書に採用された。本好きな彼女は水を得た魚のように熱心に仕事に取り組み、女性館長や同僚、そして個性豊かな図書館利用者たちとの絆を深めていく。やがてドイツとの戦争が始まり、図書館は病院や戦地にいる兵士に本を送るプロジェクトに取り組み始める。しかしドイツ軍がやってきてパリを占領し、ユダヤ人の利用者に危機が訪れ……。1983年アメリカ、モンタナ州フロイド。12歳の少女リリーは、“戦争花嫁”と呼ばれる孤独な隣人、オディールと知り合いになる。リリーはオディールの家に出入りしてフランス語を教わるようになり、二人の間には世代を超えた友情が芽生えていく。だがリリーは、しだいにオディールの謎めいた過去が気になりはじめ……。人々にかけがえのない本を届け続けた、図書館員たちの勇気と絆を描く感動作!
  • あの夏に抱かれて
    完結
    -
    甲子園への夢を追い続けた直哉。そんな彼を陰から見守りつづけた萌。高校を卒業して6年後、ふたりは再び出会った初恋が本物の恋に変わる時・・・
  • あの夏の正解(新潮文庫)
    3.6
    2020年、新型コロナ感染拡大により春のセンバツに続いて夏の甲子園も中止。愛媛県の済美と石川県の星稜、強豪2校に密着した元高校球児の作家は、選手と指導者に向き合い、“甲子園のない夏”の意味を問い続けた。退部の意思を打ち明けた3年生、迷いを吐露する監督。彼らは何を思い、どう行動したのか。パンデミックに翻弄され、日常を奪われたすべての人に送る希望のノンフィクション。(解説・山本憲太郎)
  • あの日、あなたは
    3.0
    10年間、ひとりの男を想い続けた女が翔ぶとき――私は31歳。勇介に対して友達の域を越えて接近できる、これが最後のチャンスかもしれない。ひそかにそう考えて私は、勇介のマンションの近くに自宅兼仕事場を移した。そんなとき私は、勇介に似た圭哉という年下の男と知り合う。「十年間、一人の男を愛しつづけるということが信じられる?」私は男に訊(き)いた……。
  • あの日の恋のやり直し
    -
    制作会社の若き社長・坂居瑞輝は、高校時代、淡い恋心を抱いていた河嶋純哉に裏切りにも似たかたちで襲われ、揉み合うさなか大切にしていたアンティークの香合を壊してしまう。その時の純哉の心ない言葉が何よりも瑞輝を傷つけ、以来瑞輝は純哉を避け続けた──。そんな一昔前のできごとを夢にみた日、訪れた美術館で声をかけてきたのは、首から館員証を提げた昔の面影を残す純哉だった。過去の事を詫び、未だ自分への執心を感じさせる素振りの純哉と、ざわめく自身の心に戸惑いながらも、あの日から止まっていた二人の時は再び動き出し……。

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  • あの日を刻むマイク ラジオと歩んだ九十年
    -
    1945年8月14日、女子アナウンサーだけ集められた部屋で上司にこう告げられた。「明日、日本は負けます。もし何かあってもあなたたちは自分の身を守りなさい」。戦前から戦争を経て、戦後、そして高度経済成長期、平成。家庭と職場を両立させながら、アナウンサーとして、ディレクターとして、女性として、世の中に絶えず問題提起を続けた彼女にしか語れない言葉がある。様々な著名人との出会いやエピソードを交えつつ、ラジオを通して、いま改めて近代日本が歩んできた道を振り返る。戦争経験者が少なくなる中、時代の証言として後世に残したい珠玉のエッセイ。
  • あの夜をもう一度 恋人には秘密
    -
    アリスはドアを開けた瞬間、目の前に立っている男性を見て息をのんだ。三年前、夫の葬儀のあと、ただ車に乗って走り続けた日、天候が悪化し雪で視界がさえぎられ、近くのホテルに避難した。あのとき、まともな精神状態だったら、ロビーで出会った男性に誘われるまま関係を持ったりしなかったろう。夢のようにすばらしい夜を過ごし黙って姿を消してから、もう二度と会うことはないと思っていたのに。今になって、彼の顔に、体に名前がつくなんて。ガブリエル――彼は妹のボーイフレンドの兄だった。若い女性を妊娠させたと弟から相談を受けたガブリエルが、トラブルを避けようと話しに来たのだが……。★“秘密の新しい命(シークレツト・ベビー)の物語”――新しい命の存在を伝えたくても伝えられないヒロインの、切ない愛の物語。断ち切れない絆を描きます。★
  • 逢はなくもあやし
    3.8
    旅に出たまま戻らない恋人を探すため、OL・香乃は彼の故郷である奈良・橿原を訪ねる。しかし彼の母親から彼は既に亡くなったと告げられる。「すぐ戻るから待ってろよ」と言ったのに、なぜ…。時が止まったような町で答えを探す香乃は、考古学者から亡き夫の復活を待ち続けた女帝・持統天皇の逸話を聞かされる。「待つ」ことの意味とは――。時を超え、男女の想いが交錯する。カンヌ映画祭出品『朱花の月』原案小説。
  • あばれ狼
    4.0
    野州・真岡の小栗一家と竹原一家の大喧嘩にやとわれて人を殺めてしまった渡世人たち――その不幸な生い立ちゆえに敵・味方をこえて結ばれる男と男の友情を描く連作「さいころ蟲」「あばれ狼」「盗賊の宿」。多淫な母親の若き日の嘘によって翻弄され続けた樋口角兵衛の生涯をたどる「角兵衛狂乱図」など、畢生の大作『真田太平記』の脇役たちを描いた4編の、全7編を収録。

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  • ア・ピース・オブ・警句 5年間の「空気の研究」2015-2019
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    桜を見る会、検事長定年延長、新型コロナ対策。 延々と続く無責任体制の空気はいつから始まった? 現状肯定の圧力に抗し続けて5年間 「これはおかしい」と、声を上げ続けたコラムの集大成。 「五輪と政権に関するあまりによく似た事件の繰り返しに慣らされ、 感覚を鈍磨させられた、それが日本の私たちの、この5年間だった。 自分たちがいかに狂っていたのかを、その狂気の勤勉な記録者であったオダジマに教えてもらうという、 得がたい経験を本書から得ることになる。ぜひ、ご自身の記憶の消えっぷりを確認してほしい」(まえがきより)
  • アフタースクールメイト 春夏巻
    完結
    -
    家族、友達、自分自身――…体と心の性差を自分ではわかっていても理解を得られないことに苛立ちを持つリカ。ある日、母親とケンカをして家を飛び出す。そこで出会ったのは、【理解されない】ことを共有できる少年・サツキだった…出逢ったふたりは、逃げ続けた問題へと立ち向かっていく――「個」を問いかける青春ドラマ、鮮烈に登場!!
  • アフター・メルケル 「最強」の次にあるもの
    4.0
    16年にわたる「女帝」の政治が遺したものは、「一強の経済」と「負の遺産」だった。     世界が混迷を深めるなか、新政権率いる“欧州の巨人”はどこに向かうのか?              そして日本は何を学ぶのか?  本書は、日本を代表するマーケット・エコノミストの1人で、長く欧州を見てきた筆者が、メルケル引退をドイツという一国家のみならず、EU史における1つの節目と捉え、過去を総括し、現状を整理した上で、未来を展望するもの。  「欧州の病人」と呼ばれたドイツ。シュレーダー政権は、労働市場に切り込む抜本的な改革により経済の立て直しを進め、次のメルケル政権にしっかりその果実を引き渡した。その後、メルケルは16年にわたりドイツを、そしてEUを代表する政治リーダ―として君臨。この間に、ドイツ経済はEU(ユーロ)という枠組みにも守られながら輝きを取り戻し、メルケルは世界にその存在感を示し続けた。しかし、その裏側では、欧州難民問題に象徴されるEU内での孤立化、米国(トランプ政権)との微妙な軋轢、中国との接近など、その将来を危うくしかねない様々な芽を生み出してきたのも事実だ。  いったいメルケル政権は、次の時代に向けて何を遺したのか? それは果実か、それとも負債か? そしてドイツ経済の復活に、日本は何を学べるのか?  まさにショルツ新政権が発足したこのタイミングで、「メルケルなきドイツ」「メルケルなきEU」を展望し、英国離脱で岐路に立たされているEUにも鋭く切り込む。
  • アフリカ史
    4.0
    様々な学問分野を自由に越境し、「知ることの楽しさ」を生涯発信し続けた<知の道化師>、山口昌男。その学問の真髄とも言える「アフリカ」研究を、丸ごと1冊・通史に編纂。思いがけなくも豊かなアフリカの相貌、実験的とも言える日本との対比、自身が描いたスケッチや、貴重すぎる図版を193点も掲載! 彼の地で暮らし、深い人脈を得た泰斗だからこそ書けた本作は、参考文献すらただの文字情報に終わらない、圧巻の充実ぶり。没後10年。今こそ、目からウロコのアフリカ通史を、吟味する! *本書は、『世界の歴史 第6巻 黒い大陸の栄光と悲惨』(講談社 1977年)を改題したものです。 目次 はじめに 人類史とアフリカ 1 アフリカの古代世界 1)アフリカにおける人類の起源 2)アフリカの古代的世界 3)黎明の輝き・ 4)サヴァンナの帝国 5)東アフリカの王国 6)アフリカの王権文化――そのパラダイム 2 大発見の神話学 1)プレスター- ジョンの王国を求めて 2)アフリカの「黄金伝説」――ジンバブウェ遺跡とモノモタパ 3)探険ラッシュの世紀 3 伝統国家の栄光 1)草原の覇者たち 2)古都の盛衰 3)奴隷の故郷 4)アフリカと奴隷貿易 4 東海岸――交易都市の繁栄 1)世界へ開かれたアフリカ 2)制海権をめぐる争い 5 南アフリカのナポレオンたち 1)南アフリカの原住民たち 2) 南アフリカの清教徒たち 3)シャカ王のズールーランド 4)スワジ王国 5)バストランドのモシェシュ王 6)ムジリカジのンデベレ 6 ヨーロッパによる仮死 1)ヨーロッパ列強のアフリカ分割 2)開拓者たちの運命 3)アフリカ侵略の二つの型 4)セネガルーー仏領アフリカの優等生 5)最後の抵抗者サモリ= トゥレ 7 再生への胎動 1)マフディー運動 2)キリスト教的反抗 8 試行錯誤の現代史 1)両大戦間のアフリカ 2)エティオピアの反抗 3)第二次大戦後のアフリカ 4)コンゴ動乱 5)ナイジェリアの内戦 6)アンゴラの独立と内戦 おわりに 参考文献 年 表 図版参考資料一覧 索 引 解説 今福龍太
  • 安倍晋三が目指した世界 日本人に託した未来
    5.0
    1巻1,188円 (税込)
    2022年7月8日、日本と世界は偉大なリーダーを喪失した。 ロシアによるウクライナ侵攻、中国による台湾侵攻危機、資源・エネルギー価格高騰によるインフレ、続く新型コロナウイルスの感染拡大…… この多層的未曽有の危機にあって、日本を含む多くの国々が必要としたのが政治家「安倍晋三」だ。 私たちにできることは安倍元総理の遺志を継承し、さらに発展させることである。そのためには「安倍の政治」を理解しなければならない。本書の目的はそれだ。 安倍元総理の「政治」は「外交」と「内政」を連動させ、国民の「生命」を守る国家構造を構築したことにある。それは「戦後」という長大な時間を脱却するという「夢」であり、多くの有権者が、そのダイナミズムに惹かれた。 (「はじめに」より抜粋) 目次より抜粋 特別資料 【その1】 安倍政権 全制定法律 【その2】 「地球俯瞰外交」の全記録 【その3】 歴代安倍内閣全閣僚名簿 第1章 リーダーを喪失した日 国際社会はリーダーを喪失した 自民党と統一教会 安倍元総理と統一教会は無関係 赤いメディアと戦い続けた 憲法と宗教 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議 第2章 地球儀を俯瞰した外交 世界から届けられた弔意 日本を中東と国際社会を繫ぐ「ハブ」にした 中東で「一番の親友」争いが起こっている 地政学から見た安倍外交戦略 民主党の愚策で脅威にさらされた列島 戦略概念FOIPを発案 あのアメリカが外交戦略を学んだ 地球儀を俯瞰する外交 戦後を脱却する外交 第3章 盟友の死と復活の日 内政を支えた帝王学 幼少から作られるコミュニティ 集うプリンスたち 売国政党に揺さぶられて 「憲法」こそ「戦後」 「盟友の死」と「大震災」が奮い立たせた 「本来は谷垣」と麻生氏に断られたが 3つの約束のために アベノミクスの原点 金融緩和と財政出動でしか生き残れない アベノミクスの真意 第4章 日本を、取り戻す。 内閣を支えた「戦友」 特定秘密保護法の真意 2022年に周知された安全保障関連法 台湾と与那国島を封鎖した 国際連携こそが安全保障の核 日本を、取り戻す。 第5章 安倍政治は終わらない 逝去直前に持っていたテーマ タブーとされる「核抑止」議論を 岸田政権は「遺志」を継承するのか 継承から発展、展開へ
  • 安倍晋三の正体
    3.8
    「日本を破壊した男の軌跡」 2022年7月8日、安倍晋三元首相が銃撃され、 駆けつけた昭恵夫人に見守られる中で息を引き取った。 生前の安倍氏は、「日本を、取り戻す。」「アベノミクス」 「地球儀を俯瞰する外交」「改憲」などを掲げて支持を集め、 安倍政権は憲政史上最長(3188日)の長期政権となった。 一方で、モリカケサクラ問題をはじめとする、様々な疑惑が 曖昧なまま決定された国葬の賛否をめぐる議論に、安倍氏の遺した分断の 深さが見てとれる。 本書では、大衆社会の病理を観察し続ける著者が、検証可能な事実を基に 安倍晋三という政治家、ひいては人間の本質を明らかにしていく。 そこから見えてくるのは、安倍氏を支持し続けた私たちの社会の病だった――。
  • 安倍晋三の歴史戦 拉致問題・慰安婦問題・七〇年談話・靖国参拝
    -
    1巻1,540円 (税込)
    「保守で10年つなぐ」 戦略的25年戦争 外務省の敗北主義、朝日新聞の嘘—— 安倍氏は「戦後」とどう戦ったのか。 ------------------------------------ 朝日新聞の大々的報道は 「まったくのでっち上げ」 ------------------------------------ 97年から慰安婦問題についてこう書籍に記し、主張し続けた安倍氏。同志を集め、組織を作り、体制を整え、官僚を変え、談話を上書きし、タイミングを見極め……匍匐前進で戦い続けた。 「謝罪の宿命」を断ち切り、「反論しない国」から「反論する国」へと日本を変えた安倍氏の戦略を同志二人が証言する。
  • 安倍政権 365日の激闘
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    アベノミクス、消費増税、対中外交……、決断の裏側で何が起こっていたのか!? 主要メディアが伝えないインサイドレポート。 第1次政権時の安倍首相は自ら旗振り役となって突き進んだ。だが、現在の安倍氏は常に最終判定者であることを心掛けている。 そのためには、菅官房長官と麻生副総理兼財務相の2人のお膳立てが不可欠である。主要政策すべての判断の際、この二等辺三角形の役割分担が機能して、成功してきた。 アベノミクス(安倍政権の経済政策)の「3本の矢」策定、黒田東彦日本銀行総裁人事(異次元の金融緩和)、 価値観外交による中国包囲網確立とエネルギー資源外交による中東・アフリカ歴訪、国際オリンピック委員会(IOC)総会での2020年五輪の東京招致成功、 消費税率8%への引き上げ(復興特別法人税廃止前倒し)表明、減反決定など農業改革と薬認可自由化など医療改革(岩盤規制改革)――。 このような決断で安倍首相は最終判定者であり続けた。これが、今の安倍スタイルなのだ。(本書「序文」より) 【主な内容】 ●なぜ、安倍1強時代が生まれたのか ●外交分野のお手本は祖父・岸信介元首相の「自主外交」か ●アベノミクスが引き起こす財務省の地殻変動 ●安倍・金正恩会談の布石か!?~飯島勲内閣官房参与の北朝鮮訪問が意味するものとは ●特定秘密保護法案を参院に送った安倍政権には中国の防空識別圏設定は“使える”道具に過ぎなかった!
  • アボジが帰るその日まで
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イ・ヒジャさんのアボジ(父)、イ・サヒョンは1944年2月15日に日本軍からの徴用命令を受けた。京城(ソウル)で、輜重兵第49連帯特設勤務大101中隊に編入され中国へ送られる。1945年6月11日中国南部全県で破傷風のため死亡。日本政府は徴用者の戦死を、家族に知らせなかった。朝鮮に残された家族は夫や父の帰りを待ち続けた。ヒジャさんがそれを知ったのは、1989年、『被徴用死亡者連名簿』によってだった。
  • アボリジナル・アート はじまりの物語 若き美術教師と先住民の人々が生んだ奇跡
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 親子で読める!1970 年代のオーストラリアで起きた、感動の実話。 地図にすらのらない町に住む人々が描く文様が、なぜ世界にエネルギーを与えるアートにまで発展したのでしょうか。 力強く大胆な絵画と、アボリジナル文化の素晴らしさを見抜き、支援を続けた美術教師・バードンの生きざまをのぞいてみませんか?

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  • 甘いうめきが死を招く 濃密官能サスペンス傑作集
    -
    1巻682円 (税込)
    「いいかい、独りでやるの……。いっぱい、いくんだよ」 あてずっぽうにダイヤルを回してセックスを録音したテープを流し、電話に出た相手の反応を楽しんでいると、受話器からは女性の押し殺した息づかいと、「アア、アン」という声が──。 いたずら電話で知り合った美人OL片桐敏子とのセックスにいつしかおぼれていく英次。敏子のセックスは奔放だ。「舐めたい、英次のこれ……」「めちゃくちゃにされたいの」「ひびくわ、英次。とってもいい」「コレはわたしだけのもの」とベッドでは欲望が止まることなく色情を漏らし続けた。そして、ひさしぶりのテレホンセックスの最中に、敏子が突然はげしく喉を詰まらせたような声を出し、殺害されてしまう。現場に駆けつけた第一発見者の英次は容疑者となり警察の取り調べを受けることに。敏子のレコード盤コレクションを手掛かりに殺人犯を探す表題作のほか、女性たちが秘める奥深い性を赤裸々にしていく。 「新宿はぐれ地図」「笑え、デスマスク」「リップ・テクニック」「ディスカバー・ワイフ」「怨み肌」「真夏の夜の狂乱」「蜜のパートナー」「甘い夜のダミー」の9編を収録する勝目梓ワールド炸裂の傑作集。
  • 甘いささやき
    -
    変わらぬ愛を誓いながら別れた二人。男は復讐の炎を燃やし続けた。■タズとヒュデが恋人同士だった六年前のこと―― タズの父デイヴィッドが病院を設立した。その際、ヒュデの父マテオは巨額の投資を行ったにもかかわらず、出資した証拠がないとされ、詐欺師の烙印を押された。ショックからマテオは脳出血で倒れて体の自由を失い、ヒュデは父親の名誉回復のために復讐を誓った。家族の絆と名誉を重んじるスペイン人の血がそうさせたのだ。自分の父親の言い分を信じ、恋人の言葉には耳をふさいだタズもヒュデの怒りを買い、別れの言葉を投げつけられた。二人は会うこともなく、それぞれの歳月を生きた。四カ月前、デイヴィッドが急死し、若き未亡人となったタズの義母が彼女に婚約を知らせてきた。婚約者の名はヒュデ――タズは自分の耳を疑った。
  • 甘い鞭
    5.0
    高校1年生の時に隣家に棲む男に拉致監禁された奈緒子。1か月にわたって弄ばれ続けた彼女は、男を殺害し辛うじて地獄から生還した。凄絶なトラウマを抱えたまま成長し、現在は不妊治療専門の医師として活躍する奈緒子だが、美貌の女医として評判の彼女のもう1つの顔、それはSMクラブに所属する売れっ子M嬢≪セリカ≫だった! 過去と現在、サディスティックな欲望とマゾヒスティックな願望が交錯する、驚愕の問題作!
  • 雨宮処凛が見る世界:生きづらい女性たち
    -
    20年以上「生きづらさ」や格差・貧困問題の解決に取り組んできた作家・活動家の雨宮処凛(あまみや・かりん)氏が、この国の女性たちの「この10年」(2012~2021)の記録を留めた書。根底から日本社会のあり方を変えた東日本大震災と原発事故、高橋まつりさんの過労死事件、女子受験者の一律減点問題、「#Me Too」運動、コロナ禍で苦しむ人々──当事者に寄り添い続けた雨宮氏がさまざまな社会問題を読み解く。月刊誌『第三文明』の好評連載「作家・雨宮処凛が見る世界」から厳選した原稿を電子書籍化。
  • 雨あがる
    4.7
    貧しいながらも心優しい人々のお互いを信じ合う姿が深い感動をよぶ表題作「雨あがる」、その続編「雪の上の霜」、侍という生き方よりも人間らしい生き方を選ぶ主人公を描き、著者の曲軒ぶりがいかんなく発揮されている「よじょう」など、武家ものを中心とした名作全五篇を収載。生きにくい時代だからこそ浮かび上がってくる、“人間の人間らしさ”を描き続けた昭和の文豪・山本周五郎の魅力が光る、オリジナル名作短篇集。(編/解説・竹添敦子)
  • 雨が連れてきた恋人
    -
    看護師のサマンサは仕事ひとすじ、恋とは無縁に生きてきた。それでもみな彼女が大好きだった。明るくて気立てがよくて、友人たちの恋の話にやさしく耳をかたむけ、ひがんだりしない。けれどそんなサマンサと、オランダ人医師ギレスの出会いは最悪だった。入院患者に会いにやってきた彼の尊大でぶしつけな態度に、夜勤明けで疲れていたサマンサはかっとなってしまったのだ。それなのに、ギレスはかえって興味をひかれた様子で、サマンサに頼みごとをしたり、食事に誘ったりするようになった。わたしが抱いていた嫌悪感を、彼は秘密の方法で好意に変えた。なぜそんなことをするの? 彼にはあんなに美しい恋人がいるのに。■どれだけ時を経ても変わらない、初恋のみずみずしさともどかしさを描き続けたベティ・ニールズ。名作『せつない秋』のスピンオフをお贈りします。苦しく切ない、初めての恋心を秘めるサマンサに、そっと心を寄り添わせながら読んでください。
  • 雨と詩人と落花と
    3.5
    愛を見つめ、慈しむ心を描き続けた巨星・葉室麟。その深き到達点! 九州豊後日田の詩人広瀬旭荘を描いた著者畢生の感動作! 書名は、以下の広瀬旭荘の漢詩・七言絶句「春雨到筆庵」の最終行からとっている。 菘圃葱畦(しゅうほそうけい) 路(みち)を取ること斜(ななめ)に 桃花多き処(ところ)是(こ)れ君が家 晩来何者ぞ門を敲(たた)き至るは 雨と詩人と落花なり 菘(とうな)の圃(はたけ)、葱(ねぎ)の畦(うね)の中、桃の花がいっぱいに咲いているあたりに君の家がある。夕暮れ時に門を敲(たた)いて訪ねてくるのは誰だろう。雨か詩人か散る花か。 兄の淡窓にともなわれ、初めて松子の実家を訪ねた時の出会いを詠んだ漢詩だった。 菘(とうな)の圃(はたけ)、葱(ねぎ)の畦(うね)の中、桃の花がいっぱいに咲いているあたりに君の家がある。 夕暮れ時に門を敲(たた)いて訪ねてくるのは誰だろう。雨か詩人か散る花か。 時は大塩平八郎の決起など、各地が騒然としている幕末の激動期。儒者として漢詩人として、そして夫としてどう生きるべきか。動乱の時代に生きた詩人の魂と格調高い夫婦愛を描く。 儒者・広瀬旭荘は九州・日田の広瀬家に生まれた。広瀬家は天領の日田金をあつかい、大名貸しまで行う富商であった。25歳年長の兄が広瀬淡窓。儒学者であり詩人として名を馳せており、私塾の咸宜園を開設した。 兄の淡窓は世に知られた学者であり、詩人であったが、代官所の横暴に耐えていた。しかし、旭荘は怒りを募らせた。 そのころ、旭荘は二度目の妻・松子を迎えた。時折、怒りを抑えきれず打擲する旭荘に、前妻は去っていた。 しかし、松子は心優しき詩人である旭荘の本質を理解していた。堺に遊学した旭荘は、大塩平八郎決起の時期に、江戸へ。詩人として儒学者として、どう生きるべきかを問われる。詩人の魂と感動的な夫婦愛。 幕末、動乱の時期に生きた詩人と、彼を支え続けた妻。至高の夫婦愛とは? 文中の漢詩が深い感動を呼ぶ巨星の到達点!詩人の魂と感涙の夫婦愛。 巨星・葉室麟が逝去後、刊行された2冊目の著書となった。
  • 雨の音
    3.0
    初期の代表作「色ざんげ」、中期の代表作「おはん」など、数多い名作を生み続けた女性作家・宇野千代の、「ひとを愛しつくす女」を生き抜いた、激しく、美しい自伝小説の世界。名作「雨の音」、秀作「この白粉入れ」ほかを収録した、名作ばかりの中短篇集。
  • アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで
    4.5
    【2011年サントリー学芸賞[芸術・文学部門]受賞】そのサウンドと〈歴史〉はいかなる欲望がつくったか。ロック、ジャズ、ブルース、ファンク、ヒップホップ……音楽シーンの中心であり続けたそれらのサウンドは、十九世紀以来の、他者を擬装するという欲望のもとに奏でられ、語られてきた。アメリカ近現代における政治・社会・文化のダイナミズムのもと、その〈歴史〉をとらえなおし、白人/黒人という枠組みをも乗り越えようとする、真摯にして挑戦的な論考。(講談社選書メチエ)
  • アメリカの新・中国戦略を知らない日本人
    4.0
    1巻1,400円 (税込)
    尖閣列島問題が発生した際、オバマ政権とその首脳たちは曖昧な態度を示し、「中国が軍事的に日本を攻撃した場合、どう対応するか」という日本側の問いに対しても、「日米安保条約を遵守する」としか答えなかったが、その間にも事態は悪くなり続けた。オバマ政権はもはや、この問題をこれまでのようにうやむやのうちに片づけることはできなくなっている。中国の帝国主義的な侵略という事実は、誰の目にも明らかになっているからだ。しかも「50パーセント政権」として政治力を失ったオバマ政権は、中国に対して厳しい姿勢をとるグループの存在を無視できなくなっている。私が日本で聞かれる質問の多くは「尖閣列島で戦いになった時、アメリカは助けてくれるでしょうか」というものだが、オバマ政権の如何にかかわらず、アメリカ国防総省には尖閣列島を守る緊急計画がすでに存在している。(日高義樹/第二章「アメリカは尖閣列島で戦う」より抜粋)

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  • アメリカの深謀 レーガンは最後に何を狙っているのか
    -
    1巻950円 (税込)
    ソビエトの相対的な弱さ、それに西ヨーロッパの衰退、日本の経済力、こうしたものを組み合わせて強くなったアメリカ。国民からの喝采を浴び続けたレーガン大統領が、新しい政治体制を作るために恵まれた歴史的「機会」とは。

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  • アメリカは正気を取り戻せるか 精神科医が分析するトランプの時代
    3.0
    4年前トランプが大統領になった時、多くのメディアが精神医学界の権威である著者に、トランプは精神疾患を患っているのではないかと問いかけた。著者は言う。彼は精神を病んでいるわけではない。病んでいるのは、彼のような人間を大統領に選んだアメリカ社会の方であると。アメリカが正気を取り戻すためにはどうすればよいのか? 人類の存続を脅かす問題に対処する方法を訴え続けた著者の想いは、はたして全米に届いただろうか?
  • アメリカは昭和天皇をどう見たか 戦争とジャーナリズムの交差点
    -
    1巻704円 (税込)
    原武史氏(放送大学教授)推薦 「米国雑誌が描く昭和天皇像の変遷を追うことで生まれた新たな研究だ!」 終戦まで発行部数を伸ばし続けた米国ニュース誌のジャーナリズムに迫る考察読本。 20世紀、アメリカ国民の「日本のイメージ」を形成したのは、活字ジャーナリズムだった。 世界の中でも特殊とされる日本の皇室は、どのように報道され、そのイメージを変遷していったのか。 週刊ニュース誌『タイム』、高級ビジネス誌『フォーチュン』、写真週刊誌『ライフ』といった主要米国誌の記事を徹底分析し、斬新な視点で昭和天皇像を解説する、唯一無二の保存版。

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  • アメリカン・ブッダ
    4.0
    もしも荒廃した近未来アメリカに、 仏陀を信仰するインディアンが現れたら――未曾有の災害と暴動により大混乱に陥り、国民の多くが現実世界を見放したアメリカ大陸で、仏教を信じ続けたインディアンの青年が救済を語る書下ろし表題作のほか、VR世界で一生を過ごす少数民族を描く星雲賞受賞作「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」、『ヒト夜の永い夢』前日譚にして南方熊楠の英国留学物語の「一八九七年:龍動幕の内」など、民俗学とSFを鮮やかに交えた6篇を収録する、柴田勝家初の短篇集。解説:池澤春菜
  • アラサー女子、JKやり直します。【フルカラー】1巻
    完結
    4.4
    全9巻198円 (税込)
    心はアラサー、体は…JK!?過去にタイムスリップし因縁の初体験をリベンジ!後悔し続けた青春を理沙は取り戻せるのか?――初カレ・奏との苦い恋愛経験を引きずる理沙はある日、同窓会で奏と10年ぶりの再会を果たす。しかし、あの日のことは一言も話せず気まずいままお別れに…。帰り際、立ち寄った神社、酔った勢いで「せめて初Hをやり直せたら…」と呟くと、突然謎の光に包まれて…――目が覚めると、そこは高校時代!?学校には当時の奏もいて、久しぶりの恋人同士っぽいやり取り。今なら全てをやり直せると思う理沙だが…
  • アラサー女子、JKやり直します。【フルカラー】《合本版》1巻
    完結
    -
    全2巻473~946円 (税込)
    心はアラサー、体は…JK!?過去にタイムスリップし因縁の初体験をリベンジ!後悔し続けた青春を理沙は取り戻せるのか?――初カレ・奏との苦い恋愛経験を引きずる理沙はある日、同窓会で奏と10年ぶりの再会を果たす。しかし、あの日のことは一言も話せず気まずいままお別れに…。帰り際、立ち寄った神社、酔った勢いで「せめて初Hをやり直せたら…」と呟くと、突然謎の光に包まれて…――目が覚めると、そこは高校時代!?学校には当時の奏もいて、久しぶりの恋人同士っぽいやり取り。今なら全てをやり直せると思う理沙だが… ※この作品は過去、電子書籍「アラサー女子、JKやり直します。1~6巻」に掲載されました。重複購入にご注意下さい。
  • 嵐ファミリーヒストリー★スターを支えた家族の絆、私たちの知らなかった真実の物語★息子を褒めなかった理由とは
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スター街道を「嵐」のように驀進する彼らの歴史は、 彼らを陰に日向に支えつづけた家族の物語でもあります。 華々しいデビューの後、何年経ってもCDは売れる気配もなく、 レコード会社からお荷物と言われたこともある嵐。 その間もファンとともに、いやそれ以上に変わらぬ愛情を注ぎ続けた、それぞれの家族たち。 その後の彼らのサクセスストーリーはご存じのとおりですが、 本書では、今も昔と変わらず彼らを支え、 愛情を注ぎ続けるファミリーならではの物語・エピソードを紹介するかつてない一冊です。 ■目次 ★松本 潤 ・彼を強くしたお父さんの教育方針とは ・家族の記憶に残る夏の思い出 etc. 他11項目 ★ニノ宮和也 ・マイペースな姉に振り回されるのは嫌いではない ・貯金を始めた親の影響 etc. 他14項目 ★相葉雅紀 ・家族旅行の思い出は色褪せない ・人見知りしない子に育てる秘訣とは etc. 他18項目 ★大野 智 ・お母さんのテッパン・メニューとは ・息子を褒めなかった理由とは etc. 他17項目 ★櫻井 翔 ・弟の存在を支えにしたから今がある ・親が教えてくれた正義感 etc. 他15項目 ■著者 神楽坂ジャニーズ巡礼団
  • 嵐 ~Break Time~
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    2020年をもって芸能活動を休止するトップアイドルグループ「嵐」。 デビュー以来、日本のみならず海外のファンからも愛され続けた彼らのグループとしての活動を見るのも今年で最後。 本書はそんな嵐メンバーの歩みと絆を1冊にまとめた珠玉のエピソード集です。 たとえ活動は休止しても、彼らの輝きは永遠に色褪せることはないでしょう。
  • 新たな地球への遺言
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    (内容紹介) 神に向かうのか、神に背くか、 人間は"選択の自由"が与えられた。 しかし、その結果は必ず働く。 それが3次元を支配する"因果応報の法則"である。 今の時代は"心の闇"を深め、"この世"の終わりに近づいてきました。 立花隆氏の"あの世"のインタビュー他を通して、 魂の救済を考えます。 ◎立花隆"あの世"でのインタビュー内容と対談相手 ---------------------------------------------------------------- ◆あの世の科学的証明 クルックス×河合隼雄×キューブラー・ロス ◆虐待の影響 ヒトラー×アリス・ミラー ◆脳と意識 伊藤正男×フォン・ノイマン ◆経済について 田中角栄×渋沢栄一×ルドルフ・シュタイナー ◆性と宗教(聖と俗) 空海×フロイト×奈良林祥 ◆思考力と創造性(本・漫画・動画の影響) 夏目漱石×手塚治虫×伊藤正男 ◆"無知の知"と"観念" ソクラテス×池田晶子×南部陽一郎 ◆"心の闇"と"アストラル界" コナン・ドイル×三島由紀夫×河合隼雄 ---------------------------------------------------------------- 「私たちがこの世で行なっていた"魂の対話"を、あの世の方々がどうご覧になっていたかというインタビューになり、結果としてこの世の問題を総ざらいしていただくことになりました。 それこそが、あの世とこの世の境界線を取り払ったところでの天地の共同作業になったように思います。」 ★ 「シリーズ1は解明が9次元に達したところからの話が中心となり、 シリーズ2は3~7次元のリセット・リスタートの話が中心になっていましたが、 このシリーズ3は、3次元の地球に住んでいる私たち自身の話として、 どのような因果応報の法則が働いているかをまとめたものです。」 ★ 「この人格Bというのは、心の三層図で言うならば、第2~3層のみで生きていて、第1層(魂)とはつながっていない、まさに現代人を象徴する人格です。それに対して人格Cとは第1層(魂)にまで意識が到達していて、第1~3層を統合的に生きている人格を意味しています。」 人格Bから人格Cへの 心のありようの変化としては、 ・穏やかでおおらかになる。 ・何かに捉われるということがなく、シンプルで落ち着きがある。 ・感情を感じてもすぐに流れていく。 ・「今」の選択だけを大切にしていればよく、深い安心感がある。 ・毎日が新鮮で楽しい。 ・困ったことが起きても、その状況を面白いとさえ思えるようになる。 "魂の対話"を通して、人格Bから人格Cへと至ります。 「第1シリーズと第2シリーズでまとめた"天地の対話"も、もちろん重要なものでしたが、それと同じくらいに、あるいはそれ以上に、この横軸対話="魂の対話"を続けたことは、サラ・プロジェクトに課された最も大きなミッションだったのではないか、と思います。」
  • アラビアのマリア・テレジア銀貨
    -
    1巻3,300円 (税込)
    本書は、マリア・テレジア女帝とヴィクトリア女王を戴いた通貨の流通 という視点からみた、日本ではあまり馴染みのないアラビア半島の近代史 かつ国際関係史である。 貿易通貨のマリア・テレジア銀貨が内陸部、法貨のインド・ルピーが英国の 勢力圏で流通したのは国際政治の反映であった。「偶像禁止」のイスラム教義 に反するマリア・テレジア銀貨がなぜアラブ人に選好されたのか、 また、統治者がイスラム君主の条件を満たさずに外国の君主の肖像入り通貨を 認めるという、通常では考えられない現象の理由が何であったかを解き明かす。 「イスラムの教えの理解なくして中東は理解できない」との主張に反し、 外国の元首であるマリア・テレジアを戴く銀貨を使い続けたアラブ人が、 イスラム以前からの銀の純度と重さを重視する慣習に従っていたこと、及び、 インド洋とペルシャ湾での覇権を求めた英国とフランスの外交戦が与えた、 アラブ人の英仏に対する感情の違いから、反英感情の裏返しとしての マリア・テレジア銀貨への「リヤル・ファランシ(仏リヤル)」呼称使用が 生まれたことなどを、当時のアラビアで活躍した欧州商人、インド商人の 具体的な活動と共に描いていく。 【目次】(第1章)マリア・テレジア銀貨(第2章)レヴァント(東地中海) 貿易 (第3章)モカコーヒー(第4章)「リヤル・ファランシ(仏リヤル)」の呼称 (第5章)インド洋経済圏のオマーン(第6章)独立尚武の国イエメン (第7章)マリア・テレジア銀貨の廃止(第8章)英領インドの「飛び地」アデン (第9章)英国の湾岸進出とネジド(サウド家) への関与 (第10章)法貨でない通貨の流通理由 (第11章)イエメンとオマーンにマリア・テレジア銀貨が残った理由
  • 荒凡夫 一茶
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    芭蕉に冷淡、蕪村は相手にせず、とことん一茶を追い続けた句界の巨匠が、その「自由人」としての魅力を縦横無尽に語りつくした、ファンならずとも待望の著。青年期から一貫して著者を支配しつづけてきたもの、それは自由人への憧れだった。「自由人」とは「漂泊者」とも言い換えることができる。「漂泊者」として思い浮かぶ俳人に、山頭火や尾崎放哉らをあげることができようが、なかでも一茶は、著者を惹きつけるだけのありあまる魅力にあふれていた。一茶に没頭し、その生涯を探究し、作品を鑑賞することで得られたなかで、著者は「定住漂泊」や「生きもの感覚」ということばを好んで使用するようになる。漂泊が向かうところの自然崇拝やアニミズムが、著者をして創造させたものだ。同時に一茶自身が自らを表現した「荒凡夫」もまた、著者にとっての重要なキーワードにもなった。これは一茶が六〇歳の正月につくった句の前書きに記してある。こうして本書は、著者自らが一茶とのあわいをたゆたうように、雄大な俳句の旅を楽しんでいく。そしてその旅は芭蕉に冷淡な視線を送りながら、正岡子規を遠く見据える、「自由人」としての衣をまとっているように見える。
  • 「ありえない」をブームにするつながりの仕事術 パクチー料理専門店を連日満員にできた理由
    -
    パクチーブーム火付け役が語る「ありえない」への挑戦。世界初パクチー料理専門店をブームにするまでのすべて。 世界50カ国以上を旅している著者が、株式会社旅と平和を設立して、「ありえない」と言われ続けた、世界初のパクチー料理専門店、東京初のコワーキングスペースPAXCoworkingをブームにするまでの過程を詳細に描いた。連日満員にするまでに、何を考えたのか?何をしたのか?どんな「つながり」を作っていったのか?さらに2018年3月、人気店を突如として閉鎖したそのわけは?「僕ははじめてのことしかやらない」と断言する著者の道なき道の歩き方。CAMPFIREでのクラウドファンディング成功企画。 【目次】 はじめに 第1章 パクチーハウス東京をやめてからパクチーハウス東京を始めるまで 第2章 なぜパクチーで飲食業だったのか? 第3章 パクチーハウス東京が始まった 第4章 パクチーハウス東京が生まれ変わった 第5章 走るのが嫌いな僕が月間300キロを走るようになった理由 おわりに 【著者】 佐谷恭 2018年3月まで東京都世田谷区経堂にあった世界初のパクチー料理専門店「パクチーハウス東京」のオーナー。「パクチー料理専門店?なにそれ!?ありえない」と言われ続けたにもかかわらず、強烈なパクチー愛と執念でパクチーの普及に“全緑”を尽くし、連日満員のお店に。10周年の直後に電撃発表で閉店を告げ、その89日後の3月10日に閉鎖し現在は「無店舗展開中」。東京初のコワーキングスペース「PAXCoworking」の創業者であり、人と人、街と街とがつながるランニングイベント「シャルソン」の創始者でもある。
  • ありがとう肝硬変、よろしく糖尿病
    -
    「糖尿病」に始まり、61歳にして「肝硬変」の宣告。 くわえて「食道がん」「胃がん」を発症。 襲いかかる病を、いかにして強力な生命力にしたか。初書き下ろし自伝小説。 糖尿病からアルコール性肝炎。医師の禁酒勧告もなんのその、毎日四合六合と酒を飲み続けた道太郎。80以下が正常値のγ-GTP検査の数値、4000台をたたき出す。それから1年、61歳にして「肝硬変」を宣告される。くわえて「食道がん」「胃がん」が身体を襲う。取り囲む献身的な妻、親思いの娘。美しき女友だち、犬…。そんな闘病中、自身の身体が起こす奇跡も知る。重なる病にたじろぎながらも、病をエネルギーに生命を燃やす自伝的小説。
  • 「ありがとう」すべては感動のために 「命の尊さ」を知る! 究極のサービス業・ティア流葬儀ビジネス
    3.0
    創業当時から私は、「すべてはお客様のために」を共有できる心豊かな人財を育てるための努力を発信し続けてきました。そのひとつが社内報『天真爛漫(てんしんらんまん)』に書き綴った、葬儀ビジネスに携わる者へのブレない想い(=ティアイズム)なのです。「ティアイズム」とは、葬儀ビジネスを究極のサービス業と位置づけ、命の尊さを理解した者こそが「死」を扱う葬儀というビジネスに関わっていくべきだと捉えた教えです。昨今のさまざまな事件……。親が子を殺し、子が親を殺す……。命の尊さや人の死が軽視され、死を重んじる人間本来の資質が崩れはじめています。そんな殺伐とした時代だからこそ、死を扱う葬儀に携わる者として、命の尊さをきちんと受け止められる人間教育を発信していかなければならないと考えます。そして、人生は「止まらない時間」であり、「限りある時間」です!「仕事と思うな人生(=人生の修行)と思え!」の言葉を胸に、すべてが自らの人生修行と捉え、正しいことを楽しく取り組んで生きていきたいと思っています。人がなんといおうがどう思おうが、自分自身の人生哲学と経営哲学をブレることなくもち続け、出し惜しみすることなく、たくさんの人に伝え続けたいと心から思います。……「感動葬儀」と各業界から絶賛されるティアの冨安社長が渾身のメッセージが詰まった一冊!

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  • ありがとうの花。「僕の家族はおばあちゃん。」10分で読める感動の物語。仕事や生活で心の栄養が足りてない人のための本。10分で読めるシリーズ
    -
    まえがきより 僕は小さな田舎町で産まれた。お兄ちゃんもお姉ちゃんもいて、いつも家族で一緒にいた。その時間が僕は大好きだった。けれどある日突然、ママが帰ってこなくなった。 いつか帰ってくるだろうと思って僕は待ち続けたけれど、ママが帰ってくることはなかった。お兄ちゃんもお姉ちゃんも出て行ってしまい、僕は一人ぼっちになった。 そんな僕の目の前に現れたのがあなただった。
  • ある公害・環境学者の足取り : 追悼 宇井純に学ぶ
    -
    1巻2,750円 (税込)
    列島各地の公害を告発し、学問や科学技術のあり方を全身で問い続けた公害・環境学者、宇井純。2006年に亡くなった故人を偲ぶ集いでの談話や追悼寄稿、自伝などを収録する。

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  • ある殺人者の回想
    4.0
    おれはなぜ二度も人を殺したのか。七十六歳で故あって二度目の殺人を犯し四年、いま獄中にある男は静かに語り始める。昭和初頭、炭鉱の島に生まれ坑夫となった緒方一義は隣人を殺し、一度目の獄につながれた。彼が手にかけた男の妻と交わし続けた手紙にこめた想いとは? 遠ざかりゆく昭和という時代と数奇で凄絶な人生が見事に描かれる。
  • ある日、美人になった。 一皮むけばそこは闇 1
    完結
    3.0
    「モテるのが嬉しいだけだろ。男と修羅場って叩かれればいいのに…」ずっと美人に嫉妬心を燃やし続けたブスに変化が!?  出水はるな(19)は顔面が残念なフリーター。イケメンとは幼稚園のお遊戯以来、接点がないほど日照り続きだった。ある日、職場に出勤すると同僚、秋が職場のイケメン社員に壁ドンされていた。秋は会社帰りにも別の見知らぬ男に迫られる。恐怖で涙を流す秋は、泣き顔ですら様になる美人。男からひっきりなしに言い寄られるも気弱で拒絶できない秋に対して、はるなは次第に苛つき…。不遇を呪い続けたブスが、美人に変身する新連載、スタート!!
  • アルビノを生きる 新装版
    -
    白い髪に白い肌。弱視で紫外線に弱い「アルビノ」。彼らの多くは学校や地域社会、そして親族からも除け者にされてきた。「見た目」から来る差別に晒され続けた人々の葛藤に寄り添ったルポ。
  • アルベルト・アインシュタイン ――相対性理論を生み出した科学者
    3.5
    20世紀を代表する天才は学校の落ちこぼれだった。激動の時代に翻弄されながらも、学問の領域を越えて世界平和を訴え続けた科学者の生涯とは。(巻末エッセイ・茂木健一郎)
  • 淡い輝きにゆれて
    3.5
    彼の無事を祈り流した涙はやがて、彼に愛されない悲涙へと変わり……。 最愛の父を亡くし天涯孤独となったテスの頭に浮かんだのは、いまは遠くへ行ってしまった初恋の人、マットの美しい顔だった。かつて瀕死の重傷を負った彼をテスの父が救い、傷が癒えるまで、彼女がつきっきりで看病したのだ。そのときから胸の中でマットへの恋心を密かに育ててきたテスは、身寄りなきいま、彼を頼るほかないと列車に飛び乗った。目的地シカゴでは、以前にも増して大人の色香を漂わせる、エレガントなスーツを着こなしたマットが待っていた。ところが、痛いくらい胸を高鳴らせるテスとは対照的に、彼はこちらが近づこうとするほど彼女の想いをはねつけて……。 ■少女のころから一途にマットを慕い続ける看護婦のテスは、自分が彼に愛されない理由は永遠にわからないのだろうかと熱い涙を流します。一方の彼には、じつは12年間守り続けたある“秘密”があって……。ひたむきなヒロインと異色のヒーローが織りなす傑作長編!
  • アンコールワットの「発見」(タイ篇)
    -
    1~3巻825~1,155円 (税込)
    【The Discovery of Angkor Wat】 19世紀、なぞに満ちたインドシナの王国の奥地。その森のなかには地元の人たちのみが知るクメール芸術の至宝がたたずんでいた。フランス人旅行家アンリ・ムオ(1826-61)は、バンコクからカンボジア海岸部、首都ウドン、プノンペン、トンレサップ湖をへて、シェムリアップに到達。そこで見たアンコール・ワットの大伽藍を詳細に記述し、世界に紹介した。 その後、旅を続けたムオは、「冷王が森」を越えてラオスへ足を伸ばし、ついにルアンプラバンに達するが……。情熱に突き動かされて旅を続け、35歳の若さで生涯を終えた探検家の「魂の記録」が読みやすくなって3分冊で登場!! [電子書籍版]第1巻(『アンコールワットの「発見」』の1~10章まで)では、ムオが訪ねたバンコクの街、タイ王宮の様子、またチャオプラヤー河を遡航して着いた旧王都のアユタヤ、漁船に乗ってチャンタブリーへ向かう旅など、タイ篇を収録。 [電子書籍版]第1巻タイ篇の目次 序 第1章 航海 第2章 バンコクの住民 第3章 王宮 第4章 寵妃と娘子軍 第5章 博奕と芝居 第6章 チャオプラヤー河の遡航 第7章 寺とパゴダ 第8章 バンコクへ帰る 第9章 漁船の旅 第10章 山の生活 1939年に刊行された『シャム、カムボヂァ、ラオス諸王國遍歴記』(大岩誠訳/改造社)を改題して分冊、現代仮名遣いに変更。ムオのたどった道など、豊富な図版をあわせて。
  • アンサンブル
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    童謡「シャボン玉」発表から100年。 国民的作曲家・中山晋平 知られざる波乱の人生。 「日本ならではの 新しい音楽をこしらえたい」 何者でもなかった青年は なぜ名曲を生み出すことができたのか。 【あらすじ】 十八歳で長野から出てきた中山晋平は、島村家の書生として「早稲田文学」の編輯補佐をしていた。しかし、師の抱月や編輯部員たちの文学談義はちんぷんかんぷん。 知識も才能もない晋平は、どこか居心地の悪さを感じている。 俳優養成所の設立、海外作品の翻訳・演出から新劇の発展に情熱を燃やす抱月に接するうち、晋平の心中に表現への希求が芽生えてきた。 「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」「てるてる坊主」 100年経った今なお歌い継がれる名曲に秘められた想いとは。 「この信念は理屈じゃない」 師を信じ、大衆の音楽を作り続けた音楽家人生の幕があがる。
  • アンセム
    -
    米国議会図書館の調査で「聖書に次いでアメリカ人に最も影響を与えた本」とされた『肩をすくめるアトラス』の著者アイン・ランドによるディストピア短編小説。 集団・平等主義が極限まで推し進められた結果、「私(I)」という概念が排除され「われら(we)」に置き換わってしまった遠い未来。 主人公は自由を取り戻す闘いに立ち上がる。 【著者】 アイン・ランド 1905年-1982年。アメリカの作家、思想家。 「オブジェクティビズム(客観主義)」思想を創出し、小説やエッセイを通じて表現し、自らそれを実践し続けた。 サンクト・ペテルブルク生まれ。1926年アメリカに単身亡命。1936年『われら生きるもの』で小説家デビュー。1943年『水源』がベストセラーになり名声を確立。 1957年SFミステリー思想小説『肩をすくめるアトラス』は現在までに23カ国語に翻訳され、累計販売部数は880万に達する。
  • あんたはエライ!
    5.0
    人生は笑いとペーソスのてんこ盛り! 「しらけ鳥音頭」「小松の親分さん」など数々の芸をヒットさせ、日本を笑わせ続けた昭和のコメディアン小松政夫の最後のエッセイ集。「月刊はかた」に12年間、149回、死の直前まで連載したものからベスト・セレクション。全て単行本未収録作品。超多忙のなかの毎週連載は大変な力技。小松政夫のエネルギーに笑い倒され、ホロリの連続! ※初出誌「月刊はかた」(2008年5月~2020年9月)
  • アンデルセン童話集 おやゆび姫・人魚姫など
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学生から大人まで、何度でも楽しめる「アンデルセン」の名作10話。これまでの100年、この先の100年へ―「100年読み継がれる名作」シリーズ・第二弾。「おやゆび姫」「人魚姫」「はだかの王さま」「もみの木」など、100年以上読み継がれているアンデルセンの名作10話を収録した童話集。デンマークに生まれ、貧しさのなか夢を追い続けた作家アンデルセン。胸を打つ選りすぐりの童話を、くらはしれいが美しく、詩情豊かに描きます。巻末に〈解説〉と、〈「アンデルセン」文学の世界〉を写真付きで掲載。大判ソフトカバーで読みやすく、漢字はすべてふりがな付き。小学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえる一冊です。
  • ANDAERφ アンデロ 六七質作品集
    完結
    -
    全1巻1,540円 (税込)
    六七質によるオリジナルのカラー漫画集ANDAERΦ(アンデロ)。 ANDAERΦの舞台は超構造体の建築物が連なり、多様な階層の人々が暮らす濃密な都市。 そこはワウルという謎の球体の原理で形作られている。 その最上層部に住んでいた少年トキは、ある日、うっかりと下層の土地へと落ちてしまう。 彼は見知らぬ光景のなかをさまよいながら、ワウルにまつわる研究者や大金持ちのお嬢様、誘拐犯など様々な人と出会っていく。 主人公トキのめぐるさまざまな土地を、圧巻の風景描写で綴りながら、個性豊かな人間たちをユーモアも交えつつ描く物語。 ゲームやアニメの世界観設定や小説のイラストで活躍する六七質が、2010年から8年間にわたって描き続けたカラー漫画形式のオリジナル物語がついに刊行。 ▼著者プロフィール 六七質(むなしち) 町並み、工場、廃屋、巨大建築物などをモチーフにするイラストレーター。「幽落町おばけ駄菓子屋」シリーズ、「幻想古書店」シリーズ、そして江戸川乱歩の小説など、挿絵作品は多数。また、「テイルズオブゼスティリア」「テイルズオブベルセリア」についてはコンセプトデザインで参加。「デジモンワールドRe:Digitize」の背景デザイン、「遙かなる時空の中で 6」の世界観デザイン、「ガラスの花と壊す世界」の世界コンセプトデザイン、「Princess Principal」コンセプトアートなど、アニメやゲームでのデザインも多く手掛けている。分業制の絵本「えんとつ町のプペル」ではメインイラストレーターを務めた。
  • 安藤百福 ――即席めんで食に革命をもたらした発明家
    4.7
    チキンラーメンの発明が48歳のとき。挑戦するのに遅すぎるということはない。「常識」にとらわれず、食を通して人々の幸せを追い続けた男の物語。(巻末エッセイ・藤原和博)
  • アンナの初恋
    -
    アンナは少女時代に親を亡くし、ロンドンには身内も親しい友人もいない。22歳になった今、狭いひと間の孤独なフラットに住み、指を噛んでひもじさをごまかす日々に耐えているのは、夢を叶えるため。最近、念願の仕事に就ける大きなチャンスが訪れ、希望に顔を輝かせるアンナだったが、さっそく窮地に陥る。出がけに家主に家賃の催促をされ、仕事の約束時間に遅れそうなのだ。降りたバス停から踵のすり減った靴でなんとか走り続けたが、出会い頭に長身の男性とぶつかり、はじき飛ばされてしまった!アンナの転げたぼろ靴をまじまじと見つめるその実業家レアードこそ、彼女にガラスの靴を履かせてくれる白馬の王子だとは知る由もなく……。 ■年の差ロマンス特集〈若き乙女と大人の男〉をお届けします。仕事を終えて外に出たアンナが目にしたのは、ロールスロイスの傍らで待つレアードの姿でした。男女のことにはまるで疎い無垢なヒロインの初々しい恋物語。
  • あんパンとアメリカ
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ▼序文  この本の著者・榊原明子さんは、私が講師を務める「戸塚有隣堂カルチャーセンター 文章教室」の受講者さんでもあります。  月に一度の講座に、榊原さんは、毎月2~3作のエッセイ作品を自主的に書いて提出してくれます。その内容は、1984年~1990年までの間、ご主人のお仕事の都合で移住したアメリカ南部の都市ラリー(Raleigh)での体験をテーマにしたものです。  そのエッセイ作品は読んでいて大変楽しく、興味深いものばかりで、いつしか受講者と講師の関係から、書き手とファンの関係へと変化していきました。  そんな榊原さんに、お聞きしたことがあります。人生初の海外移住に、不安や不満はありませんでしたか? と。すると彼女は、「あまり行きたくはなかった。けれど、せっかくの機会を無駄にしたくもなかった」と答えてくださりました。  その前向きなチャレンジ精神は、この本の出版にも表れていると思います。自主的に書き続けた作品が、一冊の本にまとめられるほどの数と質になり、今ここに書籍という形になった。これもすべて、榊原さんのお人柄と生き方によるものでしょう。  一人の日本人主婦が立ち向かった、アメリカ南部暮らし。その日々を、読者の皆様もご体感ください。 ー木村文章店店主 木村吉貴 [内容紹介] 平凡な日々の中、ある日突然、“異国での生活”を命ぜられたら...。 まじめな主婦のその生の体験が、淡々と綴られています。 漠然として当たり前のことが、海を越えて、くっきりと見えてくる日本。 新鮮なまなざしだからこそ掬い取られた発見の数々。流れる水のように読ませるエッセイです。
  • アート オブ ボブ・ピーク The Art of BOB PEAK
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ボブ・ピーク(1927〜1992年、本名ロバート・ピーク)は「地獄の黙示録」「マイ・フェア・レディ」「スター・トレック」「007シリーズ」など、数多くの映画ポスターを手掛け【映画ポスターの父】と言われた。飲料メーカーのコカコーラやセブンアップ、ウイスキーのオールド・ヒッコリー、タバコのマルボロなどの身近なものから、ファッションや豪華客船、飛行機の広告、フェラーリのデザインやオリンピック競技のイラスト、またタイム誌やTVガイドの表紙と、実に幅広い分野で活躍し続けた広告アート界の革命児。そのずば抜けた色彩感覚と大胆な構図、洗練されたセンスで常に新しい表現方法を求め、一枚の絵の中に本質を閉じ込めることに心血を注いだ。今日でも多くのデザイナーやイラストレーターに影響を与え続けている。
  • Armchair Travel vol.1 Singapore
    -
    家にいながらガイドブック、時刻表、観光ビデオなどを見て、旅行や観光気分を楽しむ人のことを海外では「アームチェアトラベラー」と呼んでいます。本書はそんな「アームチェアトラベル」を気軽に楽しめる電子発の写真集です。  第一弾として選んだ国は、経済発展を続けるシンガポール。表紙にはユニークな造詣が目を惹く複合シアター“エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ”を掲載し、他にもシンガポールの代名詞ともいえるマーライオン公園や大観覧車シンガポールフライヤーなど、数々の有名建築や観光地がカラーで100点以上載っています。著者が撮り続けた発展する新興国の様子と、古きよきアジアの二面性を持つシンガポールの魅力を伝える1冊です。本書は、シンガポールの名所を自宅にいながらワンコインで堪能できる「読むと旅をしたくなる」電子書籍です。
  • ALMOND EYE PHOTOGRAPHS
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 華麗な末脚でファンを魅了したアーモンドアイ。その勇姿を満載した、ファン待望の感動写真集。  史上5頭目の牝馬3冠馬で、2018年の年度代表馬、JRA賞最優秀3歳牝馬を獲得。2020年までに国内外の芝GⅠレースを9勝し、芝GⅠレースの勝利数日本歴代1位の最強馬。11月29日、無敗のクラシック3冠馬、コントレイル、デアリングタクトとの「3強対決」となった第40回ジャパンカップでも、2頭を寄せ付けず圧勝、現役最強馬の称号を守り、有終の美を飾った。獲得賞金も19億円を超えキタサンブラックを抜いて歴代1位となった。  アーモンドアイを撮り続けた写真家・原智幸が選んだ至玉の写真90カットあまりがその魅力をあますことなく伝える。  第2章ではアーモンドアイの新馬戦から「3冠対決」を圧勝した最終レース、ジャパンカップまでの全成績をデータ、写真とともにプレイバックし、その躍動を振り返ります。 ■全成績プレイバック  ①メイクデビュー新潟 2歳新馬戦   ②サラ系2歳未勝利戦   ③第52回日刊スポーツ章シンザン記念(G3)   ④第78回桜花賞(G1)   ⑤第79回優駿牝馬(G1)   ⑥第23回秋華賞(G1)   ⑦第38回ジャパンC(G1)   ⑧第24回ドバイターフ(G1)   ⑨第69回安田記念(G1)   ⑩第160回天皇賞(秋)(G1)   ⑪第64回有馬記念(G1)   ⑫第15回ヴィクトリアマイル(G1)   ⑬第70回安田記念(G1)   ⑭第162回天皇賞(秋)(G1)   ⑮第40回ジャパンC(G1)
  • Rの異常な愛情 ──或る男の日本語ラップについての妄想──
    4.2
    R-指定が日本語ラップの魅力を語り尽くす――。 中学生でヒップホップに出会い、人生が変わった最強のバトルMC。 誰よりも日本語ラップを愛したR-指定がレジェンドたちの名盤・リリック・スキルを妄想&分析して徹底解説! 日本語ラップを愛する全ヘッズに捧げる一冊。 Creepy Nutsや『フリースタイルダンジョン』、『オールナイトニッポン0(ZERO)』で活躍中のR-指定による、 大人気トークイベント「Rの異常な愛情――或る男の日本語ラップについての妄想――」がついに待望の書籍化。 【目次】 第1章Rの異常な愛情 「1時間の遅刻でスタート」 第2章SHINGO★西成と漢 a.k.a. GAMIと「話芸」 「普段のしゃべりと変わらない『話芸』としてのラップ」 第3章 餓鬼レンジャー登場 「YOSHIさんとポチョムキンさんに韻とフロウを学んだ」 第4章般若の生き様 「生身で戦う男としての姿勢」 第5章THA BLUE HERBの旅路 「無数の韻が塊になって襲ってくる」 第6章 00年代のRHYMESTER 「日本語ラップへの偏見と真正面から向き合い続けた」 <特別対談: Mummy-D×R-指定> 【著書プロフィール】 R‐指定 1991年大阪生まれのラッパー。中学生の時に日本語ラップと出会い、リリックを書き始める。 高1で足を踏み入れた梅田サイファーの影響でライブ活動を開始。2012年からはMCバトルの全国大会UMBで3連覇を成し遂げる。 テレビ朝日『フリースタイルダンジョン』では2代目ラスボスとして出演。 また、ニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティーを務めるなど活躍の場を広げる。 現在はDJ松永と共にCreepy Nutsとして活動中。 高木“JET”晋一郎(聞き手/構成) 1978年生まれ。富里北中学校卒。男の墓場プロダクション所属。スポーツ新聞記者、音楽誌編集など経てフリー・ライターに。 主にヒップホップ/アイドル/クラブ・ミュージックなど、音楽やカルチャーを中心に執筆。 共著に『おしゃれ野球批評』『ラップのことば』、構成単行本に『サイプレス上野とロベルト吉野のアイドル ライヴ オン ダイレクト』 『ジャポニカヒップホップ練習帳』(サイプレス上野著)など。Twitter@:TKG_JET_SHIN
  • いい気分にセルフコントロールする3つの習慣成功法
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    人は何故理由なく、イヤな気分になるのでしょうか?日常生活を思い起こして下さい。 毎日無意識のうちに「気分悪いなぁ」「疲れたなぁ」「イヤだなぁ」「出来ないなぁ」などと、心の中で思うことがあります。言葉に出せば更に拍車がかかります。 何十年もマイナス自己暗示を知らず知らずのうちにかけ続けた結果そうなったのです。 それが心の癖として身に付いたのが原因です。同じ癖でも良い癖に注目すべきです。 繰り返しで良い癖さえ付ければ、無意識のうちに行動に移れるようになります。 次の三つの癖で困難も悠々と乗り越えられます。 (1)行動の前に成功をイメージする癖 (2)気分よくなるために、自分をだます癖 (3)辛い時は、気持ちを逸らす癖 繰り返しで付いた悪い癖を同じ繰り返しで良い癖に作り直しましょう。その方法はプラス言葉で脳をだませばうまくいきます。 心は言葉で作られているからです。 自分の脳をだます習慣さえ身に付ければ、ビジネスも、人生も思い通りになります。
  • いいことだけ考える 市原悦子のことば
    5.0
    2019年1月に惜しまれつつも亡くなった市原悦子さん。彼女の「ことば」はどれも“生きるヒント”に満ちている。 ドラマ『家政婦は見た!』やアニメ『まんが日本昔ばなし』などで知られる名女優は、折に触れて人々の心に響く魅力溢れる数々の「ことば」を遺していた。 「その日食べられて、大事な友達が数人いて、目の前の仕事をやるだけで満足」 「親の教えは『あやしい男の子どもを孕むな、警察のお世話になるな』だけ」 「今のテレビは音も色も氾濫しているだけで、単なる塗り絵みたい」 「独り身は強くなりますよね。なんか甘さがなくなる」 「女が幸せじゃなきゃ、男も幸せにならないのよ」 ……など、女優でありながらも、飾り立てることなく何気ない日常生活を好んだ市原さん。本書タイトルの「いいことだけ考える」も晩年の闘病中に語ったことばだ。 著者でノンフィクションライターの沢部ひとみさんは、1999年の取材を機に市原さんと出会い、以来20年にわたり交流を続けた。16年に市原さんが自己免疫性脊髄炎を発症してからの闘病も支えた人物。市原さんの幼少期から晩年に至るまで、これまでの取材の記録(テープやメモ)を見直し、関係者に取材を重ね、名女優の知られざる素顔を描き出すと共に、珠玉の「ことば」の数々を紹介した一冊。 ※単行本に掲載されているいくつかの写真が、電子版には収録されていません。その旨、ご了承ください。
  • 飯田蛇笏全句集
    4.0
    〈春めきてものの果てなる空の色〉 〈くろがねの秋の風鈴鳴りにけり〉 〈誰彼もあらず一天自尊の秋〉 郷里甲斐の地に定住し、雄勁で詩趣に富んだ俳句を詠み続けた飯田蛇笏。格調高く、気魄に満ちたその作品群は、現代俳句の到達した一典型として俳句史に足跡をとどめて他の追随を許さない。第一句集『山廬集』から遺句集『椿花集』まで、既刊9冊の句集を完全収録する初の文庫版全句集。略年譜、季題索引付き。  解説・井上康明 (目次) 山廬集 霊芝    山響集 白嶽 心像 春蘭 雪峡 家郷の霧 椿花集 解説 井上康明     略年譜 季題索引
  • 井伊直弼 己れの信念を貫いた鉄の宰相
    5.0
    1巻660円 (税込)
    「殿、世の中の大勢は依然、異国排撃。いまや鎖国論が再び盛り上がりを見せております」「そのようなことでこの国難は解決できぬ。攘夷論を打ち砕き、この国が清国の二の舞になることだけは避けなければならぬ」直弼は敢然と言い放った。――ふがいない幕府首脳を尻目に、単独で日米通商条約を締結した直弼。日本の真の改革のために独り戦い続けた幕閣の生涯。
  • 「いいね!」が社会を破壊する
    3.5
    すべてのモノと情報が、ネットのプラットフォーマーに呑み込まれていく。「いいね!」をクリックするたびに、われわれは知らず知らず、自分の首を絞めているのではないか? より快適な、より便利な生活を追い求め、「無駄」の排除を続けた果てに生まれるのは、皮肉にも人間そのものが「無駄」になる社会……。ネットの進化が実社会にもたらすインパクトを、「ビジネスモデル小説」の第一人者が冷徹に見据える。
  • 言い訳ばっかりしてないで
    完結
    4.0
    俺はずっと自分のことはいらないものだと思ってたよ…。4年間避け続けた幼馴染・宮崎ハルキは眉目秀麗で文武両道。おまけに帰国子女。昔は仲の良かったハルキにとって、自分は邪魔な存在だと思った新は、高校進学と同時にハルキを避けるように。それなのになぜか寮で同室になっちゃって…!? 「完璧な幼馴染に、得意顔で勉強教えてた俺の気持ちなんて、お前にわかるわけないだろ…!」

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