作品一覧

  • あなただけの、咲き方で
    3.5
    1巻617円 (税込)
    時代ごとに理想の女性を演じ続けた、日本を代表する名女優・八千草薫。可憐な中にも芯の強さが滲み出る彼女の生きる指針は、自分だけが持つ宝物を大切にすること。「ちょっとだけ無理をする」「人が見ていなくても最善を尽くす」「欠点は魅力のひとつになる」。装いから、人間関係、仕事のときの心構えまで、自分らしさと向き合った、美しい歳の重ね方。
  • まあまあふうふう。
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    日々のこと。 仕事のこと。 そして、生きること。 新たな時代を迎えて、今なお輝き続ける名女優・八千草薫さんのフォトエッセイ。 どんな時も、一生懸命に、楽しく、そして“いい加減”に人生をまっとうしたい──。 そう豊かに歳を重ねている彼女の「自分らしい」生き方を綴った一冊です。 *まあまあふうふう……馬馬虎虎。中国の故事成語で「いい加減」「なおざり」という意。 八千草さんはこの言葉が好きで、「(ちょうど)良い加減」と解釈し大切にしている。 【目次】 「歳をとる」のは誰もが初めて。──まえがきにかえて── 1章 日々のこと。暮らしのこと。 「ま、いいか」で、いい加減に。/心には、ユーモアを添えて。/「馬が合う」から上手くいく。 着る服は、自分で選ぶ。/「役に立たない」から、毎日豊かに。/ものは、捨てない。 生きものと暮らす。/ぶらぶらと、5000歩。/「転ばないように」を考えすぎない。 みんなと同じものを、ゆっくり食べる。/スキンケアは、引き算で。 ついつい、夜更かし。/寝る前に「神様、ごめんなさい」。 2章 山のこと。自然のこと。 山に、入る。/何もしない山の暮らし。/うさぎ小屋。/不便を楽しむ。 3章 芝居のこと。仕事のこと。 「欲がない」からこそ、丁寧に。/女優への入り口は、空想少女。/「私らしさ」に執着しない。 昔の仕事は、振り返らない。/歳を重ねたから、深く考えられる。 ちょっとだけ、無理をする。/ちょっとでも、怠けない。 4章 歳をとること。生きること。 できれば、何も遺さずに。/病気も「まぁ、しょうがない」。/病院でも、できることは自分で。 私らしく、演じたい。/迷惑をかけるようになったら。/転移しても、お腹はすく。 大事なことだからこそ、正直に。/人は、「忘れる」生きものだから。 上手く溶け合って。/今を、きちんと生きる。 小さなところで、幸せに、楽しく。──あとがきにかえて──

ユーザーレビュー

  • まあまあふうふう。

    購入済み

    考えさせられました

    まあまあふうふう、今を生きる。
    当たり前の日常が、幸せだと気づかさせられました。
    あっという間に過ぎてきた人生だけど、もっと今を一生懸命に生きたいな、と思いました。
    また読み返したい、大切な一冊です。

    #ほのぼの #切ない #感動する

    0
    2024年10月04日
  • まあまあふうふう。

    Posted by ブクログ

    八千草薫(1931.1.6~2019.10.24 享年88)著「まあまあふうふう。」2019.7発行。馬馬虎虎(まあまあふうふう)、中国の故事成語で「いい加減」という意味だそうです。米寿を迎え、昔よりしんどくはなったけど、犬と猫と、そして庭に来る鳥たちとまあまあ楽しく暮らしていますと。歳をとるというのは、みんなそれぞれ初体験、初めての道。昔の仕事は、振り返らない。目の前の仕事を大事に。「日々のこと。暮らしのこと」「山のこと。自然のこと」「芝居のこと。仕事のこと」「歳をとること。生きること。」、著者の思いがしみじみ伝わってくるエッセイです。

    0
    2020年08月28日
  • まあまあふうふう。

    Posted by ブクログ

    迷って買った割には、一気に読ませて頂くことができました^^ 自分にとって、最適な時に読ませて頂くことができたのだと思います(*'▽') とても素敵なエッセイです(^^♪ ちょっとだけ無理して、八千草薫さんのような生き方ができたらいいなぁ・・・と、思います☆彡

    0
    2020年01月16日
  • まあまあふうふう。

    Posted by ブクログ

    大好きな八千草さんの本。
    まるで優しく語りかけてくれるような文体。
    あのチャーミングな笑顔と声が自動的に脳内再生される。
    御病気されていたことも影響、こんな言い方は不謹慎かもしれないけれど、“遺言”のようなそんな書きぶりのページも散見した。
    でも全然悲観的じゃなくて。かといって必要以上に励ますような野暮ったさもなくて。
    柔らかさの中にもしっかりと芯がある。そんなステキな八千草さんの雰囲気が伝わってくる素晴らしい一冊でした。

    0
    2019年11月22日
  • まあまあふうふう。

    Posted by ブクログ

    八千草さんの生き方は、誰かに評価されるものではなく、
    幸せだったのだなと、ただ想いを寄せています。

    人生は、もっとこうしたらよかった、ああしたらよかったの連続。
    しかたない。
    ただ、今をとことんやれば、納得してまた前に進める。

    すべての命あるものが愛おしくなりました。

    0
    2019年10月30日

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