ア・ピース・オブ・警句 5年間の「空気の研究」2015-2019

ア・ピース・オブ・警句 5年間の「空気の研究」2015-2019

1,760円 (税込)

8pt

3.7

桜を見る会、検事長定年延長、新型コロナ対策。
延々と続く無責任体制の空気はいつから始まった?
現状肯定の圧力に抗し続けて5年間
「これはおかしい」と、声を上げ続けたコラムの集大成。

「五輪と政権に関するあまりによく似た事件の繰り返しに慣らされ、
感覚を鈍磨させられた、それが日本の私たちの、この5年間だった。
自分たちがいかに狂っていたのかを、その狂気の勤勉な記録者であったオダジマに教えてもらうという、
得がたい経験を本書から得ることになる。ぜひ、ご自身の記憶の消えっぷりを確認してほしい」(まえがきより)

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ア・ピース・オブ・警句 5年間の「空気の研究」2015-2019 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小田嶋隆が、日経ビジネスの電子版に連載していたコラムを一冊の本にまとめたもの。コラムニストとしては、内田樹と並んで、この小田嶋隆は好きだ。空気を読まなずに自分の考えをきちんと書く正直さと誠実さを感じるし、何より、ユーモラスで諧謔的な内容と文体は、それだけで面白い。

    内容とは関係がないが、このコラム

    0
    2020年11月23日

    Posted by ブクログ

    連載時に読んでたものもあったがあらためて再読

    この本でピックアップされていた話はそこまででもなかったが、切り口が好みに合っていて、今後新しいものが読めないのはとても残念

    0
    2024年06月16日

    Posted by ブクログ

    メロドラマに感動するというのは、普段の自分より賢くなるということではなく、自分の規矩を取っ払い眠っている思い切り愚かな感情を解放させること。オペラでも義太夫でも、そこでは誰もが感情過多で、大袈裟で、身勝手で、常に自己憐憫の虜になっている。しかも、彼らは、たやすく激発し、ことあるごとに自暴自棄に陥って

    0
    2020年06月13日

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