確執作品一覧

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  • 深沢家の妖美な女たち(フルカラー) 1
    無料あり
    3.6
    全55巻0~198円 (税込)
    【本作はフルカラー版となりますので、ご購入の際は十分ご注意ください。】「兄さんはどんな顔をするだろう。これから俺が義姉にしようとしていることを知ったら」 深沢康生は、父親代わりだった7歳上の兄、聡を毛嫌いしていた。彼が7年片思いしている美帆は聡に夢中。自分はまるでその代替品だ。さらには妖艶で美しい彼の妻・香織に康生は密かに憧れていた。外面がよく出来のいい兄の本性は、サディスティックで利己的。彼から逃げるように一人暮らしをしていたが、義姉の香織が訪れてきて…!? 深沢家の二人の兄弟、その確執は美帆や香織だけでなく、その妹たちをも巻き込み――!!!?【ズズズキュン!】
  • 怖いトモダチ
    4.0
    合言葉は「みんなで幸せになろう」。人気エッセイスト・中井ルミンが主宰するオンラインサロンには彼女を慕う大勢のファンが集まる。子どもの学校の担任との不和、義理の姉との確執、悩みに寄り添ってくれるルミンは尊敬できて、魅力的な存在。だけど何か違和感がある…。ルミンがブログに綴るのは、中学時代の同級生のSちゃんとの思い出。酪農家の娘Sちゃんは同級生から「牛の糞臭い」とからかわれ不登校になり、そんな同級生たちをルミンが嗜め、彼女の発案でSちゃんに手紙を渡し学校に来るようになったという話。そのブログをたまたま目にした旧友がいた。「このブログ…うそばっかり。だって沙世ちゃんあの次の日、自殺未遂を起こしたのに…」。サロンのメンバー、同級生や元夫、仕事仲間、ルミンをめぐる様々な人の思惑と言い分が交錯するミステリーコミックエッセイ。彼女は「いい人」? それとも「悪魔」? 本当のことを言っているのは一体誰なのか―――!?
  • MAMA 1巻
    完結
    4.3
    そこは神に選ばれた者のみが集う寄宿学校。本当の才能の持ち主には、多大なる名誉、そして死が与えられるという……。子供達を待ち受けるのはライバルからの嫉妬、母との確執、禁断の恋、そして自分の才能への自信と戸惑い。今最も最新作が待ち遠しい作家・売野機子、待望の長編連載作品がついにベールを脱ぐ! 天使の歌声を持つ少年達が繰り広げる“才能”の物語をご堪能ください。
  • 恋の進捗、いかがでしょうか。【電子限定描き下ろし漫画付き】
    4.2
    「ケツで抱かれました」 デザイン事務所で働く営業部の東とデザイン部の名雪は、社内でも有名な不仲同期。 ある日、深酒で潰れた名雪の介抱を任された東だったが…気づけば『ケツで抱かれて』いて――!? 知ってしまった名雪の秘密、過去の確執、そして犬猿の仲なのに『ヤってしまった』気まずさMAXのなか、二人は共にプロジェクトを進めることになり―― 《収録内容》 ◆『恋の進捗、いかがでしょうか。』1~5話 ◆描き下ろし8P ◆電子限定描き下ろし漫画
  • 紫式部と藤原道長
    4.1
    『源氏物語』がなければ道長の栄華もなかった!  無官で貧しい学者の娘が、なぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか? 後宮で、道長が紫式部に期待したこととは?  古記録で読み解く、平安時代のリアル ・紫式部は早くに生母と死別、父は後妻のもとに通う日々 ・道長の権力獲得に欠かせなかった姉・詮子 ・道長最大の政敵が失脚した「長徳の変」 ・紫式部と夫宣孝の「痴話喧嘩」 ・一条天皇は『源氏物語』の愛読者 ・華やかな定子サロンと地味な彰子サロン ・「御物怪が……」彰子出産の記録『紫式部日記』 ・三条天皇と道長の確執 ・彰子と実資の間を取り次ぐ紫式部 ・「この世をば……」が詠まれたとき 24年大河ドラマ「光る君へ」時代考証担当の第一人者が描く、平安宮廷の世界と、交差した二人の生涯!
  • 【全1-5セット】獄門先輩の愛が重い インテリジェンスな彼の理解しがたいストーカー行為【イラスト付】
    値引きあり
    4.7
    全1巻1,056円 (税込)
    「愛されようとしなくても、俺は絶対一生君を愛してる」母親との確執により、家出同然で一人暮らしを始めたこまち。大学入学早々、お家がヤクザというのが似つかないほどの美貌の持ち主、獄門正宗に出会う。こまちの防犯意識の低さを心配され、なぜか「見守り」という名のストーカー行為が始まって…。優秀すぎる彼の頭脳の全てが、高精度な盗聴機器開発に注がれ、完璧すぎる家事スキルで、知らぬ間に家が快適に整えられる。他人には到底理解できない関係。けれどこれが二人の完全体。仄暗い劣情が爆ぜる時、歪で異常な愛が変わっていき…。 ※こちらは単話1~5話のセット版です。重複購入にご注意ください。
  • 未婚の太っちょ妊婦、移住する ~シングルマザーの町~1
    無料あり
    3.2
    『ひとり親、支援』を謳う東北の温泉郷「ずもな町」に移住してきた戸川ミツバ(32歳)は体重約100キロの太っちょ妊婦。この町で元気な赤ちゃんを産み、母子で楽しく暮らしたい!…と夢はいっぱいだが、東京育ちのミツバは田舎の現実にショックの連続。トイレはくみとり? クマ出没注意!? おまけに全財産の通帳まで盗まれて…。だけど厳しくも優しい町の人々が支えてくれる。しかし実はミツバは追われる身だった! 実の親との確執、秘められた赤ちゃんの父親、移住政策をめぐる住民と過疎の町のリアル――。困難にもまれながらも笑顔いっぱいに頑張るミツバの心揺さぶる物語!
  • 私たちの幸せな時間
    完結
    4.6
    木曜日、午前十時。それは私たちが生きることのできる唯一の時間......。3回の自殺未遂を繰り返したピアニスト樹里は、叔母に連れらていった拘置所で無差別殺人を犯した死刑囚・佑に出会う。母との確執、弟の死......。互いに激しい反発心を抱く二人は、心に大きく深い傷を持つ。やがて二人は......。映画・原作ともに大ヒットを記録した純愛劇を、完璧なまでの美しい世界観で佐原ミズが描き切る----。
  • 自叙伝 キャスリン・ジェインウェイ
    -
    デルタ宇宙域から7年をかけて地球へ奇跡の帰還を果したヴォイジャー艦長、キャスリン・ジェインウェイ初の自叙伝! 誰よりも遙かな宇宙を旅した 宇宙艦隊艦長の記録 妹との確執、初恋、愛する父の死、 結婚か退役か――最新鋭艦ヴォイジャー艦長就任、そして遥か75,000光年の彼方へ…… 想像を絶する彼方からへ如何にして地球へと帰還を果したのか―― 〈U.S.S ヴォイジャー〉の艦長として、遥か75,000光年の彼方のデルタ宇宙域から地球へと帰還を果したキャスリン・ジェインウェイ。 惑星連邦でもその名を知らぬ偉大なる女性の人生が、いま初めて自らの手であきらかにされる。 『自叙伝 キャスリン・ジェインウェイ』は、艦隊史上でももっとも困難ともいえる事象に立ち向かった艦長が、宇宙艦隊で築いてきたキャリアを振り返る。 艦隊士官の父と作家である母のもとに生まれたキャスリンは、幼き日から宇宙へと夢を馳せていた。父親似のキャスリンと対照的に母親似の妹との子供時代の確執。愛する父親の突然の訃報。若き日にそりの合わない艦長から受けた屈辱と如何にしてそれを克服したか。プロポーズとと共に訪れた最新鋭艦への艦長就任――伝説的なデルタ宇宙域の旅。故郷から離れ、人跡未踏の宇宙の果てを旅し、未知の世界、未知の種族との出会いを重ねた偉大なる女性の真実がここにある。 宇宙艦隊とマキ双方のクルーをひとつにまとめ、銀河に散らばる様々な種族との同盟を結び、敵意に満ちた最果ての宇宙域にて、宇宙艦隊最大の脅威・ボーグを〈U.S.S.ヴォイジャー〉ただ一隻で打ち破った真相が今、明かされる。セブン・オブ・ナイン、腹心の友トゥヴォック、新参者ニーリックス、副官チャコティら、主要クルーへのジェインウェイの胸の裡が今明かされる。 「コースをセット、故郷へ」 ──キャスリン・ジェインウェイ
  • 薫りの継承【上下巻セット・単行本未収録イラスト付】
    完結
    4.7
    義理の兄弟、禁断の愛と確執を描いた衝撃作。 本書は、『薫りの継承 上』『薫りの継承 下』を1冊にまとめた【上下巻セット】です。 更に、上下巻セット特典として単行本未収録の美麗イラストを収録しました。 (作品内容は『上巻』『下巻』と同じものです) 『薫りの継承 上』比良木忍は兄といっても、血の繋がりはない。義理の兄だ。竹蔵は後妻の連れ子として、比良木家に迎えられた。兄はいつも冷たく汚物のように、竹蔵を見下す。深い嫌悪と憎悪に満ちた射殺すような視線。毎日毎時毎秒、兄に殺され続けていた。竹蔵は兄に欲情していた。ある晩、竹蔵は正体を偽って兄の寝室に忍んだ。義姉の香水を身につけ、兄の目を覆い隠す。そして、己の欲望の猛るままに兄の体を貫いた……。/『薫りの継承 下』兄の目を覆い隠し、己の欲望の猛るままに体を貫いた。あれから何度も何度も交わっている。兄との道ならぬ愛は、閉塞感を極めてゆく。夏の盛り、竹蔵は兄夫婦と別荘で休暇を楽しむことになった。義理の兄である忍との関係を、露ほども疑っていない義姉から女性を紹介される。竹蔵は彼女に対しすげない態度を取ってしまい、そして……。その晩の出来事は、兄弟の運命を大きく変えてゆくのだった。
  • 絶望に啼け(上)
    完結
    4.3
    全2巻770円 (税込)
    「お前を好きになるはずがない」 6年前、内海は裏切られ、赤嶺に路地裏で犯された。芽生えはじめていた恋心は憎しみに豹変。「心も身体も同じように蹂躙してやる」それだけが、内海を生かしていた。時は流れ、ふたりは再会をはたす。怒りを噛み殺しながら、内海は思わせぶりに近づき、好きだった男の身体を踏み荒らしてー…!?男の因縁と確執を描く、紫能了の怪作!
  • 自叙伝 ジャン=リュック・ピカード
    5.0
    宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏による初の自叙伝! 今初めて、 ここに綴る。 家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、 エンタープライズ艦長就任、そしてボーグによる同化、 宇宙で遭遇した数々の思い出を―― 〈U.S.S エンタープライズ〉元艦長・ジャン=リュック・ピカードの波乱の人生が語られる、初の自叙伝! ワイン農家に生まれ、宇宙にあこがれた少年は、いかにして“宇宙艦隊で最も偉大な艦長”として名を残したのか。 宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏の人生が、自身の言葉によってついに語られる。 著者の波瀾万丈の人生とキャリアは、読む者の心を強く突き動かす。 家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、カーデシア軍による監禁と拷問、そしてボーグによる同化、宇宙で遭遇した数々の出来事が、ジャン=リュック・ピカードの物語を真に忘れがたいものにしている。 ピカードは、ご存知のように探検家、外交官、なかでも〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D及びE〉艦長時代の功績により、銀河史にその名を永遠に刻んでいる。 本書では、幼少時代に宇宙に夢を馳せるようになったきっかけ、兄ロベール及び父親との長きに渡る確執、そして宇宙アカデミーへの入学に至る経緯が明らかにされている。 そして、〈U.S.S.リライアント〉での勤務から艦長として率いた初の船〈U.S.S.スターゲイザー〉での様々な冒険、惑星連邦宇宙艦隊の旗艦であるギャラクシー級戦艦〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D〉艦長就任とその数々の任務についても触れている。 また幼少期やアカデミー卒業時など、彼の人生における決定的瞬間を切り抜いている貴重な写真も収録。 「法が絶対である限り、正義は存在しえない。 人生そのものでさえ例外でできている」 ――ジャン=リュック・ピカード 難破し、命の尽きた“老嬢”を振り返る。山ほどの思い出の源泉。ロートン、マザーラと彼の子どもたち……艦長に就任し、ウォーカーとジャックが船に乗り組み……ビバリー……。 感傷に浸っているひまはない。やるべきことがある。日誌を開いた。その時だった、日付に気づいたのは。 クイン艦長が「メイク・イット・ソー」というのを初めて聞いたときのことを思い出した。二三五五年七月十三日。 わたしの五十歳の誕生日。そして、すべてを失った日だ。 ――第七章 再び宇宙へ――五十歳の誕生日、老嬢との別れ(本文より) 著者について [著者プロフィール] ジャン=リュック・ピカード Jean-Luc Picard 2305年生まれ。地球・フランス出身の地球人。惑星連邦の宇宙艦隊大佐。 [編者プロフィール] デイヴィッド・A・グッドマン David A. Goodman メモリー・アルファの歴史家でもある。ジャン=リュック・ピカードの引退後、自叙伝の編集を依頼され、彼とともに本書を書きあげた。 作家・脚本家・プロデューサー。一九八八年、『ゴールデン・ガールズ』の脚本家としてキャリアをスタート。これまでに『スター・トレック エンタープライズ』『アメリカン・ダッド』『フューチュラマ』など、二〇作あまりのテレビシリーズを手がけてきた。『フューチュラマ』では、『スター・トレック』へのオマージュとなるエピソード「Where No Fan Has Gone Before」の脚本を執筆。 代表作『ファミリー・ガイ』では、エグゼクティブ・プロデューサー兼ヘッドライターを担当し、一〇〇本以上のエピソードを手がけている。 『スター・トレック』のパロディ版ともいえる『宇宙探査艦オーヴィル』ではエグゼクティヴ・プロデューサーを努めている。カリフォルニア州パシフィックパリセーズに家族と住んでいる。
  • 大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
    4.0
    フォレスター家とコナハン家。ライバルとしていがみ合う家同士に生まれたメアリーとシリルは、幼馴染であり犬猿の仲だった。そんな敵対するふたつの家の仲を取り持とうと、突如王が下したのは政略結婚の命。しぶしぶ従うものの、シリルとの結婚がメアリーは嫌で仕方がない。なぜなら彼女はかつて騎士を目指してシリルと切磋琢磨していたが、泣いているところを彼に見られたせいで、家の確執以上に彼への忌避感を抱いていたのだ。けれどメアリーを嫌いなのはシリルも同じはず。たとえ結婚しようと形だけのものになるに違いない――。そう思っていたのに、初夜に現れたシリルは激しくメアリーを求めてきて…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • さよならソルシエ 1
    完結
    4.3
    19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった!兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!
  • 森瑤子の帽子
    5.0
    もう若くない女の焦燥と性を描いて38歳でデビュー。時代の寵児となった作家・森瑤子。しかし華やかな活躍の裏で、保守的な夫との確執、働く母の葛藤、セクシュアリティの問題を抱えていた――。自らの人生をモデルに「女のテーマ」をいち早く小説にした作家の成功と孤独、そして日本のバブル期を数多の証言を基に描いた傑作ノンフィクション
  • 落とし子と従者の物語
    無料あり
    3.8
    檻の中で死を待つだけの醜い奴隷・クスターはある日、冷たく美しい領主の次男・ユリウスに護衛として買い取られる。ユリウスは妾腹の子であるがゆえに、家族と様々な確執を持ち、さらに定期的に“客”の男たちと体を重ねていた。初めはクスターに対し冷淡なユリウスだったが、純粋で献身的なクスターにその固く閉ざした心を開いていき――。耽美な主従BL、待望の書籍化。
  • 奥州藤原四代記
    -
    わたくしたちが十二世紀において東北の僻陬の地に平泉政権をもったのは、歴史的事実にしても不思議な気がしてならない。政権の新都平泉の都は忽然と北上川の畔に出現した、絢爛たる、目もくらむばかりの寺院群を中心とした市であった。それは、京都ともちがう、考えられもしない異風の“蝦夷の人間と精神”の匂いのするむしろ大陸的な都市だった。どうして、このような都市が出現したのであろうか。(「あとがき」より) 暗躍する朝廷、源氏との確執、そして悲劇の末路……。奥州に燦然たる平泉文化を築いた父祖四代の本格的歴史小説。
  • ミック・カーン自伝
    -
    長い間、入手困難な状況が続いていた『ミック・カーン自伝』が電子書籍で復刻! 実質的には初版限定販売だったと言える2011年発行の『ミック・カーン自伝』が、ついに電子書籍で復刻されることになりました。リフロー形式を採用した電子書籍版は、スマホやタブレットを通じて文庫本感覚で読みたい人にピッタリ。2018年1月4日、あなたも再臨する生身のミックの息づかいに触れてみませんか。 (2011年初版発行時の紹介テキストより) 世界中が悲しみに包まれたあの日から約半年。ファンが望み、本人も熱望したミック・カーン著『JAPAN&SELF EXISTENCE』の日本語化が実現する日がついに来ました。本人の手による自伝というスタイルで書かれた本書には、自分の生い立ちから、ジャパンのメンバーとの出会い、アルバム制作、ワールド・ツアー、来日時のエピソード、解散の真相、デイヴとの確執、ソロ活動、付き合った女性たち、友人、妻、子供についてまで赤裸々に語られており、そこにはメディアによって作り上げられたミックとジャパンについての噂と虚像を真っ向から否定する新事実も多数含まれています。また日本語化に際して、生前のミックと交友の深かったSUGIZO、土屋昌巳の両氏からの特別寄稿文も掲載。500ページを超える圧巻のボリュームで、まさに生身のミックの息づかいを余すところなく日本の読者に伝える資料としても貴重な書籍となっています。
  • 大黒柱妻の日常 共働きワンオペ妻が、夫と役割交替してみたら?
    4.4
    【『母がしんどい』の著者がおくる、令和の共働きエンターテインメント!】 丸山ふさ子・40歳。フリーランスのデザイナー。2人の子どもがいます。出産後ワンオペで育児担当をしてきた彼女は、ある日夫の転職を期に家計の7割以上を担う「大黒柱妻」になる。ずっと封印してきた仕事欲を爆発させていくうちに、自分が絶対になりたくなかった「昭和のお父さん」になっていくことに気づくのだけどーー。『母がしんどい』『キレる私をやめたい』の著者が送る、令和時代の共働き漫画! 累計100万PVを記録した、Webメディアcakesの大人気連載、待望の書籍化。 夫と妻の立場逆転から見えてくる、 「女性が家事育児する」が前提の社会ーー。 最適解はどこにある? ■第1章 ワンオペ妻、大黒柱妻になる ■第2章 妻からの抗議は、なんと夫にとっては快適だった?! ■第3章 頼まれてないのに家事をする女「別に頼んでない」という男 ■第4章 私が大黒柱になった理由 ■第5章 家事分担なんてヌルいこと言ってられない! ■第6章 大事なものってなんだろう 〈著者プロフィール〉 田房永子(たぶさ・えいこ) 1978年東京都生まれ。2001年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞(青林工藝舎)。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を2012年に刊行、ベストセラーとなる。ほかの主な著書に『ママだって、人間』(河出書房新社)、『キレる私をやめたい』(竹書房)、『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』(河出書房新社)、『しんどい母から逃げる!!』(小学館)、『男社会がしんどい』(竹書房)などがある。漫画以外にも『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』(大和書房)などのエッセイ作品も手がける。これまでは主人公を「エイコ」とし自らの体験を描いてきたが、今回初めて架空の人物を主人公とするフィクション作品に挑戦した。

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  • ハプスブルクの宝剣(上)
    5.0
    18世紀前半のヨーロッパ戦国時代を駆け抜けた隻眼の風雲児エドゥアルト(エリヤーフー・ロートシルト)の波瀾に満ちた生涯。ユダヤ人ゲットーをのがれ、戦乱の渦中に身を投じ、ハプスブルク家マリア・テレジアとの恋の確執のなかで、たび重なる挫折を繰り返しながら、主君フランツとの友情を奉じつつ成長してゆく姿を描く。
  • 僕を愛で溶かしてくれ~即日求婚!?でもずっと溺愛してくれますか?皇子様【電子単行本】
    完結
    -
    ミハイル皇子と子づくり前提の婚約を受け入れた平民のマリア。世継ぎに囚われた冷たい皇子をマリアの献身さで変えていくも、対立する兄皇子レナートが介入し─・・・!?宮殿で深まる兄弟確執と身分差偏愛でつづる絆の物語。※この作品は紙コミックスの電子版になります。本編は電子単話「僕を愛で溶かしてくれ~即日求婚!?でもずっと溺愛してくれますか?皇子様」1~7巻のほか、雑誌「恋愛ショコラ」に特別掲載した漫画を含む内容です。
  • 堤清二 罪と業最後の「告白」
    3.6
    第47回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞作。月刊「文藝春秋」の連載『堤清二の「肉声」』に大幅に加筆したもので、セゾングループの総帥だった堤清二氏が死の一年前、父・康次郎氏そして弟の義明氏との関係をじっくり振り返った一族の物語です。 清二氏が、著者の児玉さんに10時間以上も語った堤家の物語は、愛憎と確執に満ちた肉親相食む世界でした。 康次郎氏は西武グループの礎を築いた実業家であると同時に、強引な手法で「ピストル堤」の異名をとり、異常な好色でも知られていました。清二氏ら七人の兄弟姉妹の母親だけで四人、そのうち二人とは入籍をしませんでした。関係を持った女性はお手伝いから看護士まで相手選ばず、清二氏の母・操さんの姉妹とも関係を持ちそれを操さんも承知していたといいます。その異常な環境で、清二氏・義明氏兄弟は静かな“狂気”を身の内に育まざるをえませんでした。 フォーブス誌の世界長者番付で世界一位に輝いた義明氏と、セゾン文化で一世を風靡した清二氏は、一転して凋落し、軌を一にするように堤家も衰退の一途を辿ります。 西武王国について書かれた本は数多くありますが、清二氏が初めて明かした一族の内幕は、堤家崩壊の歴史であると同時に、悲しい愛と怨念の物語であり、どうしようもない定めに向き合わなければならなかった堤家の人々の壮大な物語です。 ※この電子書籍は2016年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • マンガ 日本の歴史がわかる本【幕末・維新~現代】篇
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◎国際化の波が迫る…激動の近・現代史!坂本龍馬が、西郷隆盛が、大久保利通が走る!時代はやがて、明治維新から軍国主義、戦後の復興、そして高度経済成長へ・・・・・・◎歴史の歯車が、再び大きく回転しはじめた!――幕末・維新から明治、大正、昭和史まで▼徳川幕府崩壊!――その最大の理由とは?▼長州藩、薩摩藩の台頭――なぜ尊王攘夷が討幕運動に変わったのか?▼大久保利通と西郷隆盛の確執――なぜ西南戦争が勃発したのか?▼大正デモクラシーは何を生み出したのか?▼日中戦争から太平洋戦争へ――日本が泥沼の戦いに踏み出したのはなぜ?▼軍国主義から民主主義への大転換で生まれた歴史のひずみとは? ・・・他シリーズ累計110万部突破!《大人の学び直しにも最適! この3冊で、日本の歴史がつかめる!》

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  • 青いマン華鏡
    完結
    -
    仙台行の特急列車で隣り合わせた少年が持っていた青い万華鏡。覗いて見えたのは、青春時代の懐かしい世界だった。表題作ほか、『ボクののらくろ』『トキワ荘のチャルメラ』『手塚治虫の逝った日』、息子達との夏休みを綴った『小川のメダカ』などの自伝を収録した短編集! 「シゴトテツダツテ…」の電報や「ジュン」をめぐる確執といった、手塚治虫との関係を回顧した『風のように… …背を走りすぎた虫』にも注目!
  • 新装版 検察捜査
    3.4
    横浜地検の検察官、岩崎紀美子の最初の事件。日弁連の大物弁護士西垣文雄が横浜の自宅で惨殺された。西垣が恨みを買いそうな案件を調べる岩崎は、背後の闇の深さに直面する。検察庁と日弁連の確執、組織の軋轢……そして東京地検が日弁連に強制捜査に入る事態に発展。孤軍奮戦の若い岩崎にも、脅迫者の影が迫る。日本にもスケールの大きい本格リーガル小説が誕生したと絶賛された乱歩賞受賞作、読みやすい新装版化!
  • 満天のゴール
    4.6
    人の生と死に希望をもたらす感涙医療小説。 奈緒(33歳)は、10歳になる涼介を連れて、二度と戻ることはないと思っていた故郷に逃げるように帰ってきた。長年連れ添ってきた夫の裏切りに遭い、行くあてもなく戻った故郷・京都の丹後地方は、過疎化が進みゴーストタウンとなっていた。  結婚式以来顔も見ていなかった父親耕平とは、母親を亡くして以来の確執があり、世話になる一方で素直になれない。そんな折、耕平が交通事故に遭い、地元の海生病院に入院。そこに勤務する医師・三上と出会う。また、偶然倒れていたところを助けることになった同じ集落の早川(72)という老婆とも知り合いとなる。  夫に棄てられワーキングマザーとなった奈緒は、昔免許をとったものの一度も就職したことのなかった看護師として海生病院で働き始め、三上の同僚となる。医療過疎地域で日々地域医療に奮闘する三上。なぜか彼には暗い孤独の影があった。  一方、同じ集落の隣人である早川は、人生をあきらめ、半ば死んだように生きていた。なんとか彼女を元気づけたい、と願う奈緒と涼介。その気持ちから、二人は早川の重大な秘密を知ることとなる。  隠されていた真相とは。そして、その結末は・・・・・・・。 ※この作品は単行本版『満天のゴール』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 百華王の閨房指南【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】
    完結
    5.0
    天族の第二皇子・ホンイェンは正体を偽って魔界で放蕩していると、魔王太子・雨黒燕の閨房指南役に選ばれてしまう。自慰の仕方も知らないほど純粋で心優しい雨黒燕に慕われて悪い気がしないホンイェン。兄との確執に悩む中、雨黒燕と過ごす穏やかな日々はかけがえのないものになる。そしてついに迎えた夜伽の日、雨黒燕に突然想いを告げられる。天族と魔族、敵対する種族ゆえに報われない初恋を哀れみ、ホンイェンは一度だけ彼に抱かれるが…。電子限定ショートストーリー「~婚約編~」、ホン・トク先生の口絵・挿絵も収録。

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  • 模倣の殺意
    3.5
    七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。著者が絶対の自信を持って読者に仕掛ける超絶のトリック。記念すべきデビュー長編の改稿決定版!

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  • オケ老人!
    3.6
    「ちょんまげぷりん」作者が描く平均年齢世界最高齢(?)のアマオケ交響曲! 老人ばかりで構成された平均年齢おそらく世界最高齢のアマ・オーケストラ「梅が丘交響楽団」(略称・梅響)に、ひとりの高校教師・中島が間違って入り込んでしまったところから物語は始まります。 彼は、全く演奏など論外のはずの土下手くそな「オケ老人」たちのなかで勿論一番若く、力も備わっていると目され、いきなり指揮者になってくれと皆から懇願されます。 その後、彼が本当に門を叩きたかった同じ町にある人気のアマオケ「梅が丘フィル」(略称・梅フィル)との確執、梅フィルの怜悧で完璧主義のコンマス・大沢が熱望するロシアの人気指揮者・ゴルゴンスキーの来日騒動などを経て、日本・ロシアの国家機密の情報漏洩にまで話は大きく展開していきます!

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  • 土漠の花
    3.9
    ソマリアの国境付近で活動する陸上自衛隊第一空挺団の精鋭達。そこに命を狙われている女性が駆け込んだ時、自衛官達の命を賭けた戦闘が始まった。一人の女性を守ることは自分達の誇りを取り戻すことでもあった。極限状況での男達の確執と友情。次々と試練が降りかかる中、生きて帰ることはできるか? 一気読み必至の日本推理作家協会賞受賞作!
  • 金沢シャッターガール
    完結
    3.0
    北陸新幹線開通を祝してスタートした注目作品 コミック・映画同時発売&公開!! 金沢城、兼六園、茶屋街、尾山神社―― 数々の歴史的名所の撮影を通して女子高生・夏目花菜が成長していく物語。 将来への不安、友情、母親との確執など、10代ゆえの葛藤。 カメラ片手に今、自分さがしの旅がはじまる。 実写映画 ※金沢の現役女子高生中心キャストで映画化!! 2月3日(土)ロードショー 詳細は金沢シャッターガール公式映画サイトをご覧ください!! ★単行本カバー下イラスト収録★
  • つきのふね
    4.0
    親友との喧嘩や不良グループとの確執。中学二年のさくらの毎日は憂鬱。ある日人類を救う宇宙船を開発中の不思議な男性、智さんと出会い事件に巻き込まれる。揺れる少女の想いを描く、直球青春ストーリー!
  • 【電子オリジナル】囚われ溺愛婚 ~敵対一族の主と結婚しました~【イラスト付き完全版】
    4.1
    「ようやく君に触れられる。文字通り、手に入れたのだからな」家の窮地に見舞われたローズマリーを救ってくれたのは、敵対する一族の当主・アイザックだった。そうとは知らずに憧れていた過去があったとはいえ、ローズマリーは許されない相手と身売り同然の結婚をすることになってしまったのだ。ひどい扱いを受ける覚悟で婚約したが、アイザックは甘美な愛の言葉を囁きながらローズマリーを悦楽で翻弄してくる。夜毎与えられる濃密で苛烈な愛撫に身も心も蕩けさせられていくけれど、長きにわたる両家の確執と真意の見えないアイザックの言動にローズマリーは惹かれながらも困惑が募って……。
  • 冷たいベッドの上で。【タテヨミ】 1 不倫
    無料あり
    2.7
    1~97巻0~72円 (税込)
    足立美春は会社の上司・伊東照と不倫関係にあった。本来であれば奥さんにバレてはいけないハズだが伊東の妻・悠乃は2人の関係を公認していた。三角関係の中で美春は照を自分だけのものにしようと悠乃がいなくなれば…と思い始める。

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  • ミスコン炎上宣言!~わたしたち清く正しく炎上します~【タテヨミ】 1 ミスコン開幕!
    無料あり
    2.4
    1~95巻0~72円 (税込)
    7月某日、白金学院大学では毎年恒例のミスコンが開催されていた。出場者は4人の女子大生。整形級メイク読モ女、海外志向自演女、元子役匂わせ女、窃盗癖パパ活女…一見美しいが、それぞれが大きな秘密を抱えていた。お互いの秘密を暴露・炎上しあって縺れ合うコンテスト、勝者は一体誰になる!?

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  • 浅見光彦ミステリースペシャル 黄金の石橋
    完結
    -
    軽井沢のセンセを訪れた、人気俳優の“絵樹卓夫”。彼の母が脅迫されているというのだ。センセと「旅と歴史」編集長・藤田の依頼を受け、光彦は鹿児島へ向かった! お宝が隠されているという「金の石橋」はどこに!? 殺された社長とその息子との確執は!? 幾重にも絡み合う謎に光彦が果敢に挑む!
  • OVER DRIVE
    4.0
    生真面目で寡黙だが、確かな技術で信頼されているメカニックの兄・檜山篤洋と、世界ラリー選手権へのステップアップを目指している天才的ドライバーの弟・檜山直純。篤洋のアドバイスを無視して無謀で危険なレースをする直純はレースの度に篤洋と衝突を繰り返す。ある日、直純の新しいマネジメント担当として、遠藤ひかるがやってくる。彼女を待ち受けていたのは檜山兄弟の確執に秘められた過去、チーム全体を巻き込む試練だった。
  • スキャンダル 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第7部
    3.5
    ブリリアント・オケの好演でソリストとしての依頼を受けた悠季だが、教師業と演奏活動との間で迷い、恩師の福山先生を訪ねる。一方、SMEとの確執から、嫌がらせのようなスキャンダル騒ぎに巻き込まれた圭は…。 ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
  • 増刊 病み主婦SP~心に棲む病~
    完結
    -
    全1巻110円 (税込)
    母との確執に長年悩んできた私・・・ そこには意外な原因が・・・!? ※本作品は「増刊 病み主婦SP」に収録されています。
  • まんが 車いすのカウンセラー、いのちの声をきく。(分冊版) 【第1話】
    完結
    -
    24時間テレビ「車いすでぼくは空を飛ぶ」のモデルにもなった心理カウンセラー長谷川泰三の壮絶人生と、彼が命をかけたカウンセリングを初のコミカライズ! 義父との確執、バイク事故、自殺未遂、どん底を味わった彼にしかできないカウンセリングを、人気作家・折原みとの絵でリアルに再現! 東日本大震災で妻を失った夫、息子との確執に悩む母、複雑な生い立ちから、わが子を持つことに不安を抱く男性など、多くの相談者を救った長谷川泰三の軌跡を余すところなく描いた一冊です。
  • 水神鳴 ~明治想愁妖異譚~ 1巻
    4.2
    1~7巻121~792円 (税込)
    【時は明治。人と妖が紡ぎだす切ない和風ファンタジー】【全編フルカラー】 借金取りの男ライと、同居人の少女たまき。二人は借金を返済しないまま行方をくらました歌舞伎役者を追うことを命ぜられる。まったく予期していなかった失踪には、長年のライバル役者との確執が関係しているようだが、その役者は「人」ではないようで…。 男前だけど難あり傷ありなライ。のほほんと度胸のあるたまき。不思議な「力」を持つ二人には、いつだって妖(あや)かしが絡んだ取立て先が回されてくる!
  • 羅刹の家 第二部【新装版】1
    完結
    -
    嫁姑コミックの女王!  井出智香恵先生の家族大河ロマン傑作が新装版として1部&2部一挙登場! 嫁と姑に始まる家族のあらゆる確執に翻弄され続ける杳子の波乱の一生に震撼し目が離せないオススメ作です!
  • 羅刹の家【合本版】(1)
    完結
    -
    嫁姑コミックの女王! 井出智香恵先生の家族大河ロマン傑作が合本版として1部&2部一挙登場! 嫁と姑に始まる家族のあらゆる確執に翻弄され続ける杳子の波乱の一生に震撼し目が離せないオススメ作です! 合本版全4巻。
  • 王女の秘めやかな背徳【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    まさか、こんなことって…。シャンテイン国の王女ピッパが恋に落ちたのは、過去の確執のせいで王家と敵対関係にあるラフィット一族の後継者ニック。彼の正体を知らないままでいたかった。自信に満ちた王者のような腕に抱きよせられ、唇の熱さにただ酔えればよかったのに。彼が敵だと知った今、王国への裏切りとなるこの想いは封印しなければ。そう決めたのに、ふたりは旅先でも国内でも思わぬ形で邂逅を果たしてしまう。彼と向きあうことは、私の運命なの?

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  • 悲しい過去を胸に【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    往年の大女優フィオナの伝記執筆のため、大富豪キンロス家に滞在したレベッカ。しかし取材は一向に進まない。なぜならフィオナの弟で一族の当主スチュアートが激しくアプローチしてくるから。レベッカは彼にも財産にも興味がないのに、周囲に金目当ての女と誤解され、スチュアートの息子ブロッドなどはむき出しの敵意をぶつけてくる。この父と息子の間には古くからの確執があるようだ。けれどレベッカはブロッドの瞳に揺らめく欲望の炎に、抗えない魅力を感じていた!

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  • 初恋から永遠に【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    白く輝く幻の船を一緒に見ることができた恋人たちは永遠に結ばれる――。そんな島の伝説、まったく信じていなかったが、ローレンは初恋の相手キャメロンと確かに船を見た気がした…。しかし、ふたりの家の深い確執により秘密の恋はひき裂かれる。ローレンの妊娠、流産という傷だけを残して。自分を追いだした島の人々を見返そうと、女社長として成功したローレンは15年ぶりに故郷に帰る。成長したキャメロンとの再会は、彼女の心を熱く燃えた初恋の頃に戻して…!?

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  • 羅刹の家【新装版】1
    完結
    2.0
    嫁姑コミックの女王!  井出智香恵先生の家族大河ロマン傑作が新装版として1部&2部一挙登場! 嫁と姑に始まる家族のあらゆる確執に翻弄され続ける杳子の波乱の一生に震撼し目が離せないオススメ作です!
  • 愛に怯えるシチリア富豪【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    「僕と結婚するんだ」招かれざる客の言葉に、アリシャは封印したはずの想いを抑えきれずにいた――。ダンテ・ヴィットーリ…アリシャの亡き父が会社を託すほど、実の娘よりも大事にしていた男。彼との間にある決定的な確執が生まれ、彼女は18歳のときに家を出たのだが…。ダンテへの嫉妬と淡い憧れはとうに絶ったはずなのに、なぜ胸が高鳴るの。聞けばこれは互いに利益を得るための契約結婚。それなのに誓いのキスが熱すぎて、8年越しの恋に溺れてしまいそう。

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  • 愛は試練に満ちて【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    いつからこれほど心が離れてしまったのか…。妻オリビアから別居を言いわたされ、キャスパーはバイクでアメリカ横断の旅を始める。愛しあっていた頃の幸せな思い出と、彼女が抱える一族の確執を振り払うかのように…。一方、イギリスに帰ったオリビアは失踪していた父と再会。孫もいる父があろうことか再婚し、子供までできたというのだ。私の居場所なんて、どこにもないのね。名門クライトン家――長年からまった愛と憎しみの鎖は、真の終結を迎えられるのか…!?

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  • ウエディング・ベル【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    女優のクララは、有名な実業家でプレイボーイのジュリッド・ブラックヒースとつきあっていた。ふたりは出会った瞬間に恋に落ち、情熱的な関係を続けていた。いつか、彼とウエディング・ベルを鳴らしたい…そう夢みるがある日、クララの妹の結婚式に参列したふたりは対照的だった。幸せな光景に涙を浮かべるクララに対し、眉間にシワを寄せ、震える拳に厳しい顔のジュリッド。どうやら新郎側の親族と何か確執があるみたいだけど…それが彼の結婚嫌いに繋がるの?

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  • 汚名【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    アメリカの大学生イザベラは、春休みを利用してローマへ遊びに来ていた。そこで道を尋ねたアントニオに一瞬で心を奪われ、出会ったその日にベッドをともにし、つきあい始めた。しかし幸せな時間は長くは続かなかった。アントニオに理由もわからず捨てられたあの日、彼の兄ジョヴァンニは、弟との仲立ちをしてやると言ってイザベラに酒を飲ませ、そして…。兄弟の確執に巻き込まれたイザベラ。不実の女という汚名を着せられた今、愛するアントニオの愛を取り戻せるのか。

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  • 結婚という名の悲劇【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    大盛況のレストランのオーナーシェフであるフィアのもとに隣家のサントが訪ねてきた。彼と彼女の家には、祖父の代から確執があり今もまだ続いている。しかし、3年前ふたりは一度だけ一夜をともにしたことがあった。その後、妊娠が発覚しても彼は一切の連絡もくれず、彼女はひとりで息子を育ててきた。なぜ、今頃…彼はやってきたの!? 帰って、二度と会いたくなかったのに…。そこへ泣き腫らした息子が現れてしまう。「子供のことを隠せると思っていたのか?」

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  • 大富豪に恋した操り人形【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    父との確執により家を離れ、ひとりバハマで子供を育てながらインテリアデザイナーをしているジア。つらい過去から解放され、やっと自分をとり戻すことができ平凡ながらも幸せな毎日を送っていた。ある日、ジアは自分の目を疑った…息子の父親であり4年前、一度だけ関係をともにした大富豪サントが目の前にいる。これは偶然のいたずら? サントに息子が彼の子だと知られてしまうと、彼はジアを一瞥して「結婚か子供を引き渡すかのどちらかだ」と冷たく言い放ち──。

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  • 秘密のウエディング【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    長い確執の歴史をもつふたつの家の跡取り同士でありながら、愛しあってしまったフルールとマット。密かに結婚式を挙げるが、初夜のふたりに信じられない知らせが届く。フルールの母とマットの父が駆け落ちし、しかも事故に遭って亡くなったというのだ。ともにこの地を出ようというマットに、家族のために残ると告げるフルール。決別して6年後、破産寸前の彼女の前に音信不通だった彼が突然現れ、冷たく言いはなつ。「君が産んだ、僕の息子を取り戻すために帰ってきた」

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  • 嫁vs姑シリーズ vol.1
    無料あり
    4.1
    暴言、ワガママ、いじめ、身勝手、妄想、いじわる小姑などがオンパレード! 「嫁vs姑」シリーズの名作を各1話収録、294ページの大ボリュームでお届け。 人気の「惨劇の家」「Changeling」を知っている方はもちろん、読んだことがない方もこの機会に是非読んでみては!? ―――収録作品(各一部)――― 01嫁VS姑VSエロ舅 惨劇の家 02嫁VS姑+小姑 姑は被害妄想 03changeling嫁と姑(1) 04嫁VS姑VS小姑 色ボケ姑に振り回されて! 05嫁VS姑 家庭内戦争 06嫁vs姑 切れかけた絆 07ホントにあった嫁VS姑 08嫁小姑トリプル戦争 ―CONTENTS― ◆第1話◆ 姑とのし烈な確執!! ◆第2話◆ 会いたくない人 文句たれの嫌われババァ ◆第3話◆ 大日向家のトラウマ など

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  • 愛国の天命――こうとしか生きようのない人生がある
    -
    1巻1,320円 (税込)
    昭和45年11月25日、東京・市ヶ谷の自衛隊駐屯地において、作家の三島由紀夫が自決した。当時僕は八歳だった。ひどくショックを受けた記憶だけが残っている――。(本文より) 学生運動華やかなりし頃、ゲバ棒を持って活動する人々はエネルギーに満ちあふれていた。 必死になる対象がある、言いかえれば「生きがいがある時代」ということはできるだろうか。 そんな彼らを見て育った青年・小松憲一は、昭和後期の春、「大日本愛国党」赤尾敏総裁の側近として、導かれるように右翼活動に身を捧げていく。それは愚かな選択か、あるいは天命ともいうべき導きか。 党の活動に情熱を注ぎ、すべてを注ぎ込むその生き様を通して、外側からは見えづらかった「右翼活動」の本質が浮かび上がる。 国粋主義運動の第一線を命がけで生き抜いた著者が、かつての記憶を振り返り、思想と行動を記した回顧録。 【目次】 目次 第一章 思想の目覚め 軍歌/三島由紀夫との〝再会〟/政治活動の構想/赤尾敏を知る/札幌のアパートで/アルバイトで味わったこと/市ヶ谷駐屯地/赤尾敏との対話/自衛隊入隊に向けて/僕の少年時代/入隊/自衛隊での生活/自衛隊に対する諦観/危険思想/除隊/自衛隊との対立/愛国党書記長との会話/政治運動の障害 第二章 右翼活動時代 自衛隊の神経質/東京都知事選/朝日新聞阪神支局襲撃事件/右翼とは何か!/三島由紀夫の〝赤尾評〟/愛国党での生活/愛国運動の基本/警察の過剰反応と愛国党の対応/運動に対する姿勢/ハードだった一週間/思い出深い田中角栄糾弾の演説/忘れられない「小名浜論争」/反ソデー/自衛隊観閲式/「山口烈士に申し訳ない」/『憂国忌』への不満/政治運動とは/同志の除名とそれによる緊張感/二・二六事件の解釈/新右翼との対話/不審者/初めての赤尾総裁からの叱責/愛国党を離れる/昭和天皇崩御/筆保同志の除名/赤尾総裁の死 第三章 人生における重要思想 赤尾敏先生の虚像と実像/実存主義―――「死」を考える/愛国党分裂/反新右翼/精神主義研究会/先祖信仰/儒教への思い入れと懐疑/警察をどう見るか/警察はここまでやる!/筆保同志との懐かしい再会 そして……/筆保同志のお母さん/道子さんの性格/夫人派と家族派の確執/奇妙な縁?/偉大なる活動家の死/津山への再訪/同志的結合と離反の条件/農本主義と都会への嫌悪/マラソンと精神主義/精神主義の誤解/「死」の考察/鹿児島・桜島と西郷隆盛/老荘思想/≪補記≫この七年を振り返って 【著者紹介】 小松憲一(こまつ・けんいち) 昭和37年北海道紋別市生 大学在学中に右翼民族主義に関心を抱き、昭和61年5月自衛隊武山駐屯地第一教育団入隊。在隊中政治思想を有していることが発覚し、規約違反の示威活動を画策していると悪推され、また隊員に多大なる影響を与えたとして強制退職処分を受ける。昭和62年3月大日本愛国党にて赤尾敏総裁の下で活動。東京都内において精力的な街宣活動を展開。その後、執筆活動を中心に独自の運動を展開。その一方で精神を鍛える目的から「走ること」を始め、≪精神主義ランニング≫と名づけ、全国の100kmマラソン大会に出場、二十数回の完走を数える。精神主義、農本主義から老荘思想に入り、そこに人間の理想を見出し、生活に反映させ現代に至っている。

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  • 愛さずにはいられない(新潮文庫)
    4.0
    1巻1,155円 (税込)
    1960年代後半。芳郎は東京で下宿生活を送る高校生だ。酒や煙草、夜遊びに耽る毎日だが、その心には母への憎悪が深く影を落としていた。童貞を捨てた彼は性にのめりこみ、やがて運命の女、由美子に出会う――。無軌道な少年時代と実母との確執とを赤裸々に描き、「この作品こそ自分自身」と著者に言わしめた唯一の自伝的作品であり、遺された数多の作品世界の原点ともいうべき特別な長編小説。(解説・小池真理子)
  • 愛されてもひとり
    -
    夫の定年を機に安曇野で田舎暮らしをしていた中井絹子を不幸が襲った。夫が脳梗塞で急逝したのだ。息子夫妻から上京を促されるも、キャリアウーマンの嫁・由梨と相性のあわない絹子は、一人自活を続ける決心をする。やがて、友人である美千代の息子の妻・里美が、絹子の面倒を見るようになった。だが、貞淑な里美にも嫁姑の確執があり……。20代、40代、60代、三世代の女性の愛と悩みを描く長編サスペンス。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 愛に怯えるシチリア富豪
    完結
    4.5
    「僕と結婚するんだ」招かれざる客の言葉に、アリシャは封印したはずの想いを抑えきれずにいた――。ダンテ・ヴィットーリ…アリシャの亡き父が会社を託すほど、実の娘よりも大事にしていた男。彼との間にある決定的な確執が生まれ、彼女は18歳のときに家を出たのだが…。ダンテへの嫉妬と淡い憧れはとうに絶ったはずなのに、なぜ胸が高鳴るの。聞けばこれは互いに利益を得るための契約結婚。それなのに誓いのキスが熱すぎて、8年越しの恋に溺れてしまいそう。
  • 愛は試練に満ちて〈パーフェクト・ファミリー〉
    完結
    4.5
    いつからこれほど心が離れてしまったのか…。妻オリビアから別居を言いわたされ、キャスパーはバイクでアメリカ横断の旅を始める。愛しあっていた頃の幸せな思い出と、彼女が抱える一族の確執を振り払うかのように…。一方、イギリスに帰ったオリビアは失踪していた父と再会。孫もいる父があろうことか再婚し、子供までできたというのだ。私の居場所なんて、どこにもないのね。名門クライトン家――長年からまった愛と憎しみの鎖は、真の終結を迎えられるのか…!?
  • アイミタガイ
    4.4
    彼女との関係をあと一歩進められない会社員、ホームヘルパーの仕事に行き詰まる主婦、娘を亡くしてしまった夫婦、中学受験に失敗した優等生、家族との確執により結婚に踏み切れない女性……。きっかけはほんの些細でも、誰かが誰かを想った行動が、立ち止まっていた背中を優しく押して--。思いもよらない幸せのリンクに心が震える傑作長編小説。
  • アインシュタインの戦争―相対論はいかにして国家主義に打ち克ったか―
    4.0
    第一次大戦下、相対論完成の最後のピースを探し求めるアインシュタインに立ちはだかった、あらゆる試練――平和主義者の弾圧、妻との確執、食糧難、病、そして協力者たちとの分断。ドイツに閉じ込められた「世紀の理論」はいかにして世界に羽ばたいたのか。憎しみあう大国のはざまで揺れ動いた科学者たちの群像。
  • 蒼い闇 (角川ebook)
    -
    夜明け前の暗く青々とした闇の先には、眩しい朝日が待っている――。義父から受けた虐待と洗脳の日々。執拗ないじめによる友人との確執。キャバクラでのアルバイトで得た大切な友人、そして恋人の裏切り。出口のない闇にとりこまれそうになったユウカは18歳のとき、大きな決断を下す。驚異の17億PVを誇り、若い女性たちに絶大な支持を得る人気ブロガーが魂を込めて書き上げた女の子の青春物語。 【著者からのメッセージ】 「家庭、学校という小さな世界で苦しみ、仲間や恋愛に翻弄された、あの頃……。女の子にぜひ読んでもらいたい内容です」 ※本書は、2015年11月27日に配信を開始した単行本「蒼い闇」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • あきんど百譚 : 1 あかり
    4.0
    腕のいい蝋燭職人の父との確執から家を飛び出した照介は、十年に渡る放蕩無頼の生活の末、実家である蝋燭問屋に舞い戻る。すでに父は亡くなっており、家業は弟が継いでいたのだが、往時の繁盛ぶりは見る影もなく……。(「あかり」)――表題作をはじめ、江戸の市井で懸命に生きる人々の、日々の暮らしぶりや人間模様を描いた、人情絵巻シリーズ第一弾。
  • 一朝の夢
    4.0
    北町奉行所・同心の中根興三郎の生きがいは朝顔栽培、いつか黄色い朝顔を咲かせるのが夢だ。仕事は閑職、奉行所員の名簿作成係である。時は安政、井伊大老と水戸徳川家の確執や、尊王攘夷の機運が高まっているが、そんなことはこの“朝顔同心”には無縁、長身の身体を縮めるように暮らしている。だが江戸朝顔界の重鎮、鍋島直孝を通じて、宗観と呼ばれる壮年の武家と知り合ったことから、興三郎は思いも寄らぬ形で政情に巻き込まれてゆく。松本清張賞受賞作。
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 家族
    4.0
    居酒屋「だるま」を営むおつやは、姑との確執から13年前に離縁していた。夫のもとに残してきた一人息子のいまの暮らしぶりを耳にし、心が揺れる……(藤原緋沙子「雪よふれ」)。第一線の女性作家それぞれが「家族」をテーマに描く珠玉の6編。文庫オリジナル。
  • <足利義昭と近衛前久>室町幕府再興ならず/武家に憧れた流浪関白
    -
    悲願の将軍任官を果たした足利義昭だったが、その後待っていたのは、信長との確執、そして京からの追放であった。摂関家筆頭の名門の生まれながら、武家に憧れ、戦陣に従軍したという異色の経歴の持ち主、近衛前久。戦国を生きた二人の流浪の人生をみる。
  • アジア辺境論 これが日本の生きる道
    3.9
    アメリカ、欧州で排外的な政治勢力が台頭する中、ロシア、中国の影響力が日増しに拡大している。米ソ対立の冷戦終結から四半世紀経ち、世界各地に複数の覇権の競合関係が生まれている。はたして、その狭間で日本が生き残るためには何が必要なのか? そのカギは日・台・韓の連帯にあり。アメリカとの一方的な従属関係を見直し、中国、ロシアなど、スーパーパワー間にある中小民主主義国家同士の協力関係の構築はいかにして可能か。世界史レベルの地殻変動と戦後の平和国家的な国のあり方を蹂躙する近年の日本の政策を目の前に、リベラルの重鎮ふたりがその理路を提示する。 【目次】はじめに 日本・韓国・台湾連携の夢 ――これがボクらの生きる道 内田 樹/序章 問題提起 ――自由主義はなぜこれほど脆かったのか/第一章 リベラルの限界 ――「モビリティー」に無力化された自由主義/第二章 ニッチな辺境国家が結ぶ新しいアジア主義の可能性/第三章 アジアの連携を妨げる「確執」をどう乗り越えるか/第四章 不穏な日本の行く末 ――たどり着けるか「日本の生きる道」/おわりに アジア辺境の「虚妄」に賭ける ――これがみんなの生きる道 姜尚中/主要参考文献
  • アドベンチャーレースに生きる!
    4.8
    “日本百名山ひと筆書き”田中陽希が人生を捧げる世界とは? 日本最強のアドベンチャーレースチーム「EAST WIND(イーストウインド)」レースの国内第一人者で、チーム現キャプテン田中正人が創設、20年の歳月をかけ育てあげた。 チームのエースで次期キャプテンとしての活躍が期待される田中陽希。 「日本百名山ひと筆書き」の挑戦がTVで放映され、その名は知れわたった。 知名度が増し、今イーストウインドの活躍も注目されている。 なぜ彼らは世界のフィールドで結果を出し続けるのか。 極限の状況でも安定したパフォーマンスを出せるのか。 彼らの強さの核心は身体能力でも技術力でもなくチームワークにある。 躍動する最強チームの精神と勝利のために築いてきた歴史を、チームの未来を背負う田中陽希と、不動のリーダーでパイオニアの田中正人が書下ろす。 また過去にチームに所属した海洋冒険家白石康次郎、トライアスリート白戸太朗、トレイルランナー石川弘樹等スポーツ界のビッグネームも、イーストウインド愛を語ってくれた。 第一章 田中陽希 アドベンチャーレーサーとしての僕の道 白銀の世界から飛び込んだアドベンチャーレース/あの頃、誰かのせいにしていた弱い自分/もっと強くなりたい! 世界の果てから、日本百名山の旅へ/非日常が日常化していく、日本二百名山への挑戦/人との出会いが教えてくれた大切なこと/イーストウインド、次期リーダーとしての決意 第二章 田中正人 人生すべてをアドベンチャーレースに捧げて 研究者からプロ・アドベンチャーレーサーへの転身/極貧時代を共に過ごした仲間たち/「パンの耳では子どもは育たんぞ!」/衝撃が走ったメンバーからのひと言 /世界で勝つため、真のリーダーを目指す/レースは予想外の出来事の連続/僕らを支えてくれる人たち/「弱い人を引き上げる」チームワークの方程式/陽希の弱さと強さ 第三章 仲間たちが語る 自分にとってのイーストウインド イーストウインド参戦レース一覧 白石康次郎:イーストウインドは僕の青春だった 白戸太朗:本音でぶつかりあった仲間 石川弘樹:田中正人から学んだ競技者としての姿勢 平賀 淳:生きるべき道が見えた場所 駒井研二:アスリートカムで活きるレース経験 佐藤佳幸:言葉がなくても、わかり合える瞬間がある 和木香織利:大きな確執を乗り越え最高のチームが生まれた 西井万智子:見たことのない世界で知らない自分と出会う 竹内靖恵:妻から見たイーストウインド〈手記〉 第四章 田中陽希 現在地を知り、未来の道をつくる 山北が離れ、新たなチーム編成に/『2016年オーストラリア世界選手権』への始動/課題のひとつはパドリング/レース中の「睡眠」をどうとらえるか/イーストウインドのこれから
  • アニバーサリー
    3.7
    1巻737円 (税込)
    母親との確執を抱えて育ち、望まれない子を妊娠、たった一人で出産を迎えようとするカメラマンの真菜。七十歳を過ぎても、育児中に始めたマタニティスイミングの指導員を続ける晶子。あの日、あの震災が、二人を結びつけた――。食べること、働くこと。子供を産み、育てること。世代の違う二人の物語を丁寧に紡ぎつつ、時代とともに変わりゆく女性たちの生を凝視した渾身の長編小説。
  • あのママが妬ましい 幸せ比べ、天国で地獄
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    これは、とあるパン工場に勤務する3人のワーキングマザーの群像劇。 実母の影響で、周りから評価ばかりを気にして何事にも満足できない百瀬雪(25歳、製造部正社員、第一子出産後復帰予定) 整った容姿だがコミュ障。ゆえに周囲に勘違いされることが多く、ママ友が作れない雨宮涼香(32歳、物流部パート、1児の母) 明るく人当りもよい人気者だが、元ヤングケアラーで義実家との確執を抱えている花岡楓(40歳、経理部正社員、2児の母) あの人は、きっと私のような悩みなんかないだろう。親とも、ママ友とも、夫とも、子どものことも、うまくやっているんだろうな。 隣の芝生は青く見えて、妬ましい。
  • 安倍晋三 沈黙の仮面 その血脈と生い立ちの秘密
    3.2
    1巻1,386円 (税込)
    安倍晋三 沈黙の仮面。 稀代の“独裁者”として毀誉褒貶の激しい安倍首相。自ら公言するように、祖父・岸信介を深く尊敬し、保守思想に深く傾倒する。その特異な思想や政治手法には彼の生い立ちが深く関わっている。父母と離れて生育し、祖父と教育係の女性に依存し、勉学を嫌って奔放に育った。父との確執を抱えて政界入りし、総理大臣に上り詰めるまでの軌跡を圧倒的な取材と、本人、家族、友人らの証言で余すところなく描く。 第1章 父母の愛に飢え、中学生まで教育係のふとんで寝た少年 第2章 高級車と麻雀に熱中した学生時代 第3章 挫折した米国留学と就職、そして政界入り 第4章 置いてけぼりだった“政策新人類”の葛藤 第5章 実は遅かったタカ派への転身 第6章 「拉致の安倍」の嘘と隠された体の変調
  • 安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル
    3.9
    1巻1,599円 (税込)
    人事介入の全貌が明らかに! 11月25日、衝撃のノンフィクション 緊急出版!! 【内容紹介】  2016年夏。官邸は検察庁が提示した「人事案」を拒否。かつてない異例の“人事介入”により、検察内には衝撃が走った。以来、4年間にわたり「官邸vs.検察庁」の人事抗争が勃発! 2020年黒川検事長の定年延長問題に至るまで知られざる暗闘が繰り広げられる。  安倍晋三、菅義偉、杉田和博……政権中枢による人事介入の全貌を、数々のスクープを放った検察取材の第一人者が極秘情報を駆使して描き出す衝撃のノンフィクション。 【本書で明かされる新事実】  ■「あいつは勘違いしている」菅首相が漏らした検事総長への怒り ■ 官邸と検察が結んだ“密約”と“裏切り”の真相 ■「きっと失敗するだろうな」賭け麻雀で辞職した黒川元検事長の本音 ■ 突然の追放劇! 検察のプリンスと法務大臣の確執 ■ 初めて明かされる「定年延長」閣議決定までの舞台裏 ■「甘利事件」「森友事件」を検察が不起訴にした本当の理由 ■ 周囲の説得を拒否! 検事総長の椅子にしがみついた男    ……など 【目次】 序章 毒が回った政権 第1章 黒川と林、そして稲田 第2章 16年夏――事務次官人事への介入 第3章 17年夏の陣――黒川続投 第4章 17年冬の陣――3度目の正直を拒んだ上川法相 第5章 官邸の守護神の実像 第6章 苦肉の策 第7章 河井捜査とコロナ禍騒動 第8章 法務・検察の迷走 第9章 「決着」と「総括」 あとがき
  • 天邪鬼のすすめ
    -
    「壮大なまわり道の中で研ぎ澄ました私の感性……頼れるものは、それしかない」 不安の時代を生き抜くヒントに富む、 ベストセラー作家の自伝的エッセイ 厳格な軍人家族に生まれた著者は、敗戦によってすべての価値観が根底から覆ってしまう。凛として「恥を知る」ことを説いた父が、戦後は見る影もなく落魄。そのくせ世の中が落ち着くと、徐々に昔の価値観に戻っていく……。そんな父と、暁子は確執を深める。家の中はぎくしゃくし、母とも心が通じなくなっていく。 また、結核を患ったせいで、幼い暁子は長期の入院を強いられた。外で遊ぶこともならず、彼女はおのずと自分自身に向き合うようになる。敗戦と結核、これが原点となった。 家族と離れて自由を謳歌した高校・大学時代。NHK入局後、野際陽子との出会いで悟った「私は私」という境地。そして、ある音楽家の男性との運命的な出会いと大失恋。さらに、パートナーを得た後にも暁子に影を落とす父と母の存在……。 波瀾万丈の来し方を振り返りながら、著者はあるヒントを投げかける。「天邪鬼」であること。そして「おめでたさ」を失わないことの大切さ。挫折と思えたものを逆転してこられたのは、天邪鬼とおめでたさがあったからこそ。 自分で考え、反骨を忘れない。自分で食べる。自分で決める……その大原則さえ守っていれば、人は自由に生きることができる。切れ味鋭く、かつ滋味深い著者の言葉は、不透明な時代を生き抜くための力を与えてくれる。
  • 雨降る森の犬
    4.3
    父親を病でうしない、母親との確執を抱えた女子中学生の雨音(あまね)は不登校になり、山岳写真家の伯父・道夫のもとに身を寄せた。道夫はバーニーズ・マウンテン・ドッグのワルテルとともに自前のログハウスに住んでいた。ログハウスの近くには大きな別荘があり、雨音はそこの持ち主の長男で高校生の正樹と知り合う。正樹は再婚した父親と若い母親に対して、複雑な感情を抱えていた。雨音と正樹は道夫の影響で登山の魅力を知るようになり、道夫の愛犬ワルテルと自然との触れ合いが、二人の心を少しずつ癒していく。家族の問題を抱えた中学生と高校生が、道夫とワルテルと過ごすなかで自らの生きる方向性を見出していく、心に響く長編小説。
  • アラサー派遣OLビクトリアのやけっぱち暮らし <電子版限定特典付き>
    完結
    -
    <電子版限定特典付き> 巻末には電子版限定描き下ろしマンガを収録! 独身女子がうなずきながら笑った実録マンガ、初の書籍化! 彼氏なし、仕事非正規、貯蓄なし、処女喪失済み… 「失うものが何もないのに 怖いもクソもあるか。」 根暗なアラサー女子、ビクトリアブラディーヌが、時に投げやりに、時に明るく生きる自虐の4コママンガ! クリスマスに写経、Siriを口説き落とす、勢いでニートになる…など、 独り身の不安をニヤリと笑い飛ばす、描き下ろし満載の1冊です。 【もくじ】 ★第一章 ビクトリアの根暗な生態 「干物女」について/ネガティブは悪くない!/夢見る少女だった私/人生最大の夢/北海道民ビクトリア/ アラサーの悩み/携帯二刀流のススメ/ガラケーを擬人化させてみた/太っちゃった私/勝負服を買った話/お久しぶりの美容室/ビクトリアの素顔 ★第二章 ビクトリアの残念な恋愛事情 元彼に会った話/青春時代の彼から…/年下男子からのお誘い/年下男子と×××/年下男子と××× その後/ 父からの婚活推進宣言/「婚活」について/はぢめての合コン前夜/はぢめての合コン!/男性への目線/The 5th anniversary/孤独女の見る夢/結婚式の妄想 ★第三章 ビクトリアの愉快な友達 おっきーときゃなみん/おっきーという女/きゃなみんの幸せ/旧友アヤコ来訪/旧友アヤコのこと/近所の友人かんちゃん/ 未婚女ふたりクリスマス 1/未婚女ふたりクリスマス 2/やめてくれ!結婚の押し売り/女同士のLINE/青春時代の仲間たち/ボスからの結婚報告/ボスの結婚式 ★第四章 ビクトリアの哀しい習性 アラサーのシルバーウィーク/独り身の風邪っぴき/アラサー女性の趣味事情/私の恋人 Siri?/寂しいときのセルフサービス/ 消し去りたい黒歴史/年賀状事情/ビクトリアのごはん/28歳最強説/28歳とは、こういうもの/気になる"見た目年齢"/仕事中のときめき/独身アラサーの不安/独身アラサーとSNS事情 ★第五章 ビクトリアの楽しい憂さ晴らし 年末ひとり旅の決意/Victoria in Deutschland 1/Victoria in Deutschland 2/アラサーの衝動買い/年末に帰省した話/祖母の家で年越し/ 親は永遠に「パパ」と「ママ」/私と父の確執/母の誕生日/わたしのおしごと/退職の決意/私のニート生活/転職した話/チャリ通のススメ/ひとりで大阪遠征/アラサーのおひとりさま事情 ☆コラム ファッションの推移/化粧の推移/友達に彼氏が出来た時の推移/結婚相手に求めることの推移/きゃなみんから見たビクトリア/Siriに恋して?/ビクトリアの一週間 【著者情報】 ビクトリアブラディーヌ 1988年、北海道生まれ。東京在住の派遣OL。 自身の体験をもとにしたアラサー漫画がTwitterを中心に人気を呼び、恥をしのんで初の書籍化。 Twitter:@darekamoratte
  • 荒仏師 運慶(新潮文庫)
    3.5
    ひたすら彫る。彫るために生きる。それが仏師だ。全く新しい美を創造し、日本芸術史に屹立する天才運慶。その型破りな人生とは――。少年の頃、「醜い顔」と嘲られた運慶は、女の姿態や鎌倉武士の強靭な肉体に美を見出していく。快慶との確執、荒ぶる野心。棟梁として東大寺南大門の金剛力士像を完成させた絶頂期、病に倒れた。劇的な生涯を描ききる、本格歴史小説。中山義秀文学賞受賞作品。(解説・籔内佐斗司)
  • ありのままに。 筆談議員ママ奮闘記
    4.0
    筆談ホステスとして脚光を浴び、著書が累計39万部のベストセラーとなり、私生活ではシングルマザーとなることを決意し、ひとりハワイで出産。その後、2015年4月施行の東京都北区区議会議員選挙にて、過去最多票を獲得しトップ当選する。聴力障がいを持ちながら多忙な議員の仕事をこなしつつ、プライベートでは一児の母として子育てに従事。現在、母となり、親との確執をようやくカミングアウトした本人が、聴力障害を乗り越え、いまだからこそ伝えられる、ありのままの自身を綴った告白エッセイ。
  • アンゲラ・メルケル 東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで
    完結
    3.9
    2021年9月、長きにわたりドイツならびにヨーロッパを導いてきた、ドイツ首相アンゲラ・メルケルがついに退任し、政界を引退する。 フランスの女性ジャーナリストが、メルケルの東ドイツでの生い立ちから、宗教的バックグラウンド、政党内での権力闘争、各国指導者との関係、移民問題、アメリカ大統領トランプとの確執COVID-19への対応、そして、首相退陣までを描く本格評伝。 フランス大統領エマニュエル・マクロンへのインタビューも緊急掲載。

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  • 響~アンサンブル~ 奇跡の音楽療法士!!
    完結
    -
    天才ピアニスト・響士郎は心臓移植をきっかけに奇跡の音楽療法士に生まれ変わった! 兄弟の確執が織り成す人間模様に目が離せません。是非ご一読ください。
  • アンタなんかママじゃない!~波乱万丈のバツイチ婚~
    -
    バツイチの和志と結婚した智恵子。連れ子の理緒と一緒に暮らし始めるが、なかなかなついてくれない。 なんとか仲良くしようとする智恵子だったが、「他人のアンタには関係ない!」と心を閉ざす理緒。 やがて口論になり理緒に突き飛ばされてしまう智恵子だが、実はお腹には赤ちゃんがいて…。 連れ子との確執、子ども嫌いな継母の葛藤、金目当てのクズ女に騙される父などなど、波乱万丈のバツイチ婚を描いた全5編の家族の物語。
  • アースダイバー 神社編
    4.5
    1巻2,310円 (税込)
    人気シリーズ「アースダイバー」が、いよいよその関心の中心である、神社を取り上げます。 生命にとっての普遍的聖地に加えて、ホモサピエンス・サピエンスにとっての聖地、そして古代の日本列島に居住した縄文系と弥生系(倭人系)にとっての聖地(のちの神社)の心的・歴史的な構造を探っていきます。 主な取扱い神社は、以下の通りです。 大日霊貴神社(鹿角大日堂) 諏訪神社 三輪神社 出雲大社 和多津見(海神)神社 志賀島神社 穂高神社 伊勢神宮などなど。 神社に残された祭儀に秘められた思考を遡っていくと、アメリカ先住民、アジアの少数民族、ネパール、東南アジアなどとの深つながりが明らかになります。 また、同時にこの列島に数万年にわたって繰り広げれてきた、われわれの祖先の前宗教的・宗教的思考の根源とその展開が解明されていきます。 山とは、海とは、蛇とは、太陽とは……。 歴史の無意識の奥にしまいこまれた記憶を甦らせる魂の冒険へ、いざ。 目次 プロローグ 犬の聖地 第一部 聖地の三つの層     第一章 人間の聖地          第二章 縄文原論           第三章 倭人の神道 第二部 縄文系神社     第四章 大日霊貴神社(鹿角大日堂)         東北の続縄文   地名起源伝説         太陽神の聖地に建つ大日堂 第五章 諏訪神社         縄文の「王国」   蛇から王へ         御柱祭りの意味 第六章 三輪神社         ナラの原像   血と酒の蛇         蛇と鑑の確執 第七章 出雲大社         蛇   タマ         神話の建築 第三部 海民系神社 第八章 対馬神道     はじまりの島   ムスビの神     渚の神話学 第九章 アヅミ族の足跡     海の民の末裔   日本海ルート     太平洋ルート    第十章 伊勢湾の海民たち     太陽の道   海人と鳥 エピローグ 伊勢神宮と新層の誕生
  • 生きることの先に何かがある
    -
    幸せでなかった時にこそ、いのちは輝いていた! ジャーナリストとして、パリを拠点に、家族問題や性のことなどを日本に発信してきた著者は、パリ・メニルモンタンという極めて自由度が高い地で、ひたすら自己責任を負いながら生きてきた。単身フランスに渡り、仕事をしながら既婚者との道ならぬ恋。シングルマザーとして子どもを育てる不安な日々。親権の奪い合い。40を前にしての結婚・出産。容赦のない夫婦関係・隣人関係。子どもとの間の確執。自分も周囲も、自由であろうと生きる人々が織りなす人間模様が圧巻。年を重ねることで成熟していく人生の深みを見つめる異色作。
  • イケるとこまでイこうよ
    3.0
    1巻523円 (税込)
    先祖代々から続く確執のおかげで、ロミオとジュリエット状態の吉良功介と大石力。力は親の猛反対を押し切って家を飛び出し、功介の家に転がり込んで二人は目下あま~い同棲中? そんなある日、力は功介の両親の置手紙を見てしまう。そこには功介の留学を匂わせる内容が…。功介の両親の帰宅が迫っていることを知った二人は、手に手をとって季節はずれの海に向かうが…!?
  • <石田三成と関ヶ原合戦>反三成の急先鋒! 加藤清正と福島正則
    -
    石田三成ら文吏派と、加藤清正、福島正則ら武功派――豊臣政権の両輪として活躍した彼らは、朝鮮出兵を境に対立。その憎悪は激しく燃え上がり、武功派による三成襲撃事件へと発展してしまう…。政権崩壊を招いた確執の原因を検証する!
  • 悼む人 上
    3.7
    1~2巻621~642円 (税込)
    善と悪、愛と憎しみ、生と死が交錯する直木賞受賞作! 著者が切望した、「いま世界に一番いて欲しい人」とは? 不慮の死を遂げた人々を“悼む”ため、全国を放浪する若者・坂築静人。静人の行動に戸惑いと疑念を覚え、その身辺を調べ始める雑誌記者・蒔野。末期がんに冒され、家族とともに最後の時間を過ごしながら、静人を案じる母・巡子。そして、自らが手にかけた夫の亡霊に取りつかれた女・奈義倖世。 静人の姿が3つの視線から描かれ、その3つのドラマが、やがて1つの大きな物語の奔流となる。「この方は生前、誰を愛し、誰に愛され、どんなことで人から感謝されてでしょう?」静人の問いかけは、彼を巡る人々の心を、少しずつ動かしていく。 家族との確執、死別の悲しみ、自らを縛りつける呪縛との対決。そして避けられぬ死の傍らで、新たな命が――。静かな感動が心に満ちる感動の巨編!
  • 異端の夏
    3.0
    ベテラン刑事は許されない恋に落ちた! 夏の盛り、軽井沢の別荘地で、12歳の少年が消えた。東京の有名画廊の息子・雄介。わが子の不慮の死から妻と別れた過去をもつ刑事・辰巳は、事件を追いながら、雄介の母・康子に惹かれていく。一族内の確執、老舗画廊をめぐり錯綜する人間関係。剥がされていく人々の秘密に事件は……。傑作恋愛サスペンス。
  • 一澤信三郎帆布物語
    3.7
    「泥沼」「確執」「骨肉の争い」。京の老舗ブランドで何が起きたのか。すべてを失ったかに見えた一澤帆布の経営者・信三郎夫妻が、スタッフらと新ブランドを立ち上げるまでを綿密な取材でまとめたノンフィクション。手間ひまを惜しまず作られる「信三郎帆布」の全てを紹介。
  • 一帯一路が中国を亡ぼす 習近平も嵌った、地政学的限界の罠
    -
    1巻880円 (税込)
    <目次より> 第一章 中国とは何者か――清朝から中華帝国へ (序)はじめに (一) 清朝は同君連合国家であり、中華帝国ではない (二) 太平天国と阿片戦争 (三) 清は海防より塞防を重視した (四) 日清戦争はすべてを変えた (五) 日清戦争は、清に日本への模倣と憤怒を与えた (六) 朝鮮朝も西欧に学べなかった (七) 王冠は敗戦を生き延びられない(ハロルド・ラスキ) (八) 義和団の乱――清朝崩壊の産婆役 (九) 辛亥革命 (十) 中国国民党と北伐 (十一)上海クーデタから長征へ (十二)北伐成る (十三)国体と済南事件 (十四)満州国をどう考えるか(その一) (十五)満州国をどう考えるか(その二) 第二章 中華人民共和国 (序) 剣とペン (一) 中国国盗り物語り(その一)――人民解放軍の幼児体験 (二) 中国国盗り物語り(その二)――人民解放軍は決戦を回避する (三) 中国国盗り物語り(その三)――人民解放軍は軍閥の寄せ集め (四) ゲマインデと粛清と (五) 毛沢東の精神分析(その一) (六) 毛沢東の精神分析(その二) (七) 毛沢東の精神分析(その三) (八) 毛沢東の戦争戦略 (九) 胡適の「日本切腹、中国介錯論」 (十) 四つ巴の国際関係 (十一)諸外国の中国介入 (十二)日本の撤退 (十三)金門島での反撃(根本博の奮闘) (十四)蒋介石(その一) (十五)蒋介石(その二) (十六)蒋介石(その三) 第三章 毛(マオ)の戦争、毛(マオ)の内乱 (一)国民国家への道 (二)中華民族なるフィクション (三)戦争と内乱と (四)朝鮮戦争(その一) (五)朝鮮戦争(その二) (六)台湾海峡戦争 (七)毛沢東の失政 (八)チベット蜂起、そして中印戦争 (九)文化大革命(その一) (十)文化大革命(その二) (十一)ソビエトとの確執(その一) (十二)ソビエトとの確執(その二) 第四章 中国第二革命――中国はヌエ国家になった (一) 周恩来の死――第一次天安門事件 (二) 四人組の最後 (三) 鄧小平の勝利 (四) 共産党独裁下の改革開放 (五) 経済特区 (六) 天安門の虐殺 (七) 南巡講話 (八) 先富論の行き着く果て (九) 宗教の林立と社会規範の喪失 (十) 鄧小平以後――江沢民(その一) (十一)鄧小平以後――江沢民(その二) (十二)鄧小平以後――胡錦涛(その一) (十三)鄧小平以後――胡錦涛(その二) 第五章 中国の現代、そして近未来 (一) 毛沢東の誤解 (二) 一帯一路(その一) (三) 一帯一路(その二) (四) 一帯一路(その三) (五) 一帯一路(その四) (六) 帝国の衛星国(その一) (七) 帝国の衛星国(その二) (八) 中国の人民支配 (九) 中国の社会経済状況(その一) (十) 中国の社会経済状況(その二) (十一)中国の未来(その一) (十二)中国の未来(その二) (十三)中国の未来(その三) (十四)生態系の破壊 (十五)冷戦は終了していなかった――アメリカの気付き (十六)対立の構図――大陸国家と海洋国家 (十七)戦いの構図――中国の場合 (十八)日本の存立基盤 (十九)現代日本と第二次大戦の総括 (二十)地政学的に見た中国の終焉 【著者略歴】 小滝透(こたき とおる) 1948年京都生まれ。ノンフィクション作家。京都市立紫野高校卒業。金沢大学法文学部中退。サウジアラビア・リヤード大学文学部アラビック・インスチチュート卒業。宗教・文化・歴史等幅広い分野で活躍。
  • イノセントマン――ビリー・ジョエル100時間インタヴューズ
    -
    【内容紹介】 ピアノマン、オネスティ、素顔のままで、ストレンジャー、ニューヨークの想い、ほかヒット曲に隠された壮絶人生をロングインタヴューで初公開 数々のヒット曲を世界に送り出しアメリカンドリームを体現したビリー・ジョエルの華やかな人生の裏にはナチスのユダヤ人迫害でガス室送りになった親族、本人の自殺未遂、相次ぐ自動車事故、3度の離婚や恋人との破局、アルコール依存症、鬱病、エルトン・ジョンとの確執など、いくつもの黒歴史があった。いまその真相が本書で初めて明らかになる――。 【著者紹介】 [著]フレッド・シュルアーズ 音楽専門誌『ローリングストーン』のライターとして、フリートウッドマック、ブルース・スプリングスティーン、ジャック・ニコルソン、シェリル・クロウ、マシュー・マコノヒー、トム・ペティ&ザ・ハートブレーカーズ、クリス・ロックなど、さまざまなミュージシャン、俳優の評伝を手がけている。ほかにも『プレミア』、『エンターテインメント・ウィークリー』、『メンズ・ジャーナル』、『GQ』、『ロサンゼルス・タイムズ』、『コロンビア・ジャーナリズム・レビュー』などにも寄稿多数。 [訳]斎藤栄一郎 翻訳家・ライター。山梨県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。主な訳書に『イーロンマスク 未来を創る男』『ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える』(講談社)『センスメイキング』『小売再生』『TIME TALENT ENERGY』(小社刊)がある。著書に『ITオンチ部長の「エクセル入門」』(小社刊)などがある。 【目次抜粋】 プロローグ 夏、ハイランドフォールズにて Ⅰ ビリーの原点 さすらいのビリー・ザ・キッド Ⅱ ブレイクスルーの時代 待てば海路の日和ありと言うけれど Ⅲ 代償 のるか、そるか Ⅳ 時代のレジェンドとして ビリー流人生の閉じ方 出典について 謝辞
  • 命とられるわけじゃない
    3.8
    父、愛猫に続いて、確執の深かった母を亡くした著者。その母の葬儀で、1匹の猫と出会う。小さなその猫が、止まっていた時間をふたたび動かし……。「譲れないことも、許せないことも、人生に一つか二つあれば充分」「どれほどしんどく思えても、生きてゆく途上で起こるたいていのことは、そう――とりあえず、〈命とられるわけじゃない〉のだ」など、経験からつむぎだされた優しい箴言も随所に。今がしんどい人、老いゆく心身に向き合う人、大切なものを失った人、親との関係に悩む人、そして猫を愛するすべての人に贈る1冊。愛らしい猫たちや美しい軽井沢の写真を、カラー口絵と本文にたっぷり収録!
  • イラク
    4.0
    イラクを通して見えてきた世界史の巨大な暗渠――英米とアラブの確執、日本はどのようにかかわっていくべきか? 中東問題を深奥からとらえてきた著者の現地取材。
  • イリアス(上)
    -
    1~2巻880円 (税込)
    トロイア戦争が始まって10年目の最後の年、ギリシア方とトロイア方の勇将・戦士たちがくりひろげる戦乱絵巻。その中心となるのは、ギリシア方の総大将アガメムノンと、もう一人の勇将アキレウスとの、捕虜にしたトロイア方の娘をめぐっての人間臭い確執だ。全体は「源平盛衰記」のような日本の戦記物さながら。映画「トロイ」の原典でもある。 アキレウスが戦いを拒否し、ギリシア方の敗勢は濃くなる。トロイア方の勇将ヘクトルがギリシア勢を海辺に追い詰めるにおよんで、アガメムノンは莫大な褒賞を約束してアキレウスを呼び戻そうとする

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  • イリーガル 1
    完結
    -
    東西電気社員・津田英次は、ちょっと頼りない用度係長。しかし本当の姿は、企業に降りかかるトラブルを極秘に処理する非合法社員“イリーガル”だった!!▼第1話/極秘社員▼第2話/狙われた女▼第3話/マイクロ・ナビシステム▼第4話/侵入▼第5話/野良猫▼第6話/迷子▼第7話/取引●登場人物/津田英次(東西電気総務部用度係長は表の姿。実は、会社に降りかかる公表できないトラブルを極秘裏に処理する非合法社員“イリーガル”)、長谷部澄雄(東西電気社長。実の姉が英次の妻)、芹沢(先代の社長の代からの役員。英次の過去や“イリーガル”としての顔を知る数少ない存在)●あらすじ/中堅電子メーカー・東西電気のトップ交替の隙をついて、大物総会屋・佐土原が新社長のスキャンダルをネタに圧力をかけてきた。この佐土原の背後には、なんと東西電気専務・安達の姿があった!常務の広江と確執を続ける安達にとって、広江を高く評価する社長は邪魔な存在。つまりは、ライバル・広江を追い落とすため総会屋と手を組んだ安達の陰謀に、新社長は巻き込まれてしまったのだ。秘かに進行するこの計画を察知し、“イリーガル”津田英次が行動を開始する!!(第1話)●その他の登場人物/星野凛子(東西電気開発設計部所属のエリート)、堂島武雄(元・警視庁捜査第四課“マル暴”担当の刑事。現在、外資系企業・GH東京支社の保安部責任者)、堂島恵(武雄の娘)、勝二(英次の弟分。東京で小料理屋を営んでいる)
  • ウエディング・ベル
    -
    ■ウエディング・ベルを愛する人と。そんな憧れがかなうのはいつ?■クララは、荘厳な結婚式に参列していた。花嫁は親友のスーザン。花婿は財閥の御曹司、ギャレスだ。幸せそうな花嫁の姿に、クララは目に涙をため、歓喜に酔っていた。一方、一緒に参列しているクララの恋人ジェリッドは、仏頂面だった。クララとは対照的に、ジェリッドは結婚式が大嫌い。クララのことを心から愛しているが、結婚はしないと公言している。すばらしい恋人だけれど、その点だけがクララには不満だった。ああ、私たちがウエディング・ベルを鳴らすのはいつのことかしら?それにしても、今日のジェリッドはようすがおかしい。ギャレスの祖父、オーウェンが声をかけてきたときの冷たい態度……。以前から知り合いみたいだけれど、二人の間には深い確執があるようだ。今日こそ彼の結婚嫌いの理由を突きとめよう。クララは決心した。それがわかれば、私たち二人にも新たな未来が開けるかもしれない……。
  • ウエディング・ベル
    完結
    -
    女優のクララは、有名な実業家でプレイボーイのジュリッド・ブラックヒースとつきあっていた。ふたりは出会った瞬間に恋に落ち、情熱的な関係を続けていた。いつか、彼とウエディング・ベルを鳴らしたい…そう夢みるがある日、クララの妹の結婚式に参列したふたりは対照的だった。幸せな光景に涙を浮かべるクララに対し、眉間にシワを寄せ、震える拳に厳しい顔のジュリッド。どうやら新郎側の親族と何か確執があるみたいだけど…それが彼の結婚嫌いに繋がるの?
  • 嘘

    4.4
    1巻1,500円 (税込)
    これから少年に嘘をつく――。主人公は、かつて幼い息子を水難事故でなくした、絵本作家の里谷千紗子。彼女は父・孝蔵との間に確執があり、長いあいだ絶縁状態にあったが、独りで暮らす孝蔵が認知症になったため、田舎に戻ってしぶしぶ介護をはじめることになった。ところが、久しぶりに再会した旧友と町で飲んだ帰り道、旧友がひとりの少年を車ではねてしまう。幸い大きなケガはなかったものの、少年は記憶を失ってしまっていた。ただ彼の身体に虐待の跡を見つけた千紗子は、少年を自分の子供として育てることを決意するのだった……。ひとつの“嘘”によってはじまった少年と千紗子の母子、そして認知症が進行する父親の三人の生活は、豊かな自然のなかで、しだいに新しい家族のかたちを育んでいく。しかし、そのひとときの幸せな生活にも、やがて破局の足音が近づいてくるのだった――。新進気鋭のミステリ作家が紡ぎ出す、感動&衝撃のストーリー。

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  • 嘘はロマンスの始まり 空翔る一族 III
    3.5
    ホテルの廊下を進んでくるトレントの姿を目にした瞬間、思いがけぬ再会にペイジの足取りは鈍り、背筋にいやな汗が流れた。一年前、従業員のペイジは仕事で滞在中のトレントと出会い、誘われるまま、彼のスイートルームに行くという過ちを犯したのだ。甘美とは程遠く、惨めな思いだけが残ったひととき――あの夜に与えられた屈辱はいまも忘れていないが、それでも礼儀を貫こうと、ペイジはぎこちなく挨拶した。あろうことか一方のトレントは彼女の顔すら覚えておらず、ペイジはさらに傷つき、これ以上はかかわるまいと心に決める。後日、トレントが態度を変えてデートに誘ってくるまでは。■名家ハイタワー家の確執と絆を描く三部作〈空翔る一族〉もついに最終話。前作で異母妹をいじめていた、長男トレントの物語です。仕事で訪れた先で、突然見知らぬ女性に声をかけられた彼は……。
  • 美っつい庵主さん
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    五人の尼がひっそりと暮す尼寺に、突然舞いこんだ女子学生とそのボーイフレンドが巻きおこす珍騒動の中に、新旧世代の自由のありかたを対照させた表題作。丸ノ内の近代的なオフィスに勤務する国際電話オペレーターの日常に潜む鬱屈感を探った『線と空間』など六短編を収録する。厳しい現実に揉まれ男女や親子の確執に悩みながらもささやかな幸せを求めて生きる人々を描く初期作品集。
  • うつは移して治す―ある精神科医の「野生の思考」
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    その精神科医は白衣を着ない。理由その1、白衣は患者と医者の間に障壁となって、無用な緊張を生み出しかねないから。理由その2、診断、治療にとって最も大事な「共感」することを妨げる可能性がある。その「共感」を重視する診察室では、実にさまざまな会話が患者たちと繰り広げられる。野球、将棋といった趣味の話から、姑との確執のような人生相談に近いものまで、想像以上ににぎやかでバラエティに富んでいる。そして、その過剰な会話に疲れた時には、統合失調症患者の「サラサラした」存在感が癒してもくれる。患者の気持ちを和らげることに心血を注ぎ、人間を愛してやまない精神科医による、精神疾患を心理的、社会的、生物学的視点といった多方面からアプローチしたエッセイ集。

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