紫式部と藤原道長

紫式部と藤原道長

1,265円 (税込)

6pt

4.3

『源氏物語』がなければ道長の栄華もなかった!

無官で貧しい学者の娘が、なぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか?
後宮で、道長が紫式部に期待したこととは?
古記録で読み解く、平安時代のリアル

・紫式部は早くに生母と死別、父は後妻のもとに通う日々
・道長の権力獲得に欠かせなかった姉・詮子
・道長最大の政敵が失脚した「長徳の変」
・紫式部と夫宣孝の「痴話喧嘩」
・一条天皇は『源氏物語』の愛読者
・華やかな定子サロンと地味な彰子サロン
・「御物怪が……」彰子出産の記録『紫式部日記』
・三条天皇と道長の確執
・彰子と実資の間を取り次ぐ紫式部
・「この世をば……」が詠まれたとき

24年大河ドラマ「光る君へ」時代考証担当の第一人者が描く、平安宮廷の世界と、交差した二人の生涯!

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紫式部と藤原道長 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    大河ドラマはフィクションなので、真実が知りたくて読みました。官職はさっぱりでしたが、道長のことと、当時の紫式部のことが知れて良かったです。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月25日

    紫式部と藤原氏の関係を知りたくて読みました
    非常にわかりやすく
    紫式部がどういう立ち位置だったのか
    藤原氏はなぜ紫式部を必要としていたのか
    謎が解けてスッキリしました

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月29日

    ”藤原道長の権力と欲望「御堂関白記」を読む”以来
    倉本先生のファンなので。

    「光る君へ」怖い物見たさでw見るつもりです♪

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月10日

    紫式部と藤原道長がこんなにも互いの力を必要とする関係にあったというのは、初めて知った。他の方の感想を読むと、「だいたい知っていることが多い」と書かれているので、この時代にくわしい方にはほぼ常識なんだろう。自分はなんも知らないのねとあらためて思った(^_^;)
    大弐三位が紫式部の娘だということも知らな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月04日

    紫式部と道長の生涯が確実な一次資料のみによって書かれている。著者の別の本で既に読んでいた内容も含まれるが、二人に絞っているので分かりやすい。
    ところどころ、これまでの国文学の世界での学説を「どうしたらこのような発想になるのかまったく理解できない」などと否定しているのも新鮮。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月01日

    本書は同著者の『増補版 藤原道長の権力と欲望 「御堂関白記」を読む』(文春新書、2023)と内容もかぶっている部分が多いのだが、より紫式部と道長の関係性に焦点を当てたものである。

    帯の惹句には『源氏物語』なくして道長の栄華もなかったとあるが、逆もまた然りであり、道長のサポートがなけらば『源氏物語』...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月19日

    先日読んだ同著者の『増補版 藤原道長の権力と欲望 紫式部の時代』に続き、今年の大河ドラマの「副読本」として読んだ。『御堂関白記』『小右記』などの古記録や『紫式部日記』をもとに、事実関係を年代順に解説している。不明な点の多い紫式部の生涯や『源氏物語』の成立についても、説得力のある主張を展開している。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月25日

    平安時代初心者の方向けかな、という感じ。
    平安時代モノが好きで、色々読まれてる方には知ってる情報ばかりかもしれないが、倉本先生の一次資料で確認できる事柄のみ!というプライドが感じられる。

    0

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