作品一覧

  • 愛のあとにくるもの 紅の記憶
    3.8
    1巻627円 (税込)
    別れから七年後、紅の元恋人の潤吾の小説が日韓でヒットする。奇しくも父親の出版社が賓客として招いた潤吾は、紅に告げる。「この再会が最後のチャンスだということだけは分かる。この機会を逃したくない」捨て切れずにいた紅の愛が再燃する。再会の七日間、ソウルで愛の奇蹟は起こるのか?韓国人気作家が辻仁成と同時に描く傑作長編。
  • 私たちの幸せな時間
    完結
    4.7
    全1巻880円 (税込)
    木曜日、午前十時。それは私たちが生きることのできる唯一の時間......。3回の自殺未遂を繰り返したピアニスト樹里は、叔母に連れらていった拘置所で無差別殺人を犯した死刑囚・佑に出会う。母との確執、弟の死......。互いに激しい反発心を抱く二人は、心に大きく深い傷を持つ。やがて二人は......。映画・原作ともに大ヒットを記録した純愛劇を、完璧なまでの美しい世界観で佐原ミズが描き切る----。

ユーザーレビュー

  • 私たちの幸せな時間

    購入済み

    素敵な作品です

    佐原ミズ先生の作品がとても面白くてこちらに辿り着きました。
    あらすじを読んで、結末がハッピーでもアンハッピーでも泣いてしまうだろうなと思ってましたが。

    とんでもなく号泣してしまいました。
    主役の二人が少しずつお互いを知り、距離が近づく辺りからとても切なかったです。
    最後は号泣の後に温かい気持ちになりました。
    ぜひ読んで欲しい素敵な作品です。

    #感動する #泣ける #切ない

    0
    2024年06月02日
  • 私たちの幸せな時間

    Posted by ブクログ

    自殺未遂をくりかえす孤独な元ピアニスト・樹里と死刑囚の青年・祐の出会いから始まる喪失と贖罪、絶望と希望の物語。不幸な境遇に育った祐、愛さない母を振り向かせたい一心でピアノを弾き続けた樹里。ともに心に傷を抱えた二人がぎこちない触れ合いを通し、癒されていく過程が切実に染みる。

    「殺人現場を目撃した人は死刑制度の存続を
    死刑執行現場を見た人は死刑制度廃止論者へ
    人の出す答えには結局エゴが含まれていて
    どなたか偉い方がそれでいいとおっしゃってくだされば
    こんなに悩むこともないだろうに」

    佐原ミズさんの繊細で透明感ある絵柄が清冽な雰囲気を引き立てる。
    最初は無表情だった祐がはにかむような笑みを浮かべ

    0
    2017年08月24日
  • 私たちの幸せな時間

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんだか切ない。
    ようやく、生きるための目的ができたとたん・・・。
    子供が苦しむ理由はやっぱり親なんだよね
    理由を探せばもとはやっぱりそこ
    不幸な生い立ちの影に苦しむ理由は結局はそこなんろう。
    彼らが悪いんじゃない
    彼らの出会いはやっぱり必然だったんだろうし
    洗礼を受けたシーンで、ただ手に触れただけのシーンなのに、こんなにも心が震え、感動してジーンとするなんてと思うほど、逆にこんなことにさえこんなに感動するなんてとビックリするけれど、だけどそんなシーンに血が通う感覚、人間らしさをみて、夢も希望もないまま生きてきた意味さえ見いだせず刑を執行されなくてよかったとさえ思った。
    普通の少女マンガのラブ

    0
    2014年11月04日
  • 私たちの幸せな時間

    Posted by ブクログ

    小説を漫画化するとなんか違うなーと言う感じのものが多い中で、ここまで繊細に描いている漫画ほそうそうなさそうだ。
    とても感動したし、小説も読みたい!

    0
    2014年02月22日
  • 私たちの幸せな時間

    Posted by ブクログ

    何度読み返しても、何でもっと早く二人が出会うことが出来なかったのだろうと思う。二人の不器用な人間が少しずつ前を向こうとする姿がいじらしい。読み終わった後には何か叫びたくなるような、泣きたくなるような作品。

    0
    2013年01月16日

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