アンゲラ・メルケル 東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで
  • 完結

アンゲラ・メルケル 東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで

2021年9月、長きにわたりドイツならびにヨーロッパを導いてきた、ドイツ首相アンゲラ・メルケルがついに退任し、政界を引退する。
フランスの女性ジャーナリストが、メルケルの東ドイツでの生い立ちから、宗教的バックグラウンド、政党内での権力闘争、各国指導者との関係、移民問題、アメリカ大統領トランプとの確執COVID-19への対応、そして、首相退陣までを描く本格評伝。
フランス大統領エマニュエル・マクロンへのインタビューも緊急掲載。

...続きを読む

アンゲラ・メルケル 東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月02日

    物理学者だった彼女が、政治家を志した過程は今少しよくわからなかったけど、頭脳明晰で、誰もが一目置く存在であることや、私利私欲とは無縁であることがよくわかった。決して万能の人ではないが、目の前のことに誠実に取り組む姿勢は真似しようと思えば出来ること。これからはその挙動が注目されることもないのだろうが、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月12日

    東ドイツ出身、敬虔なキリスト教、女性、科学者としてのキャリアといった多彩なルーツは、メルケルの人格形成に大きく寄与しており、政治家としてのあり方や実際の政策にも大きく影響している。中でも東ドイツ出身であること、牧師の父の存在は中でも大きい。

    著者はかなりメルケル寄りということで、ある程度バイアスが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月15日

    16年間の長きにわたってドイツの首相を務め、昨年政界を引退したメルケルさんの評伝本。 著者はフランスのジャーナリスト。
    メルケルさんは東ドイツに生まれ、物理学者への道を歩んでいたが、ベルリンの壁崩壊後のドイツ統合を機に政治を目指す。 物理学者らしい論理的な思考と、人間関係の抜群の調整力で頭角を現し2...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月05日

    フランス人ジャーナリストによるメルケルの評伝。大統領制であるがゆえ強いリーダーが望まれるフランスと議院内閣制による合議を重んじるドイツ政治の対比が面白い。
    こんにちのウクライナ戦争はメルケルが続投していたら防げていたかもしれないという意見がある一方、メルケルが脱原発に舵を切ったためにエネルギーのロシ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月30日

    フランス人ジャーナリストから見たドイツ首相。メルケルが東ドイツ出身ということも物理学専攻だったことも知らなかった。近しい人への取材をもとに構成されており、親しみを感じる人柄であるものの、著者の取材をなかなか受けてもらえなかったのが意外。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月29日

    自他ともに認める「メルケル・ファン」のフランス人女性によるメルケルの評伝。メルケルの評伝としてはこれよりも後に出たハンガリー出身のジャーナリストによる本の方が話題になっているようだが、その本よりも先にこちらを読みたかった。なぜかというと、評伝・伝記というのは当たり前だが誰がどんな視点で書いたかという...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月10日

    なぜ彼女は国民の、そして世界のMutti(母)にまでなったのか?

    題名:C'était Merkel
    訳:それはメルケルだった

    1954年当時の西ドイツ、ハンブルクにて生まれその後東ドイツに移住。61年にベルリンの壁がつくられ、多感な少女時代を冷戦真っ只中のドイツで過ごした。
    また、首...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月05日

    フランス人ジャーナリストが、異国の宰相にここまで徹底的に取材して、ここまでの本に仕上げるなんて…。もちろん全てが成功だったわけではないが、それでもメルケルさんに16年も率いてもらったドイツを羨ましく思う。

    もし、まだメルケルさんが在職だったら、このロシアとウクライナとの戦争は、何か変わっていただろ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月16日

    16年間ドイツを率いてきたアンゲラ・メルケルの評伝。ギリシャ危機、英国のEU離脱、難民問題、コロナパンデミックなど様々な問題に対峙したメルケルについて、生い立ち、周囲の人への取材をもとにその人物像を記している。東ドイツ出身、牧師の娘という生い立ちもあり、穏健、慎ましい、対話を重視し一致を探っていく、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月07日

    “「私は虚栄心の強い方ではありません。男性の虚栄心を利用するのがうまいのです」”(p.160)


    “アンゲラ・メルケルは身なりに構うことには心底うんざりしている。(中略)メルケルはファッション誌をぱらぱらめくったり、きれいな服の女性を見たりするのは好きだが、わが身に生かそうとは思わないのだ。ある雑...続きを読む

    0

アンゲラ・メルケル 東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

同じジャンルの本を探す