世界大戦作品一覧

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  • 永遠のファッション・アイコン オードリーに学ぶおしゃれ練習帳
    4.0
    永遠のファッション・アイコンとしていまだ衰えない人気を誇るオードリー・ヘプバーン。その彼女のファッション面に焦点を当て、少女時代から第二次世界大戦を背景にした青春期、バレエのレッスンにはげんだ時期などを通して形成された彼女のファッション哲学を明かします。さらに、ジバンシーやラルフ・ローレンとの交流についても詳しく触れています。

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  • 英国貴族と江戸レシピ(分冊版1)
    完結
    -
    第二次世界大戦後、日本人がほとんどいない英国で天涯孤独な日本人の少女が無愛想貴族に和食を作る!?料理がつなぐ異文化コミュニケーションハートフルレシピ第1話。一緒に作って味わえる☆美味しい江戸料理レシピ付き。 《当コンテンツは『英国貴族と江戸レシピ(1)』に収録されています。重複購入にご注意ください》
  • 英国スパイ物語
    -
    英国の情報組織の生成発展のドラマを描きながら、能力と魅力あふれるスパイ、二重スパイたちの活動を二度の世界大戦とロシア革命期を中心に活写。暗号解読のスリリングな事情にも筆を及ばせた決定版。
  • エスパー・小林の大予言
    -
    ロシアのウクライナ侵攻、安倍元首相銃撃事件を的中!(『ムー』2022年2月号) 眉間に「第三の眼」を持つ男が米中戦争、首都直下型地震など近未来の世界、そして日本の行く末を大予言!シリーズ累計20万部!この予言をどう読み解くか――「迫りくること」への賢い向き合い方!◇ウクライナ情勢は「第三次世界大戦」へ発展する?◇核兵器――「最悪のシナリオ」はあるか◇次の「アメリカを率いる者」は?◇中国共産党の支配はどこまで続くか◇「米中戦争」――いつ勃発してしまう?◇M8クラスの「首都直下型地震」そのカウントダウン◇「GAFAMの覇権」は今後も続く?◇独裁者と影武者――「背後霊」はごまかせない◇「救国の英雄」が出現する条件そこに待つのは大破局か、それとも希望か――?「未来の記録」が書かれた本!

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  • NHK「100分de名著」ブックス アンネの日記 言葉はどのようにして人を救うのか
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    苦難の日々を支えたのは、自らが紡いだ「言葉」だった。 ドイツからオランダに一家で移り住んだアンネ・フランクは、第二次世界大戦下の一九四二年、十三歳の誕生日に父親から贈られた日記帳に、思春期の揺れる心情と「隠れ家」での困窮生活の実情を彩り豊かに綴った。そこに記された「文学」と呼ぶにふさわしい表現と言葉は、コロナ禍に見舞われ、戦争を目の当たりにした私たちに静かな勇気と確かな希望を与えてくれる。 【以下「はじめに」より】 本書では、『アンネの日記』が本来持っている文学的な豊かさについて、真正面から考えてみたいと思います。思春期の少女が、なにを考え、なにを感じ、それをどのように表現したのか。ここにはみずみずしい青春の息吹がみなぎっています。(略)これほどリアルな少女の声が胸に響いてくる文学を、わたしは他に知りません。
  • F-35「超」入門
    -
    航空自衛隊に導入された最新ステルス戦闘機F-35ライトニング2。 若手軍事評論家が、これ以上やさしく書けないほど懇切丁寧に解説した1冊! F-35の“本当の実力”がまるっとすべて分かります。 ・F-35によって空戦がどう変わるのか? ・ステルス戦闘機の本当の恐ろしさとは何か!? ・F-35だけがもつセンサーシステムとは? ・分かりにくい「ネットワーク機能」とは一体何か? ・最強と言われるF-22との比較で見えてくる、F-35の真のコンセプト ・F-35で日本の空は大丈夫か? T-50(ロ)やJ-20(中)との比較検証 開発史から飛行性能や兵装はもちろん、レーダーやアビオニクス、ネットワーク機能といった専門的な部分も分かりやすく紹介します。 F-35のチーフ・テストパイロットを努めたジョン・ビースレイ氏へのインタビューも収録しています。 何が得意だけでなく、“何が不得意なのか”も含めて詳しく解説! ■著者略歴 関 賢太郎(せき・けんたろう) 航空軍事評論家・写真家。1981年生まれ。世界を渡り歩き各国の航空事情を独自取材、自サイト上に発表していたことがきっかけとなりプロデビュー。時代を問わぬ幅広い知識と、最先端テクノロジーへの深い造詣を併せ持ち、分かりやすい解説を得意とする。数少ない若手として月刊『丸』(潮書房光人社)など複数の軍事・航空専門誌やネットメディアにおいて活躍中。 著書に『戦闘機と空中戦(ドッグファイト)の100年史』(潮書房光人社)、『すべてがわかる零戦入門』(実業之日本社)、『戦闘機の秘密』『自衛隊機の秘密』(PHP研究所)、『第二次世界大戦 最強戦闘機Top45』(ユナイテッド・ブックス)、『F-2「超」入門』『戦闘機「超」入門』(小社)など。
  • F-2超入門――どこが優れ、どこが劣っているか
    -
    若手軍事評論家が教える、国産戦闘機「F-2」がまるっとすべて分かる1冊! ・F-2のF-16の違いとは? 純国産といえるの?  ・F-2の本当の特徴とは? CCVデジタル飛行制御方式とは何か?  ・流布する「F-2欠陥論の正体」とは? 「F-2は小さいので拡張性がない」というのは本当? ・“対艦番長”と呼ばれるF-2の対艦攻撃力の真髄はどこにある? ・進化をつづけるF-2の近代化改修の内容とは? ・さらに、次世代の「F-2改」「F-2 2020」計画とは? 開発史や飛行性能など基本的なことから、CCVデジタル飛行制御やレーダー性能などやや専門的な部分も分かりやすく紹介! そして、「他機との比較した戦闘能力評価や欠陥論の是非まで詳しく解説。 他には「F-2開発者への直接インタビュー」も収録! F-2のどこが優れているかだけでなく、“どこが劣っているか”もよく分かる!! ■著者略歴 関 賢太郎(せき・けんたろう)   航空軍事評論家・写真家。1981年生まれ。世界を渡り歩き各国の航空事情を独自取材、自サイト上に発表していたことがきっかけとなりプロデビュー。時代を問わぬ幅広い知識と、最先端テクノロジーへの深い造詣を併せ持ち、分かりやすい解説を得意とする。数少ない若手として月刊「丸」(潮書房光人社)など複数の軍事・航空専門誌やネットメディアにおいて活躍 中。 著書に『戦闘機と空中戦(ドッグファイト)の100年史』(潮書房光人社)、『すべてがわかる零戦入門』(実業之日本社)、『戦闘機の秘密』『自衛隊機の秘密』(PHP研究所)、『第二次世界大戦 最強戦闘機Top45』(ユナイテッド・ブックス)など。
  • 獲物を狩るは赤い瞳【SS付き電子限定版】
    4.3
    【電子限定版】書き下ろし番外編「空と未来」収録。●150年前の世界大戦から、急激に繁殖した赤い瞳の人喰い鳥――そんな凶鳥クロと闘う部署へ配属された新米刑事の礼央(れお)。相棒となったのは、クロの研究機関から派遣されたワタナベだ。「人間は、私の優れた視力や聴力、運動能力に遠く及ばない」見下すように告げたワタナベは、実はクロの遺伝子で造られた人外の存在だった!! 反感を抱く礼央だが、二人でクロを扱う組織に潜入捜査することに!? ※口絵・イラスト収録あり
  • エル・アラメインの神殿
    完結
    4.5
    熱砂の下に眠る神殿、そこには歴史を覆す秘密が…!?SFの巨匠が放つ渾身の伝奇ロマン。古代から第二次世界大戦まで「戦場」をモチーフとした6作を収録。
  • ENDO 1
    -
    日本で捕虜となったイタリア人の尊厳の物語 時は第二次世界大戦下。 日本に学者として来日していたイタリア人・マライーニとその家族は、 周りの日本人との関係も良好で穏やかな時を過ごしていた。 だが、それはある日突然終わりを告げた。 日本とイタリアの政情の変化により、 彼らはにわかに“敵国人”として、捕虜となる。 拒むこともできず送り込まれた収容所での日々。 異国の地で降りかかる不条理の中において、 彼らが本当に守りたかったものとはーーー 時代の大きなうねりに呑み込まれながら、 それでも運命に抗おうとした、実在した家族の物語。
  • A+X:アベンジャーズ+X-MEN=最強
    3.0
    キャプテン・アメリカ+ケーブル、ホークアイ+ガンビット……豪華執筆陣が描く、人気キャラ12組のチームアップをご堪能あれ! もし第二次世界大戦中のキャプテン・アメリカが、X-MENのケーブルに出会ったら? 女殺しのホークアイとガンビット、美女を射止めるのは……? そして、ウルヴァリンとキャプテン・マーベルはカードゲームで一騎打ち! 本作にはアベンジャーズとX-MENからそれぞれ一人ずつがエントリーしてペアを組む短編12話を収録。他にも、アベンジャーズからはアイアンマン、ハルク、ブラック・ウィドウ、さらにロキが参戦。X-MENからはストーム、ローグ、ビースト、そして珍キャラ“ドゥープ”まで登場!  気軽に楽しめる人気キャラの共演作! ●収録作品● 『A+X』#1-6 ©2021 MARVEL
  • 欧州動乱史―週刊東洋経済eビジネス新書No.423
    -
    ウクライナ侵攻はなぜ起きたのか。ロシアとは長く複雑な関係にあるウクライナをめぐる地政学。フランスの繁栄を導いたナポレオン3世、ドイツ統一を実現した鉄血宰相・ビスマルクなど、欧州近代を代表する政治家の人物伝や欧州での2つの世界大戦とその後の東西冷戦。ソ連の崩壊からEUの成立までを読み解きます。19世紀から20世紀の欧州では、革命と戦争が繰り返され、21世紀に入った現代でも戦乱が続いています。協調と戦乱の欧州200年史から、世界の「今」を考えるヒントになるでしょう。 本誌は『週刊東洋経済』2022年5月14日号掲載の28ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
  • 狼の砲声  PANZERJAGER WOLF
    完結
    -
    戦争劇画の第一人者・小林源文がドイツ戦車兵の活躍を描く。 ドイツ軍の戦車猟兵・ハーゲンとソ連軍の戦車兵・ゴロドフとの因縁の対決を第二次世界大戦の開戦から終戦までの4年間にわたり描いた大作。ハーゲンは三号突撃砲C/D型、マーダーIII、ナースホルン、三号突撃砲G型、三号戦車M型、四号駆逐戦車(A)、ヤークトティーガー、ヘッツァー等様々な戦車、装甲車両を操る。一方、敵のゴロドクはT-35多砲塔重戦車、T-34/76 1941年型、1942年型、KV-1、T-34/85、JS-2で対抗する。果たして、どちらが勝つのか…? ●目次 プロローグ 第1話「平原の怪物」 第2話「旋回90度!」 第3話「雪上の悪魔」 第4話「平原の狩人」 第5話「悪夢の再来」 第6話「ゴロドクの恐怖兵器」 第7話「ゴロドクの災難」 第8話「1941年のタイガー戦車」 第9話「ビュッテゲンバッハの袋小路」 第10話「後方からの援軍」 第11話「三つの奇跡」 第12話「騎士十字の重み」
  • おかあさん疲れたよ(上)
    3.5
    1~2巻649~691円 (税込)
    第二次世界大戦中にB29の爆撃の中逃げた昭吾と、当時まだ2歳だった美未。夫の昭吾には、売れっ子のラブ・ロマンス作家となった妻の美未には口にしない、戦時中の熱い恋の思い出があった。一緒に爆撃から逃げ、結婚まで望みながらもそれが叶わなかっ たその相手――あぐりへの思いが、戦時中の景色と共に蘇る。
  • 侵(おか)される日本 われわれの領土・領海を守るために何をすべきか
    -
    1巻1,400円 (税込)
    多くの日本人はこの国が平和な国であると考えているようだが、残念ながら、現実は違う。この国は、領土紛争を抱えた国なのである。第二次世界大戦終戦直後、北方四島はソビエト社会主義連邦共和国によって軍事占領され、17,000人の国民が故郷を奪われ、現在もロシアに支配され問題は解決していない。また、韓国は日本海に浮かぶ竹島を奪い、わがままっ子のように自国の領土だと言い続けている。さらに中国は東シナ海に侵出し、その拠点とすべく尖閣諸島に対し領土的野心を隠していない。脅威は海を越え、すでに日本国内にも侵入している。日本の土地が外国人により買い漁られ、さらに多くの不法入国者、不法滞在者が後を絶たず、治安上の問題も多い。日本に平和を取り戻すためには、領土問題を解決するとともに、他国の野望を阻止することが不可欠だ。現実を知り、日本としても意思、愛国心を明確に持ち、近隣国に対処すべきなのである。(本文より)

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  • お菓子の船
    3.9
    1巻1,826円 (税込)
    たった一つのどら焼きが、海を越え、時代も越える。 少女の切実な願いが胸を打つ感動巨編! 製菓学校を卒業した樋口和子(わこ)は、浅草にある奥山堂の門を叩く。 祖父が亡くなる前に作ってくれた特別などら焼きを再現すべく、和菓子職人への第一歩を踏み出すために。 だが、待っていたのは男ばかりの職人世界の逆風、なかなか工房に立たせてもらえない年功序列の社会。 荒波の中でもひたむきに努力を続ける和子は、やがて一人前の職人になっていく。 一方、調べていくうちに、祖父が第二次世界大戦中に出兵していたころ、ある船に乗っていたことを知る。 「お菓子の船」と呼ばれていたその船にこそ、どら焼きの秘密があるかもしれない。 当時の乗員に会って話を聞いていくうちに、和子は祖父の知らなかった一面を見つけていく。 ふんわりと溶ける皮、口の中でほどける餡子と、ひとつまみの“秘密”。 誰にでも、一生ものの忘れられない味がある。 「お菓子には不思議な力があるんだよ」
  • お金の日本史 近現代編
    4.5
    政治、文化、宗教とともに、歴史をみる視点で欠かせない大きなテーマ=経済。しかし、教科書などでは政治制度や歴史的出来事の延長線として習うことはあっても、それを因果関係や「歴史のif(もしも)」という観点から通史的に読み解くことは少ない――。大好評の前作に続き、金解禁、関東大震災、モラトリアム、昭和恐慌、新円切替、スミソニアン体制、ニクソンショックなど、近現代史を彩った「お金の歴史」を独自の史観で読みとく。日本はなぜ経済大国への道を拓くことができたのか。お金の歴史が概観できる、必読講義。 第一章 新貨幣制と金本位制への道 一、商売は「悪」という呪縛 二、不換紙幣からの脱却 三、地租改正と松方デフレの功罪 第二章 日露戦争による飛躍 一、ロシア帝国の脅威と日英同盟 二、アメリカ対日支援への裏切り 三、日本の列強入りと韓国併合 第三章 揺れる大正デモクラシー 一、第一次世界大戦の「特需」と「負の遺産」 二、米騒動・大震災・共産主義 三、現代史の重大事――世界大恐慌 第四章 敗戦からの高度経済成長 一、満州こそ日本の生命線 二、資源なき国の戦中戦後 三、経済大国ニッポンの行方
  • 押井守監督が語る映画で学ぶ現代史
    -
    「観客には『自分が抱えている不安を、具体化、形象化してほしい』という気持ちがどこかに必ずある」  押井守監督はそう指摘します。 その時代に生きる人々の「無意識の不安」を探り当てて、エンターテインメントにするのが映画監督の仕事。不安の影を捉えればヒット作になるし、ビジネスにもつなげることができる、と。  この本で語られるのは、「宇宙大戦争」から「007 ロシアより愛をこめて」「仁義なき戦い」さらには「キャプテン・アメリカ」「ゲーム・オブ・スローンズ」まで、それぞれの時代をタイムカプセルのように封じ込め、大ヒット(中には渋いヒット)につながった映画とドラマ。第二次世界大戦から令和の世の中に至るまでを、エンターテインメントとして楽しみながら、その作品が作られた時代の背景を学ぶ、押井守監督による「現代史講義」、開幕です。ひと味違う映画ガイドとしても役立ちます。  いつもの押井節に乗って、自らの作品「THE NEXT GENERATION パトレイバー」についても解題していただきました。押井ファンには「オシイヌ」でおなじみ、西尾鉄也氏のイラストもたくさん収録しております。  エンタメ作品で時代を読み解く398ページ、押井節をたっぷりお楽しみください。
  • 恐るべき暗号 聖書の大預言
    -
    「やがて、史上最悪の経済パニックが世界を直撃する!」 「世界的規模の天変地異が発生し、世界各地で餓死者が続出!」 「世界各地で社会秩序がつぎつぎに崩壊し、暴力がはびこる。そして、若者を中心に悪魔的“力”を崇める奇妙な信仰が拡がるだろう」 「最後に、悪の化身、独裁者が現われ、世界中の権力を掌握すると、第三次世界大戦を引き起こし、ハルマゲドン=世界最終戦争を招来する!」  近未来に起こる、このような不気味なシナリオで人類に警告を発したのは、ノストラダムスなどではなく聖書なのである。聖書預言の謎に迫る驚異の書。 第一章 この大事件も聖書は預言していた 第二章 聖書が語る数字に秘された暗号の謎 第三章 聖書預言に秘められた「神の大計画」 第四章 世界を牛耳る「アンチキリスト」の謎 第五章 世界最終戦争を演出する邪悪な獣たち 第六章 聖書が告げる“終末の時”の謎 第七章 “終末の時”のあとにやってくる“至福の千年期” ●並木伸一郎(なみき・しんいちろう) 1947年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。電電公社(現・NTT)勤務ののち、UFOやUMA、さらには古代史をはじめ、地球上のさまざまな謎を題材に調査・研究し、雑誌・テレビなど多方面で発表、活躍している。著書・訳書多数。
  • 畏るべき昭和天皇
    4.7
    1巻660円 (税込)
    代表的日本人100人を選ぶ座談会で、昭和天皇を「畏るべし」と評した著者。 二・二六事件、第二次世界大戦を経験した人物は、如何なる思いでその座に就いていたのか。 北一輝との関係、「あっ、そう」に込められた意味、「天皇陛下万歳」と死んでいった三島由紀夫への思いなど、 今なおベールに包まれた素顔を探る。 日本人の根柢をなす、天皇制の本質にまで言及した、著者渾身の論攷。
  • オッペンハイマー 原爆の父はなぜ水爆開発に反対したか
    -
    第二次世界大戦中に原子爆弾を誕生させたオッペンハイマー。計画成功でヒーローとなったが、広島・長崎への原爆投下後、「科学者は罪を知った」とくり返し、「私の手は血で汚れている」と震えた。巨大なエネルギーを得た一方、人類を滅亡させうる最大級の矛盾に彼は直面したのである。後に核の国際管理を構想し水爆開発に反対した彼は、赤狩りの渦中で公職から追放される。「原爆の父」と呼ばれた天才物理学者の生涯を追う。
  • 男の100年ブランド
    -
    車、腕時計、靴、鞄、万年筆…。 100年以上前に始まり、2度の世界大戦や世界恐慌、オイルショック、バブル崩壊といった様々な困難を乗り越え、連綿と歴史を紡いできたブランドのアイテムには、他とは異なるオーラがある。 そして、多くの人に必要とされ、愛されてきた物語がある。 本書は、ブルックス ブラザーズやオメガ、ジョン ロブ、アストンマーティン、ジャック ダニエル、ライカといった名だたる100年ブランドの知られざる歴史の真実に迫ります。 また、そんなブランドから送り出された逸品の数々を新旧織り交ぜてご紹介。 モノが溢れるこの時代だからこそ、価値あるブランドを知れば、本当に買うべきものが見えてきます! ※デジタル版は、紙の雑誌とは内容が一部異なり、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、本誌掲載の情報は、原則として奥付に表記している発行時のものです。
  • オバマ米大統領 広島訪問全記録 17分間の歴史的演説
    -
    ■■■デジタル毎日books創刊■■■ オバマ米大統領は2016年5月27日、広島市の平和記念公園を訪問し、安倍晋三首相とともに原爆慰霊碑に献花しました。1945年8月に米国が広島、長崎に原爆を投下して以来、現職の米大統領が被爆地を訪れたのは初めて。献花後にオバマ氏は所感を発表し、原爆の犠牲者だけでなく、第二次世界大戦で亡くなった全ての人々を追悼。また、米国を含む核保有国が「核兵器のない世界を追求する勇気を持たねばならない」と訴え、式典に招待された被爆者とも言葉を交わしました。 本著では、その歴史的スピーチを日本語、英文ともに完全収録。膨大な毎日新聞の記事から、海外の反応、被爆者の思い、訪問の背景などを厳選し、全記録として再編集しました。被爆者とオバマ大統領の感動的な抱擁やスピーチの貴重な下書きなど、多数の写真も集めました。 また、広島71回目の「8.6原爆の日」の主要記事も収録。オバマ演説を受けての「広島平和宣言」、「安倍晋三首相あいさつ」も掲載しました。

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  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史1 2つの世界大戦と原爆投下
    4.4
    「理想主義を掲げたウィルソン大統領は、革命嫌いの人種差別主義者だった」「第1次大戦後にドイツに課された莫大な賠償金は、モルガン家の利益を増やすため」「アメリカの大企業はこぞってナチスに資金援助していた」「日本への原爆投下はソ連を牽制するためで、軍事的な意義や正当性などない」……歴史上、ファシストや全体主義者を打倒したアメリカには、「自由世界の擁護者」というイメージがある。しかし、それは真の姿だろうか?2度のアカデミー賞に輝く、過激な政治的発言でも知られるオリバー・ストーンによれば、それは嘘だ。じつはアメリカはかつてのローマ帝国や大英帝国と同じ、人民を抑圧・搾取した実績にことかかない、ドス黒い側面をもつ「帝国」なのだ。その真実の歴史は、この帝国に翳りの見えてきた今こそ暴かれねばならない。最新資料の裏付けをもって明かすさまざまな事実によって、全米を論争の渦に巻き込んだ歴史大作(全3巻)。
  • オリンピック ヒーローたちの物語
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第二次世界大戦前のオリンピックの感動秘話から、ロンドンでの活躍も期待される体操の内村航平、レスリングの吉田沙保里、サッカーなでしこジャパンの話など、感動の裏に隠された物語にせまるノンフィクションです。
  • ブロンド花嫁♂に妄想インサート ~俺の天使と踊れ!1~
    -
    1巻550円 (税込)
    世界大戦終結――。イギリスの諜報員、ゲール・シメオン中佐(通称:レフトアイ)は、元ドイツナチ党員だったノウエル・ザイケルをかくまい、スイスの豪奢な山荘で共に暮らしていた。ノウエルは、かつてレフトアイが愛したローベルト中尉の双子の兄だ。レフトアイは、ローベルトそっくりな金髪・碧眼の美しい彼を【ヴィネガー・プリンス】(気難し屋の王子様)と呼び“花嫁”扱いしていたが、潔癖なノウエルは【大切な弟を無理矢理犯したケダモノ】という先入観から、レフトアイが迫ってくるたび、力ずくで拒んでいた。ナチ・ハンターに追われる自分を、敵国の男がなぜ助けるのか……。反発するノウエルにレフトアイは、ある日提案をする――「これからキスする。俺が君をここにおく理由がわかるようなキスだ。イヤなら逃げろ」。天野瑰の代表作『寂寞を棄て春を待ち』シリーズ★スピンオフ・ロマンス第1巻!
  • 終わりなき戦争紛争の100年史
    -
    1巻1,760円 (税込)
    戦争はなぜ起こり、なぜ繰り返されるのか! 植民地争奪戦後の1914年、第一次世界大戦が勃発した。日独伊は世界恐慌で追い詰められ、第二次世界大戦へと突入。東西冷戦下では、核保有国・米ソの全面衝突の代わりに朝鮮戦争、ベトナム戦争の代理戦争やソ連のアフガン侵攻、中東戦争などが勃発。一方、植民地から独立したアフリカ、アジアの国々では、国境をめぐる領土・民族紛争が続発。印パ戦争、スーダン内戦、レバノン内戦、サッカー戦争など多様な戦争が起きた。 冷戦後の1990年代、グローバル化が進み。湾岸戦争、ルワンダ内戦、コソボ内戦、麻薬戦争などが起こる。2000年代、9・11を皮切りに西側諸国をイスラム・テロが襲い、対テロ戦争が展開。イラク侵攻、シリア内戦、ミンダナオ紛争などが勃発。そして現代、世界不況からナショナリズムが台頭し、サイバー攻撃などのハイブリッド戦が始まった。北朝鮮ミサイル危機、南シナ海領有問題、台湾海峡危機、エチオピア内戦、ウクライナ侵攻などが起きている。 「戦争は政治の延長線」(クラウゼヴィッツ『戦争論』)という。第一次世界大戦からウクライナ侵攻までの100年余に起きた88の戦争と投入兵器を一挙解説!戦争はなぜ始まり、どう拡大し、どう終結したか。戦争と国際政治の実態がわかる!!
  • [音声DL付き]オリバー・ストーン 「原爆投下は必要なかった」(CNNee ベスト・セレクション インタビュー5)
    -
    〈音声データ付き、ダウンロード方式で提供!〉 【今週のトピック】インタビュー 『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史』と題する衝撃的なドキュメンタリーTV番組シリーズ、および著書を発表し、「アメリカは子どもたちに嘘の歴史を教えている」と告発したオリバー・ストーン監督とアメリカン大学のピーター・カズニック准教授。 第二次世界大戦に端を発した「アメリカの戦後神話」について、CNNの看板アンカーであるクリスティアン・アマンプールが両者に鋭く斬り込む。また、2013年8月に東京の外国特派員協会で行われた記者会見から、日本人が最も気になるポイント、「広島と長崎への原爆投下」についての見解もお伝えする。 【本書の内容】 ・インタビュー英文 ・インタビュー和訳 ・インタビュー語注 ・[雑誌再現]英和対訳/語注/文法・用語の解説 音声ファイルの入手方法  ※音声を無料でダウンロードできます。 音声ファイルはZip形式に圧縮されています。解凍ソフトなどを利用し、ファイルを解凍したうえでご利用ください。 【「CNNee ベスト・セレクション」とは?】 月刊英語学習誌『CNN english express』(CNNee)に掲載された記事の中から、 人気の高かったCNNニュースやインタビュー、特集記事を1本ずつ、週に1回、音声付き(特集により、音声ダウンロードに対応していないものもあります)で配信します。 忙しいあなたも、通勤、通学時間や昼休みなどのスキマ時間に生の音声を聴きながら英語を学ぶことができます。 ※本コンテンツは『CNN english express』2013年11月号掲載の「CNN Special」の記事を電子化したものです。 ※本書の刊行日(2015年8月13日)より3年を経過した後は、告知なしにURLサイトを削除したり音声ファイル(MP3)の配布をとりやめたりする場合があります。あらかじめご了承ください。
  • [音声DL付き]受験・ビジネスの武器に! 英語で振り返るアメリカ史(CNNEE ベスト・セレクション 特集54)
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    音声データ付き、ダウンロード方式で提供!〉 【今週のトピック】大統領選、外交関係、移民問題など、複雑化するアメリカ社会。ニュースをなんとなく見ているだけでは、なかなかよくわからないものです。そんな激動の時代にあるアメリカですが、その根底にある大きな歴史の流れを知れば、CNN をはじめとするニュースをすっきり理解できることでしょう。アメリカの建国から今日までの歩みを、この特集を通して英語で振り返っていきましょう。 ◆本書の内容  1.アメリカ合衆国の建国と拡大 2.アメリカの繁栄 3.アメリカと第二次世界大戦 4.アメリカでの新たな動き 5.今日なお続くアメリカの課題 ・[雑誌再現](PDF型) ※スマホなどで読みやすいリフロー型と、雑誌掲載時のレイアウト(対訳)をそのまま再現したPDF型の2パターンで学習できます。) ・音声ファイルの入手方法  【音声ファイルの入手方法】 ・本書の購入者は、本電子書籍内に記載の方法により音声を無料でダウンロードできます。 ・音声ファイルはZip形式に圧縮されています。解凍ソフトなどを利用し、ファイルを解凍したうえでご利用ください。 *『CNN ENGLISH EXPRESS』編集部編『CNN ENGLISH EXPRESS』2019年7月号掲載の特集をもとに制作されました。
  • [音声DL付き]ブリティッシュ・イングリッシュで聴く!「7つのストーリー」で読み解くイギリス史(CNNEE ベスト・セレクション 特集60)
    -
    〈音声データ付き、ダウンロード方式で提供!〉 【今週のトピック】 「ダンケルク・スピリット」―イギリス人の心には、仲間の命を救い出そうと団結する精神があり、逆境に陥ったときはこの合言葉を使って立ち向かうことがあるのだという。この言葉の由来となった、第二次世界大戦中に起こった「ダンケルクの戦い」は、ドイツ軍に追い詰められた30万を超えるイギリスとフランスの連合軍兵士を救出した、史上最大の撤退作戦として誇り高く記憶されている。 イギリスという国、人々、また彼らのマインドを作り上げた背景とは ? 歴史とは ? 古代から近現代までの重要エピソードからその実像を探ってみよう。 ◆本書の内容 ・「イギリス史」の始まり   Roman Might ―ローマ人、来る ・イングランドの征服者たち  Norman Castles―1066年、ノルマン・コンクエスト ・王権強化へ    Royal Forests ―「ロビン・フッド伝説」誕生の地 ・英国教会の成立とその反動   Bonfire Night ―17世紀のテロリスト ・大英帝国時代   Victorians―太陽の沈まない帝国 ・大英帝国の終焉、そして2つの世界大戦へ   Dunkirk―史上最大の撤退作戦   The Falklands War―離島奪還 ・[雑誌再現](PDF型) ※スマホなどで読みやすいリフロー型と、雑誌掲載時のレイアウト(対訳)をそのまま再現したPDF型の2パターンで学習できます。) ・音声ファイルの入手方法  【音声ファイルの入手方法】 ・本書の購入者は、本電子書籍内に記載の方法により音声を無料でダウンロードできます。 ・音声ファイルはZip形式に圧縮されています。解凍ソフトなどを利用し、ファイルを解凍したうえでご利用ください。 *『CNN ENGLISH EXPRESS』編集部編『CNN ENGLISH EXPRESS』2020年8月号掲載の特集をもとに制作されました。
  • 女と刀
    3.5
    「わたしという女は、子しか産むことのできぬ女なのか」「ひとふりの刀の重さほども値しない男よ」……。男尊女卑の因習、家の規範、愛なき結婚、第二次世界大戦、70代での夫との訣別……薩摩士族の娘であるキヲは、明治から昭和にかけて世のならいに抗い、「独立」の心を捨てずに生きた。自らの母をモデルに、真の対話を求め続ける一人の女性を鮮烈に描いた名著。
  • オーリー(1)
    完結
    -
    街にリラの香りがあふれていた1939年5月のワルシャワ。オーリーは何不自由なく育った、快活なユダヤ人の少女。14歳の誕生日、幼なじみの少年マルセルの親友アンジェイと出会った時、オーリーの小さな胸に恋が芽生える。けれど、「運命の恋人」アンジェイと恋に落ちたものの、第二次世界大戦が始まり、悲運にも二人は離れ離れに……。東欧のパリ、美しき街ワルシャワに戦火が広がる! 大河ラブロマン、第1巻!
  • オールカラーでわかりやすい! 日本史
    -
    1巻913円 (税込)
    歴史がわかれば、世の中のことがもっと楽しくなります。この本では、教科書的な事実関係だけでなく、いろいろな視点からの情報をビジュアルにわかりやすく紹介しました。雑学情報も満載した充実の1冊です。 ※本書は、当社刊 「もう一度学びたい日本の歴史」(2004年2月刊行)をオールカラーにリニューアルし、書名・ページ数・価格を変更したものです。 【目次】 第1章 日本文化の始まり 古代~縄文~弥生~古墳  ダイナミックに変化していく日本の古代史 第2章 律令国家の形成 飛鳥~奈良~平安  中央集権国家の誕生と権力争い 第3章 武士の時代 鎌倉~室町~安土・桃山  武士主導の時代が到来 乱世から天下統一へ 第4章 徳川幕府の成立と封建社会 江戸初期~後期  江戸幕府 封建社会の確立から動揺へ 第5章 近代国家の成立へ 幕末~明治  欧米列強の仲間入りを目指した明治の躍進 第6章 世界大戦と日本 大正~昭和(敗戦まで)  日本が突き進んだ無謀な戦争への道 第7章 現代の日本 昭和(戦後)~現代  日米関係を基本に発展した社会と経済 索引 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたのものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 極光ノ銀翼 1
    完結
    -
    全3巻647~668円 (税込)
    “オーロラD9”それは、第三次世界大戦を阻止すべく集った女性だけの戦闘機部隊の名。胸に各々の理由を秘めて、世界の命運をかけて戦う彼女達は、戦乙女か、それとも守護天使か── 生と死の狭間で乙女達の決意を高らかに謳い上げる、松田未来渾身の戦場浪漫!!
  • 海図の世界史―「海上の道」が歴史を変えた―
    3.8
    古来、地図には二種類あった。陸上で自分たちの知りうる範囲を描いた「マップ」、何もない海上に航海のため正確な経線・緯線を付した「チャート」。「チャート」すなわち海図を描くことは、世界を俯瞰する試みでもあった。新大陸発見から産業革命、資本主義の誕生、世界大戦まで、海の視点から読みとくと、全く新たな通史が見えてくる。

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  • 科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか
    3.8
    1巻3,740円 (税込)
    「科学倫理の書だけでは決定的に欠けているテーマがあった。科学者および技術者が軍事研究に手を染め、戦争で人間を効率的に殺戮するための手段の開発研究に深入りしている問題で、これこそ問われるべき科学者・技術者の倫理問題と言えるはずである。…本書はおそらく〈科学者は軍事研究に手を染めるべきではない〉と主張する最初の本になると思っている」グローバル化が喧伝され、生き残るために倫理を置き去りにすることを当然としかねない現代、企業は儲けのために手抜きや不作為が常態化して安全性が二の次になり、政治は軍拡路線を拡大して貧富の格差の拡大を放置し、科学者の多くは研究費欲しさに軍事研究に励み、人々はお任せ民主主義になれてしまい、長期的な視点を失っている。このような時代にあって、著者は科学者の責任として、本書を書き下ろした。第一次世界大戦、ナチス期の科学者や日本の戦時動員体制から、安倍内閣による「防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度」の詳細、大学や科学者コミュニティの実際、AI兵器・ゲノム編集、デュアルユース(軍民両用技術)のあり方まで。若き科学者に向けて普遍的かつ喫緊なテーマの全体像をはじめて記す。
  • 科学と宗教と死
    3.6
    昭和4年に生まれ幼い時から戦争の時代を生きてきた著者。第二次世界大戦後も死刑囚と接する拘置所の医務技官として、また作家として、常に人間の生と死に向き合ってきた。子どもの頃は怖ろしい存在であった死が、医務技官して接した死刑囚の信仰心によって劇的に変化を遂げたこと。79歳で突然迎えた最愛の妻の死。そして81歳の時に心臓が停止して死の淵をさまよったこと。医師・作家・そして信仰の徒としてのこれまでの人生と、その中で続けてきた死についての思索の軌跡を素直につづる。【目次】はじめに/第一章 少年の心に植えこまれた死/第二章 死へのアプローチ/第三章 迫りくる老いと死/第四章 生を支える死と宗教/おわりに
  • 科学の社会史 ──ルネサンスから20世紀まで
    5.0
    科学(science)──それはもともと「知ること」を意味する。哲学や宗教を包含した知的営みであった中世以前の科学は、やがてルネサンスの訪れを機に次第にその姿を変えていく。啓蒙主義、フランス革命、産業革命、そして世界大戦といった政治的・文化的出来事の影響を受けた科学は、社会的位置をたえず変化させながら「制度化」の道をたどってきたのだ。複雑にからみあうさまざまな社会的要素を解きほぐし、約400年にわたる西洋科学の変遷を明快にまとめた定評ある入門書。図版多数。
  • 隠されていた不都合な世界史
    4.0
    権力、財産、プライド、裏切り、愛憎――人間を突き動かしてきた欲望はいつの時代もシンプル。隠されてきた勝者の歴史の「裏側」を読む本!【著者より】世界の歴史は、勝者の歴史。争いの勝者がつねに世界史を書き換えてきた。彼らが、その過去を正当化できる一方、敗北者の未来は悲惨で、すべてを勝者の理屈で塗りつぶされてしまう。しかし、勝者がどこまでも正しく、その本質が「善」であった例はない。彼らが隠そうとした事実こそが、真実の歴史ではないだろうか?本書では、そんな世界史に隠された「不都合な真実」に迫っていく。◇「女帝」であり続けるためにマリア・テレジアが“隠していた秘密”◇ 空前の大帝国を築いたチンギス・ハンの“意外な弱点”◇「インド独立の父」ガンジーは度を超した毒親だった?◇怪しすぎる秘密結社「黒手組」が第一次世界大戦を引き起こした?

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  • 覚醒剤アンダーグラウンド 日本の覚醒剤流通の全てを知り尽くした男
    4.3
    我が国の覚醒剤史を紐解くと、「第一次覚醒剤禍」「第二次覚醒剤禍」「第三次覚醒剤禍」の三つに大別されることが分かった。 「第一次覚醒剤禍」は、第二次世界大戦中に眠気を除去し集中力を高めるという理由で日本軍に重宝されたヒロポンの中毒者が終戦直後、混乱した社会情勢のなか多く生まれたことを指すが、以降の「第二次覚醒剤禍」の裏ではヤクザや韓国と日本の、時の両政府が、「第三次覚醒剤禍」の裏ではヤクザや警察や米軍が跋扈していた。 むろん、ヤクザが絡んでいることは誰もが想像できよう。だが、政府や警察や米軍までとは思いもしなかった――。 「はじめに」より
  • 火星からの来訪者
    3.7
    第二次世界大戦でドイツが降伏した頃、アメリカのノースダコタ州とサウスダコタ州の境に隕石らしきものが落下する。しかしそれはただの隕石ではなく、火星から飛来したロケットであった。その中に乗り込んでいた奇妙な「火星からの人」がニューヨーク郊外の研究所に運び込まれ、科学者や技師などからなるチームが極秘のうちに、この火星人とのコミュニケーションを試みるが……『金星応答なし』に5年ほど先立つ、レムの本当のデビュー作とも言うべき本格的SF中篇『火星からの来訪者』、若き医師ステファン・チシニェツキは、町を歩いているときにユダヤ人と取り違えられて捕まり、他の無数のユダヤ人とともに貨車に押し込められ収容所に送られてしまう。ユダヤ人移送の決定的瞬間を描いた「ラインハルト作戦」、広島への原爆投下を主題にした、世界でもっとも早い文学作品の一つであり、SF的想像力を駆使して爆発の光景が創り出された「ヒロシマの男」など、レムがまだ20歳代だった1940年代から1950年にかけて書かれた、いずれも本邦初訳となる初期作品を収録。《星をちりばめた闇に茫然と言葉を失う者は/とても孤独で詩人に近い。》

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  • 大惨事(カタストロフィ)の人類史
    3.0
    戦争・ウイルス・自然災害・経済危機…… この世界の次なる「破滅」とは? ネットワーク理論やカオス理論で迫る文明の脆弱性。 伝染病のパンデミックや飢餓、戦争は天災か、人災か? 大惨事(カタストロフィ)の責任を負うべきは一握りのリーダーか、あるいは組織の管理職たちか? 大地震や火山の噴火、2つの世界大戦、中国の大躍進政策による飢餓、チェルノブイリ原発事故、スペースシャトル「チャレンジャー」の爆発事故など、人類が被ってきた大惨事や事故に共通する構造を、ネットワーク理論やカオス理論などの最先端の知見をもって明らかにし、この世界や組織が抱える脆弱性と回復力(レジリエンス)に、今、最も注目される「世界の知性」が迫る。 ニーアル・ファーガソンは、コロナ・パンデミックを幅広い歴史的なパースペクティブに置き、今回の危機は人類が初めて挑戦した大惨事ではないことを思い起こさせる。グローバルな歴史を深い知識とともに描きつつ、人類が直面した脅威を列挙し、人類がどのようにそれに対処してきたかを機知に富んだ方法で示してみせる。――フランシス・フクヤマ(『歴史の終わり』著者) 本書でニーアル・ファーガソンは、人類が経験してきた大惨事の広大な景色を、注目すべき批判的な視線で見つめる。そして、次のパンデミックや厄災を理解し、より良い未来を創造するのに役立つであろう、過去から得られる深い洞察を提示する。――マーク・ベニオフ(セールスフォース・ドットコム会長、共同CEO兼創業者)
  • ユリイカ 2015年6月号 特集=桂 米朝
    4.0
    上方落語中興の祖・桂米朝を緊急特集! 現代の斯界を代表する落語家の一人で、 第二次世界大戦後の滅びかけていた上方落語を継承し、復興したことから 「上方落語中興の祖」と言われた、桂米朝の追悼特集。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • カネと文学―日本近代文学の経済史―
    -
    明治時代、文士は貧乏の代名詞だった。日露戦争や二度の世界大戦という激動の時代に、その状況はどう変化していったのか。痛ましい生活難をしのぎ、やがて社会的地位を獲得、ついには億を稼ぐ高額所得者が輩出するまで……。日記や書簡、随筆に綴られた赤裸な記録をもとに、近代文学の商品価値の変遷を追うユニークな試み。
  • 彼女はマリウポリからやってきた
    3.0
    半世紀以上を経て娘が探し当てた亡き母の生 ロシアとウクライナの血を引くドイツ語作家が、亡き母の痕跡と自らのルーツを見いだす瞠目の書。 母エウゲニアは、著者が10歳のとき若くして世を去った。幼い娘が知っていたのは、母がマリウポリで生まれたこと、第二次世界大戦中、両親が強制労働者としてウクライナからドイツに連行されたこと、曾祖父が石炭商人、祖母がイタリア人だったらしいことくらい。母の運命を辿ろうとこれまで何度か試みたが、成果はなかった。ところが、2013年のある夏の夜、ふと思い立ってロシア語の検索サイトに母の名前を打ち込んでみたところ、思いがけずヒットする。ここから手探りの調査と驚くべき物語が始まる。 「ここ一年ほど悲しい姿ばかりが報道されたウクライナのマリウポリだが、その多文化都市としての輝かしい歴史と、そこに生きた作者の親族の運命が、この小説には知的なユーモアと息苦しいほどの好奇心をもって描かれている」(多和田葉子氏) ウクライナの船主、バルト・ドイツの貴族、裕福なイタリア商人、学者、オペラ歌手など、存在すら知らなかった親類縁者の過去が次々と顕わになり、その思いもよらぬ光景に著者は息を呑み、読者もそれを追体験する。忘却に抗い、沈黙に耳をすませ、失われた家族の歴史(ファミリーストーリー)を永遠にとどめる世紀の小説。ライプツィヒ書籍見本市賞受賞作。
  • 貨幣と金融政策―貨幣数量説の歴史的検証
    -
    1巻3,564円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 貨幣とは、経済の中でどのような意味を持つ存在なのか。 20世紀初頭に「貨幣数量説」がひとつの完成形に到達し、それは1970~80年代のマネタリズムへ、その後の合理的期待学派や新しい古典派マクロ経済学へと引き継がれた。 それらの理論のコアが、「貨幣の中立性」「古典派の二分法」という考え方である。 一方、貨幣数量説的な立場に対しては、それぞれの時代において多くのアカデミックな論争が展開された。 2000年代以降は、金融市場における危機が実体経済に悪影響を及ぼす事態も観察されている。 本書はそのような今日的な問題意識に立って、貨幣と貨幣数量説の意味を、経済史・経済学史の中で追究している。 【主な内容】 第1章 イントロダクション 第2章 貨幣数量説の歴史的発展 第3章 16世紀「価格革命」論の検証 第4章 19世紀イギリスにおける貨幣理論の発展 第5章 大恐慌と貨幣 第6章 第2次世界大戦後のマクロ経済学と金融理論の変遷 第7章 まとめ
  • 神様だけが知っている どう生きるか
    -
    幼い頃、テニアン島で第二次世界大戦に巻き込まれ両親兄弟を失ってしまった著者。故郷沖縄に帰るも厳しく貧しい生活の中であらゆる事を諦めなければならなかった。しかし、どんな苦境に立たされても努力を重ね、歩みが遅くとも一歩ずつ自分の道を切り開いてきた。その生き様は私たちの心に深く響く。混乱した時代と歩んだ道のりを振り返り、出会った人々への感謝と共に綴る半生記。
  • 火曜日の手紙
    4.1
    1975年、パリ。母の葬儀を終えたあとのカミーユに、ルイという男性から謎めいた手紙が送られてきた。宛先を間違えたのだろうか? しかし、それから毎週、ルイの手紙は届いた。 ともに育った初恋の少女アニー、村の豪邸に暮らす夫婦、忍び寄る第二次世界大戦……ルイが書きつづる話に、カミーユは引き込まれていく。しかし、彼女は次第に疑いをいだきはじめる。自分自身もこの物語の一部なのではないだろうか――。フランスで40万部を突破した、秘密と愛の物語。
  • カラー写真・決定版 第二次世界大戦「戦闘機」列伝
    3.0
    【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます。】零戦、スピットファイア、マスタング……。第二次世界大戦で活躍した戦闘機が、いまでも大空を舞い、多くの人を魅了しているのをご存じだろうか? 本書では、現代に残された機体を撮影した90枚もの写真とともに、世界主要国の戦闘機約40機種の歩みと特質を、列伝形式で解説している。空に舞う機体にロマンを感じつつ、「読んで&見て」戦闘機のことがよくわかるファン垂涎の一冊。 (目次より抜粋)●序章:知っておきたい基礎知識 ●第1章:第二次世界大戦前夜の戦争と戦闘機 ●第2章:アメリカの戦闘機――P-51マスタング ほか ●第3章:イギリスの戦闘機――スピットファイア ほか ●第4章:ソ連の戦闘機――La-5/7/9 ほか ●第5章:ドイツの戦闘機――Fw190D型 ●第6章:日本の戦闘機――四式戦闘機 疾風、零式艦上戦闘機 ほか ●第7章:フランスとイタリアの戦闘機――ドボアチンD520、マッキMC202フォルゴーレ ほか ●第8章:双発戦闘機の評価 ●第9章:ウォーバーズファンのための関連ガイド

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  • カレルギー伯
    完結
    -
    明治24年。両親の反対を押し切って光子が結婚したのは、オーストリア人のハインリッヒ。彼女は長男・ハンシーと二男・カレルギーの二人の子に恵まれるが、数年後、逞しく成長したカレルギーたちに不幸が訪れる…。第一次世界大戦が勃発し、オーストリアと光子の母国・日本が敵国になってしまったのだ。本当の平和とは何かと悩むカレルギー。ヨーロッパ統一運動に尽力した、若き日のカレルギーを描いた歴史コミック。
  • カワリ大いに笑う 1
    完結
    -
    ニュー・ブラックボックスとは何か!? 19XX年、世界はアメリカ・ソ連・そして中国が互いに力を競い、第三次世界大戦へと一触即発の眼前に有る! が、辛うじてその大戦は各大国の核兵力のバランスによって未然に保たれていた。人類を破滅の道から救う方法は唯一つ、核兵器の全面的な禁止条約の締結、これ以外にない。しかし各大国は表面上は平和を望んでいるふりをしながら、秘密裏に地下核実験を繰り返していた。その秘密実験を確実にキャッチする機械…それがニュー・ブラックボックス! その機械が日本で発明されたというのだ!!
  • 完成される支配社会と未来
    -
    1巻998円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代社会を創った本当の歴史と巨大な世界支配の陰謀の本質を明らかにし、世界の大多数の人々の未来を奪う邪悪な支配社会の計画を白日の下に晒すために一冊の本を作りました。市民社会は今まさに危急存亡の秋を迎えています。このままいけば人口削減計画の実行によって、世界人口の約95%、すなわち現在人口の70億人のうちの65億人が殺処分され、残りの5億人のうち特権階級を除く大多数の市民はマインドコントロールによって人間らしい人生を奪われ、養鶏場の鶏のような一生をおくるしかなくなります。この陰謀を阻止し、市民社会を守るべく、世界中の市民が立ち上がらなければならないときです。世界の未来は、読者を含めた世界中の善良なる人々の行動にかかっていると言えるでしょう。 【目次】 1.世界支配の陰謀の歴史 (1).現代の支配社会の創世記である中世と草分け的貴族 (2).ロスチャイルドの世界革命行動計画とイルミナティ (3).シオンの議定書とシオニズム、共産主義、イスラエル (4).第一次世界大戦とロスチャイルド閨閥 (5).仕組まれた第二次世界大戦とホロコースト (6).影の世界政府 2.陰謀中の陰謀 3.世界支配の未来
  • 完全版 世界の軍用機図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第一次世界大戦から現代までの軍用機を完全網羅。時代を飾った名機たち全1521機種を掲載。
  • 勘違いしやすいPDCA理論~実はPDCAサイクルは、すでに通用しなくなっている10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 はじめに 「PDCAサイクル」 この理論は諸説あるが、第二次世界大戦後に「統計的品質管理の父」と呼ばれたエドワード・デミングと彼の師とされていたウォルター・A・シューハートらによって提唱された手法であり、業務の品質管理を円滑に進めるために今までの業務のフィードバックをもちいて業務の改善していくものである。 具体的には業務を4つの作業に分類し、業務の流れをスキーム化し、業務を管理するためのもので、今日では日本はもちろん、世界共通の品質管理の手法として定着している。 世界共通言語のように広まったこのPDCAサイクルだが、驚くべきことにPDCAサイクルを本質的に理解している経営者は非常に少ない。 もっと正しく、わかりやすい表現をするのであれば 「PDCAサイクルがすでに通用しなくなっていること」を理解している経営者はほとんどいないと言っていいだろう。 そもそもなぜPDCAサイクルが必要なのか。 PDCAサイクルが経営にもたらしてきた影響は何なのか。 本書ではこれらを紐解きながら「なぜPDCAサイクルが通用しなくなったのか」を言及するにとどまらず、「PDCAに代わる新たな手法」について提唱していく。
  • 閑板書国巡礼記
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 第二次世界大戦下の時流にのる「官版」を排し,「時代離れのした忙中の閑談」を謳う「閑板」を掲げて,書物・雑誌の迷宮を縦横に駆けめぐる。“明治物の書痴三尊の第一”といわれる斎藤昌三の代表作。

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  • 完璧な夏の日 上
    4.1
    1932年、突如として世界各地に現われた異能力者たち。ユーバーメンシュ――超人ともヒーローとも呼ばれる彼らは、第二次世界大戦を前に各国の情報機関や軍に徴集され、それぞれの能力を駆使して死闘を繰りひろげた。そして現在。戦時中にイギリスの情報機関に所属していたユーバーメンシュのひとりフォッグは、かつての上司と同僚に呼び出され、過去の回想をはじめる。レニングラード、ノルマンディ、ベルリン、そしてアウシュヴィッツ……やがてかれらは〈完璧な夏の日〉と呼ばれた少女にまつわる、歴史の陰に隠された事件の真相に迫ってゆく。新鋭の世界幻想文学大賞作家が放つ、最先端の“戦争×SF”。ガーディアン紙2013年ベストSF選出作。
  • 完璧な夏の日(上下合本版)
    -
    1932年、突如として世界各地に現われた異能力者たち。ユーバーメンシュ――超人ともヒーローとも呼ばれる彼らは、第二次世界大戦を前に各国の情報機関や軍に徴集され、それぞれの能力を駆使して死闘を繰りひろげた。そして現在。戦時中にイギリスの情報機関に所属していたユーバーメンシュのひとりフォッグは、かつての上司と同僚に呼び出され、過去の回想をはじめる。レニングラード、ノルマンディ、ベルリン、そしてアウシュヴィッツ……やがてかれらは〈完璧な夏の日〉と呼ばれた少女にまつわる、歴史の陰に隠された事件の真相に迫ってゆく。新鋭の世界幻想文学大賞作家が放つ、最先端の“戦争×SF”。ガーディアン紙2013年ベストSF選出作。
  • 外交回想録
    4.6
    ドイツを皮切りに、アメリカ、中国、ソ連、イギリスで公使・大使等として活躍。第二次世界大戦への日本の参戦を阻止するべく心血を注ぐが果たせず、チャーチルとの会談を最後に一九四一年七月帰国。日米開戦直前まで約三〇年の貴重な日本外交の記録。

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  • シリーズ戦争学入門 外交史入門
    -
    現代国際政治に対する鋭い分析と考察で知られる著者が、国家運営に不可欠かつその運命に決定的な影響をもたらす外交について、豊富な具体例に基づいて初学者向けに解説。アメリカ独立革命、二つの世界大戦、イラク戦争など歴史上の重要な事例から「外交の実際」を浮き彫りにするとともに、外交のもつ歴史的価値を解き明かす。2030年代以降の外交を読み解くための羅針盤。
  • 凱旋門(上)
    5.0
    「ふたりは細い雨の降っている、人影ひとつない灰色の街を歩いていった。街の端までくると、ふたりのまえにまた広場がひろびろと果てしもなくひろがった。流れる白銀の糸の中から、凱旋門のどっしりした灰色の姿が、震えながら空高くそそりたっていた」……強制収容所を脱走して、フランスに不法入国、幽霊外科医として、もぐりの宿オテル・アンテルナショナールに不安な生活をおくっているラヴィック、天涯孤独の歌い手で、端役の女優マヅー、二人はふとしたきっかけで知り合うようになる。第二次世界大戦前夜の凶暴な嵐が吹き荒れつつあるパリを舞台に、避難民たちの不安と絶望、愛と復讐をみごとに描ききった名作。ラヴィックとマヅーの飲むカルヴァドスは当時、世界的流行にまでなった。

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  • 外邦図――帝国日本のアジア地図
    3.0
    明治初期から第二次世界大戦終結まで、日本がアジア・太平洋地域について作製した「外邦図」。陸軍が中心となり、戦争と植民地統治の「道具」として、朝鮮、中国、東南アジアと、進出に先駆けて作られた。その手段は、複製、秘密測量、空中撮影であり、現地での衝突も少なくなかった。本書は、初期の陸軍将校たちの偵察測量、日露戦争戦場での争奪、越境空撮など、従来知られていなかった作製の内実と利用の歴史を明らかにする。
  • 学習まんが 日本の歴史 1 日本のあけぼの
    完結
    4.3
    ※デジタル版には紙書籍の巻頭・巻末特集やコラムなどが収録されておりません。ご了承ください。【カバーイラストは岸本斉史先生描きおろし!】日本列島にうつりすんだ人びとが石器だけで生きぬいた旧石器時代から、土器を使いはじめた縄文時代、稲作が広く伝わった弥生時代、大王を中心にクニ作りにはげんだ古墳時代までをあつかっています。どの時代も遺跡から出土するさまざまな遺物を手がかりに、当時のようすが研究されています。日本という国のはじまりには、どんなものがたりがあったのか、なぞの多い時代にせまってみましょう。
  • 学研まんが世界の歴史 1 古代文明のおこりとピラミッドにねむる王たち
    完結
    5.0
    [書籍版巻頭・巻末資料は電子版では未掲載です]文明のおこりとピラミッドにねむる王たちの様子を描く。まんがで楽しく学べる一冊。
  • 【合本版】真・大東亜戦争
    5.0
    あの大長編・架空戦記シリーズ全18巻がまとめて読める!  一九一四年(大正三年)七月、オーストリアとセルビアにて戦争が勃発。ほどなく戦火は、ヨーロッパ全土へ広がり、世界大戦へと拡大した。  三年後、日本も積極的な参戦をすべく歩兵師団をフランスへ派遣し、また巡洋戦艦「金剛」を中心とする援英艦隊を送り込む。今回の参戦には、帝国陸海軍のエリート将校たちに近代戦を実地体験させ、新時代の指導者をつくるという日本軍首脳部の思惑があった。  翌一八年三月、ロシア革命後に誕生したソヴィエト政府と停戦を実現したドイツ軍が攻勢に出る。崩壊した英軍のあとを受けて日本陸軍はよく戦ったが、ついに壊滅的な打撃を被り、戦線離脱を余儀なくされた。一方、海軍もドイツ艦隊を蹴散らすが、「金剛」をUボートに沈められる。  若きエリートたちは、近代戦の恐ろしさをまざまざと知った。  ノンフィクション作家・林信吾と軍事ジャーナリスト・清谷信一が共同執筆した、大長編・架空戦記が合本版として登場! 電子版のみの書き下ろし(17巻)を加え、全18巻がまとめて読める! ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。 ●清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著廣済堂)など多数。
  • 【合本版】桃の侍、金剛のパトリオット 全3巻
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    1900年、清朝末期の中国で、魔神の「金剛力」を秘めた子を産む運命を背負う「桃源公主」が産声をあげた。「香桃」と名付けられた彼女は、神秘教団「義和団」の村で育つが、彼女を狙う清の将軍袁世凱の軍が村を襲撃する。だが香桃は村に潜んでいた旧長岡藩士鬼頭周蔵の機転で日本に亡命した。時は流れて1914年、浅草で占い小屋を営む書生、宇佐美俊介のもとに侍装束の少女が現れ、彼の占い札に妖力が宿っていることを告げる。彼女の正体は成長した香桃だった――。日本近代、辛亥革命、そして世界大戦――激動の極東に渦巻く謀略の最中に繰り広げられる歴史伝奇浪漫! ※本電子書籍は、『桃の侍、金剛のパトリオット』全3巻を1冊にまとめた合本版です。
  • GATO ~ゼロイチの戦場~1
    完結
    -
    全5巻528円 (税込)
    第二次世界大戦の仮想体験をすることになった大学生一行。 しかし仮想現実内に閉じ込められ、ガダルカナル攻防戦に巻き込まれてしまう。 空気の匂い、熱気、餓えや渇きなどすべてがリアルな戦場で、彼らは生き残ることができるのか。
  • 消えた国家の謎
    4.0
    なぜ、「クリミア共和国」はたった4日で消えたのか? 国名の由来を知ることは、その国の民族と文化の興亡を知ること。  「中華人民共和国」実は日本語?  「イギリス」はポルトガル語だった! 「200カ国の成り立ち」から読み解く世界史の裏側。 各国の政治や言語、翻訳事情など、内外の文献を渉猟した著者が 提案する新しい世界史の見方。 【目次】 はじめに  世界200カ国の変遷を読み解けば、世界史が10倍楽しくなる! 第1章 二つの世界大戦で生き残った国家、消えた国家 第2章 第2次世界大戦後に消えた国家、生まれた国家 第3章 アフリカや島国の独立の狭間で消えた国家 第4章 国家の変遷で読み解く世界史[イギリス、スペイン編] 第5章 国家の変遷で読み解く世界史[フランス、ドイツ、イタリア編] 第6章 国家の変遷で読み解く世界史[ロシア、中東、中央アジア編] 第7章 国家の変遷で読み解く世界史[インド、東アジア編] おわりに  本当は間違いだらけの日本語の国名表記
  • 消えない焔(上)(電子復刻版)
    -
    一九一五年、第一次世界大戦勃発後間もなく、ドイツ人のクララは、福岡の俘虜収容所にいる夫を追って来日した。一方、パン職人の水野為一は親を知らずに育ち、窃盗の前科があった。遊廓へ通ううち金繰りがつかなくなり、元知事の別荘に押し入ることを思い立つ。そこはクララが身を寄せている場所であった。忍び込んだ水野と鉢合わせたクララは揉み合いになり……。「暗い連動」他、犯罪の翳を抉る五篇を収録。

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  • 記憶の中のファシズム 「火の十字団」とフランス現代史
    -
    第2次世界大戦前後のフランスで、反ファシズムの標的とされた1人の男がいた。「火の十字団」総裁、ラロック中佐。穏健な中道派志向でありながら、なぜファシズムの権化として集合的記憶に刻まれることになったのか? 現代も活発に続くファシズム論争に、新たな視座を供する画期的な書。(講談社選書メチエ)
  • 菊と刀
    4.0
    恥、義理、恩、礼節――日本人が忘れてしまったものはなにか? そして依然として日本人を突き動かしているものはなにか? 第二次世界大戦中、米国戦時情報局の依頼を受け、日本人の気質や行動を研究した文化人類学者ベネディクト。日系人や滞日経験のある米国人たちの協力を得て、日本人の心理を考察し、その矛盾した行動を鋭く分析した。ロングセラーの画期的新訳。
  • 陸海空元自衛隊幹部が語る 北朝鮮の核戦略、中国の海洋進出
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 陸海空元自衛隊幹部による3本の鼎談:2017年6月号掲載「第三次世界大戦も杞憂ではない」、2017年10月号掲載「北の核で日本と世界が『火の海』になる日」、2018年3月号掲載「中国の海洋進出とマハン『海上権力史論』の誤読」をまとめて電子書籍化しました。
  • 北朝鮮暴発の恐怖を知らなすぎる日本人
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    北朝鮮情勢から目が離せなくなってきた。もともと、独裁国家というものは、権力の交代期に政情不安が起こるものだが、北朝鮮においては、3男の金正恩による継承が明らかになったことによって、長男、次男に賭けていた軍人勢力や、政治要人などがクーデターを起こすことも考えられる環境を作ってしまった。また、国民においても、その生活貧窮は以前にも増してひどくなっており、いつ、エジプトなどのような大規模な暴動が起きても不思議ではない。このように、最早、末期症状となった北朝鮮が、もし、起死回生を狙って、第二次世界大戦時の日本のように、冷静に考えれば勝てる見込みのない軍事作戦をあえて発動させたらどのような経過が考えられるのか。それを、軍事知識・経験ともに豊富な著者が、考え抜いたのが本書の内容である。韓国はもちろん日本にも、恐ろしい事態が起きると予測する。今、北朝鮮を考える上で、必読の一冊である。

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  • 北の詩人 新装版
    4.0
    第二次世界大戦後間もなくの朝鮮半島。詩人・林和は、かつて祖国を裏切り、日本警察の弾圧に屈服して日本帝国主義の植民地政策に加担したという暗い過去があった。その過去をアメリカ軍諜報機関は利用し、林和をスパイとして操ろうとする。謀略の罠に捕らわれていく林和。弾圧から逃れ北朝鮮に逃亡するも、朝鮮の北にも南にも理解されることはなく、ついにはアメリカのスパイとして軍事裁判で処刑されてしまう。イデオロギーと政治権力に押しつぶされ、現在でも南北の朝鮮文学史から完全に抹殺されている悲劇のプロレタリア詩人を描いたノンフィクション・ノベル。
  • キッシンジャー 1923-1968 理想主義者 1
    4.0
    「キッシンジャー一家が1938年夏に捨てた国とたどりついた国は、何から何まで対照的だった。ヒトラーの冷酷な手に握られたドイツは無秩序と暴力の奈落に落ちる瀬戸際だったが、アメリカは“幸せな日々は再び”やってくる国である。 これは、1932年の大統領選のテーマ曲としてフランクリン・ルーズベルトが選んだ歌で、フランク・シナトラが歌っている。」(本書第3章「ハドソンのフュルト」から) 2015年ファイナンシャルタイムズ選出ベストブック。上下巻合計1300ページ。キッシンジャーがドイツ・バイエルン州北西部にある工業都市フュルトに生まれ、ニクソン政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官に指名される1968年までを描く。 1969年以降を扱うKISSINGER:The Realist は続刊。 当代屈指の歴史家ニーアル・ファーガソンによる「世界を動かした男」の超弩級評伝。ユダヤ人を迫害するナチスから逃れ、一家で米国に移住したキッシンジャー少年は、第二次世界大戦末期に米陸軍二等兵として母国ドイツの土を踏み、ホロコーストを目撃する。 戦後、ハーバード大学で政治学を学び、核戦力研究で頭角を現す。不世出の学者・政治家キッシンジャーの原点となる前半生を膨大な資料から浮き彫りにする。
  • 機動の理論 勝ち目をとことん追求する柔軟な思考
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 塹壕戦を打開するために生まれたのが戦車であり、その運用方法が「機動の理論」です。本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて「機動の理論」の本質を解説します。 第一次世界大戦では、連合軍もドイツ軍も正面突撃に固執して膨大な死傷者を出し、塹壕戦が長期に及びました。これを打開するために生まれたのが戦車であり、その運用方法が「機動の理論」です。機動の理論は英陸軍将校J.F.C.フラーが生み出し、第二次世界大戦のドイツ軍、ソ連軍が確立し、イスラエル軍、米陸軍、米海兵隊が発展させ、現代に受け継がれています。本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて「機動の理論」の本質を解説します。
  • キヘイ戰記(1)
    完結
    4.0
    時は一九四五年。第二次世界大戦が突如休戦となってしまった、もう一つの日本。つかの間の平和を謳歌する帝都に、戦地より不穏な男が帰還する。その名も、蛇ノ目 希平(ジャノメ キヘイ)。またの名を、「千人殺しの鬼兵(キヘイ)」。処刑場送りを免れた彼に、異形の巫女が謎の指令を下す。かくして、再びキヘイは苛烈なる「最前線」へと進撃する。
  • 機密は夜に奪われる【イラスト入り】
    -
    1巻921円 (税込)
    時は大正末期、ドイツ貴族と日本の華族との間に生まれた篠宮理人は、第一次世界大戦中のヨーロッパでドイツのスパイとして暗躍していた。敗れ去ったドイツ軍再建の密命を受け、理人は久しぶりに母の国である日本へ帰国する。日独の狭間で揺れ動く理人の前に、かつて恋い焦がれた幼馴染、伊庭慎太郎が現れる。だが伊庭は帝国海軍特務、理人の敵だった…!愛と裏切りが帝都に妖しく渦巻く!!
  • 金正恩 ミサイル連射の真実
    4.0
    北の真意を伝える守護霊インタビュー いまこそ、日本は考え方を変えるべき時。 ミサイル発射実験をくり返すその狙いは?  ロシア・ウクライナ問題に対する見解は? 水面下で進む反アメリカ勢力の共闘とは? ウクライナの後に、韓国侵攻はありえる? そして、日本にミサイルを撃つ可能性は? 私たち日本人の「平和ボケ」を打ち砕き、世界大戦を回避するための道を導きだす。 ◇トランプとは違い、 バイデンは信用できない ◇70分あれば、日本の主要都市はほぼ壊滅できる ◇プーチンはウクライナ侵攻を手加減している ◇ロシアと北による日本への共同行動がありえる ◇北・中・ロが極超音速ミサイルを同時に持つ意味 ◇北・中・ロ、イラン、シリア、南米も反米で共闘か? ◇日本は核議論をしている間に滅びるかもしれない ◇西側諸国の「マスコミ全体主義」が、世界を分断させ、戦争を引き起こす!? ■■ 金正恩の人物紹介 ■■ 1983(?)年~。北朝鮮の第3代最高指導者。金正日前総書記の3男で、2011年12月の同氏の死去後、最高指導者の地位を世襲。 現在、朝鮮労働党総書記、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮人民軍最高司令官等を務める。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、 その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • キャッチ=22〔新版〕 上
    4.5
    第二次世界大戦末期。中部イタリアのピアノーサ島にあるアメリカ空軍基地に所属するヨッサリアン大尉の願いはただ一つ、生き延びることだ。仮病を使って入院したり、狂気を装って戦闘任務の遂行不能を訴えたり、なんとかして出撃を免れようとする。しかしそのたびに巧妙な仕組みをもつ恐るべき軍規、キャッチ=22に阻まれるのだった。強烈なブラック・ユーモアで、戦争の狂気や現代社会の不条理を鋭く風刺する傑作小説。
  • キャッチャー
    -
    舞台は、広島県の南西部、瀬戸内海に面した港の町、呉市。主人公の十五歳の少年、水島潤には不思議な力が備わっている。死んだ人たちが見えたり、その人たちの思いを感じ取ったり(キャッチ)することできるのだ。夏休みのある日、潤は第二次世界大戦中の呉空襲で命を失った十五歳の少女、「陶子」と出会う……。リアルな空襲の描写と、現在の呉のまちの風景をふんだんに織り交ぜながら、死んでいったものたちの思い、生きているものたちの思い、そして、人々が暮らすまちの中に残る思いを描いていく。著者の故郷でもある風光明媚な港町「呉」を舞台に繰り広げる渾身の作品。
  • キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー
    値引きあり
    4.5
    真夜中の通報で呼び出されたキャプテン・アメリカが見たもの……それは仇敵レッド・スカルの遺体だった。だが、その死はキャプテン・アメリカの任務の終焉を意味しなかった。レッド・スカル殺害の犯人アレクサンドル・ルーキン将軍が、現実をも改変するパワーを秘めた未完成のコズミックキューブを盗み出していたからだ。ルーキンは冷戦時代の伝説の秘密工作員ウィンター・ソルジャーを従え、恐怖と破壊による支配を企んでいた。事件を追うキャプテン・アメリカは、やがて残酷な現実と直面する。冷酷な暗殺者ウィンター・ソルジャーの正体は、第二次世界大戦中に死亡したと思われていたかつての相棒バッキー・バーンズだったのだ……! 長い歴史を持つキャプテン・アメリカの数々の物語の中でも特に傑作と謳われた『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』がついに初邦訳! ●収録作品● 『CAPTAIN AMERICA』#1-9&#11-14 ©2021 MARVEL
  • キャリル・チャーチル 前衛であり続ける強さと柔軟さ
    -
    1巻2,970円 (税込)
    現代イギリス演劇を代表する劇作家の一人、キャリル・チャーチルの演劇の多様な側面を提示し、彼女の作品世界が一貫した主題や態度を示し続けているとともに、豊かな多様性を持っている点を明らかにする。時系列に沿ってチャーチルの創作活動を追いながら、各章でその時期の代表作や特に注目に値する作品を考察し、劇作家としてのチャーチルの全体像を示す。 シリーズ〈英語〉文学の現在(いま)へ 第二次世界大戦前後から現代まで、激動の時代に翻弄される世界各地で〈英語〉という表現媒体を共有しつつ、なおそれを問い直してきた作家たちが、文学の「現在(いま)」をどのように切り開いてきたのか――「イギリス」や「英語圏」といった従来の領域的思考を超える〈英語〉文学をあらたに考えるためのシリーズです。
  • 旧皇族が語る天皇の日本史
    3.8
    現存する世界最古の国家、日本。その歴史はすなわち天皇の歴史であり、世界で一番壮大なドラマである。本書で語られるのは、「為政者からみた政治史」ではなく「朝廷からみた日本史」。神々の時代から平成の皇室まで、脈々と受け継がれる八千代の流れを追う。いかにして日本という国は生まれ、二千年以上もの時を重ねることができたのか。その理由は、天皇という存在を抜きに語ることはできない。臣下に暗殺された天皇、怨霊と化し壮絶な死を遂げた天皇、祈りで国を救った天皇、朝廷と戦いつづけたカリスマ天皇……。いかなる政権においても、揺るぐことのなかった天皇の本質とは。大化の改新、元寇、応仁の乱、戦国の世、幕末、第一次世界大戦……すでに知っている出来事でも、従来とは異なる視座に立つことで、新たな様相が現れる。明治天皇の玄孫である筆者だからこそ書き得た気鋭の作。
  • 救国の独裁者
    -
    1巻704円 (税込)
    第二次世界大戦に向かう日本。水面下では宇垣一成内閣を目指す動きがあったという。もし彼が政権を立ち上げていたならば、日本の前途はどうなっていたのだろうか。変革の鍵を握っていた宇垣や石原莞爾、山本五十六たちは、その時、何を考え行動するのか--。禁忌とされる昭和史のif物語。

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  • 九州の鉄道 国鉄・JR編【廃止路線】
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 好評の鉄道シリーズ、今秋いよいよ待望の九州3部作が刊行!! 九州の国鉄・JRの廃止路線を写真と文章で綴る!! 貴重な写真が満載!! 明治の中期、九州鉄道が開業した博多駅~千歳川仮駅間の路線に端を発する九州の鉄道。それを皮切りに時の新鋭交通機関であった鉄道は、短い期間の内に島内へ路線網を拡げていった。その多くは筑豊地方を始めとした多くの地域にあった鉱山から産出される石炭を運ぶことを主な目的として建設された。富国強兵の号令の下、重要な燃料を確保すべく増産に次ぐ増産で栄華を極めた石炭産業。また、輸送手段である鉄道にも活気があった。 人間の生活は短い期間の中で目まぐるしく変貌していく。第二次世界大戦後、急激に増えた自動車の燃料、そして日常に欠かせないものとなっていた電気施設等に関わるものとして石油が燃料、工業製品の原料として台頭してきた。すると石炭産業は衰退し、国内の工業所は多くが閉山を余儀なくされた。そして沿線に多くの炭鉱があった鉄道路線もまた、閑散とした空気に包まれるようになった。 昭和30年代の末期より赤字に苦慮していた旧国鉄は、再建策の一つとして不採算路線の廃止を進めた。赤字83路線。特定地方交通線に指定された路線は廃止の運命を辿り、その執行は民営化後まで続いた。打上げ花火のように華やかな「さよなら」の式典が終わると、ある路線の跡は街に埋没し、山間部に敷かれていたレールは自然に帰した。本書では九州の廃止路線が生きていた頃の様子をまとめて紹介している。遠い日に想いを馳せていただくと共に、かつては機関車の汽笛がこだました彼の地を訪れてみるのもまた一興であると思う。2019年10月 牧野和人(本書「まえがき」より)
  • 95歳、余裕綽々 - 世界最高齢パイロットの人生操縦術 -
    -
    「同乗者は誰も死なせない」 かの大戦中に操縦桿を握った男は今、“飛行機の神様”と呼ばれ、今日も大空を舞っていた――。 世界最高齢と「ギネス認定」された95歳の現役パイロット・高橋淳氏。 飛行時間は2万5000時間を超え、周囲からは「飛行機の神様」と崇められている。 飛行機に魅せられ、少年の頃からパイロットになるのが夢だった。 青年時代を迎えると、日本は第二次世界大戦に突入し、高橋氏も予科練から海軍の大型爆撃機操縦士として南方を転戦し、敗戦近くの沖縄戦で特攻隊に編入されたときには“最期”を覚悟したという。 しかし出撃中、心に誓っていたのは「同乗者は誰も死なせない」という覚悟だった。 幸運にも生きて戦後を迎えると、小型機とグライダーの世界に没入し、類まれなる飛行技術を生かしてフリーパイロットなどとして活躍。 また、組織のまとめ役、指導者としても慕われ、社団法人日本飛行連盟名誉会長を務めつつ、大空を縦横無尽に飛び回る日々を60年以上送っている。 そんな高橋氏だが、95歳を超えた現在でも華麗な飛行テクニックは健在。 週に1度は大空を舞っている。 果たして、第一線で活躍し続ける大ベテランは、空から何を学んだのか? どんな困難にも負けず、自分らしく生きていくためのヒントを語ってもらう1冊。 【著者プロフィール】 高橋淳 (たかはし じゅん) 大正11年10月生まれ。東京都出身。 甲種飛行予科練習生として海軍に入隊。太平洋戦争には一式陸上攻撃機のパイロットとして従軍した。 戦後は小型機とグライダーのパイロット・教官として活躍し現在に至る。 社団法人日本飛行連盟名誉会長、赤十字飛行隊隊長。 2020年5月現在、事業用パイロット世界最高齢ギネスワールドレコード更新中。 『世界ふしぎ発見!』(TBS)など、メディア出演多数。
  • キュリー夫人と娘たち 二十世紀を切り開いた母娘
    3.5
    目 次 第1章 意志の力――ポーランドからフランスへ 第2章 科学と愛――希望と試練 第3章 第一次世界大戦――前線のマリーとイレーヌ 第4章 アメリカ――夢想を超えた啓示 第5章 ある女性科学者の輝きと黄昏 第6章 キュリー家の姉妹――暗闇から日の当たる方へ 第7章 第二次大戦の混乱の中で生き別れたイレーヌとエーヴ 第8章 冷戦下の軋轢で引き裂かれた家族 第9章 エーヴ・キュリー――亡くなった人たちへの誠実な行動  謝辞  訳者あとがき  原注  主要参考文献
  • 教科書が絶対に教えない 闇の世界史
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史はなぜに繰り返すのか? それは、同じ連中が、同じ手法で「原因」をつくり、連続した同じ目的にかなう「結果」をつくりあげるからだ。ピューリタン革命、フランス革命、通貨捜査と経済支配など、国際的陰謀を暴きあげる。マリー・アントワネットを罠に掛けたのは誰だ!? フランス革命から第二次世界大戦まで、近現代史の重大事件を背後から操った巨悪を完全解説。ヒトラーもムッソリーニも、レーニンもスターリンも、彼らにとっては将棋の駒に過ぎない。
  • 教科書には載っていない!戦前の日本
    3.8
    1巻1,120円 (税込)
    今から70年前、日本はまるで別の国だった…。 国会にはヤクザの親分議員がいて、街では政府公認で売春が行なわれている。薬局に行けばモルヒネや覚せい剤が手に入り、カフェでは女給が流し目をくれる。サラリーマンはエリートで、独身女性の憧れの的。エロ写真は禁制品で、秘密のポルノ映画鑑賞会まで行なわれていた…。 20世紀最大の悲劇、第二次世界大戦に突入する前の日本、その新旧入り混じる、混沌の姿を解き明かす!

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  • 教科書には載っていない ワケありな紛争
    4.0
    1巻1,120円 (税込)
    全世界でおよそ3000万人もの死者を生んだ第二次世界大戦。その終結から60余年が経ったが、現在でも世界のどこかでは戦火が上がっている。 なぜ人類は憎しみ合い、殺し合いを続けるのか? 本書では現在でも続く「アフガニスタン紛争」や「イラク問題」、「ソマリアの海賊問題」など23の紛争を取り上げ、対立する勢力のイデオロギーなどを解説。国際情勢に詳しくなくても紛争の“ワケ”が簡単に分かる一冊となっている。

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  • 驚愕の真実を明かす!世界の怪奇譚
    完結
    -
    世界の怪奇情報が丸ごとわかる!  エイリアンやオミクロン、呪いの人形、最恐スポットまで、さまざまな怪奇情報を徹底解説! [目次] 2022年…エイリアンによる地球侵略計画の幕開け 第13の変異株 オミクロンの謎に迫る 宇宙人の記録が暴き出す人類史の嘘と真実 グレートリセットが招く第三次世界大戦 この宇宙は何者かが作った仮想世界!? 最新未確認生物UMAを追え! 知られざるオーパーツの謎を探る 世界中に残された謎の建築物 世界各地に今も存在!永遠に生き続ける即身仏 タイムトラベラーから見えてくる悲劇的な真実 昭和後期~平成初期 未解決事件の真相に迫る 日本各地に残る鬼伝説を巡る 地球は惑星ニビルの流刑地だった 万病に効く超越発電機“テスラ缶”を作ってみた 恐怖!世界中に存在する呪いの人形 種分化による人類分裂が大戦争を引き起こす! 有名都市伝説のルーツを探る 80年間飲まず食わずのインド人が存在する! 心霊系YouTuberオカルトスイーパーズが選ぶ!最恐スポット 絶対に検索してはいけない… Google Earth 写ってしまった怖すぎる怪奇領域 惑星ニビル 裏・星座占い~2022年の運命~ 怪奇現象とは、現在までの自然科学の知見では説明できない現象のこと。 そんな現象は世界中にあふれていますが、タブーとされて表に出てこないこともしばしば。 本書では、注目の怪奇情報をたっぷりピックアップ。 各分野に強いライターがその基礎情報から現在分かっていること、 今後について深く詳しく解説しています。 巻頭はカラーページで、それ以降も多くの資料写真を掲載。 怖い、でも気になる……ますます興味が深まること間違いなしの内容です。
  • 狂人日記。戦争を嫌がった大作家たち
    -
    谷崎潤一郎は戦争を賛美せず、ひたすら男女の愛を描いた――第3次世界大戦を予感する今、彼らの心構えに倣う  【文学者は、いかに「日本の戦争」と向き合ったのか】 昭和初期、日本が戦時体制に入ると、徳富蘇峰のように戦争を礼賛する作家たちが大量に出現した。その一方で、反戦を唱える者は厳しく弾圧された。谷崎潤一郎も『細雪』の雑誌連載を「戦時下に不適切な内容である」と、軍部に掲載を止められた(昭和18年)。それでもこの弾圧に抵抗することなく、黙々と書き続け、戦後、大ベストセラーになったのだ。著者が谷崎をはじめとする「戦争を賛美せず、抗議もせず、嫌がって関わらなかった作家たち」に今、着目するのは、世界が第3次世界大戦に向かう空気に覆われているからだ。戦争に背を向けた文学者たちの態度に、私たちは何を学ぶべきか。
  • 旭日旗、征く! (1) 混沌の方程式
    -
    1935年日本海軍は小笠原沖で米太平洋艦隊に大敗を喫した。それから11年後の1946年12月……アメリカは再び日本に宣戦布告、南鳥島と台湾・高雄港を急襲した。東南アジア諸国の独立をめぐる戦争、日英同盟が存続し、米ソが第2次大戦に参戦しなかった「もう1つの世界」の戦いは日を経ずして太平洋、大西洋の両洋大戦に拡大していく。日清戦争を分岐点に、別の歴史を歩む「アジアの日本」の第3次世界大戦の行方は―――!?

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  • 旭日のGP(上)
    -
    1~2巻495円 (税込)
    あらゆる工業技術の集大成である自動車産業の水準を高めることで、欧米列強も日本に一目置くようになり、ひいては日本の安全保障にもつながる。国産自動車の高性能ぶりを証明するには、自動車レースに出場し、勝利するのが一番であろう。そう考えた山本五十六は、本田宗一郎をレース監督に据え、国際レースに参戦させる。  第二次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台に繰り広げられる、自動車レースを舞台にした異色の架空戦記が登場! ●菅谷 充(すがや・みつる) 1950年静岡県富士市生まれ。1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰し、2004年には第1回モータースポーツ大賞を受賞。米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。以後、60作以上を発表。2013年より京都精華大学マンガ学部教授。
  • 旭日の傭兵団(1) 帝国の粛清
    -
    欧州を支配したドイツは粛軍内乱に突入! 日独戦車兵が駆る鋼鉄の魔象がポーランドの荒野に吼える!  第二次世界大戦後、ソ連はドイツの電撃戦のノウハウを吸収し、巨大な機甲軍団を持つに至った。その脅威は、ヒトラーが統べるドイツ帝国をも震撼させた。ドイツは、ソ連機甲部隊の侵攻に備えるべく新たな駆逐戦車の開発を計画。ポルシェ博士をリーダーとし、日本の資金と技術協力を得て究極の駆逐戦車を完成させた。その名は、駆逐戦闘重機械「マンムート」。ガス・タービン・エレクトリック駆動で90トンの巨体を疾駆させ、二連装60口径12.8センチ砲でいかなる戦車も破壊する鋼の魔物である。時に1947年、ドイツではクーデターが発生。ヒトラーは山荘ごとA4ミサイルで爆殺され、内乱に突入した。新政権に対して蜂起した武装SS戦車部隊を迎え撃つため、ドイツ派遣の日本戦車兵が駆る「マンムート」が出撃した。 ●陰山琢磨(かげやま・たくま) 1963年兵庫県生まれ。3歳のおり自衛隊の基地祭で、通りすがりの61式戦車と見つめあってしまい、初恋に落ちる。高校生の時、学祭のアンケートに「自分に似ていると思う芸能人は?」と書いてあり「ジオン軍のモビルスーツ」と答えたら、女子に変な目で見られるようになった。その後、軍事マニア(専門はAFV)を経て、1997年に『大反撃一式砲戦車隊』(飛天出版)でデビュー。架空戦記、SF小説など著書多数。
  • 近畿日本鉄道沿線アルバム【特急車両編】
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 関西・中京圏に巨大路線網を築いた個性豊かな近鉄車両の写真集の2部作がついに刊行!! 本書では個性豊かな特急車両を取り上げます。 中京、近畿圏の大都市と伊勢神宮、熱田神宮、橿原神宮がある神前町を結ぶ鉄道として、紀伊半島の中央部に路線網を展開した近畿日本鉄道。前身母体の一つである参宮急行電鉄が第二次世界大戦前に投入した2200系を皮切りに、時代の最先端をいくサービスを伴った特急列車を次々と世に送り出してきた。華やかな塗装や内装が目を引く特急用車両だが、一日数百㎞におよぶ運用をこなすには、高い走行性能を求められた。大阪線の途中に急勾配の青山峠が控える経路での高速運転を実現するため、初代2200系は強力な電動機器や制動装置を装備し、車体の軽量化等が図られた。平坦区間での設計最高速度は時速110㎞。33/1000‰の上り勾配下で時速65㎞という走行性能は、現代の電車と比べて遜色ない。また、高度経済成長時代下で新設された名阪ノンストップ特急も、参詣、観光列車と共に近鉄特急を代表する列車の一つだ。10100系、12000系と常に時の新鋭車両が充当された。名古屋~大阪間の所要時間が東海道新幹線と比較される名阪特急だが難波等、大阪南部の市街地へ乗り入れる近鉄は、新大阪からJR在来線や地下鉄に乗り換える必要がある新幹線利用に対して、利用客の目的地によっては利便性の高い選択肢となる。2013(平成25)年に50000系「しまかぜ」。2020(令和2)年に80000系「ひのとり」が営業運転を開始した。色、かたち、内装等に個性的な工夫を凝らした新型電車は、多様化する顧客層の要望に応えた、乗って楽しい快適さが際立つ。 そんな近畿日本鉄道の個性豊かな特急車両の懐かしい車両の写真集!!
  • 近代沖縄の寄留商人
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    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第5弾。 『近代沖縄の寄留商人』は1982年5月15日にスタートしたおきなわ文庫シリーズの記念すべき第1作品目である。沖縄を見直すために・・・これこそがおきなわ文庫の誇りある企てであった。時を経て2012年、再び沖縄を見直すために、そして次世代への橋渡しとしておきなわ文庫は新たなスタートを切ったのである。 本書の著者は琉球大学名誉教授である西里喜行氏。著者は三〇年前の初版当時のまま復刊することに躊躇せざるを得なかったとしながらも,本シリーズ全体の意義を重視してくれた。最低限の誤植訂正に止め、指摘しておかないわけにはいかない点に限って、新たにあとがきにて付記した電子復刻版。 「第二次世界大戦後の四半世紀にわたるアメリカの占領支配時代を経て、一九七二年「返還」後の沖縄に、再び日本本土から多くの人々が移り住むようになった。と同時に、日本本土の大小の資本も沖縄へ入り込むようになった。 「本土人」と「沖縄人」との関係、本土資本と沖縄地元資本との関係は、いま、どのような状況にあるのだろうか。そして両者の関係は本来どうあるべきだろうか。 このような問題をも念頭におきながら、近代沖縄の一つのシンボルであった寄留商人の活動を取り上げ、彼らの沖縄とのかかわり方を検討することによって、沖縄近代史の特質を解明するための一つの手がかりを提供すること、ここに本書の課題と狙いがある。(著者まえがきより)」
  • カラー版 近代絵画史 増補版(合本)
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    本書は、十九世紀前半から第二次世界大戦にいたるおよそ一五〇年間の西洋絵画を概観。上巻は近代絵画の先駆者ゴヤから、ボナールに代表されるナビ派まで。下巻は、世紀末絵画から抽象絵画まで。増補にあたりあとがきを新規に収載し、名著をカラーで刷新。
  • カラー版 近代絵画史 増補版(上) ロマン主義、印象派、ゴッホ
    4.5
    絵画における近代は、印象派とともに始まる、といわれる。しかし、印象派の「革命」をもたらした要因がロマン主義の運動にあるとすれば、広い意味でのロマン主義に始まる大きな歴史の流れの中で近代絵画は理解される必要がある。本書は、十九世紀前半から第二次世界大戦にいたるおよそ一五〇年間の西洋絵画を概観。上巻は近代絵画の先駆者ゴヤから、ボナールに代表されるナビ派まで。名著をカラーで刷新。
  • 近代日本外交史 幕末の開国から太平洋戦争まで
    5.0
    1853年にペリーが来航し、日本は開国へと向かう。明治維新後、条約改正や日清・日露戦争、第一次世界大戦を経て、世界の大国となった。だが1930年代以降、満州事変、日中戦争、太平洋戦争に突入し、悲惨な敗戦に終わる。日本は世界とどう関わってきたのか。破局の道を回避する術はなかったのか。国際秩序との関係を軸に、幕末の開国から太平洋戦争まで、日本外交の歩みをたどる。近年の研究をふまえた最新の通史。

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