火曜日の手紙

火曜日の手紙

2,420円 (税込)

12pt

4.1

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1975年、パリ。母の葬儀を終えたあとのカミーユに、ルイという男性から謎めいた手紙が送られてきた。宛先を間違えたのだろうか? しかし、それから毎週、ルイの手紙は届いた。 ともに育った初恋の少女アニー、村の豪邸に暮らす夫婦、忍び寄る第二次世界大戦……ルイが書きつづる話に、カミーユは引き込まれていく。しかし、彼女は次第に疑いをいだきはじめる。自分自身もこの物語の一部なのではないだろうか――。フランスで40万部を突破した、秘密と愛の物語。

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火曜日の手紙 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年07月23日

    真相が気になりすぎて一気読み。面白かったー。
    恋愛モノかと腰が引けたけど、色薄かった。
    新しいの出たら読みたいけど、名前覚えてられるかな。グレミヨン。

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月03日

    つらい。なんと残酷で、なんとも切ない。
    3人の視点で徐々に浮かび上がってくる、その時の真実。登場してくる人、皆つらい。気の毒でたまらない。
    しかし、それを重層的に組み立てあげる筆力には感心する。

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月23日

    母の葬儀の後、謎の手紙が届き始めた。ルイとアニー、お屋敷の夫人。

    同じ物語が、視点と立場を変えると別な物語になる。

    0

    Posted by ブクログ 2014年08月03日

    事故死した母の葬儀を終えたカミーユの元に毎週火曜日に届く手紙。そこには手紙の差出人の初恋の少女のこと、村の様子、迫り来る第二次世界大戦の影などが綴られていた。

    興味を惹かれる導入部。に対して唐突なノートに書かれた真相。さらにもっと唐突なオチ。
    え? これ何? なんでここに辿り着くの?という疑問で頭...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年03月13日

    この終わり方は賛否両論あるだろうが、私はこの終わり方にガツンときた 
    生まれてくる子は、男の子ならルイ、女の子ならルイーズがいいなw
    それにしても、マダム・メルローは、いつの間にピアノの先生になれるほどの技量を身に付けたんだろう
    女流作家による女性読者にしかわかり得ない本だと思った
    こんな読み応え...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年09月04日

    続きが気になって気になって。こういう本を読む幸せを噛みしめる。
    でも読む人を選ぶ大人の小説かも。

    母の葬儀後から毎週火曜日にくる手紙。

    秘密と嘘が織り交ぜられて語られる物語形式の手紙に、主人公はあるとき気付く。自分自身がこの物語の一部なのではないかと。

    静謐にその疑問の答えがあぶりだされていく...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年12月26日

    「弱き者よ、汝の名は女なり」というハムレットの台詞は嘘だ。少なくともこの小説で弱いのは男だ。ルイ然り、ポール然り。手に入らない、或いは失った愛を夢見るばかり。引き換え女は、アニーにしろ、M夫人にしろ、カミーユにしろ、欲しいもの、愛するものを手に入れ、守るためにはどんなことでもする。
    ミステリではない...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年08月08日

    父を戦争で亡くし、母も亡くなったカミーユのもとに沢山のお悔やみの手紙とともにルイという差出人から一通の分厚い手紙が届く。第二次大戦中にアニーという少女が体験した数奇な運命をつづっている。毎週火曜日に、アニーから、村の豪邸に住む婦人から、アニーの幼馴染で初恋の男性から、それぞれの立場から書かれた手紙。...続きを読む

    0

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