この終わり方は賛否両論あるだろうが、私はこの終わり方にガツンときた
生まれてくる子は、男の子ならルイ、女の子ならルイーズがいいなw
それにしても、マダム・メルローは、いつの間にピアノの先生になれるほどの技量を身に付けたんだろう
女流作家による女性読者にしかわかり得ない本だと思った
こんな読み応え
...続きを読むのある本に出会えて幸せだ
1975年、パリ。母の葬儀を終えたカミーユに差出人のない手紙が届く。そこに書かれていたのは、数十年前の愛と憎悪の謎めいた物語だった。
フランスで五つの文学賞を受賞し、40万部を突破したベストセラー 25か国語に翻訳 今作がデビュー作
P137 ❝人生においては、常に視点を変えてみるといい。意見ではなくて、物の見方を変えるということだ。❞<カミーユ>
P256 ❝そう、夫に裏切られた女は母親になるしかないの。❞<エリザベート>
P307 ❝心理操作はひとつの武器なの。他の武器より誤る確率が低いわけでも高いわけでもない。ただ唯一、完全犯罪を実行できる武器であることは間違いない。❞<エリザベート>